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2019年10月

2019年10月30日 (水)

健康診断。

近頃健康診断を受けるとご褒美が出るようだ。お国も色々お考え頂いているようだが、それで何か変わるのかしら?イマイチピンと来ない。で、昨日かなり遅れて結果を聞きに行った。すると血液検査他、全く異常なし。中性脂肪やコレステロールなどの悪玉菌とやらもかなり減少しているし、肝臓腎臓問題なし。糖尿の気もないらしい。残るは肺と胃の検査だけ。あ、婦人科があったか。「内臓脂肪が減ってそのせいで数値が良くなっているのでしょう」と医師のお言葉。信じられない。息子に電話でそう言うと、「そんな風な身体には見えん」ととのたもうた。アンタに言われたくない、と最近不調の息子に嫌みを返す。大体が不真面目な方で、周辺から行ったかどか聞かれてようやく重い腰を上げるこの手の検査。しかし、それで手遅れになった人が身近にいるから、行こうとは思っているが。。。

ついでにインフルエンザの注射も済ませ、はればれ~。祝杯を上げようと娘に電話すると夫婦でイタリアンに行くと言うので合流することに。こっちと違って婿殿はかなり色々書かれていて、普通なら青くなっているところだが、これが若さか、平気の平左。ま、ある意味なる様にしかならないが。

 

で、本日は晴天なり。朝から夏物冬物の入れ替えやら物置の整理やら黙々とやっつけた。本業もあり、間では発声練習に来る人もいて、今日は充実した一日となる。近くの団地から来られたお客様の話しでは、どうやら団地も体調を崩す人がボチボチ。高齢化の波はじわりじわりと及んでいる。

ま、今のところこうして動けていることを感謝だ。明日は羽床までお歌の練習。土曜日は短歌の歌会。翌日は博多。これからも多忙な日々だ。

 

 

 

2019年10月29日 (火)

「笑う男」を観て泣いた。

O先生が集客に殊の外お困りと聞いて、友人達を誘い3人で「ビヨンド・シネマ」なるものに出かけた。映画の上映は間違い無くあるし、それに八重奏団が加わるなら、、、と想像を膨らませて出かけた。

結論から言うと、行って良かった!K女史の言葉ではないが、「思いがけず拾い物をした気分」そのまんま。

無声映画「笑う男」は題名くらいは知っていたが、内容も殆ど識らず、無声映画そのものも馴染みがない。チャップリンくらいだろうか?

そんな人が多かったのではないか?心配したよりは席が埋まっていたように想うが、それでもこの作品を鑑賞するには少ないと言える。この企画は瀬戸芸の一環らしい。にしては宣伝がイマイチ?それはともかく、この映画の持つ魅力にまずは圧倒された。笑っているようにしか見えない顔に整形された元貴族の青年が道化師として人気を博す。同じ見せ物小屋のメンバーに盲目の美人がいて、二人は思いを寄せるが、彼はどうしても彼女に気持ちを打ち明けられない。彼女も目のコンプレックスがあり、積極的には慣れないが、いつしかお互いの気持ちが通じ合う仲に。ところが彼が実は貴族の出だと判明して、女王の命令で宮廷に上がる事となり、別の公爵夫人との結婚も強いられる。二人は離ればなれに。しかし、宮廷でも顔を笑われて、自分の居場所は元の所しかないと脱出をはかる。紆余曲折を経て何とか元の仲間の所に帰ることに成功。二人は結ばれてハッピーエンド。

というお話しに全編弦楽器の八重奏団の演奏が重なる。2時間の間、休憩もなく弾き通しの演奏家達にまずは拍手。そして、シーン毎にピッタリの音楽を作曲した人にも。特に主人公の悲しみに添う音楽は、役者の名演技と共に激しく胸を打ち、思わず涙。この長時間、客席は雑音が一切無く、静まりかえっていた。そして画面に「FIN」が出た途端割れんばかりの拍手。一体何人の観客が居るのかと思うほどの強い拍手。

いや~、感動した。

5千円は確かに高いが、終わった途端にそれはすっかり忘れていた。

このあとは、東京での「オペラ座の怪人」で最後となる様だ。席を立つ人々から、「東京にも行きたいわねえ~」という声があちこちから聞こえてきた。ほんと、そうだよねえ。あのお話しにもこうしたコラボはきっと合う。

ああ、幸せな一時だった。

2019年10月27日 (日)

やるべきことがあることを、喜ぼう。

晴れて空気が綺麗だから、お婆ちゃんをどっかに連れて行こう、と電話を掛けてきた娘。異存は無いが、こっちは殊の外忙しい。でもちぇち練を午後2時に終え、施設に迎えに行くと首を長くして待っている母。やっぱり少々無理をしてもこういう機会を持つべきだと、車椅子を積み込みながら考える。もう少し軽いと有り難いのだが、、、。

