記憶のお話。
いつからか、自分の記憶に自信がなくなっていて、突然思い出せと言われるとパニクってますます思い出せなくなる。本日の案件は今年初めまで使っていたデスクトップタイプのパソコンをどう処分したのかってことだった。その中にはお嬢の大切なものが沢山保存してあったはずで、いきなりあれは?と言われ気が動転。「記憶にございません」と逃げるわけにも行かず、突然記憶を辿ることに。あんなに大きなものがそうそうなくなるわけはなく、倉庫代わりになっているわが家の奥の二階にでも入れたか?と探し回るも見当たらない。しかし、処分したという明確な記憶も無い。で、急ぎそのパソコンのデーターが今のパソコンのどこかに在るのではないかとわが家の専属専門家に電話。たまたま近くに住んでいて、たまたま手が空いていたT氏がすっ飛んで来てくれた。しかし、彼もこのご時世。めちゃくちゃ仕事が増えているらしく、わが家の作業の全てを思い出すところまで行かない。色々やっていたが、矢張り以前のパソコンを探すしかないか、というところまで来た来たその時。まるでインドの魔術師の壺から煙が湧くようにぼわ~っと、我が記憶が蘇った。といっても本体の行方では無く、データーのバックアップをとっていたという記憶が出てきた。それはデスクのすぐ側にあり、祈るような気持ちでさし込むと、「在ります!」というT氏の嬉しいお言葉。やったあ~!てなもんだ。
もし、無かったらどうしてくれよう?という形相だったお嬢の溜飲が降りたのは間違いないが、こっちも心底ホッとした。
しかし、いまだ旧パソコンの行方は分からない。ま、いっか。これでホントに処分しても良いことが分かったんだからよしとして綺麗さっぱり忘れよう。、、、、これぞストレス解消法。なり。