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2020年9月

2020年9月28日 (月)

歌うこと。声を出すこと。

今宵はちぇち練。行く前はちょっと大義。しかし行って、まずはみんなの顔を見るだけでもなんか嬉しい。そして声を出し始めるとマスクをしていても楽しい。やがてピアニストが来て、指揮者が来て、練習を細かくやり始めると、なかなかに難しいドニゼッティ。しかし、難しいからこその楽しさもある。ドニちゃん、ここ、なんでこうなるの?と文句を言いたいところだが、全体を通すとこれが面白いんだろうな~。二時間の練習が短く感じられたのは充実していたのだろう。

以前ゲストで歌ってくれたM嬢が練習見学にお越しになる。来月のコンサートのご案内がその目的ではあったが、外部の人が居るだけでみんな緊張している。良い緊張だ。みんなの声を聞きながら思わずウルウルきてしまう。M嬢の、本当に歌えない事は悲しいし寂しい。でも、そのおかげで自由に歌えていた時間がどれほど大切だったかがよく分かりました、という発言にみんなも頷いていた。そして、貴重なこの時間を大事に守って行きたいとも。ホントにそうだ。コロナなんかに負けてばかり居られない。

てことで、解散して夜道をトットコ帰る時は、行きよりも義妹との会話も弾んでいる。

とにかく籠もっていても、どっか心は解放してないと、ヤバいことも起きるかも知れない。人間は弱い動物だ。

2020年9月27日 (日)

心理学。

人間持てる日ってあるんだろうか。おとといは二人の友人からランチのお誘い。うち一人と食べていたがスマホを忘れていて、もう一人のお誘いは帰宅してから知ることとなる。その日は娘からも誘われたりと、集中していた。こうして色んな人と深く話をする機会が減っているが、やっぱりこうしたことは必要なことだとつくずく感じる。T子はご主人を亡くしてもう数年になるが、時々めちゃくちゃ寂しくなることがあるという。そういうとき、あまり気の進まない人と付き合うとろくな事は無いという愚痴を聞く。ま、そうだろう。彼女の東京在住の友人が新宿の近くに住んでいてノイローゼになり、自殺未遂をしたと聞く。さもありなん。こっちに住んでいる人にはピンとこないかもしれないが、半端ないストレスの中でそういう人が出てもおかしくない。その人は精神病院に手を縛られて入院しているという。

しかし、今日又女優の自殺かも?が報じられ慄然とする。あまりに多くない?今日亡くなったTさんはお子さんが二人もいる。何故?という思いが拭えない。売れてない芸能人ならいざ知らず、しっかり仕事をしていた人だ。本当に人間の心のメカニズムほど不可解なものはない。

勿論一般人も大変多くなっていると聞く。こんな時代は過去に例を見ないと聞いた。ほんと、一体全体どうしたことか?どこかに原因らしきものがあるとは思うが、、、、。

ニュースで全盲の高齢者の女性が放送大学で14年目にして卒業証書を受けとったというのがあったが、「心理学」を専攻していたようだ。今、最も必要なのは心理学かも知れないなあ。

そういえば、4年生の孫べえが、「心理学の本買って!」と帰るやいなや母親に言ったらしい。こっちはどうやら好きな女の子の心理が知りたいだけのようだ。いやはやいやはや。

2020年9月24日 (木)

あくび。

不安定な天候に体調まで不安定に。一日おきに睡眠不足が訪れ、逆に今日なんかめちゃくちゃ眠い。一日中眠い。世の中の不安要素も一向に収まらない為か、日々ストレスを感じる。

そうした中で、老人夫婦が一応仕事もし、何かと動けているのはかなりめでたいことでは無いのか。って、自分に甘い。めでたいのはおつむの方かもねえ。

本音を言うと、出来ないことが日々増えていることに気付き、がっかりしたり驚いたり。何故これが出来ない?ついこないだまで出来ていたのに?と思うことばかり。久しぶりに友人と話したら全く同じで、その人の場合はご主人にかなり手がかかるようになってしまって、遂に娘さん夫婦と同居を決めたとか。だろうねえ。一人で抱え込むよりは使える駒は全部使った方がお互いのためだ。

ここまで書くのに100回くらいあくびをしている。なんだろ?これ。夏の疲れが出てる?気圧のせい?

