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2020年8月 2日 (日)

蝶々さん。

疲れているときは、何故かドラマや映画を見たくなる。夕べ、BSでNHKドラマの再放送をやっていて、途中から見た。それというのも、たまたまかけた時に、「コレラ」という言葉が出てきたので興味を持って見始めたら前編後編続けてあるというので、頑張って?見た。あのオペラの蝶々さんをリメイクしたもので、オペラをどう料理したのかという興味もあった。

結果、やっぱり泣けたし、面白く筋を変えていた。一番の違いは彼女の夫になる男性の扱いだ。オペラでは、悪気は無いが軽薄で、友人の忠告も聞かず蝶々さんと結婚してしまい、子供まで出来たのにアメリカ人の女性を伴ってせめてもの償いとしてその子供をもらい受けに来る、という話しだったが、このリメイク版では、本気で彼女を愛してしまい、1年後に帰ってくるが、彼女の幼なじみに阻まれ説得され、会わずに帰国してしまうという設定になっている。こちらの方が本気度が高く、好感が持てる。蝶々さんが最初は憧れからだったが、付き合う内に彼の人柄や思想に本当に惹かれていくというあたり、こっちの方が、より人間味があると思えた。だからこそ最後は自害出来たというストーリーは納得出来る。そして、その子供が成人して、実際のオペラの公演を見て、母親の死について納得するという下りは面白い設定だった。確かにオペラでは描かれてない世界だが、アメリカに渡ったその子供に生みの母親の自害がどう理解出来たか、知りたいところだ。

全編オペラのメロディが流れて、情緒的で、美しい仕上がりになっていた。主役の宮崎あおいの演技力に負うところが大きい作品ではあったかな。

「コロナ」ならぬ「コレラ」で町中がボロボロになっているという描き方は偶然今に重なっていたしな~。

なかなか良かった。

 

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