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2017年2月12日 (日)

相聞歌。ふむふむ。

この寒さにちょっと迷ったが、やっぱり宇多津まで落合恵子さんの講演を聴きに行くこととした。駐車場が満杯になるのを想定して、娘を誘い、彼女たち親子は適当にどっかで時間を潰すということにした。勿論宇多津といえば「岡○○」だ。祭日にしては午後1時なのに行列が短い。それでも20分くらいは待ったか。名物うどんはさほど感動しなかったが、おでんが意外にも美味しかった。これまで食べたどこの店によりも美味しかったように思う。

 

ホールは600名収容だと聞いていたが、ブームとはいえ、まだまだ短歌や俳句は敷居が高いのか、目玉講師を呼んでいたにもかかわらず空席が目立つ。まあそれでも7割くらいは入って居たかも。

で、前半は「平成相聞歌」(メールで恋の歌を)の受賞式典。6,500通のメールの中から選ばれたもの数点が発表され、中には北海道や東京神奈川という遠方から参加している人もいた。

挨拶に立った人からも話しが出たが、この数の多さに選考が大変だったことは想像できる。およそ恋バナとは円がなさそうなおじさんが、口ごもりながら恋、愛、と口にするのが可愛くて会場から失笑を買っていた。その点、着物姿で決めていた、私でも知っている歌人のT女史はしっかりと、優雅に作品についての高評を述べていてご立派だった。

落合女史は、テレビでよく知っているあの白髪頭を振りかざして颯爽と現れた。聞けばお生まれは昭和二十年、といえばこのワタクシと同じ年。どうりで話す内容も、頷けることが多い。元アナウンサーにしては、「すいませんねえ、舌がもつれちゃって、」なんぞという場面もあり、ああ、やっぱりそうなんだとここでも同感して同情だ。意識してゆっくりかみ砕くように話されるのは、矢張りそういうことなんだ。それでも見習うべきは、何かしらを伝えたいという強い思いがあり、それを丁寧にしっかりと話すことだ。立て板に水が出来なくなれば、こうしてゆっくり話せば良い事だ。まだまだ出来ることはあると、励まされた思い。

大体講演会は何か一つ貰って帰ればよいといつも思って居るが、今日も一つは貰ったなあ。

「言葉とは、言葉に出来ない思いを指し示すものだ」という言葉。これはず~んと来た。しかし、これは彼女の言葉ではない。彼女が大好きな一寸前に亡くなられた詩人の言葉だそうだ。この深い意味を感じる言葉こそ、詩作や作詠にヒントになると思った。

 

休憩中に二人の知人と出会った。一人は短歌仲間。以前にもここでお会いしましたね、と言われ、そうだったと思い出す。もう一人は、シェイクスピアの会員だ。彼は最前列で、「落合さんに会うためにだけ来ました。」と堂々と言う。最後、このお二人に挨拶する間もなく、迎えに来た娘の車へと急ぐ。

それというのも、宇多津というところ、時間つぶしする場所が全く無かった!と知らない土地で退屈していたらしいのだ。スマホはオフにしていたので気付かなかったが、ラインで何度もまだ?と入っていたもんだ。でもって、ネットで調べていた海沿いのカフェを探して行ってみる。ここは全面ガラス張りで瀬戸大橋の全貌が見える素晴らしい眺望のお店。フルーツたっぷりが売りで、しっかりとパフェを頂く。リピートありねえ、と良いながら寒風の中を外に出る。雪は降ってないが、今季一番の寒さだし、風が強い。震えながら車に乗り込んだ辺りから疲れが出て来た。我が家で焼き肉でもと話していたが、もうそれぞれ自分ちで食べようよ、と持ち出す。娘もあっさりと了解。とにかく寒くて、移動はなるべく避けたい思いだ。

夜大阪の友人と電話で話すと思いはみんな同じだった。あっちも寒いらしい。それでも大雪の山陰なんかと比べると有り難い位だが、、、。

そもそも今回出かけたのも、FBに記事が載ったからで、早速その記事の投稿者、この大会の主宰者側のトップI先生にメールでご挨拶。来てくれて有り難うのお言葉と、次回は投稿して下さいとあり、むむむ。I先生は、声楽家で、多方面でご活躍の方だ。こういうことされているとは知らなかった。

さ、縮こまって寝ようか。

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