で、いざどこへ?となると5時の施設の夕飯まであまり時間は無い。そこであれこれ候補を挙げながら結局夢タウン。新しくフードコートが広くなったのを見せてないからと理由を付けて。変な時間だがケッコウ人がいて、行列こそ無いが多くの人が食べて居る。こっちも今日は昼抜きだったので、有名な牛カツ屋さんと九州のラーメンをチョイス。4人でシェアして満足。孫べえの服を購入したり、本屋に行ったりウロウロして、、、車椅子ではあるが、娑婆を楽しんで居る母だった。ま、人混みも大事だ。珍しそうにキョロキョロしている母。しきりに、昔は三越しか行かなかったと変な自慢話。確かにそこしか無かった青春時代だったろう。それにしても「ここはどこ?」と何度も聞く。元気な時からよく来ている場所だが、それを飛び越して遠い記憶だけが甦るようだ。

娘親子を落とし、遅れ気味に施設に連れ戻り、帰宅した途端再度の外出は気力が萎えた。のろのろと夕餉の支度。残りのお仕事は全部明日にしようと決めてしまって、冷蔵庫を開ける。冷凍の鶏肉を取り出し、しばし思案。塩麹に漬けて昨夜の余り物の野菜たちと一緒に炒め煮にする。朝の内に作っておいたゴボウの煮物とフルーツサラダで本日はジ・エンド。、、、なんか、疲れた。

 

ちぇち練ではいよいよ動きが着いてきた。はてさて、どうなりますことか。ま、やるっきゃない。

2019年10月25日 (金)

夫の誕生日。

今日は父親の誕生日というので、娘家族が夕飯を一緒にとやってくる。もう鍋が良い季節だろうとしゃぶしゃぶ。早々に食べてしまって、テレビを見ながらいつものようにうつらうつらの夫。ケーキを準備して部屋を真っ暗にして「じいじ~!」と大声で起こす。ハッピーバースディの合唱とともに、めでたく78歳と書かれたチョコレートのローソクを吹き消し、ケーキを食べたまでは良かったが、肝心の夫は、途中で起こされたので再び横になりうつらうつらの続き。ま、年相応か?

息子からも電話が入り、孫たちが交代でお喋りのお相手をしてくれる。いつまでこれが続くかな~?

 

午後はH先生宅にお邪魔して義妹のお歌の練習。確かに難曲に取り組んでいるし、この気圧の変化に体調も万全とは言い難いが、歌とは不思議な物で、元気なときに良い声がでるとは限らない。むしろ体調不良の時の方が良い声が出る場合が多い。余計なところに力が入らないからだ。今日もそんな日だった。

今日は一日中雨。でも、被災地を想うと、こんなのはへのかっぱ。これくらいで済んで申し訳ないくらいだ。

と言いつつ、こっちもむち打ちの症状が出てる。早めに寝るとしよう。今日もためしてガッテンの45度の枕を試してみよう。夕べはホントによく眠れたし~。これで良い睡眠がとれれば有り難い。

明日はFMだ。がんばろ~。

2019年10月23日 (水)

涙。

今日は天皇の即位に関する行事の放送で一日中テレビが持ちきりだったようだ。こっちは夕べ、食事の準備をして食べるのがやっとでバタンキューと寝てしまい、途中何回か起きたにせよ、10時間も寝てしまったからこの騒ぎを知らない。起きたら夫は録画番組を見ていたので、何も知らず、大急ぎで顔を洗って準備をしてピアニストのお家へと急ぐ。いよいよ来月に迫ったOさんのシャンソンリサイタルに向けて特訓中なのだ。

無事それを終えて、帰宅してから娘親子と我々夫婦で瀬戸芸に行くことに。この秋晴れの一日を、何とか外で遊ばせたいという娘の要望に応えて、こういうことでもないとなかなか行く元気が無い我々老夫婦、思い切って出かけることにしたわけだ。

全くお出かけには相応しい天気。4人で出かける自体が大変珍しい。それぞれ忙しいし希望が合うことがなかった為だ。とりあえず道中にあるうどん屋さんで腹ごしらえ。こういう時は便利な讃岐。

サンポートの駐車場は満杯の表示が出ていたが、何とか停められて、2時にはフェリーに乗った。目指す男木島までは40分程度。運良く座れて、それがテレビの前。そこで初めて一連の行事を見ることとなった。

