« お通夜。 | トップページ | 面白いお話し。 »

2018年12月23日 (日)

満喫の一日。

寄席に行くと母を訪問して告げると行きたそうにしていたな~。一瞬可哀想になったが、今日ばかりは行きも帰りも運転手。これ以上何かをするのは無理だった。

落語は、失礼な言い方だが今までになく上質な中身の濃いものばかりだった。3人の落語家がそれぞれ目一杯の力を出しておられるように見えた。

特にさん喬師匠のは二席とも素晴らしいものだった。これぞ日本の伝統話芸!
内一席は人情者で、落語と言いながら泣ける泣ける。K画伯ご夫妻をお送りするため一緒に列に並んでいて偶然従兄弟にバッタリ。彼も目を真っ赤に泣きはらしていて、「感極まった!」とのこと。タイミングの悪い時だったが、お二人と引き合わせて「お久しぶり」となる。
画伯婦人は車での帰宅途中もしきりに、「ホント凄かったわねえ~。こんなに凄い落語も滅多に聞かないわねえ。」と唸っている。
それほどに素晴らしいものだった。場内はある時は水を打ったようにし~~~んとなり、その直後にはドッと笑いが来るというもの。
これほどに観客を右へ左へと操る「話芸」というものに改めて感嘆!
いや~楽しかった。
同行したY先生は良い観客振りを発揮して、笑うし感嘆符は出るしでホントに楽しんでくれた。誘ってくれてホントに有り難う!と深々と礼をされて恐縮だ。

で、画伯ご夫妻を生島までお送りして、すぐさま引き返しユメタウンへと車を走らせる。雨のせいか混んでる混んでる。何とかバタバタとすぐさま食べられるものを中心に買い物をして、家に帰ると約束通りの時間に古い友人夫婦が来て待っている。つなぎに娘を呼んでいて良かった。上手く時間を持たせておいてくれたようだ。
そこからバイキングのように色んなものを並べて宴会の始まり。近頃こういうことが簡単に出来るから良い時代だ。
およそ3時間ばかりの滞在でお二人を送り出したが、その後ろ姿に来年も会えますように、と祈るような気持ちだった。
ホント、誰の身に何が起きるか分からない時代だ。今を大切にしなくては。。。。

« お通夜。 | トップページ | 面白いお話し。 »