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2019年4月

2019年4月29日 (月)

雨だな~。

結局母を病院に連れて行く。救急対応だったが、丁寧に診て貰えて、点滴やインフルエンザの検査など。ただの風邪で終わったが、早期の対応が矢張り正解だったようだ。元気のない母を助手席に乗せて、施設に舞い戻り、担当者に。若くてはきはきした感じの良い方で、こちらがお礼を言われてしまう。

てことで、本日の昼食は2時半。胃もたれを感じて、夫がプールに行こうと誘ってくれないかな?と待っていたら案の定そうなる。運転して貰って、緑を感じながら山深く入っていくのはなかなか良い物だ。

本日のプールはケッコウ混んでいた。考えることは皆同じってことか。いつもと違うのはチビちゃん達が混じっていることだ。さすが連休だ。こちらはしばし水中ジムやらウオーキングしていたら予想通り身体が軽くなり、胃の調子も良くなった。又近々いくべえ。だ。

昨日のコンサートの感想をメールしたらK女史から返信がある。来月はウラジオストックで歌うとか。公開レッスンもあるようだ。故郷での舞台は殊の外楽しかったと書いてある。一緒にいらして下さった懐かしい皆様にもよろしくお伝え下さいと。忙しくても、こうして返信出来るってところが凄い。ま、何事も人間性がついて回る。舞台など発表の場はその結果だろう。歌は上手いが人間はダメって人はあまりいない。ダメの定義は色々あるだろうが。。。ふ。

曇ったり晴れたり、、、。

今日は午後から宇多津まで出かけるので、朝の内に母の施設へ。すると、「来て頂けて良かったです~」と保健婦さん。どうしたのかと思ったら母が発熱。でも、血液中の酸素濃度も異常が無く、食欲も減退してないから、ただの風邪だとは思いますが、、、と言われ、すぐさま主治医に電話。流石に連休中とて、無理だろうと思ったが、今日一日様子を見て熱が下がらなければ明日は病院で診察して下さるという。状況によっては往診にも来て下さるようだ。有り難い事。本人は至って元気で、良く喋るし、夫からお土産のお菓子も美味しいと食べる。ま、大丈夫か、と予定通り出かけることに。お陰でお昼を食べ損なったが、ま一食くらい。。。

実は、演奏中にぐ~と一瞬お腹がなって仕舞ったが、、、。

ソプラノのK女史は還暦を過ぎても全くそれを感じさせない素晴らしく美しいお声。その美しさはますます磨きが掛かって、友人達と感嘆したことだ。ある人が、シュワルツコップが亡くなった時、声帯を検査したら、20代のそれと同じだったという話しを聞かせてくれて、なる程、訓練とはこうしたものかと驚いた。このシュワルツコップの愛弟子だったK女史の喉が普通じゃないのもよく分かる。

個人的には一部の歌曲集よりは二部のオペラの方が感動した。日本語の方がよく分かって良いはずが、不思議なもんだ。曲の構成が全く違う。矢張り劇的効果に於いてオペラの方が優れていると言うことだろう。

この方は、いつも会場の舞台から降りて客席巡りをしながら歌うのだが、今日はその上に握手までしながらで、運悪く通路側に居た為、しっかりと握手をされてしまう。それは良いのだが、ぱ~っとライトに照らされて、あっちゃ~、バタバタして出かけたため、化粧もろくろくせず、口紅さえも適当だったのが悔やまれる。他の人々の注視を浴びて、恥ずかしいのなんのって!

それはともかく、あれほどの曲を全て暗譜して、こともなげに歌われるのにはいつもながら感心してしまう。そして今日のアンコールでは、「ありがとう」を歌い、歌詞の中に「お母さん、ありがとう」と言う部分があり、ご本人も歌いにくそうに(涙で)していたが、思わず後ろを振り返ると母君が矢張り目頭を押さえて聴いておられた。あとからご挨拶して、そのことに触れると、他の方の手前、我慢しましたと仰られる。自分のみに向けられたととられたくないという配慮と思われた。一時期体調を崩されていらしたが復活されていてホントに安堵した。二人のお嬢さんは結局結婚はされない人生だったが、ご両親の満足げなご様子に、「私は音楽と結婚したのよ!」と言われていたK女史の言葉に納得する。そう、この時代、色んな選択肢があって良い。しかも、ここまで全う出来るならなんの文句があろうか。