なんだろう。不思議と涙が滲んだ。画面でも震災地で握手をされた人々が涙ながらに喜びを語っているし、沿道で一目お姿を見られたと感激して涙を流す人も居る。、、、とすれば、もらい泣きか?でも、自分自身で分析してみると、これは過去に報道されてきたお二人の人生を想う時、特異な環境で、成すべき事を懸命にやり続けて来られて、今尚相当に厳しい世界に入って行かれるその覚悟のけなげさに感動を覚えたのではないかと思う。天皇が皇太子時代にオックスフォードを卒業されるとき、二度とこのような楽しい時間は望めないだろう、と話されたというエピソードが紹介されていたが、それは幼少からそのように教育され続けてきていて、ずっと覚悟の連続だった事を言われているに違いない。そこに巻き込まれた雅子様は、それまでのびのびと自由に生きて来られて、全く違う世界に入って行かれた訳だから、その葛藤たるや相当なものがあったであろうと推察できる。抵抗しつつも最後には陛下の情熱にほだされたようだが、結局入った世界は想像以上に厳しいものだった結果のご病気。そんな中でも懸命に生きて来られたお二人の姿はいじらしく、どうか心の平穏が訪れますようにと願わずにはいられない。

 

男木島はかなりの外国人で賑わい、夫が声を掛けたカップルは香港から来たと言い、瀬戸芸は3回目だというから凄い。この時期にこうしてのんびり日本に来ているのは、、、、ま、いろんな思想の持ち主がいるってことだ。

久し振りにこの島に来たが、全くと言って良いほど雰囲気が変わってない。これが島の良い所だし、アーティストたちもそこを変えずにあるモノを大切にしている点が素晴らしい。川島画伯のスペースは作品の大きさを受け入れかねているかのようだったが、神秘的で面白かった。併設されているカフェで冷たい物を飲み、再び歩き、おんばファクトリーを覗いたり、先日ニュースで紹介されていた島の図書館にも行ってみた。靴を脱ぎたくないので、夫達を待つべく外のカフェでくつろぐ。空はあくまでも澄んでいて白い雲を飛行機雲が挟むように描く中を、トンビが旋回する。何か獲物を狙っているかのような動きに見とれていたが、後から来た父と子ども連れが注文したカレーが美味しそうに臭ってきたので娘に「わけわけしない?」と聞いて見る。二つ返事でOKしてついでにレモングラスティーのフレッシュを注文。カレーも変わっていて美味しかったが、このティーは今は亡きわが陶芸の師匠がいつも入れてくれていたもので、懐かしく頂いた。。。。毎年誰かを見送っているな~と、熱いお茶をすする。あの潔さは真似したいができるかな~?としばらくあの方のことを想ってお茶をすする。。。

孫べえも本を読んだり夫はうたた寝したりと、全員まったりと過ごし、ちょいと長居をしてしまった。こういう時間はとっても大事。まずは自宅ではできない過ごし方だ。

流石にフェリーにのらなくてはと重い腰を上げる。だらだら坂を右に左にと下りていき桟橋に着くとあっと驚く行列。これが最終便だから当然だった。これは座れないか?とガッカリ。、、、案の定一席も空かず、海をデッキで観てる方が良いという3人を置いて、下のシルバールームに移動。運良く空いていて腰かけることが出来た。後から乗り込んできた島のおばちゃんたちは良く喋り、アメやチョコレートなど色んなお菓子を部屋中の人に配ってくれる。これは初体験。ビックリ。しばらく短歌を捻ったりしていたが、いつの間にかグッスリ。「おかあさん!」というたださえ大きい夫の大声に起こされて慌てて起きたらもう到着。やっぱりまだ疲れてるな~。

 

全く久し振りの4人のお出かけは、疲れたが、夫にとっても良い時間だったようで、今日は楽しかった~と呟きながら寝室へ移動していたな~。なんか、普通の家族をやったってかんじ。やれやれ。

 

 

 

 

 

 

2019年10月21日 (月)

疲れ切った。シャンソンの会。

疲れ過ぎて眠くもならない。11時入りで5時解散。ず~っと動き足と頭と声を使っている内に本番になって声がかすれてきた。ヤバイ、と思ったがいまさら仕方が無い。少人数でなにもかもやっているから想定内の結果だ。とりあえず多くのお客様に来て頂き、お帰りの時に一様に楽しかった、とお声を掛けて頂けたのが何よりのこと。頑張った甲斐があったということだ。

お客様は恩師をはじめ、同窓生やシェイクスピアの仲間達。高校時代のテニス部の後輩ナンテ人も。我が家のご近所の方も来て下さって、小さい頃から知っている娘の成長に驚いていくれる。ほぼほぼ女性のお客様というのはこれも想定内。年齢差はまあまあで、矢張りシャンソンという言葉に惹かれる世代というのがあるようだ。

