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2019年7月24日 (水)

高知の空。

人生の師であり親友でもある高知のOさんが突如脳出血で倒れ、現在リハビリステーションに入所中だと知ったのは一昨日。その日、久し振りに声が聞きたくなったといつに変わらぬ声で元気そうにOさんから電話があり10分ほどゲラゲラとお喋りしながら、頭の片隅に「どっか変?」という思いがありつつの会話だった。その後気になりながらちぇちの練習に行っていた夜の時間に娘さんから電話が入る。「本人が言わないので、私からお知らせします。実は、、、」ということで、初めて事の次第を知らされた訳だ。すぐにもう一人の親友Yさんに電話を入れ、元気な内にすぐに会いに行こう、となる。

翌日、ホテルを予約して高速で飛ばして行くと、素晴らしく大きな施設があり、その一室にちんまりとOさんが居て、手に手を取って再会を喜び合う。その変貌振りに胸が突かれる思いしたが出来るだけ明るい声で話しかけると以前のように笑顔で返してくれる。しかしその日はかなり調子が悪く側に居た娘さんがしきりに症状を心配されている。東京から来ているので、かなり大変みたいだ。ず~っと付いてはいられないとのことで、後ろ髪引かれる様子で今日空港へと向かった。一緒に居なくなると淋しいからと、我々は時間差を作って夕方施設を離れることに。すると頼れる娘さんが居なくなったせいかどうか、急に元のOさんに返り、声は弱々しいが、「あなた達も早く帰らないと。私は大丈夫だから。」と今回初めて見る満面の笑みで我々を送り出そうとする。余りに屈託のないその表情に、結局我々もそこを離れることに。何度振り返ってもしきりに手を振っているOさんに、「又すぐ来るからね~」と声を掛けての退散だった。

滞在中に二度ほどリハビリに付き合ったが、まず驚いたのは患者さんの多いこと。広々とした室内に所狭しと置かれている数々のリハビリ器具やベッド。そこで男女半々くらいの若者が介護しながらリハビリを手伝っている。半分以上が高齢者と見受けられたが、中にはうんと若い人も居る。あれは交通事故か?こんな凄い施設が髙松にあるかしら?

今回一番ショックだったのは、Oさんが今後一人暮らしはもう無理でしょうと医師から宣告されたということ。ということは、あの素敵なお庭のおあの住み心地の良いお家で暮らせないと言うことになる。早速東京に帰ったら近くの施設を探しますと、娘さんが言われていたが、どうもそこへ落ち着く公算が大のようだ。これからのOさんの行く末が気になる。どうぞ心穏やかな結論が出ますように、と祈らずには居られない。

それにしても、Oさんの言葉の応酬力はいまだ健在で、娘さんが余りに目を開けないOさんに、「髙松からみっちゃんと孝子さんが来てくれてるよ。目を開けてしっかり見てあげてよ~。ビックリするくらい細くてスマートになってるからね~。」と言うと、すかさず、「そんな筈はない!」と来た。イヤハヤイヤハヤ、参りました。

 

行くときは大豊あたりでもの凄い豪雨に見舞われて、孝子さんが、「ちょっとパーキングで雨宿りしようよ」とか色々言うけれど、全く無視してかっ飛ばしたものだ。帰りは打って変わって秋の空かと見まがうようなしっとりした美しい空に。道中の緑や空の色に癒やされながらの良いドライブとなった。

又すぐ行かなくては!

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