 

ま、休養したら又復活だ。

2020年9月21日 (月)

天才ってホントにいるんだ!

かなり涼しくなったのもあり、母をお墓参りに連れて行く。車椅子の乗り降りさえ危うくなってきているが、それでもこうしたお出かけをいたく喜んでくれるから、やりがいがある。手を合わせたあとは、五色台までドライブ。娘と孫べえは別の車でこっちが道案内。ホントに久しぶりで国民休暇村まで走ったが、こんなに遠かったっけ?というほど遠く、緑のトンネルはもの凄く成長して鬱蒼としていた。段々良い感じになっている。母は近頃どこへ行っても、「一度来たことがある。いつだったかは思い出せない。」が口癖だが、今日ばかりは車を降りて瀬戸大橋を一望にしたとき、「まあ、こんな所に来たのは初めて!」と感動しきり。白内障の手術をしておいてホントに良かった。

県外ナンバーの車もいるにはいたが、それほど多くないのは穴場かも知れない。バイクのツーリング団体やたら多かったのは流石に知ってるんだ。昨日は親子でまんのう公園でサイクリングしたらしい孫べえは今日も自然に触れて大いに楽しんでいる。こうして手の届く場所に自然が多いというのは田舎ならではだと、母が何度も言う。彼らが転居してきたことに付加価値を見いだすつもりらしい。実際そうでなくとも、あのまま東京に住み続けていたら本人達も大変だが、離れている我々も気が気でなかった。ホントによくぞ帰ってきてくれたもの。てな話しはこないだ婿殿も一緒の食事会でさんざん彼も話していたことだ。結局は彼のチョイスの勝利だろう。とはいえ、今後もここが最適だと言い切れるかどうか?一寸先は闇かも。

 

今宵将棋界の天才若者藤井聡太がNHKスペシャルに取り上げられていたが、とても面白かった。小さい頃負けて周辺が困るほどに泣いたというところをみると相当な負けず嫌いなんだろう。その負けず嫌いが彼をあそこまで成長させたのではないかと番組は語る。師匠という人も、天才かも知れないが地道な努力をし続ける人間だと評価していた。ずっと見ていて、その集中力と粘り強さに驚かずには居られなかった。コンピューターをしのぐ強さだと言うから凄い。何もかもAIに取って代わられるのではないという、弱い人間の希望の星だ。 

2020年9月18日 (金)

観劇の日。

先月に続き今日も観劇。大ホールで相変わらず1席ずつ空けて前後も重ならない配慮をして上演。流石に今日はマイクを使用していたが、あれでなくては無理だと思う。その上で尚、役者達は明瞭なしゃべり方をしていて、その上大声になるもんだから時々声が割れてしまう。彼らも慣れないことだもんねえ。それにしても大勢の人が集まった。会員が100人も減ったと聞いてるが、残りの人はほぼ参加しているようだ。発表では数名の会員増があったようで拍手が湧いた。丁度玄関に着いたところタクシーなどで駆けつける人の影は全て高齢の女性。ある意味良い時代なんだ。

平均年齢が高い人たちにはうってつけの内容で、おそらくは100パーセントに限りなく近い人が泣いたのではないか。かく言う私めもしっかり泣いた。

戦後30年たったある日、週刊誌の記者がスターの私生活を暴いたり政治家や財界のスキャンダルを追っかけたりの日々に嫌気がさしていたところに偶然古い写真集を見つける。そこにはセピア色に変色した家族写真が99枚載っていた。それらはいずれも男性の姿が極端に少ないことに気付いた記者はこの写真が戦地にいる息子や夫に宛てて送るためのものだと知る。そこからこの家族写真の人々を探す作業を始め、遂に三分の一の家族にたどり着く。その人々にはそれぞれに戦争によって運命が変わってしまった事実があった。