勿論他の共演者の知人達も加わり、初対面の方からもお声かけ頂き有り難い事。殆どが日本語で歌われるため、共感できることが多かったとは思う。出演者たちも頑張った。特に来月リサイタルを控えているOさんの成長ぶりはめざましいものがある。この分なら来月もきっと成功するだろう。以前を知っている友人がメールをくれて、「Oさんの上達振りに驚きました。矢張り努力に勝るものは無いということですね。」と自戒ともとれる内容のものだった。

何かをやると必ず反響があり、それが自分たちを支えてくれていることを強く感じる。結局みんな一人では生きてないってことだ。

勿論個々の反省点は多々ある。それも又こういう事をやるときの大事な経緯だ。そういえば、恩師からのメールに、「まだまだ歌えますよ。」とあったのは嬉しかった。慣れないヒールなんか履いたもんだから、ふくらはぎが攣りそうになるし、部屋の乾燥で喉が渇く渇く。

結論。自他共に納得するには、何もかもやるのはもう避けないといけない。オペラはそう思ってバトンタッチしたつもりだが、シャンソンも今後は事務的な事からは遠ざかっていようと思う。、、、そういう贅沢を言わせて貰えるかどうか、疑問ではあるが。

 

明日は早起きして日帰りバス旅行。中学の同窓生が仲良しで、しょっちゅうこういう事をしているのに、殆ど参加してこなかったが、今回は目的地が高知と聞いて俄然行く気になった。優しい同窓生の計らいで、リハビリステーションに居る友人を訪ねる時間をくれそうなのだ。娘さんにメールしたら、「きっと喜ぶと思います」と帰って来たので急遽実行することに。

さあ、酔い止めを探しておかなくては!

眠くなってきた!

そうそう惜しくもワールドカップへの進出を逃した日本のラグビーの試合を観戦。頑張ったが、レベルに於いて差があったように思う。スポーツ選手も大変だ。歌は個人プレーだからあくまで結果は本人のものだが、団体は大変だ。ま、勝敗はどちらでも良いと、大したファンでないアチクシは思うけどな~。

寝よ。

2019年10月18日 (金)

雨の日。

明後日は「シャンソンを楽しみま専科」な~んてのをやる。教室のメンバーは勿論ご来場のお客様とも沢山歌う。昔の歌声喫茶的なことが出来ればと思っている。

今夜偶然見たNHKの番組を見ていて、音楽ってホントにいいな~、と改めて思った。ナンチャン他四国出身の音楽科達とゲストの氷川きよしらが繰り広げるパフォーマンスを飽きずに眺めていた。ナンチャンの母校の音楽科の学生達の演奏もあり、自分にとっても母校なので校舎など懐かしく、名物先生も登場するなどなかなか面白かった。アンジェラアキがアメリカに移住しているとは知らなかったが、若者が夢に向かって歩んでいるのを見るのは清々しい。中に、作曲を幼い頃からやっているという愛媛の青年が出ていて、都会には行かず、地方で音楽することに意義を見出しているという言葉に惹かれた。未来型のアーティストではないか?こういう人が増えてくれると日本が楽しくなる。

それもこれも、平和で平穏なればこそ。ひとたび災いが襲いかかると、人間なんて木の葉のようなもの。。。。

 

テレビはいつも新しい悲劇を報道し続けて居る。今日も10歳の子どもが川と化した竹藪から見つかったと、、、なんと憐れな。

 

「私たちは、涙とギター道連れにして歩いていけば良いのさ~~」と明後日は歌う。

2019年10月17日 (木)

秋が深まるな~。

まさかの被害の報告が連日連夜テレビで報道されている。あの311の悪夢を思い出す。しかも、同じ東北地方などにもその被害が及んでいるのは何とも言えない。水の残る何も無くなった土地に佇む人の語る口から白い息が漏れる。寒くなってきたのだ。これからますます状況が苛酷になっていくだろう。少しずつでもこの状態が改善されて行くことを願うばかり。

今日ご来店のお客様は40数年前の髙松を襲った水害で車を一台ダメにしたという。丁度その時こっちは娘のお産で退院した日、4階建ての団地の周辺が水浸しで池になっていた。ボートで車の流されるのをロープで繋ぎ止める作業の人々を避難させて貰った4階の窓から眺めていた。空にはヘリコプターが舞い、1階の我が家の玄関ポーチまで水が来たのを覚えている。何も来ない髙松とはいえ、矢張り何年か毎には来ている。安心は出来ない。

 

