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2020年8月23日 (日)

オンライン鑑賞。

香川県出身のソプラノ歌手小濱妙美女史の初めてのオンラインリサイタルを拝見した。有料の視聴は初めてだったが、一長一短というべきか。高音がなんといっても上手く処理できてないし、いわゆる臨場感は勿論無い。しかし、映像ならではの、間近で表情を観ながら聴けるのは一興ではあった。舞台だと、細かい表情までは見えないからだが、ズームしたときドキッとしたり、角度によっては非常に神秘的に映ってこれはこれで楽しめた。相変わらず各国語を駆使しての長時間演奏は凄いというしか無い。日本歌曲も少しあり、日本語を綺麗に発音できる人だと改めて思った。寂聴さんの詩に曲を付けたものは内容もさることながら祈りの心が含まれていて、表情共々感動した。、

祈りといえば、蝶々夫人の「ある晴れた日」から始まった第二部の方は「カッチーニのアヴェ・マリア」「パーチェ」「トスカ」「献呈」などは全て神への祈りが含まれていて、聴きながら敬虔な気持ちになったし知らないうちに涙が流れていた。この時代に歌手としてなすべき仕事をちゃんとやった、という感じだ。

そして古希を過ぎて尚、歌い上げるフレーズの力強くて長いことに驚かされる。例によってピアニストがいつ指を下ろそうかと待ちに待っている様子が面白かった。立派な体格もそのままで、見終わって自分が元気になっているのに気付いた。

同じ画面に「猫」を扱った動画が出ていてつい見てしまった。田んぼにねずみ取りにかかった猫がうち捨てられているのを若者が見つけ、医者に連れて行くところから始まり、すっかり元気になって環境に馴染んでくるところまでを観たが、いや~楽しかった。わが家は猫アレルギーばかりで絶対飼えないから、せめてもの事だったが、けっこうこれでも楽しめた。

 

世の中、もしネットがなかったら出来ないことがどんどん増えるな~。逆にその便利な点だけを享受していけるのも有り難い事。柔軟に柔軟に。。。。

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