 

8月には、ハートフルコンサートとしての毎年の行事も開催するという。もしかしたら90代でも歌ってるかもねえ。あの方は。刺激を頂いて、自分も頑張ろうと思った事だ。

 

帰り道、ちょいと寄り道をして久し振りに喫茶店。こっちはお昼を兼ねてサンドイッチと珈琲。友人達はたっぷりのアイスクリーム。Sさんが病気になる前はしょっちゅうこういうことをやっていたが、このところ無かったから余計楽しく会話が弾む。やっぱり、こういう時間も必要だ。特に音楽会のあとは良い。お互いの感想を話しながらだと、余計美味しく感じるもんだ。

で、結局夫には夕食を作ったが、自分は食べられず、内蔵が年取ったな~弱ったな~と妙に感心。やれやれ。

それって、普通でしょう、という声が聞こえる。てへっ。

2019年4月27日 (土)

展覧会の絵。

御年90代になろうというK画伯。その恐ろしいまでの集中力によって次々と編み出される作品の数々にただただ驚かされる。毎回膨大な量の展示があって、その都度作品の傾向が違っている。今日は市長もお越しになって、(絵画は特にお好きなご様子)画伯夫人と高齢者の活躍振りについて色んなお話しをされていた。髙松にも大勢の凄い高齢者が存在しているということだ。こっちはタイミングを見計らって、先日のファイブアローズでの市長のスピーチについてお話ししたり、、、。ひととき和気藹々と、瀬戸内の海を絶賛したりと良い時間を持った。市長にわが番組にご出演頂いたのも随分前になる。年を寄せない人だな~。

来場客のお一人、友人のK女史。作品を隅々まで鑑賞したあと、海の見えるソファに陣取ってしばしお喋り。それでも足りなくて、帰りにお宅にお邪魔するということになる。というのも、そのお宅の緑のカーテンを拝見したかったのだ。ご主人が亡くなられて以来、ますますご主人が身近に感じられているという彼女。お庭が大きな一枚ガラスのむこうに素晴らしい光景を繰り広げている。家を建てるときの奥様からの唯一の注文が、「緑のカーテン」というものだったらしく、今まさしくそうなっている。ヨーロッパのガーディニングを思わせる石畳の奥には緑のアーチも見える。ほどよく小花も咲いて、「今日はゴールデンタイムに来たわねえ。」と言われ頷きながらお抹茶のお代わり。ホントに落ち着く。好きな絵に囲まれ、自分で育てた花を活け、自分で栽培したハーブでお茶を入れ、緑のカーテンを眺めながらゆったり暮らしておられる姿はまあ、理想だねえ。その上、畑に移動して色んな野菜を頂いた。「さやえんどう、セロリ、パセリ、新玉葱、レタスにサラダ菜、名前の知らないお花も、、、」なんという贅沢!

そのまま帰宅して、すぐさまそれらを頂いた。この充実感は得がたい物だ。近々、この方を今日出会った女性アーティストのお宅にお連れする約束をしたが、それも楽しみなこと。こういう形で幸せな時間が拡がるのは嬉しい。

さ、明日は長年のお付きあいになるソプラノ歌手Tさんのリサイタルだ。はるばる宇多津まで出かけるが、歌仲間たちと女子会の予感。絵画も大好きだが、勿論歌も我が人生に無くてはならないもの。どうやら連休が良いスタートを切った感あり。このまま、充実の10日間に期待しよう。

2019年4月26日 (金)

びっくりぽん!

