夜のリサイタル。
あっつい日中でなくてホントに良かった。少なくとも帰りはやや涼しくなっていた。だからこそいつもの、「演奏会後の食事会」に誘い合って行けたのだった。
われらがW先生の男前の演奏は予想以上、とても楽しかった。歌というものが、こんなにも他の楽器と違って人々の心と体に共鳴するのも、同じ肉体を持った者同士だからだろう。聴きながら心の中で歌っている。勿論、それはテクニックがあればこそのものではあるが、、、。
そしてもう一つ言えることは、歌う人そのもののお人柄だ。歌声にそれが現れているし、最後のアンコールを来場者の全員合唱にもっていくなんざあ、さすが~の場慣れた素敵な演出だった。確かに、本日は合唱を始め、我々ちぇちのメンバーや歌関係の先生達、指導者と呼ばれる人も大勢来られていて、最後に溜まったマグマが爆発するかのような歌声が開場一杯に拡がった。ホント、歌好きが集まった、という感じ。
そういう聴く人の心も読み取っているのが素晴らしい。
来場者一人一人に丁寧なご挨拶。心のこもった御礼の言葉が、この暑い季節のどちらかというと不便な会場での演奏会の全てのマイナスを払拭してくれた。帰る人々がみんな笑顔だったことが証明している。
勿論イタリアンを頬張りながらの話題は演奏会が中心、だったはずが、いつのまにか妙な話題へと変遷していく。一緒に行ったAさん、このところメルカリとかいうものにはまっていて、なかなか上手に物を売買しているとのこと。あまりの手際の良い話しに、その場に居た誰一人知らない世界のことを全員がは~ん、ふ~ん、へ~ん、、、と興味津々の聞き役に回る。、、、世の中、ITを知る人とそうでない人の差が、どんどん広がってくるなあ。
こっちはそんな変な時間にエスプレッソをたっぷり飲んで、まあ、帰りの運転手のお仕事の為には正解だったが、間もなく丑三つ時のこんな時間に全く眠くない。でも、ベッドインすれば今宵は眠れそうな予感が。。。W先生の美声を思い出しながら。。。。。
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