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2018年2月

2018年2月26日 (月)

寒さ、少し和らいだ日。

ホンの少し体調が戻ってきたのを感じる今日は、相変わらず出不精になってしまっている義妹を無理無理付き合わせて、演劇鑑賞会の総会に出かける。思ったより大勢の人が集まっていて、全体として会員数が減少している事への危機感があるのかとも思う。ホント、どこもかしこもこういう問題が起こる。この団体は会員数が減少すると有名どころの劇団が呼べないし、公演回数も少なくなる。そうなると行けない人も出てきてますます会員が減る。悪循環になっていくわけだ。

結局、なんでも家で楽しめる時代になってきて、わざわざ出かけるというのが高齢化と共に億劫になって来ているわけだ。しかしこれは何も高齢者に限ったことではない。それこそが実は最も憂えるべきことかも知れない。むしろ古き良き時代を生きてきた人々は、生の演奏、生の舞台というものに触れる機会が多かったわけだ。それしかなかったというのもあるが、だから非常に贅沢な鑑賞が出来ていたのだ。そしてだからこそ、生の良さというものを肌で知っている。

先日FMのゲストでH先生のお話の中で、「もし宇宙人が地球にやってきて、何かを持ち帰るとしたら、一体何を持ち帰るだろうか?」というのに、「科学は地球に来るくらいだからこっちよりもうんと発達しているだろう。となると、芸術しか無いんじゃないか?」と某番組で言われていたという。確かにそれほど、芸術とは人間にとって必要不可欠なものだ。

 

そのアトちぇちの練習に移動したが、参加者の少ないこと。昼間の練習を取り入れての実験的な練習日ではあるが、これじゃあ、だめでしょ?という話しが出るほどだ。しかし、まあ、個々のレベルアップにはもってこいの練習法だから、こういう時を利用すべきなんだ。とにかく何事もポジティブに捕らえて行かないと前に進めない。

2018年2月23日 (金)

好天に似合う。

千客万来、とまではいかないが、しかし珍しい友人達が次々と訪れてくれて口々に、「第二の実家」だと言ってくれて嬉しい日だった。しばらくぶりでも、一気に距離は縮まる。「こういう時、いっつもあの人がここに居たよねえ。」とは、昨年亡くなったM女史のこと。しばしMの話しで盛り上がる。これも供養だ。

その上、まさしく第二の実家として孫べえが、我が家に来て数時間を過ごす。というのも、この子の母親が上京中でこちらはお守り役。二言目には、「腹へった!」と言う7歳の男児。母親からは、ラインで「おやつ要るで。」と言ってくるが、お願いの一言も無い。全く親の顔が見たいもんだ。ふ。

しかし、このまま春かと思う程の好天だ。寒さ知らずの施設の我が母、この好天に気付いてもいないだろうなあ。どうしているのか。気になりながら兎にも角にも忙しい。

なんとか短歌の締め切りには間に合うように出せたが、この突発的な子守のお陰で、あのこともこのことも遅れ遅れと成ってしまう。ま、仕方がないが。。。

結局パパが帰宅する時間までマンションで子守して、バトンタッチで帰ったが、明日も9時にはマンションに出勤だ。ま、こうして孫との時間はプレゼントみたいなもんで、楽しい時間でもある。日々成長著しい子供を見ること自体、こちらの活力に繋がる。

そんな中、来月上京すると連絡しておいたら、友人が二人で相談をまとめてくれて3人で箱根に行くことが決まったようだ。さあ、どんな旅になることやら。「今のうちに会っておこう!」が口癖になっている。やれやれ。

 

夕べは遅くまでちぇちの会議。若者達の愉快な発想は、どこまで行くのか?楽しみなことだ。、、、、サポーターのポジション。悪くない。

2018年2月22日 (木)