今、仮眠から目覚めて何気なく見ていたテレビ番組。「人間レンタル」のお話しだった。しかも、「なんもしない人」というのが売りだ。ツイッターでもの凄い数のフォロワーがいて、毎日複数の依頼があるという。例えば、一人でカラオケや飲みに行くのが淋しいということで呼ばれる。お料理好きな女性がただ食べてくれるだけでよいと言う。何もしなくて良いから、一緒に歩いて欲しいとか。とかとか。

おろろきもものき山椒の木、ってなもんだ。1時間いくらという料金設定まである。その上驚いたのが、この男性には奥さんも子供も居る。

日本の社会の、闇、というより空虚感に衝撃を受ける。う~む。どう考えれば良いのか?現代の救済主のようなものか?いやはやいやはや。。。。

先日から左側の頭が痛くて、薬局で買った薬を飲んで緩和してはいるが、まだ痛みが残って居ると夫に言うと、やれいけそれいけと、病院行きを勧められ、仕方なく出かける。ラッキーなことに空いていてすぐにトントンと診て貰える。5年前にもここでMRIを撮っていて、その画像と比較して、なんら変化がないと言われホッとして、夫と娘に報告。スグ側の温泉に車を回して日差しを浴びながらお湯に浸かる。やっぱり、ちょいと疲れてはいるなあ~を実感。あとからやって来た娘の家族と合流して、穏やかな時間を過ごし解散。

帰宅して夕食を終えたら急にどっと疲れが出て、しばし寝てしまったというわけだ。で、目覚めたらこんなけったいな番組!まあ、時代なんだろうねえ。

明日は朝早くからK画伯の展覧会のお手伝いだ。な~。

2019年4月24日 (水)

バタバタバタ。

毎日毎日めまぐるしく動き回っているが、それもこれも、運転できているからこそのこと。例えば今日。義妹を迎えに行く→ランチを某イタリアン→我が家で歌の練習→街中へケーキを受け取りに→コミセンに会場費の支払いに→娘の家にケーキお裾分け→義妹を送り届ける→友人宅へケーキをお届け→帰宅して洗濯物を取り込む→「映画」にソレイユまで→サティで買い物→娘宅に唐揚げを届ける→帰宅して夕飯の準備。

こんな離れ業が出来ているのも、ひとえに車のお陰。これをバスや電車でやれといわれても 絶対出来ない。、、、しかし、世の中高齢者の運転による事故も多くなってきて、より慎重さと自己管理、自己注視が必要になっているのは事実。

先日の3歳の子供とその母親の事故はホントに痛ましくて、今日のご主人のコメントには涙が出た。そうなるまでに、何らかの予兆は無かったのか?不思議な気がする。

そして、若い人のスマホ運転も多くなり、身の危険を感じている。おかしな動きをしているなあと思ったら大抵スマホを見るか、電話している。ウインカーを出さずに車線変更は当たり前。信号無視だって、めちゃくちゃ多い。どうして、ああいう違反者を摘発しないで、善良な市民のチョイミスを捕まえるのか?捕まえ易い人を捕まえている感じ。勘弁してよ~。

と、思う一方で、しばらく前に一端停車を咎められて以来、必ず止まっている自分を想う時、ま、時々お灸を据えるじゃないけど、注意喚起があって良いのかとも想う。高い月謝だけどねえ。

「ヴィクトリア女王」という史実に基づいた映画はなかなか面白かった。友人Kが勧めてくれたから見てきたが、相変わらず館内の客は自分を含めて3人という寂しさ。

日常に退屈仕切ってマンネリ化した業務をこなす明け暮れにほとほと疲れ切っていた女王の側に、当時統治下にあったインドから青年がやってくる。一目で気に入った女王は周辺の反対を押し切って次々と彼に要職を与える。インドから家族まで呼び寄せ、手厚い待遇を施す。いよいよ女王が病床で死を迎える段になって、これからは守れないから早く逃げろとまで言われるのに、彼は最後まで陛下の側を離れませんと、側に居続ける。遂に最後の時が来て、側近達により即座に女王との接触の証拠となる物は全て焼却されてしまう。彼と女王との事は一切何も無かったということにした訳だ。近年になってそのインドの青年の日記が出て来てそれを基に映画が製作されたという。

女王が、女王たる所以と言っても良い、物事を正確に見抜く力や統治の力のようなものもしっかり描かれていて、真実味のある映画となった。近頃日本でも皇室が話題に上ることが多くなったが、どこかしら日本の皇族はお気の毒感が否めない。たださえ大変な環境に居続ける人達に、どうかおしあわせに!と祈らずには居られない。天皇陛下を泣かせる国だからねえ~。ニッポンは。