昨日は同じ日本にいるのが不思議な程に髙松は穏やかなうららかな一日だった。兼ねてから約束していた女3人のデートは予想を超える話題で盛りあがった。勿論震災のことも触れないわけにはいかないが、多くはお互いの近況。それぞれがそれぞれの多少の悩みと愚痴を披露しつつもそれぞれどこかで達観している。私より少しばかりお姉さん達だが、もうこの歳になったら少々の年齢差なんか関係無い。生きて来た時代も似通っているし、経験値も似たようなものだ。だから相手を理解出来る。この会話に美味しい料理が加わるとさらに楽しくなる。窓に面した席でた~っぷりお喋り。秋晴れの空のように晴れ晴れと過ごす。帰りはおまけに最近流行のタピオカなるものを食べようとなり、ほど近いお店にと車を回す。しか~し。まずは甘すぎる。そして食べづらい。太いストローで勢いよく吸い込むと喉まで飛び込みそうで怖い怖い。最初からストローの先にタピオカをくっつけて吸わずに食べると言う芸当をしているY女史を真似てみたが、全くスマートでなく、頂けない。なんでこんなものが流行っているのか?聞くところによると、丸亀町当たりの新店舗の前には大行列が出来ているというから摩訶不思議。最初からスプーンを貰えば良かったと食べ終わってから思う。

帰りにTさんのご自宅まで行くとご主人がニコニコと見送って下さる。そうなんだよねえ。お互いたまには別行動もしなくっちゃ~。って、我が家の場合は、たまに一緒だけどね。

火曜日はサーカスに行った。勿論孫べえの為だが、こっちは期待はずれだった。満席かと思ったら6,7割の人しか入ってない。それは平日のせいだとは思ったが、結論からいうと、しょぼい。こっちがシルクドソレイユのような凄いものを見ているせいかもしれないが、全体に情熱が足りない。ライオンの芸の時なんか、娘と二人で、「なんか、辛い!」とささやき合ったくらい動物に覇気が無い。どうも可哀想に思えてならないのだ。男女のピエロもなんだかねえ~~。唯一良かったのは丸い地球儀のでかい版の中を疾走するバイクの演技だけか?花形と言われる空中ブランコも通り一遍。それにしちゃあお高い料金。婿殿は大がかりな手品が面白かったとは言っていたが、、、。ち~ん。

 

こうして、毎日毎日何かしらの行事が入り、あれよあれよと日が過ぎていく。

2019年10月15日 (火)

最悪の事態だ。

台風の爪痕が半端無い。勿論映像で見るだけだが、茫然と立ち尽くす人々に何とも言えない気の毒な思いがつのる。「本当のことか、夢なのか?信じられません、、、」と語る私くらいの女性に胸を突かれた。

竜巻なんてものはアメリカのような広大な土地に発生する物とばかり思っていたが、日本でも今回その被害が起きた。ホントに驚くばかりだ。

あれほど早くから危険だという予報が流れ、対策していた筈がこれだ。人知を越えた天の仕業に恐怖しかない。今にしてあのグレタさんの歪んだ顔が思い出される。彼女の言う通りだ。今回海水温が二度も上昇したのがこの台風を引き起こした原因らしいが、世の中を動かしている人達はどんな目に合えば目がさめるんだろうか?なんとかならないものか。もっとも、その人達を動かすのは自分たちの筈なんだが、、、、。

先ほど、楽団のHさんから不要なタオルを貰えないか?というメールが入る。同じ楽器奏者仲間が浸水被害にあって大変らしく、急遽集めているという。勿論我が家にはたくさんあるから、早速明日の夜取りに来て貰うことに。この人は、東北大震災の時も色々支援に乗りだしていた。素晴らしいこと。声を掛けて貰い、少しお役に立てそうなのが嬉しい。

 

今日はシャンソン教室の発表会最後の練習日だった。一応の準備は整った。皆さん、楽しんでくれれば良いのだが。。。

そして午後はH先生宅でも練習。いつもより多い人数でたっぷり練習した。やればやっただけの事はある。

身辺に訃報があり、昨日からしんどいが、だからこそ歌わなくては、という思いもある。昔近所にお住まいだった人で、ご主人が入院中に奥さんの方がヒドイ交通事故に遭い、自分の手術のせいで、面会に行けない内にご主人が急変して帰らぬ人となったようだ。なんと不運な。内の子ども達も幼い頃良くして貰っているので、ショックだったようだ。しばらく兄弟で電話していた。

ちかごろこういう話しが多くなった。ま、歳のせいだろうねえ、とM嬢を送りながら話したことだが、彼女は最近永年勤続のご褒美で北海道を旅してきたらしい。完全な一人旅で大満足していたな~。これが若さだ。同乗していた義妹が、私の様な方向音痴は絶対だめ!と驚いていた。一人旅ねええ。ほんとはこれが一番楽しい。ま、当分行けそうにないが。

 

2019年10月12日 (土)

まるで他国のような、、、、。

台風が日本を駆け巡っている。どれほどの爪痕を残すのか、出来るだけ被害の少ないことを願う。今宵、ピークが訪れると言い、夕方から緊張して過ごしているらしい息子の家族と電話で話す。他にも甥を始め沢山の友人知人が関東に暮らして居る。どうか大したことが無いようにと祈るばかり。