どっこい、まだまだ。。。。

このところの体調の悪さに、いよいよ来るべき時がそこまで来たのかと疑心暗鬼の日々だったが、今日は甦った。寝起きは悪く、グズグズしていたのだが、今日はお歌の練習日。約束は約束だからとお出かけする。すると、あ~ら不思議。声を出して歌うという行為のお陰か、すこぶる気分が良い。メンバーとお別れして、ランチを一緒にと迎えに来た友人Nの車に乗り込んで、拉致されていく。初めてのお店だったが、まあまあ。お値段だけよ!のお味。それよりはお喋りの方が楽しい。わが母を自分の母のように気にしてくれ、間もなく来るお誕生日には是非自分も一緒に祝いたいから、なんぞと言ってくれる。有り難い事だ。

で、1時間ほども過ごして別れ自分の車に乗り換えてお嬢に電話してみる。実は、お嬢の大好きな役者仲間、というよりは大先輩だが、一昨日突然に亡くなった。享年53歳。癌だったため、昨年高松公演の時にお会いしたらかなり痩せていて、心配していたのだが予想通りダメだった。が、闘病しながら作品に出演し続け、しかもそれが主役ばかりという凄さ。ただ、それが一旦休止する時期が危ないという予感はあった。精神力のみで生きていた人だったから。今日の訃報はyhooニュースにも出ていたし、一部で随分報じられていたが、テレビで最近有名だったOという66歳で逝った俳優よりは地味な扱いなのは、矢張り演劇人だからだろう。といっても、相棒やら虎さんやら色々映画にも出てたけどなあ。それはともかく、この一見で、相当に落ち込んでいるお嬢のことが気がかりだったので、電話してみたのだが、近所の喫茶店で一人お茶しているというので、合流。昨日相当泣いたので、今日はちょっと落ち着いていたが、動揺していることに変わりはない。昨年の吾が友人の死を経験していて、少しは学習しているようではあったが、今度のことをどう自分に納得させるか、色々考えているようだ。先立つ人は、こうして「死」というものを教えてくれる。明日は上京するというお嬢と孫べえの事を打ち合わせて別れる。

そして全く久しぶりにカーブスへ。3時過ぎという時間は一番混む時間帯のようだ。スタッフの明るい声に迎えられて、何とか小一時間汗を掻く。実をいうと、運動不足を殊の外感じていて、このままではロコも症候群にどっぷりとなりそうだったので、かなり頑張って出かけたわけだ。チャンと全行程がやれるかどうか自信が無かったが、やってみれば心地よい汗。爽快な気分。心拍数が特別上がるわけでもなく、良い感じ。これはちょいと続けなくてはねえ。

で、この汗をそのままには出来ないので、温泉にと思うが、行く前に眼鏡を新調することに。これは何日も前から思って居たことだが、どうも出かける気が起きなかったので、今日は思い切って。。。

そして予定通り温泉にも入り、気分良くお買い物にと思ったが、流石にその元気は残ってなくて、急ぎ帰宅。例によって「あるもの」で夕飯を。

 

天候とはかくも私を元気にする。そういえば昨日も母を施設から連れ出し、叔母共々和食ランチにお連れして、余りに天気が良いので、孫も連れて公淵公園に。ボールやら凧揚げやらでしばらく遊ぶ。沈みがちなお嬢をよそに孫とババ二人は日だまりを楽しむ。早く春が来ないかなあと思いつつ。。。結局この日は夕飯もパスタやさんで。母は何でも食べるから助かる。楽しそうな母を施設まで送り、又ね、と別れ、娘親子も送っていく。流石にこの日は疲れ切った。

本当は、短歌12首の締め切りがすぐそこに来ているから、仕上げなくてはと思っているんだけど、駄作20首を眺めながら推敲を逡巡している。、、、こうして結局速達になる。ふ~っ。

2018年2月19日 (月)

寝溜めカンタービレ!