 

2019年4月23日 (火)

ぽかぽか陽気に夏の憂い。

いろんな事が軌道に乗り始めた感のある今日この頃。このポカポカ陽気は余計に気分を上げてくれる。

一つ、4月分のNHKモニターリポートを完遂。1ヶ月12件以上をクリア。少しずつ要領が分かってきた。
一つ、母の具合が殊の外良い。今日もソフトクリームを差し入れして、半分ずつ一緒に食べる。
一つ、今宵もちぇち練で、次回の作品について内容を把握するための朗読を終え、それだけで大笑いする内容に気分が上がる。
一つ、一昨日は初体験のファイブアローズ観戦で盛り上がる。バスケットもなかなか面白い。

まあ、そんなこんなで、相変わらず毎日忙しいのだが、意外にも余り疲れてない。しかし、この陽気で心配なのは夏のこと。きっと相当暑いんじゃないだろうか?

昨日も寄席に友人達と行き、その前に4人で女子会。ちょいと食べ過ぎて肝心の寄席では睡魔に襲われ大変だった。

今週も忙しくなる予定。健康管理しつつ頑張ろう!

2019年4月16日 (火)

神になれなかったわたし。

朝のシャンソンは何時ものように朝から元気なおばさん達と2時間ばかりを過ごす。次回の発表会のようなものも決めて、いそいそと解散した。帰宅して焼きそば何ぞを作っていると、既にどっかでおうどん食べてきた夫が、毎度のことながらプールへ行こうと誘ってくる。ふと行く気になったのは、昨日の舞台で神になりそこねた事に忸怩たる思いがあり、頭からそれを払拭したいという気持ちになったからだ。どうも自分の人生は恥多き人生のようだ。神どころか、凡人以下だ。

で、ぽかぽか陽気の車内でうたた寝をしつつ、囚人のようにプールへと護送される。風光明媚な山中のプール。久し振りに行ったが確かにスポーツは良い。殆ど泳ぐ事はせず、(出来ず)、もっぱら水中ウオーキングや水中ジムだったが、それでも爽快感はある。お風呂にも入って、再び夫の車に乗り込む。これから時々行っても良いなあ、と内心考えながら。。。


夜はようやく始まったちぇちの練習。新しい曲に取りかかって、とりあえず和気藹々、楽しい時間を過ごす。次回は極めて面白い作品だが、とりわけ今日やった部分は、H先生の訳による「気楽に生きよう」の歌詞でみんな大いに盛り上がる。それを聴いていた階下の主が、「楽しい曲ですねえ。」と言われるので、早速入会をお誘いした。まんざらでもないご様子だったが、実現すると良いなあ。とにかく一人でも多くの人と遣りたいモノだ。あの人もこの人も誘ってみよう、と今度はそれで頭の中が一杯だ。

一応2年先のプランも出て、未来が描けるのもなんだか嬉しい。さあ、いつまで自分の身体が持つか。。。。ってことですねえ。

ガンバロ。

2019年4月14日 (日)

疲れ切った。

ゲスト出演というものを全く久し振りに経験した。何が辛いって、衣装を着けたままの待ちの時間が長いことだった。本格的な重たい衣装でトイレにも行けず、することもなく、延々と待つ。勿論これは仕方がない事だが、ちぇちの公演では自分が忙しく動き回っていて、そこまで気付かなかった。結局は年齢だと思うが、この難行に段々体力が奪われて、朝の元気がどこかへ、、、、。肝心の本番になると衣装と自分の体重を支えていた膝がガクガク。腰がぴりぴりと痛くなり、我慢できずに腰痛ベルトをドレスの下に無理矢理設置。なんとか最後まで持ったという次第。とりあえず転倒しなかっただけましか、と思っても見るが、内心悔しい思いもある。ああ、これが若ければど~ってことなくやりこなせるんだろうに、、、、。昨日のゲネが本番だったら良かったとつくづく思う。ふ~っ。

