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2018年9月25日 (火)

リハーサル。

10月7日のシャンソンリサイタルに向けて、本日Oさんのリハーサル。ピアニストは勿論、衣装のデザイナーやビデオ班、照明班などスタッフも勢揃い。熱心に執り行われた。

ここまでの1年を振り返ると、本当に彼女はよくやったという感慨が湧く。
必ずしも平穏な生活でもない中で、くじけそうになることもあっただろうが、その都度自分で自分を励まして研鑽を積んで居るのがよく分かった。
ある人が言う。「この人はスポーツをやっていた人の頑張りよねえ。」なるほどそうかも知れない。結構な特訓にも耐えてここまでに仕上げたのは素晴らしい。
一人きりの舞台というのは、様々な要素が要求される。ある意味恐怖を覚えることもあったかも知れない。が、それらの全てに打ち勝ってこの場に臨んだ彼女の姿は美しかった。
ずっと彼女を見て来ての今日。これなら行ける、と安堵したことだ。あと少し。追い上げて頂こうと思う。これで終わりというのがないのが歌の道だ。
終わってから手伝い組を送って行きそのまま車を回してお二人ほどお見舞いに行く。
一人はひたすら死を待つ人。もう一人はどん底から這い上がろうとしている人。このお二人の年齢差は70歳と86歳。どちらの人からも「命」の重さを感じるばかり。
どの様に考えようと、死は必ず訪れる。それを目の前にしているこの二人の人の前で、自分の無力を悟るしかない。むしろ、見舞っている自分の方が目に見えない大切なものを頂いているような気がしている。
与えられた「生」を生ききるしかないのだが。。。。。さて。
吾が死にもリハーサルがあれば良いなどと思ひし秋の夕暮れ

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