こちらは他国かと思う程に平穏で、朝は母を我が家に連れてきて、叔母とお昼を一緒に食べる。そのアト急ぎ県民ホールに駆けつけ、竹内先生ご夫妻の率いる合唱団のコンサートに出かける。ギリギリに着いてみると既に会場は満杯状態。凄い!台風だろうと髙松はこれだ。

とにかく感動する舞台だった。間もなく卒寿となられる肇先生はソロを朗朗と歌われ、高音部は全くお歳を感じさせない歌唱ぶり。そして奥様は必死でタクトを振り、それも曲数が半端無い数。指揮台に立って居るだけでも大変だろうに、身体全体で表現されていた。このお二人の音楽への愛に感動して、思わず涙がこぼれた。会場一杯に熱い拍手が鳴り続いて、それは私と同じ感動を受けた人々のそれだったと思うが、そこには先生への感謝の思いも込められていたように感じた。きっと過去に教えを請うた人も沢山来ていたのだろう。香川が誇る音楽の伝道者だ。自分のことを考えると、このお歳まではいましばらく有るんだから、弱音を吐いてはいられない。何か出来ることがあれば四の五の言ってないでやるべきなんだろう。あのノーベル賞受賞の吉野さんが、奥様に、「やるべき事をやりました!」と言われていたのが甦る。

ホールを出ようとすると、これまで聞いたことがないような音がかなりの音量で聞こえる。あれを海鳴りと言うのだろうか?海には大型貨物船が停泊していて、大きな波に翻弄されているのが見える。でも、これ以上にはならないという安心感があり、不気味な風を身体一杯に受けながら駐車場へ。

夕方しばらくマンションでお留守番をして欲しいと頼まれていて、今日はお総菜屋さんと決めてお店まで。で、そこから2時間。孫べえのお相手。「みっちゃん、何して遊ぶ?」は彼の口癖みたいなもんだ。でもって、本日のメニューは、宝探し、ボーリング、紙飛行機、などなど、、、。これが一人っ子の特徴か?こんなお婆ちゃんでもちゃんと相手になって大いに楽しむ。まあ、まだ負けてない気持ちはある。気持ちだけ。でももうすぐ何もかも叶わなくなるんだろうな~と思いながらのお相手。ジイジから帰ったメールが来たと言うと、「ジイジはどうしてお料理自分でしないの?」と来る。なる程、パパもするし、なんならこの3年生もチョットしたことくらいはするからねえ。「ジイジだからよ。」と意味不明な説明をしてチン。

バタバタと帰宅してからテレビを見ながら晩ご飯。今のところ被害状況も余り出てこないが、明日辺り色々でるんだろうな~と思うと暗澹たる思い。

夫婦で一番不思議なのは、ダムの放流で被害が出るかも知れないという報道。これって、もっと早くになんとか対策が出来ないの?これだけ早くから危険だ危険だと言われていて、もっと早くから少しずつ放流し始めていたら良いんじゃないの?というのは素人考え?ホント、解らない事だらけ。ムムム。

2019年10月11日 (金)

気味が悪い生暖かさ。

本日のFMゲストはリサイタルを1月後に控えたソプラノ歌手M女史であった。舞台で歌う方が緊張しないと言わんばかりの受け答えではあったが、ちゃんと相手の言葉を聞き、こちらの言い間違えを修正して下さるあたり、なかなかどうして、流石長く舞台に立ってこられたお方だけある。もともと清楚なイメージの方だが、しっかりした芯のある人だと兼ねてから思っている。そしてそれこそが歌に出てくる。きっと聞き応えのある素晴らしい演奏会になることだろう。この日、朝はK画伯の展覧会のお手伝い。午後のリサイタルに駆けつけてから、終演後はシャンソンのリサイタルをするOさんの会場へと移動。リハーサルに付き合う。さあ、又大変な一日になりそうだ。

少々暑くなってきたが、きっと台風の影響だろうと思いながら車を娘のマンションへと回す。受け渡しする物があったからだが、手作りのアイスクリームなんぞご馳走になる。どうやらお料理スイッチが入ってるようで、夜ご飯も写真を送ってくる。

こっちも同じタイミングであれこれやりたくなって、新型ミキサーを使って新しいメニューを実践。するとこれがかなり行けてる。夫もいたく喜び、こっちが仮眠している間に、まだ洗っていない食器を食洗機から出して棚にしまってくれている!いつもそんなことしない人だからと油断していた私が悪い。結局又汚れたまんまの食器を探し出して改めて食洗機に。ふ~っ。

短歌に原稿を投稿したら、次はちぇちの公演パンフレットのコメントだ。文章を書くのは嫌いではないが、只今、20日のシャンソンの会用のプログラムやら色々作成中。やることがあり過ぎて、、、、。

どうやら明日は台風もこちらにはお寄りしないようだから、母を我が家に連れ帰り、叔母も呼んで過ごす事に。午後からはこの予報だと多分開催されるT先生の合唱に行くつもり。が、全てはたいふ~ん次第だ。

それにしても今度の台風は心配だ。茨城の息子達、婿殿の実家、横須賀の親友、都心の友人も。みんな、大丈夫でありますように!