3日前一睡も出来ず、挽回すべく翌日早めに寝たらこれ又夜中にパッチリ目が覚めてしまい、昨日は流石にもう眠れるだろうと思って早めにベッドイン。するとまだ電気が煌々とついてるにもかかわらず爆睡。やっぱり人間って寝ないと生きられない生き物なんだと納得した。
それは良かったけど、昨日の朝から首が回らなくなってしまった。いわゆる寝違えだ!
昨日の歌の練習はなんとかなったが、今日は病院!レントゲンでは大したことないと出たが、本日のちぇちはお休みだ。無理が出来ないお体になっちまった!あかんたーれな、おみっちゃんではある。
おりからのオリンピックの競技を見ながらため息の日々。
しかし、若い人は凄い!
ただ、こないだうどん屋でお隣さんだった女性がご主人に必死になって喋っていたことだが、メダルの色なんかで騒ぎ過ぎじゃないのか?報道のあり方を考えて欲しいものた。
このお隣さんは、じつは全盲の方のようで、そのせいか声が大きいので、よく聞こえ娘と一緒に「そのとうりよ!」と言い合ったものだ。
みんな、もの凄い努力してあのステージに立ってるわけで結果が全てでは無い。と思うけどねぇ。

若い人といえば、藤井君も凄い!

こうした人を見てると、皆んなどんどん顔が良くなる。何かに真剣に取り組んで顔つきが変わっていくのが、みてて気持ちが良い。

「求道者」のみに与えられるものだろう。

2018年2月15日 (木)

懐かしい時間。

余命2年という友人Fの誘いで、同窓生が4人集まっての会食となった。実に60年ぶりに会うという友人Tもいて、お互い面影はあるわねえ、と言いながらそこは同窓生の不思議、すぐに打ち解けて、同じ同窓生の近況などに花が咲く。Tは長らく社交ダンスをやっていてコンクールにも出場して好成績を収めているらしい。同じ72歳。頑張っている者同士話しが弾む。

黒一点のO氏はこれまで聞け無かったと言っては、わが半生のエピソードを聞いてくるので包み隠さず話すことに。語りながらつくずく自分に取っての時間の流れ方に感慨深いものがある。OL時代当時勤務していた会社の前で撮った写真を持参した彼は、どうして急に上京したのかこれまで不思議で仕方なかったという。なるほど、外からはそういう風に見られていたのかと今さらながら驚く。自分に取っては別に大した事ではなかったと思っていたが、、、、。

何よりビックリしたのは、この彼と、Fが二人ともわが結婚式に参列してくれていたということだ。全く記憶に無い。当時としては異色のわが結婚式で、その日に飛び入りで参列した人も居るくらいだから、とにかく大勢居たといことしか頭にないわけだ。いやはやいやはや、まったくもって失礼極まりないおはなし。そしてそれも含めて何もかも赦してくれるのが友人だ。

たった4人にもかかわらず、この3時間半はメチャクチャ内容の濃い時間となった。共通の友人Hの事で相当長い時間を割いたのも無理はない。彼の突出した才能には多くの同窓生達が憧れていた。何事にも真摯に向き合う思いやりのある人物で、Hこそさぞ素晴らしい人生を歩むに違いないと思われていたのだ。しかし、家庭にも恵まれず、仕事でも大きな破綻を経験し、今や不治の病と闘っている人生だ。この不条理を彼の代わりにみんなで慨嘆したというわけだ。

 

しかし、この小学校時代たった4年間机を並べた友人というだけで、この年になってこのように素敵な時間が持てるというのも、本当にラッキーな話しだ。

学校とは、かくも人の運命を決定付ける。

2018年2月13日 (火)

♪あ~あ、やんなっちゃうなあ~おどろいた!

昨日は雪降る中をはるばるボランティアの為歌いに出かけた。ここんとこ体調が思わしくなく、行けるかな?状態だったが、一応ドレスも準備して、アクセサリーもなるべく華やかにとのご注文通り前日に用意して、義妹を乗せて出かけた。その施設は平日のため、入所者の方と介護の方のみの観客は予想より少なかったが、それでも精一杯歌わせて頂こうと、、、、。しかし、目の前にいる車椅子の方のお顔を見ると何かしら勝手が違い、時々胸が詰まりそうになる。H先生のプログラム通り歌は進行したが、先生もどことなくぎごちない司会振り。精一杯というのは伝わったと思うが、こういうのはなかなかに難しいもの。そして、歌謡曲やら演歌やら唱歌の中にカンツオーネの大曲を始めた。暖かい部屋の空気が乾燥しているのが気にはなっていたが、まあ行けるだろうと自分のソロから出発した。途中早くも喉の違和感が、、、、しかし、何とか通過。二重唱になってから、これはヤバイ、という状況に。しかし、多分最後まで持つだろうと思いながら歌っていると、突然咳が出始めた。あと2小節のところで、どうにも我慢が出来なくなって、先生に譲って、後ろでゲホゲホ。いや~驚いた。こんなことは初めての事。歌の途中で咳が出るなんてこと、経験が無かったから自分が一番ビックリだ。その直後に歌う予定の「さくら」は義妹と順番を変わってもらい、なんとか歌えたが、いやはやいやはや、ついにこういう事が起き始めたのか。参った。