舞台そのものはゲネで拝見していた通り、美しく進行し、来て下さった方から良い舞台だったというコメントが寄せられている。主宰者で主役の由季さんは見る度に痩せて、本番では完全に身体を絞って見事に軽々とパートナーに抱きかかえられクルクルと回っていた。その完璧なダンスに袖で見ていても感嘆してしまう。お相手の男性バレリーナも何故?と思う程高く高く飛んで、客席を魅了した。そして一番小さいお子さん達が一生懸命頑張って踊る姿がこれまたカワイすぎる。

とにかく、全体にとても良い舞台だった。娘の話を聞いても全く退屈することなく孫べえも見ていたようだし、大成功だったのではないか。足下が悪い天候にもかかわらず、結構な数のお客様が入りめでたしめでたし。

控え室に居ると、外を走る宣伝カーが賑やかで、こちら側とは全く別世界だった。

 

全てが終わり娘と待ち合わせして母の施設を訪問。メイクを落としてないままだったので、ものすご~い顔だったが、声で認識してくれた。というほど凄いメイクだったのだ。つけまつげは勿論、シャドウをこれでもかと入れている。息子とのテレビ電話でもギョッとされるし、帰宅して夕食中にテーブルの向かい側の夫が止めてくれ!と絶叫するほどだ。

聞けば、こういうダンサーのメイクは専門家がやるとのことで、東京から飛行機でやってきていたメークアップアーティスト。ま、これも初体験だ。

こうして今日も終わった。

明日はシャンソン教室だ。う。夜はちぇちだった!

2019年4月13日 (土)

時は経つ。

早くからお話しを頂いて居たバレエ公演にゲスト出演の日が明日に迫った。今日は舞台でのゲネプロ。久し振りにレクザム小ホールに立つ。、、、、これまで、様々な役でここに立ったが、流石に「神」は初めて。神らしく振る舞うには??どうも俗人には難問だ。しかし、衣装を着けて、メークをするとらしく見えるから不思議。小さいお子さんがまじまじと顔をみてくれる。(このおばあちゃん、こないだきたひとだよね?なんかちがうひとみたい?)てな感じだ。

どんな舞台も本番前は本当に大変だ。主役のYさんはゲストに気を使い、小さいお子さんに目を光らせ、照明さんなどに気配りをしている。しかも信じられない位の運動量だ。楽屋に引き返してきたときは大きな息を何度もしている

それにしても美しい。人間の身体を最大限美しく表現して見せるバレエ。その裏側では計り知れない訓練が必要なようだ。しかし、舞台は美しい。いよいよ成熟期に入ったかに見えるYさんの踊りも姿も息を呑むほどに美しい。新国立の男性バレエダンサーも流石に素晴らしい。なんであんなに飛べるのか?

これが無料で見られるのだが、みんな来てくれるかな?2時開演、吾が出番は3時くらいか。

夕べは母を我が家に連れ帰り、手料理を振る舞う。これが驚くほど食べてくれて、お味噌汁なんかも、「こんな熱いお味噌汁は久し振りに食べる。」と言う。矢張り施設では火傷させないよう用心しているのか?孫と摂ってきた筍の揚げ物も固いとも言わずしっかり食べていた。実際柔らかかったのではあるが。全てを美味しいと完食。これには心底驚いた。娘が言う。「あんなに何を食べても欲しくない、食べられんて、、、、コンビニのおうどん一筋二筋が一日一回食べられたら良い状態だったのに、あれは一体?」と施設に送っての帰り二人して大笑い。

確かに、訪問診療に来られた先生もビックリされた程の快復振り。「ご本人の持って生まれた生命力でしょうな~!」と言われた。勿論ぐっと老人になった感はあるが、、、、いやあ、介護の甲斐があったというものだ。

 

とりあえずおみっちゃんも明日ガンバルベ。

2019年4月 8日 (月)