ある一つの家族は戦地の息子も赤ん坊を残して戦死。娘は軍需産業に従事していて爆撃で死亡。老夫婦は地獄の苦しみを味わう。。。。

ああ、戦争は嫌だ。と誰もが思ったはずだ。この劇団は、今日が100回目の公演だとか。コロナ期にこうして多くの観客に見てもらえたことと、100回続いたことの感激で舞台と客席が一体となって感動を分かち合った。

やっぱり芝居は良いなあ。直截的に訴える力がある。

2020年9月17日 (木)

イチジク狩り。

今日は朝から多忙だった。来店客もあったが、個人レッスンもあり、その上お客様からのお誘いの電話がかかる。「わが家のイチジクを差し上げたいのですが、、、」勿論参ります、とお答えして早速仕事中の娘にライン。子供も一緒に行って体験させたいというので、それもお願いして子供の帰りに合わせてお出かけ。

ご主人がリタイアして広い土地に元々植えてあった野菜やフルーツの木を大切に育てているというお話は常々聞いていた。しかし、想像を超える大規模な果樹園となっていて驚く。季節ごとに楽しめるように色んな物が植わっている。今日はイチジクのほかに レモンやカボスやピーマンやなんかを頂いて帰ったが、うらやましい限りだ。孫べえはそこに同い年の男の子が居て聞けばゲームは一切やらないという子供だと分かり妙な顔をしていた。自分の周辺ではやるのが当たり前の友達ばかりだから、実際どう想ったのか?まさかここまで来てゲームの功罪を議論するとは思わなかったが、帰りの車ではそれが話題になったな~。ま、我が息子の子供時代もこれは結構な問題ではあったけどねえ。

その後用事で立ち寄った友人宅に好物と分かっていたのでお裾分けして大喜びされる。わが家も早速料理に使い、残りの中から母にもと想っている。昔からある食べ物は殊の外喜ぶからねえ。帰宅した夫もすぐに感激して一個パクリ。ま、好きな人が多いわなあ。

 

それにしても今日は多方面から先日の子供二人の車内死亡の話題を聞いた。母親の同窓生とかいう人の話や、停めていたパーキングを通った人もいて、車内はのぞき込めないようにしてあったそうな。色んな要素が悪くマッチしてあんなことが起きてしまったんだろうなあ。不妊治療で悩んでいる人からすると腹立たしい事件だというのも聞く。確かにねえ。

夕方のニュースでは、生徒に猥褻な行為をさせたとして逮捕起訴された元教員が実刑判決を受けて証人台に倒れ込んだというのも流れた。まさかそこまでの判決が下るとは思っていなかったということらしい。

古今東西、煩悩に人生を狂わされる人が後を絶たない。林檎をかじったイブの血が今にして連綿と流れているのだろう。

2020年9月15日 (火)

ちぇち練の夜。

夕べはちぇち練。通常より遅く集合19時半から21時まで。短くとも充実した時間にと集中出来たように思うがどうだろう?やった感があったかどうか?それでも声を出すという行為は爽快感があるし、難曲にチャレンジする面白さも味わえたのではないか?ま、当分これで行くほかない。

マスクの新作ものを持参したメンバーがいて、ま、本番はこのタイプが良いかな~と。。。時代にあったように考えなくてはいけないなあ。

練習の前にとあるお店に買い物に行ったは良いが、めちゃくちゃ不慣れな店員さんで、途中もうケッコウですと帰ろうかと思ったが、ま、色々事情があるんだろうとガマン我慢。急いで義妹を迎えに行ったが練習には少し遅れてしまう。あちこちでこういう不手際が起きているな~。人員整理の余波かも知れない。