他の人の貢献もあって、皆さんに感謝されながら見送って頂いたが、自分としてはホント申し訳ないことだった。

昼ご飯には遅い時間だったが、3時という時間に義妹と一緒にレストランで食事。二人とも異常に疲れていてそれぞれの夫の食事もここで調達して帰ることに。、、、、これが大正解。こっちは帰宅するや否や横になってバタンキュー。それから2時間もぐっすり眠ったわけだ。やっぱり調子も悪かったんだろう。九州から帰ったと娘からの電話で起こされたときは、がらがら声。

ところが勿論あれから何も食べずに寝て起きたら、なんか戻った感がある。あまりの調子悪げだった夕べを気遣って夫が心配してくれたが、今日は大丈夫なようだ。一日一日どうなることやら。このところの天候と全くおんなじだ。

H先生にお詫びメールを入れたら、とあるソプラノ歌手は90歳でも現役だし、あと10年以上は歌って下さいと言われてしまう。お優しいお言葉。はあ。

 

ボランティアは久しぶりだったが、出かけるまえに夫から、ほんの一寸のことで、あちら側に座るか、こちら側に立つかの違いだ、と言われ。勿論年齢なんかは私より若い人も居ると思うと返事しながら出かけたが、ホントにそうだ。いつか近い将来、ああして施設でのイベントを楽しみに待つ日が来るんだろう。明らかに歌が好きな人だろうと思われる男性がマスクを外して大きな声で唱和しておられたのが印象的だった。

 

今宵は遅く帰るという夫の為に電気圧力鍋にシチューを仕込み、その間に先日の録音インタビューを記事にする作業を続ける。こういうことをするのは初めての事で、思ったよりは難しい作業だった。そもそも人間って、喋るときは相手の言葉を全部聴いて理解して対話していると思いがちだが、こうして録音して聞いて見ると、案外聞いてないことも多い。何度も同じ箇所を聞き返しながら、正確に記録しようとはするが、さりとて、忠実にそのまま書くと重複してたり、はしょってたり、と会話ならではのニュアンスがある。そこを辻褄が合うように修正しながら、読める文章に直す作業も必要だ。意外と骨だったなあ。ま、お陰で勉強させて貰ったが。。。。

2018年2月10日 (土)

雨あーめ降れ降れ、、、、。

久しぶりにまとまった雨が降り、ほんとなら引き篭もりのところだが、本日はちぇちいりぁの初めての昼間の練習。お互いに励ましあいながら出かける。
行けば行ったで、歌うという行為も相まって元気が出た。ま、これが良いんだろう。

実は、昨日も温泉に行き、今日はしっかり寝ようと12時にベッドイン。しかーし、1時間後にパッチリ目が開いて、さっぱり眠く無い。暫くもんもんとしてはムックリ起き上がり、iPadで映画を観る。「砂の器」。原作を読んだし、映画も観ているから、子守唄代わりになるかと思ったが、甘かった!この重たい内容に寝るどころでは無い。健気な子供の言動に泣かされることしばしば!、、、、が、時々は寝たようだ。いつのまにか全編が終わっていて、イヤーな寝起きのまま、コレは再度見ようと思い、ノロノロと起きて日常の生活。マッサージ機に掛かりながら再度観てると、あっという間に昼ご飯。夫に催促されて、尚も見ながら冷凍の炒飯を炒める。一方で鍋にスープを作るのと、iPadを見るのとで忙しい!、、、結果、夫が、「何コレ、パリパリ」と叫ぶ炒飯の出来。わっちゃー!ごめんチャイチャイ!と一応謝ると、敵もさるもの。スープに炒飯を入れて、「なかなかいける。新しい食感だ!」と完食。こっちは、画面を見ては泣きながらカミカミして完食。笑えるランチタイムとなった。

