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2019年7月 2日 (火)

ジャズな夜。

とあるご縁で、日本のレジェンドと言われているらしい演奏家二人のライブを聴きに行った。その道に詳しくないワタクシはなにがなんやらちんぷんかんぷんではあったが、不思議なことに、「イパネマの娘」や他にも知ってる曲があった。なんでもかんでも原曲をアレンジしてしまうのがジャズ?そういえばこの日は無かったが、「枯葉」なんてのも聞いたことがある。時折童謡唱歌の類を織り交ぜたりして場を和ませたり、それぞれ白髪の白髭のおじさま達で、経験豊富で世慣れた感じではあった。娘はしきりに格好いいを連発。確かにそう思わないではないが、こっちはベースの指使いの凄さに、大丈夫かな~?と思ったり、きっと疲れるだろうなあ~と同情したり、、、、。水代わりにウイスキーとおぼしき物を時々口にするピアにストに、水にしたら良いのに~と野暮なことを思ったり。。。ま、あれが水のペットボトルではかっこ悪いわな~。
予想以上に楽しめたツーステージが、最後の曲と演奏を終えた時、「皆さん、実はまだ終わりではないんですよ。」と客席の奥を手招き。すると長いストレートの髪をなびかせてえらい美人のヴァイオリニストが現れた。紹介されて名前に聞き覚えはあったが、実際の演奏をどこかで聴いた覚えはない。ほんの短い会話の末、「サマータイム」をやると決まり、いきなりヴァイオリンの強い激しい音が響き渡ったと思ったら、そこからは、まるで雨上がりの大きな滝のように壮大な音楽が流れ始めた。その滝の水が大河となり清流に変化して、小川のせせらぎへと終わっていくのを、全員が固唾を飲んで聴いていた。演奏家達の真剣な姿とまなざしに完全に惹きつけられた。

勿論割れんばかりの拍手で終わったが、ヴァイオリニストは東京の人らしい。今はこちらに住んでいるとのことで、又聴く機会がありそうだと分かる。彼女曰く、基本はクラシックだけど、何でも弾きます。どんなジャンルでも好きですとのこと。そこが娘と共感したらしく帰りに立ちよった深夜営業のうどん屋さんでもしきりにその話し。自分もジャズが歌いたい、とのこと。どうぞどうぞ。なんでもやって、だ。人生は短い。歌える時期はもっと短い。納得できることをやっておかなくては。

「こんな時間に食べるもんじゃないよね?」と笑いながら、釜揚げ、と鴨南蛮、、、懲りない親子ではあった。最終の電車とタクシー帰宅したらこっちは午前零時。お互い現実に帰らなくては、の時間だった。

実を言うと、娘と二人で町ブラはしご酒をやった挙げ句のライブ。一軒目はビール専門店。何も分からず、ビールの説明が書かれてあるのを指さして、「コレ下さい」というと、愛想の無い声で、「それは単なる説明です」といわれ、慌ててらしき物をそれがどういった感じのものかも分からず注文。恐る恐る飲んだらこれが美味しい!ウエイターが感じ悪いから料理は取らないで帰ろう、と娘が言ってたのに、一口飲んで、同時に、「やっぱり取ろう!」と叫ぶ。でもって、来たものが、「チーズとキューリなんかを湯葉で巻いてあるもの」で、しゃきしゃきした歯触りが絶品。しかし、娘はもう一軒はしごしようと言う。で、娘は初めてという「串」のお店に。たださえ良いお値段のお店だのに、遠慮無く「フォアグラ大根」やら、高級そうなのばかり注文する。ったく。勘弁してよ~だ。二人して、不良主婦だねえ、と言いながらそのライブ会場まで歩く。勿論そこでもビール。眠くなったら困るな~と思っていたが、奇跡的に大丈夫だった。
にしても、婿殿にチビをまかせて、呑気な話し。ごめんねごめんね~。

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