うらら~うらら~うらうらら~。。。。

本当に晴れ渡った春の一日。絶好の、お歌の練習日?てことで、午前中に母を訪問してから午後はH先生宅での練習へと車を駆る。今日の高速は平日にもかかわらずケッコウ多いし、風も強く、ハンドルは何時もより緊張して持つ。着いてみれば、お花畑の中の先生宅。いつもの美味しいケーキ付き。新しい曲も何曲かやってみて、俄然歌いたくなった一日だった。やっぱり声を出す歌は発散できる。特にオペラアリアは体中を楽器として思いっきり使えるので爽快感が半端無い。先生宅の椿の木々や、その下のチューリップの花々。春が色とりどりに咲き乱れるのを目の当たりに声を出していると、日常の憂さも忘れてしまう。

帰りにイオンに寄って、思い切ってスマホの契約を切り替えようとばかり威勢良く出かけたが、一番良い時期にはまだ二ヶ月もあると言うことが分かりすごすごと帰る羽目に。まあしかし、色々お勉強は出来た。替えることは決めたが、そのためのリスクもケッコウなものがあり、猶予期間の間に例えば溜まったポイントを使ってしまうであるとか、チャージしてあるものを使い切るとか、、、、やることはある。その上に、現在の契約会社の電話担当者は、他者に乗り換えずに特別な割引をしますので、このまま継続して下さいと言う。しかし、どうなのか?月々の料金が半端無くお安くなる訳だし、今割り引いて貰ったところでその分はすぐにペイ出来てしまうからねえ。息子から、意味なく高額を電話会社に支払っているおバカな母親、というレッテルを貼られっぱなしなのもしゃくに障るしねえ。こりゃあよ~~く考えよう!だね。

2019年4月 7日 (日)

バレエ。

ひょんな事からバレエの発表会に出演することとなった。今日はその通し稽古。小さな子供からもう大人と言える程の素敵な体格のお嬢さんまで、二時間近くのバレエをたっぷり側で拝見した。これは素敵な時間だった。一番良いのは小さなお子さんも覚えた事を必死で身体で表現している。みんな真剣だが、必死で笑顔を創ろうとしているのも可愛い。こうしたみんなの中にいて、少しばかりうごめくのだが、輝く宝石の中に立っているような気がした。この年で、初めての経験をさせて頂けるとは!なんてラッキーなこと。チビちゃん達に負けないように頑張らねば!

その前に選挙にも行く。テレビで知ったが、投票率が芳しくない。実際会場はぱらぱらの人。何と言っても、選挙しても手応えが無いというのが、大きな原因だろう。自分一人が一票投じても何も変わらないと思ってしまうここ何年かの選挙結果だ。しかし、選挙は大事だ。自分の意思表示するのに他の手段が殆ど無いのだから。

大坂都構想を謳う人がそれぞれ当選している。まずは、あの人達のやる気には驚く。実際、日本に都が二カ所出来たらどうなるんだろうか?確かに良い事もありそうだ。東京に何もかも集中し過ぎているからねえ。

女性議員が大変少ないそうだが、例えばこの都構想なんてことにあれほどエネルギーを注げる人が女性に出てくるとはあんまり思えない。まあこれは個人的感想に過ぎないし、将来的にはそういう精神力のある人が出るのかも知れないが。。。。明治維新にしても、もっと昔の日本のやってきた戦いにしても、どうも日本の女性には向いてないと思うなあ。政治は、それ以外の事も多いから、もっともっと女性議員は増えて欲しいけどねえ。「女性の敵は女性」とは良く言われることだが、政治家の肩書きのある女性に対して、冷たいのは女性のような気がしている。

 

目下の所は、自分のドレスの事が気になっているおみっちゃんではある。ち~ん。

2019年4月 6日 (土)

母の歌。

今日は歌会。花見の季節とて、参加者はいつもより少ない。かくいうこのワタクシも、明日は雨という情報に急遽母を施設から連れ出し、公淵公園へと出かけた。したがって歌会への参加は大幅に遅れてしまう。