2019年10月10日 (木)

栗っくり!

先日FMのレギュラーゲストT氏がFBに、孫に栗拾いをさせた、と写真入りであったので、孫べえにせがまれて何処へ連れて行こうかという時、相談してみた。すると、すぐにお返事がきて、我が家のをいつでもどうぞ、とある。ラッキーとばかり次の日娘親子を乗せてまんのう町まで。どんなところかしら?と高い山や険しいところだったらどうしようと話しながらだったが、ご自宅の裏山は下草なども良く整理されていて、とっても作業がし易くなっている。道具なんかも全て貸して頂き、必死で栗拾いを敢行した。孫べえも勿論お初の体験だし、下に落ちている物を拾うだけなので嬉々として集めている。お借りしたバケツはすぐに一杯になり、暑くも寒くもない天候に3人とも大感激。これまで栗拾いをしたことがなかったおみっちゃん。孫べえと同様興奮気味。ぷりっぷりっとした大きな実で、如何にも美味しそうと思ったら、ホントに甘くて美味しい栗だった。

地域で採れる物自慢で教えて貰ったのがお米。スグ側の道の駅に売ってるから、と言われて早速寄ってみる。なるほど色々名前を変えて売っている。目に飛び込んできたのが、「孟宗竹」という字。何か解らないけど美味しそうと購入。早速栗ご飯にと、お米を研いで栗をセットしたが、どうも変。お米の色が白米じゃあない。これは一体なんだろう?と不安になってきてその道の駅に電話してみる。すると、「お客さん、袋に玄米って書いてませんか?」と言われる。ハッと見てみるとなんのことはない。赤字でちゃんと書いてあ~るじゃないの!?完全にバカにされたと思うが、一応丁寧にお礼を言って電話を切り、炊飯ジャーを玄米のボタンにセット。夕方の仕上がりに予約して置いたが、機械は賢い!予約時間よりも長く炊いてくれた。勝手に!呆けボケの尾みっちゃんより素晴らしい。

で、食べてみると意外に美味しい。栗の甘さに上手く調和して、噛めば噛むほど味が出る。夫は全く見向きもしないが、しばらくこれを食べてみようと思った次第。全て冷凍して、一人でボチボチ、、、だ。アチコチにお配りして、喜ばれたのは、秋の味覚だもんねえ。

台風が又来そうだけど、どうぞ農家の方々に大きな被害が出ませんように!あっち方面の方々、の屋根のブルーシートが剥がれなきゃ良いが。。。

2019年10月 9日 (水)

台風のせい?

午前1時を過ぎると思わず寒っと身震いが出る。二階に上がりたくなくて下のタンスからヤッケを取り出して只今装着。これを書いたら寝ようという訳だが、午前様にならないようにしようと決心してたった一日で敢えなくアウト。今宵は短歌の会誌に原稿を書いていて遅くなってしまった。がそれというのも、中断して民放の面白い番組に見入っていたからだ。芸能人たちが様々な楽器や演奏をプロかアマか。高価な楽器か安物かを見極めるという番組。3時間スペシャルで余りに面白くて夫婦でゲラゲラ笑いながら見ていたが、あと数十分というところで夫はおねむに。「音楽はどうでもええ~」と呟きながら。。。

何がそんなに面白かったのか。第一は芸能人と言っても音楽でご飯食べている人達も居て、そういう人達がことごとく当たらないという不思議。宝塚の人やバンドの人、和田アキ子のような歌手も居る。因みに彼女は全問正解だった。他には歌舞伎役者だがオペラの演出も手がけているという人など。絶対分かるでしょう!という人達が真反対の事を言う。テレビの前の自分たちも現場の生を聴くわけではないが、一応判断する面白さもある。最高傑作だったのは、楽器を、最高級品、練習用、プラスチック製の三択があったこと。まさかのプラスチックに票を入れた人たちが複数いて、これには大いに笑った。司会の浜ちゃんが、「お前等これからプラスチックの楽器で演奏せ~よ!」と口汚くののしっていたが、イヤハヤイヤハヤ。

