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2018年11月18日 (日)

深まる秋。磨かれる日々。

不思議と生きている。余りに忙しくて、息をする間もないくらい、とはちと大げさだが、とにかく信じられない程の時間割。昨夜一泊の松山から帰宅して、今朝起きてからのめまぐるしさには本当に参った。午後のちぇち練もそこそこに、急ぎ帰宅してから母の所に届ける物を持ち込み、そこからかねてより約束の友人をひらって今度は志度まで。地元のテノール歌手のコンサートに行ってきた。

まだ若く、今後に期待が出来そうなイケメン歌手。、、、しかし、歌ってホントに難しいよねえ。客に向かって歌う事自体が、自ずと緊張を強いられるし、それを悟られまいとすると、妙な動きが出てくる。自分では予想できないこうしたことが、本来の力を発揮させない。
なので、時間が経つにつれて良くなるというのも自然の流れ。
これから何度も何度もこうした経験を積んで、立派な歌い手になっていくんだろうなあ。未来があると言うことは素晴らしいこと。そして、力強い応援団を持っていることもラッキーなこと。又いつか聴かせて貰う日が来るんだろうが、その日が楽しみだ。
で、松山は何故かというに、とある芸術家の作品に触れる旅であった。日本人でありながら長くフィンランドに住み、あのマリメッコのテキスタイルデザイナーとして名を馳せた石本藤雄氏の作品展が松山市の何カ所かで展示されていたのだ。町を挙げての取り組みで、至る所にチラシなど置かれている。実際に作品に触れて、そのほとばしる感性に段々染まり行く自分を感じる。布、陶板、粘土、紙、さまざまな素材を自在に駆使して、懐かしく美しいものにと創り上げている。その作品とコラボしているという、道後のあるホテルにも行き、丁寧な説明を受ける。余りに素晴らしい室内にため息が出るばかり。いつの日かここに泊まれたら良いなあ~と夢想してみたり。。。
勿論、そんな情報を知っていたのはお嬢である。兼ねてからインテリアに興味を持ち、特に現代アート的な物に特別な関心がある。で、まあ、牛に引かれて善光寺参りよろしく、事前の説明にも、「ふ~ん、は~ん、へ~~~」という程度であったアチクシ。いつのまにかすっかり作品に魅せられていた。特に県の美術館に展示されていた、山頭火の俳句とのコラボはジャンルを越えた魅力で、響き合っていた。
そして、美術鑑賞と共に楽しんだのは、「食文化」である。
矢張り髙松よりは都会なのか?と思う程の店が沢山目に付く。その中で、一カ所はフレンチ。生演奏のピアノ、ヴァイオリンが数曲ずつ演奏されている。とにかく料理が美味しい。余りお高くないのも嬉しいが、ステーキの柔らかさ、ダイナミックなお野菜のソテー。手のこんだジェルやスープの美味しさ。これは完全にリピートあり。
でもって、最後にもう一軒。こちらはもつ鍋。これ又美味しくて、満席のため、一時間しか貰えなかったが、充分堪能した。
帰路、お嬢がしみじみ言う。「今回は全部充実してたねえ~。」
まあ、親子での旅は14年前のパリ以来だから、ホントに久し振りだ。普段話せないようなことも時間を掛けて話すことが出来る。
しかし、必ずしも意見が合致するばかりでもない。例えばチェックアウトは11時なのに、9時には出ようと言う。計画通りに行動しないと、見るべきものが見られないという。こっちは、せっかくの素敵な部屋を満喫したいところだったが、A型には敵わない。結局は一日中フル回転というわけだ。
行きは全部こちらが運転。帰りも半分は運転したが、ホテルで睡眠不足となり、帰路は流石に用心した。
出かける前からバタバタしててのこの旅は、ほとほと疲れた。つくずく年齢を感じている。
ま、芸術の秋たけなわ、ってことだ。

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