帰宅したら夫は既にご就寝。遅い食事を軽く済ませ、翌日顔を合わせたら鬼の首を取ったような顔をしてとある物体を出してくる。その白い細い堅いビニールがおかずの中に紛れ込んでいたらしい。危うく歯がこぼれるかと思った、とのたまう。で、これは何だ?と言われあっと思い出す。息子から送ってきた荷物の中に「魚醬」の小瓶が入っていて、これ使ってみようと瓶の蓋を開け始めたが、堅いのなんの!必死で開けてょうやく取れた訳だが、どうもその時の勢いで鍋に飛び込んだらしい。いつものように二人同時に食べるなら問題なく見つけられただろうが、運悪くこういう事になっちまった。こりゃ又失礼!ってなもんだ。でも、こんだけ色が白いのに、どうしてすぐに見つからなかったの?と言いたい言葉は飲み込んだ。

兎に角力がなくなって、こういう類いの蓋がホントに開けにくい。

それにしても、魚醬って、美味しいなあ。ち~~ん。

2020年9月13日 (日)

ピアノコンクール。

昨日の孫とのプールが祟って体中が痛い。が、これをを乗り越えないといけないんだろう。医師のお話では体力回復に最短らしいから。ま、しばらく頑張ろう。

何が難しいって自分をコントロールすることが一番難しい。本来の自分は意志薄弱だし出来ないことの弁解はあちらこちらから引っ張って来てやり過ごす名人だ。自分で敷いたレールさえ外れてもなんだかんだと理由を付けてやり過ごすことが出来てしまう。おそらく、多くの人がそういうものかも知れない。

例えば大麻所持で逮捕の伊勢谷容疑者がそうだ。本来の弱い自分の上に、この手の薬物は拍車をかけるから怖い。一度そこへ足を踏み入れたが最後自力で抜けるのは相当に難しいようだ。ストレスの多い仕事をしている人は特にそうなってしまうようだ。

だから一般ピープルも要注意ということだ。若者に利用者が増えているということもある。だんだん身近になってきていると認識しなくては。

では、人は本来の弱さからどうやって抜け出せるのか?

昨夜の遅い時間にNHKBSでピアノコンクール浜松のドキュメンタリーをやっていた。「蜜蜂と遠雷」という本に沿って編集されていたその番組をつい最後まで見てしまう。一人の日本人ピアニストを中心に据えた番組は、一人の人間としてのピアニストを描いて成功していた。幼い頃から厳しい訓練を受け、迷いも無く一筋にその道を歩んだ青年、若干19歳にして老成の感がある。もしかしたらこのようにそのように、人間は矯正されなくては全うになれないのかもしれない。厳しくともそうしていく中で自分を成長させ心を磨き熟成させることが出来るのだろう。

その彼が指導者として出会った中村紘子というピアニストの役割は大きい。才能を見いだし的確な助言を与え病に倒れた彼の心を支え続けたようだ。落胆から再生へと彼が階段を上り始められたのは師のおかげだと彼は言う。そして彼が今は亡きその師の為にコンクールで弾いた後のすがすがしい笑顔。結果は日本人初の第二位だった。

誰もがここまで厳しい世界には居られないにしても、心のコントロールは可能。まずはそう思わないといけない。。。。そこだよねえ。

2020年9月12日 (土)

記念日。

今宵は娘夫婦の結婚二十年記念と娘の誕生会を夫婦でやりたいと言い、おばばは孫べえのお守りにマンションへ。実は最初はみんなで中華料理に行こうと話していたが、予約の段階であまりに対応の悪い人のおかげで出鼻をくじかれ一度キャンセル。急遽別のお店に。ゲームを友達とやりたい孫べえとこっちはお留守番ってことにプラン変更。いやはや、今時あんな電話対応で良いのかしらねえ??とブチブチ。

結局フレンチにした二人。迎えに行くと、上機嫌の娘からその理由を告げられる。どうやらお店でお祝いの花束のプレゼントがあり、デザートまでおまけしてくれたらしい。そのお店の人のセリフが面白い。「20年もご一緒なんて、そう簡単なことではありませんよね!?」ま、今時はそうかもねえ。そして波瀾万丈の二人の人生。つくずく「良かったねえ。色々あったけど。」と車内で語り合う。そして何が嬉しいって、婿殿が、「次はみっちゃんと二人で飲みに行きましょう。」と言ってくれたこと。昔と違ってあまり飲めませんけどねえ。そう言ってもらえるだけで嬉しいじゃないの!?その日の為に体調調整が必要だな。やれやれ。