しかし名作だとつくづく思う。出演者はほぼこの世に居ない人。いずれも名優ばかり。盛り込まれたハンセン病の悲劇、人間の幸福とは?と投げかけるテーマ。全部語り尽くさない構成の妙。素晴らしい音楽。
もともと、松本清張の作品は、犯罪者に注ぐ眼差しが暖かい。犯罪を犯さざるを得ない状況を克明に描いたものが多い。中でもこの作品は出色の出来だろう。

さ、今日は真面目に寝るとしよう。

2018年2月 7日 (水)

ゆ~きやこんこん、、、、。

本日は、今度のボランティアの歌の練習に羽床まで。いつも高松より二度低いとかいうだけあって、前日の雪が山肌に残り、H先生宅のお庭の周辺も雪化粧。なかなかに風情があって美しい。

ボランティアといっても、これまでにない量の歌で、けっこう大変。当日までには仕上げなくては、、、、、。

美空ひばりのリンゴ追分は、セリフ入りでどうなることやら。マイク無しだし、勝手が違う。派手なカンツオーネも歌うし、シャンソンも。まあ、昔の歌声喫茶的なイメージか。

帰路、義妹と話したことだが、こういう事が無ければ絶対歌ってないよねえ。お誘い頂いてこそのことで、まあ有り難い訳だ。おそらくこういう事が無ければ引きこもりの冬だろう。なんせ、寒い!

 

高松に帰ってから雪に見舞われた。道行く車の背中にも雪が積もっているのが何台も。おおおお。てなもんだ。

で、鍵を開けて中に入ると、どっかからシャ~シャ~という音が。一体何の音かと探検したら、洗濯機のホースが外れて水がとんでもなく放出されている。あっちゃ~と、冷たいのを我慢して元栓を閉めるも、辺りは水浸し。ここ2,3日凍っていて洗濯機が使えなかったのだが、どうやら溶けていたらしい。やれやれ。もったいない。

 

さっきテレビで、エッセイスト?の若い女性の紹介番組を見たが、名前も顔も知らない人。言葉の選択から多分書く人だろうとは思ったが、中で面白いことを言ってた。「美味しくなければいけませんか?」「美味しくなくても、食べたい、満足する、又食べたいと思う料理って、ありませんか?」というもの。、、、確かに。世間では三つ星だとかなんとか美味しいにランク付けしては騒ぐ傾向にあるが、これって現代病ではないのか?

だいたい「味」なんてものは、その日の気分や体調によっても大いに変わるし、食べるお相手にもよる。そして、創ってくれる人の心意気や、愛情にもよる。人間はかくも複雑なる生き物なんだから。。。。

昨日のすき焼きは自分的には80点だったが、娘は喜んで食べて残りを全部持って帰った。そんなものだ。

2018年2月 5日 (月)

夜の街。色々ある。

娘親子と我が家で久しぶりに食事をして、老夫婦で「家族に乾杯」という番組を見てはゲラゲラ。遂に番組終了まで楽しんだ。これは大阪が舞台で、大阪の人の会話って、ホント、普通の人が面白いんだ。昨年遠くへ言ってしまった友人も、永く大阪暮らしだったせいで、すっかり大阪弁だったが、言葉の違いと言うより、打てば響く会話の妙が凄い地区だ。、、、彼女の「あほらし」や「あかんで」「なにゆうとん」etcホントに懐かしい。

で、ちょっと悩んだが、やっぱり温泉に行こうと決めて、パパッと準備して颯爽と、「行って来ま~す」と声を掛けて出かけ、温泉の駐車場でエンジンを切ってからハタと気付いた。「無い!」

