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2018年12月12日 (水)

感激の余韻は一人プロントで。

大竹しのぶ、という兼ねてから天才だと思って来た女優の、「ピアフ」を観てきた。
さすがの天才振り。女優として、なかなかこれだけの人は居ないと思わせる。声の表情から身体の動き、そして「歌」。

ず~っと喋り続けて居て、間間に歌うという芸当は、誰でも出来る物ではないだろう。だから、当然のように、フレーズは短くなるし、伸ばしたら音程が狂う。でもそれを全て演技として表現の一部に変えてしまう。これは誰にでも出来るものでは無い。
中音域から下は、喋るようにという遣りたくてもなかなか出来ない歌い方で見事に歌っていた。
残念ながら、遅くに購入してしまったチケットは、二階席の後部。恐らくは、これほど大きな舞台でなく、間近に顔が見える、息づかいが聞こえる席が良かったと想った。あんな席では、本来の彼女の女優振りが半分しか見えない。
だから、きっとこういう表情だろうと想像しながらだったという残念さ。1万円は高かった!

しかし、テレビの影響も多々あったのではないか?歩いて帰る途中の聞こえてくる会話は、「小柄だったね。」「思ってたより大分ね。」てな内容。老若男女と言っても、矢張り女性が大半の客席。ホント、男性はこういうのに触れる機会が少ないって感じだなあ。
一人余韻を楽しむために、新しく出来たカフェに立ち寄る。今日はこの時点で歩きと電車で帰ると決めていたから、その心の準備もあった。先日の愛媛で同時期にオープンしたと聞いたお店。店内は人影もまばら。ゆっくり出来て、置いてある雑誌にも目を通す。「死ぬまでに見ておきたい100の建築物」だったかな?そんな本を手にとって、香川県庁が出ていたのに驚く。世界中の建造物の中に、しっかり載っている。その本の中のものは、10カ所くらいは見たこと訪ねたことがあった。写真を見るだけでもケッコウ面白かった。

夜になって、水戸の息子から誕生日祝いの電話が。孫に代わって、すっかりお姉ちゃんだと思って話していて、最後になって弟と話していたのが分かるというお粗末。声紋て、似るんだよねえ。どうして間違えたかの説明に、「先入観」という単語をしっかり教えたもんだ。10歳の脳裏には間違いなくインプットされたに違いない。怪我の功名てね。
女の子の方は、最近少々落ち込んでいると言い、上向かせる為に幾つか喋ったが、最後はアイスクリームで釣ったかも。中学生。段々難しくなってくる。

深夜になって、娘から「ピアフ」どうだった?と電話が。そこから30分は喧々諤々喋ったねえ。パリでも、3人芝居の「ピアフ」という芝居を二人で見に行った事があり、「ピアフ」への考察は二人してケッコウ深めてきている。

さ、お風呂だ。

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