 

これからどんな時代になるのか。何が起こるのか。全く予見出来ないが、何が起きてもわが身辺に関わる人々には、上手く生きていって欲しいもの。ちぇちのメンバーもしかり。先が読めない時代、目の前1メートルの幸せを成就することからだな~。

2020年9月10日 (木)

踏ん張って生きる。

先日ある方から大きなプリンターを頂いた。いつもならわが家の専属IT教授を呼んで取り付けて貰うところだが、つい出来心が湧いてイッチョウ自力でやってみるか!と昨日半日かけてやってみた。見慣れない用語やら意味不明の横文字をニャンとか年寄りの感を駆使してやってみたら、なんとかかんとか完結出来て、夕方帰宅した夫から拍手を受ける。「長文の印刷にはわが家の新しく買った家庭用では用が足せないんです~。」と愚痴を言ったところ、逆パターンで新しく家庭用に付け替えた人がじゃあ、内のを上げますよ、と言ってくれたわけだ。言ってみるもんだな~。おかげでただいま自分用のプリンターが2台パソコン横に鎮座ましました。早速種類の違うインクジェットや専用用紙をネット注文。間もなく使える予定。

本当に、ほぼ何にも分かってないアチクシが、こうしてパソコンやら車やらスマホやらipadやらと現代の道具を使えるというのも、不思議というか有り難いというか、、、、結局文明の上澄みのみをなめながら人生終わるんだろうな~、と考えると面白いもんだ。これだけ世の中が複雑になってくると、全て本来の専門分野は専門家に任せるのが理にかなっている。一般ピープルはその美味しいところだけを享受していれば良いと言うわけだ。そして専門家と呼ばれる人たちはますます深~い所へと入っていくんだねえ。

そう考えるとスシローに行って上のネタばっかり食べる孫べえのこともあんまり叱れないか~、って、そういう所にも長く行けてないけどねえ。

 

FBというのも時々は情報を知る為の道具になる。同窓生が入院しているらしい書き込みがあって心配していると別の友人からそれが事実だと告げられる。立派な体格をしてしっかりお仕事をしているはずだったが、、、どうなんだろう。こうしてアチコチで倒れただの熱中症だのと年相応のニュースがささやかれる事が多くなった。コロナ禍によるストレスをその原因に挙げる人が多い。だろうねえ。口を開けばその話だ。あの二人の子供達を置き去りにして死なせてしまった女性も、こういうストレスの中で発散したかったのかも知れないなあ。勿論許される事では無いが、同情の余地があるとしたらそこんとこくらいだなあ。可愛い盛りの子供達。なんとかならなかったのかなあ。道行く人に助けを求めるのも出来なかったのだろうか。そもそも暑い盛りに人も出ないかもな~。色んな条件が重なっての事件だろうなあ。

ここはやっぱり、一人一人踏ん張る時だな~。

 

2020年9月 7日 (月)

新しい生活?

毎日毎日あっと言うまに時間が過ぎる。そして妙に疲れている。手の疲れは物を取り落とすことになり目の疲れは視野を狭くする。冷蔵庫の中を整理して、思わぬ物の存在に驚く。疲れすぎて眠りが浅く、やたら逝ってしまった人たちの夢を見る。そのせいかどうか夕食後なんかちょっと仮眠しないと身体が動かない。そしてベッドに倒れ込むように暫く寝てしまう。。。。これら全て夏の疲れにしてしまおう!と思う傍ら夫が、「老衰」と判決を下す。ごもっとも。