迷う時間も惜しくそのまま再起動。バタバタと帰宅して、訝しがる夫に素直に白状。何を忘れたのか?と聞かれて、「全部」と答えたら流石に呆れて返す言葉を失っていた。入浴のためのシャンプー他一切合切を忘れてた訳だ。出がけに、「気を付けて!」と怒鳴ってくれたが。フフフ。

で、まあ気分良く入浴し、ドライヤーの場所に移動しようとしたら、突然若い女性がロッカーの前でどさっと倒れた。どう見ても気絶状態。こっちはバスタオルだから、内側から受付の磨りガラスの戸をドンドン叩き「すいませ~ん」と何度か呼んだが、運が悪いときはこんなもので、誰も反応がない。やがて機転を利かした既に洋服に着替えていた若い女性がロビーに飛んで出た。すぐに係員が二人ほどやってきて、チェックしてバスタオルを大量に持ち込み体中をくるむ。どうやら、のぼせ?氷水やなんかも持って来て解放していると段々意識が戻ってきた。取り巻きの女性たちも心配そうに見ていて、「お一人かしら?」という私の質問に、「指輪してるから、、、」と答える人が居たり。。。。その内係員の女性に話しているのが聞こえてきて、多分、一泊旅行の途中?まあ、何はともあれ良かった。この女性の入ったお風呂は二階のサウナが付いている階だったから、もしかしたらそこに入ったせいか?でも、階段でこうなったらと思うと、他人事ながらぞっとした。

 

で、何となくホッとした感じで街の灯りを楽しみながら帰っていると、やってますなあ~。事故。たった今やった感じで、パトカーも来てなかったが、やれやれ、この寒空の下大変だあ。

 

ほ~んと、いろいろありますなあ~。

同窓会の悲劇。

近頃鏡を見るのが大分イヤになってきていて、「ううう~この皺~」「イヤなシミ~」「たるみ~」と再認識することばかりで、いい加減イヤになってきている訳だ。で、本日の新年会という名の同窓会。確かに同年だから気にすることは無いんだけど、「久しぶり~」と近寄って相手の顔を見て、「ああ、この人さえもこんなに~~」とついしげしげと見てしまう。

カラオケを歌っている人の顔は遠いから、そして声はあんまり変わってないから、全く気にならないが側に来る友の顔がことごとくおんなじで、あったりまえなんだが、何故か悲しい。多分、その人の顔に自分の顔を重ねてみているんだろう。

これって、全く自分らしくない。商売柄鏡は普通の家庭よりも多い。だから見る機会も多分多いんだろうが、今までこんなこと余り思った事がない。、、、実はその方が変だったりして。

しかし、男性は一時期急にみんな老けたなあ~と思った時期もあったが、それからするとあんまし変わってない。ここ2年くらいで、女性陣はみんな急に年取った感じ。、、、多分これは過渡期というものだろうか。これを通り過ぎるとそれさえも気にならなくなるのだろうか。

 

だから同窓会、別に、、、と思わないでもないのだが、ナント、今後は毎年やるという。なんでも毎年数名がこの世から居なくなると言う現実に、いつ誰にそういう時期が来るとも限らないから、というのがその理由だそうだ。これは中学の同窓会の話しだが、高校の同窓会もどうやら今年がその予定の年らしい。

とにかく誘われれば何処へでも行く性分なので、お誘いはいつもかかるし、高校はいつの間にか幹事になっている。彼らはこれまでの私の人生の折々に何くれと無く助けてくれたし、落ち込んでいても癒やしてくれる存在ではあった。おそらくはこれからもそうだろうと思う。小学校さえ、卒業もしてないのに集まりには声を掛けてくれる。父の転勤のおかげで、学校は4年ごとに転校。当時は恨んだが、今思えばあの試練は今の私を支えてくれている。そういえばあの当時の父の言葉、「若いときの苦労は買ってでもしろ。」その意味も分かろうというもんだ。

 

で、本日はそのアト、朝の吹雪が嘘のようなうらうらと晴れ渡った11号線を走り、同席の友人と一緒に引田までとあるイベントに出かけた。こちらは老舗お醤油やさんの若社長が主催のユニークな催し物。一角を「クラブ」にして、8時間に及ぶ遊びの空間を演出。同窓会の食事を控えめにしておいて、こちらでにぎり寿司をたらふく握って貰い、アヒージョやらおでんやら、珍しい料理を頂き、女二人のお喋りにゲップしながら帰路に付く。