しかし、我々夫婦はこれを見ていて、楽器の価値って何だろう?ってことに。技術のある演奏家が弾けば普通のヴァイオリンがストラヴィンスキーに聞こえる。中古の安いピアノがスタインウエイに聞こえるってこと?弘法筆を選ばずってか?そりゃあ聴く人の耳がええ加減てのもあるかもしれないが、、、、いや~面白かった。三重奏は違いが際立っていて、多くの人が正解したが、演歌歌手と昔アイドルがダメだった。第九の合唱なんてのもあり、興味深く聴いたが、これは男性の声で分かったなあ。和楽器なんぞもあり、これは流石に分からなかった。矢張り身近に聴いている音楽は色々違いも解るってことだ。

で、最後まで観てからやおらパソコンに向かって続きをやった訳だ。が、文章を一太郎で作成し、ワードに変換。ところがそこからが時間が掛かる。殆どワードを使用しないからだが、きっと簡単に出来る筈、という思いから色々やってみる。しかし、最後になってどうにもならず、ラインでこの時間に起きているのが分かっている人にヘルプミー。仕上げはやりますと言って貰えたが、本音はチャンと知っておきたい。ま、いずれ教えて貰うとしよう。以前も同じ事をやって、その時自分で出来た覚えがあるのに、、、、なんてこと!

 

さ、寝ましょ。

2019年10月 4日 (金)

本当は寝たい!

珍しく真っ白な手帳に大感激。今日は何をしようかと朝からワクワクして起きたが、さて、天気は良し、風はステキに吹いてくる。暑くも寒くもなく、最良の日。こんな日に寝る?とんでもない。てえことで、チャチャット家事をやっつけてから、プールにでも行こうかと決めて、準備。しか~し!大物の洗濯などしていたら時間はドンドン経ち、ありものでお昼も食べ、段々行く意欲が削がれていく。その内孫べえの髪をカットしたいとパパが連れてくる。で、その間こっちは衛星放送ケーブルテレビのお試しをチェック。すると、歌舞伎なんかが次々とかかり、思わず見入ってしまう。海老蔵のあまりの美しさに溜息が出る。謡いや台詞回しの面白さ。中車のコミカルさに、日本の伝統芸能の面白さを改めて感じる。

やがていつものようにプロはだしの腕前のパパのカットが終わり、二人が帰っていったあと、尚もそのチャンネルを見ていると、昔昔の松竹の映画がかかる。「ザ…タイガース」だったか、あのジュリー若かりし頃の映画だ。映画の造りもさることながら、出演者のセリフの不味いこと。全員ドが付く素人芸。多分、今彼らがこれを見たら赤面するだろう。その意味では、日本も随分成長したものだと思う。全部見る気も無く、夫からの「遅くなる」メールを見てから先に晩ご飯。プールはすっかり諦めて大好物の麒麟の秋限定の缶を開ける。美味しいのよねえ、これが。、、、てえことで、本日は、我が家のお風呂で我慢。

 

本日の収穫は、気持ちの良い庭に出て、夫が探せない茗荷を10個ほども摘んだこと。まるまると太った瑞々しいもの。早速今宵の料理に使用。食が進むな~。困ったもんだ!

2019年10月 3日 (木)

雨と熱中症の心配?

あれよあれよという間に時間が過ぎていく。

例の美空ひばりのAIのお話しを、録画で見た夫は、見始めから早送りして、早々に切って、「気持ち悪~」だった。関係者にはお気の毒だが、実際こういう感想を持った人も多かったのではないかと思う。

ニュースは相も変わらずろくでもないものばかり。尊属殺人からひき逃げ、大がかりな贈収賄事件に軽薄な政治家の軽薄なコメント。疑問符が一杯付く裁判の結果。どう考えても温暖化のもたらす物と思われる高知の豪雨。世界をかき乱す北の方の輩達。今宵はあのパリで警察をナイフで襲撃という血なまぐさいニュースも流れる。全くもって、どうなってるの?この時代。

これら全てを忘れさせるのが、お歌の練習だ。今日もH先生宅でみっちりやってきたが、みんなそれぞれに良い部分が増えてきて、何より本人達が歌う事に真剣に前向きになっているのは素晴らしい。送迎した義妹は行きはグダグダと体調の悪さを愚痴っていて、こんなんで歌えるかしら?と言いつつであったが、帰りは嬉々として前向きなご発言。何しろ体調が悪い時ほど良い声が出るから不思議だ。てことで帰路はご機嫌な義妹であった。奥様先生の手作りケーキを楽しんでからの練習で、和気藹々なのもワンダフル。なかなかこういう練習をやっている人は居ないだろう。贅沢この上ない。、、、本当は、これが正解なのかも知れない。外国のホームコンサートのように、自宅でいつでもやれるという魅力。

H先生の手になる12月のプログラム案が早早と出て来た。全てを前倒しでおやりになるH先生に完全に引っ張って貰っているちぇち。もう2ヶ月になって仕舞った!頑張らねば。

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