それにしてもこれでもかとコロナ下のマイナーな情報が入ってくる。今日は我が母校でもある高校の合唱部定期演奏会が中止になったと知らされる。公立高校だから厳しいのかも知れませんが、皆さんも心して備えて下さい、とある。そうで無くても毎週やっていた練習が月1,2回になっていて、時間も短い。いつもなら他の日にプラスαの練習があるのもH先生他界されたのもあって、ゼロの状況。練習会場に行くのもケッコウびびっている状況下で、マスクやフェイスシールドの検討もドイツの研究では効果が無いと指摘されるなど、考える端からことごとく後退している。どうすれば良いのか。指揮者佐藤裕氏の行った兵庫芸文での演奏会の報告から改めて学ばなくてはならないだろう。、、、しかし。。。県や市からの注意喚起の文書が度々届き、やる気が削がれるのも事実。H先生ごめんなさい。あなた様の熱意を継承していかなくてはと強く思ってはいるのですが、日々心細くなるばかり。と夢の中で謝っている。

 

そうした状況の中で、短歌の会も試行錯誤の段階だ。新しいことをするため費用をかけても実際その器具が十分使えなかったり、いわゆるITに弱い人たちを置いてけぼりにしないためにどうするかの悩ましい問題を話し合ったり。結局どうしてもこれまでのような形での歌会は不可能だということが段々分かってくる。広い部屋が必要だが、そうなると声の大小で聞き取りにくいということも起きる。うどん屋さんではトッピングは個包装、ネギを取るのに一人一人スプーンを配る時代だ。マイクだって回すのは芳しくないかもしれない。当分色々やってみるしか無いのだろう。そんな心配が一切無かった時代の歌会が懐かしい。

 

これまで当たり前だったことが全て否定されて新しい生活なるものを創り上げていく時代。、、、相当覚悟が要るな~。

2020年9月 1日 (火)

四国良いとこフルーツ美味しい。

今日から9月というのに、日中の暑さは真夏と変わらず、少し動くと汗がだらだら。今日だけは洗濯以外一切外に出ないことにして家事に精出すと決める。

今朝は遠くから車で来られるお客様が、ご自宅の庭のイチジクを山ほど届けて下さる。これが非常に美味しい。今年の最高の味。毎度の事ながらフルーツを頂くと殊の外嬉しい。実は昨日は簡単には手に入らない高級なイチジクというのも貰った。おとといは水晶文旦なるものを友人からいただき、プリップリの実に感激した。ちゃっかり半分は娘に持って行かれたが、大きな実は夫婦で分け合ってじっくり頂くのに丁度良い。シンプルに何も付けずにそれだけで最高だった。イチジクの方は今時の料理法でハーブやなんかとオリーブオイルで頂くと高級料理になる。幸いなことに夫は苦手で独り占め。まだ仕事中だった娘にラインでわが家の夕食を写真で送りうらやましがらせた。なすの煮浸しや、アスパラガスの豚肉巻き、野菜の酢漬けなど、ちょっぴり時間をかけた訳だ。しかし、大根おろしをブレンダーで作り、調味料まで入れて冷蔵庫に入れたマンマすっかり忘れていた。これを豚巻き巻きにかける予定だったのに~~~。グスン。ま、くよくよしない。ストレスが一番の敵だ。

 

昼のテレビ番組で、「終活」についてやっていて、ノートを書くことで自分の残りの人生の目標が見えてくる、、とかやっていた。自分的には、もしそこに書くなら、「ストレス回避して生きること。」と入れたい。その為にどうするかという事だが、随分以前からこの点については努力してきている。これ以上の薬は無いと思うのだ。単に「回避」だけでは無い。プラス「解決」が必要だ。解決が無いと本当の回避にはならないと思うから。

傑作だったのは、その番組にHというやかましい料理研究家?が出ていて、いきなりまくし立てたこと。自分の夫は8ヶ月前に亡くなったばかりでそんな話ししたくもないし、そんなこと考えたって仕方が無い。内の旦那は一切何の準備もしてなかったけど、何の問題も無かった。多少の面倒も残った家族で話し合う良いチャンスになったくらい。とかとかとか。。。・NHKはきっと慌てただろう。番組の趣旨とは真逆の発言だった。呼ばれたゲストも内心立て直しを図っているように見えた。観てる方は面白かったが、制作側はオロオロ?こっちはハハハ状態。生放送の面白さだ。が、NHKはこういうの駄目なんだよねえ。決まったラインを外れるのはねえ。

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