 

帰宅して夫の食事を整えたら、勿論仮眠。疲れた~~~~。

2018年2月 3日 (土)

美輪明宏とイェルク.デームス。

夕食時、BSの美輪明宏の特別番組を観た。一番感動したのはまだ記憶に新しい数年前の紅白の時のもの。だから、初めて聴いた訳ではない。にもかかわらず涙が出るほど感動した。この歌唱力!そして歌に向かう姿勢!そしてそして彼の無償の愛に付いての言葉!これら全てに感動した。なんと良い番組だったことか!、、、時々この局はこういう素晴らしいものを企画してくれる。
ヨイトマケの唄の歴史はすなわち丸山明宏の歴史。日本における貧富の差が、出生における謂れなき差別が、性に対する偏見が、この歌の歌詞の前に後退して行く様が描かれていて、世の中の変化に、見る人が安堵するかの様だった。日本も捨てたもんじゃ無い、とか。
本当だろうか?
表面的にはそうかも知れない。しかし、まだまだこの歌は歌い続けて行かなくてはいけない様な気がする。決して過去のものではない様な気が、、、、。残念ながら。。。

画面に一瞬面白いものが映った。昔の丸山明宏のコンサートの記事の横に、あのイェルク.デームスの名前があったのた!年齢差がある二人の演奏家が、同じ場所で同じ頃にコンサートして、今なお活躍している!ジャンルは全く違うけど、それぞれ多くの人に感動を与え続けている!この番組を見た人のどれほどの人がこの事に気づいただろうか?おもしろ〜い!

なんか、調子が良くない。

全てに、一応が付く。
一応起きて食べて寝て、やむなく外出も。
しかーし、孫守りの約束は、熱が37度2分出た為、途中で放棄!
食欲がないし吐き気に関節痛も。さりとて、いわゆる病気の感じもせず、インフルエンザの前ぶれかと不安がよぎる。
娘宅から帰宅して早々にベッドインして数時間後には熱が下がってる。
これって、、、、一体?

変な時間に寝たせいで、ただ今丑三つ刻に眠く無い。

日曜日は同窓会があり、もう一つイベントにも行く予定だが、はてさて、どうなることか。

とにかく何をするにも健康だ。、、、んんんん、情け無い。

2018年2月 2日 (金)

予定通り。

朝の冷え込みなんのその!チャンとシェイクスピアの会の新お世話役として会場へと馳せ参じた!機材の立ち上げに少々手間取ったが、あとは順調に経過。新しい会員の方もしきりに感動しておられたのは目出度い。
それもそのはず、タイトルはオセロ。たださえ悲劇な上に、役者が渾身の演技。知り尽くしていても泣いてしまう。
知るたびに新鮮なのがシェイクスピアだ。今日はイヤーゴがベニス出身というのが分かり、ベニスの商人を思い出し興味深いことではあった。
それと、全てを知った時のオセロの最初の反応が、イヤーゴに怒る前に自らの愚かさに憤るという点が、彼の本質を表していて、こういう人物故に美徳に溢れるデズデモーナが愛したんだと納得した。ストーリーに矛盾がなく、本当に引き込まれた。

奇しくも、参加のKさんが、何回見ても覚えてなくて、いっつも新鮮やわぁ!と慨嘆されていたのが笑えたが!ま、そういう事もあらあね!

ランチを断って急ぎ帰宅。次なる目的地に。同行の義妹と路面の心配しながら出かけたが、羽床辺りはまだ大丈夫だった。今日の練習は、近々行く施設でのコンサートの為のもの。聞いてビックリ、20曲ものプログラム。あちゃー!何事にも全力投球のH先生らしい企画だ。おかげで、オペラや演歌に童謡唱歌の類いも!シャンソンもリクエストされて、一応予定には入れたが、、、。ふひょー!どうなることやら。


何はともあれ本日の予定、全て完了。フーーー。

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