今出ようと玄関に立ったら、たまたまやって来た友人Tが「嬉しい!私も行きたいと思ってた。」と言うので吾が愛車に娘親子とT女史と母の5人で乗り込んで、予想通りの人出の中をお花見へと出かける。上手い具合に身障者の為の駐車場に停められて、車椅子で広場へと移動。いつも母を連れ出すときは人の少ない平日を選んでいたのだが、今日ばかりは暑い位の日差しの中、思い思いに敷物を広げてお弁当を食べている家族連れなどで一杯の桜広場は、何故だろう?心が安らいだ。母もその光景を楽しそうに眺めている。慌てて準備した夕べのタケノコご飯の残りと時々購入する○○チャムのお総菜だが、みんなで食べると美味しい。母の様子を見ていたT女史が、「自分で食べられるなんてお母さん、凄いわ!」と感嘆の声。勿論元気な時とは違って車椅子から助手席への移動にはホントに時間がかかるが、それでも、「自分で乗り込めるのは凄い!」と一々驚いてくれる。孫べえとボールのやり取りをホンの少ししている母を見ても、「えええ???そんなことが出来るの~?」と驚いてくれる。こういう言葉が母を励ましてくれているのが分かる。「ハイハイ、マラソン選手だったからねえ。」と笑いながらの返事も軽い。

施設で今日も担当者の女性に、「お母さん、良くここまで快復されましたねえ。私たちも驚いています。」と言われ、「皆さんのおかげです。本当に有り難うございます。」と言うと、「いえいえ、こうしたご家族の方のご協力があってのことです。」と返されて、その言葉に「おや?」と思う。こちらとしては協力している訳ではなく、むしろこちらが協力されているという認識だった。この施設はこの意味でホントに凄い。一度引き受けたからには責任を持って介護しますという立ち位置が明確だ。本当に有り難い。だから送り届けて車を玄関先に回すと、「お屋敷に帰りましたか?」と母が冗談を言うわけだ。

ホントに申し訳ないとご挨拶もそこそこに車を回して歌会の会場。熱心な発表の声が聞こえるドアをおして中に入ると何時もよりは少なめの参加者。急ぎ集中して脳内モードを短歌に切り替える。

今回の提出詠は母を詠んだが、それに対しての思いがけない好評を頂き恐縮して聞く。中には涙ぐんで高評して下さる方もいて、驚くばかりだったが、それらを聞きながら思ったのは、私の歌の評をしつつ、皆さんのそれぞれのお母さんへの思いを言葉にしておられるということ。誰にでも母はいる。それぞれの状況は違っても、共通の、「想い」はあるわけだ。そして、その母への想いはそれぞれに価値があり、それぞれに重いものだ。

自分としては、出来うる限り母を詠んでおこうという思いがあり、稚拙ながらもそれに向き合っているのだが、他のテーマと違い多くの人の共感を呼びやすいのだと想った。、、、「青風」の中にも多くの母を想う歌がある。きっと世の中には夥しい数の「母の歌」が存在するのだろう。

 

2019年4月 1日 (月)

新しきこと。

今日は来月から「令和」という元号になるという発表があり、今こうしてパソコンで変換してもすぐに出てこない位に新しい元号誕生だ。
これが4月1日に発表だったが、誰も、エイプリルフールを話題にする人もなく、マスコミはオールこの話題だ。現代のマスコミらしく、あっという間に同名の人を見つけてそれぞれインタビューしたり、忙しいことだ。

自分的には、今日から始めたことがある。それはNHKの番組モニターというものだ。募集がネットクラブから送られて来て、出来心で応募して受かってしまったわけだ。番組についての感想を長文で送ったのだが、どんなことを書いて送ったかも覚えていないまま合格通知を受け取った。さあ大変。毎月12本以上の番組についての感想を、というより評価を書き送らなくてはいけない。先日は、それの説明会なるものにも呼び出されて、細かい指示を受ける。向こう半年間のお仕事となった。はてさて、どうなりますことか?

夫婦で母を訪ねたが、この頃の母の口癖は、「頑張る」だ。有言実行で、実際食事も皆さんと一緒の席についてかなり食べて居るようだ。、、、とはいえ、今日も部屋に入ったときはベッドだし、昼間でもテレビを見るでもなく、ぼ~っと天井を見て過ごして居るようだ。早く暖かくなって、外へ連れ出したいのだが、予報では又寒くなると言う。

令和が、「梅」の季節をイメージしていると言うが、桜に早く咲いて貰いたいものだ。

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