言の葉。
まるで短歌への自分の迷いを揶揄するように、本日、夕餉の支度中にNHKで「鳥居」というセーラー服の若者が短歌の歌集を初出版したと報じられていた。集中して見ていた訳ではないが、「お、面白い歌人が出て来たなあ!」と単純に思った。その時紹介されていた短歌を、今どうしても思い出せない。が、明日の歌会で誰かが教えてくれるかな?
こういうのを見ると、結局所謂新しい短歌には、自分が惹かれているのが分かる。以前俵万智に惹かれた様に。
今や、ネットでの短歌が大流行。実際には知らないが、どうも若者の間では、「短詩」としての短歌がブームのようだ。言葉遊びの延長かも知れないが、それでも、言葉に興味を持つというのは大事なことだ。
テレビの番組の中でも触れられていたが、この手の新しい短歌を「面白い」と思う人と、「つまらない。不愉快。」と思う人がいるようだ。昔、具象画の時代に抽象画が生まれ、キュービズムが出て来た頃のように、その時は批判され排斥されたのが、今やもの凄い価値を持っている。それと同じように、時代が彼らに付いて行けてないだけなのかも知れない。
そういえば、先日白川静という言語学者の話が出たが、漢字の成り立ちなんかは面白いだろうと思う。機会があれば触れてみたいモノ。
、、、今日も今日とて、お歌の勉強にはるばる羽床まで行って来たが、とにかく時間が無いなあ。足腰が立たなくなって、引きこもりになったとき、もしや、もの凄い豊かな時間が待っているのかも知れないが、、、。
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