ユーモアのセンス。
近頃アマゾンビデオなるものが出て、会員登録すれば果てしなく映画が観られるようになった。映画好きの私にはサイコーのプレゼント。まあ、とは言ってもなかなかじっくり見る時間は無いが、ほぼテレビドラマを観たいと思わなくなっている。娘は自宅のテレビにそれを繋いで、大画面で観られるからと進めるが、これ以上そんなことになったら大変だ~と流石にそれはセーブしている。引きこもりになったら、これ以上便利な物は無いとは思うが,今のところはねえ~。
で、今日は午後お仕事をして何だか疲れてしまい、あれこれ予定していたことも出来ず、夕食の買い物にも行く気にならず、あるモノでちゃちゃっとやっつけた。、、、故にこういう日にうってつけの映画鑑賞となる。
アメリカ映画で、セリフの中ににトランプ氏の名前が出るほど新しいが、とても面白い内容だった。テレビ番組の製作現場が舞台で、そこで働く有能だが認めて貰えない若い女性や過去の有名キャスターが登場して、丁々発止とやり合うテンポの良い現代映画だった。何が面白いって、会話のユーモアもそうだが、全体のストーリー展開も意外性があり、しかし一人間としての生きる上での葛藤も描かれ、内容が濃いモノに成って居た。このユーモアのセンスは、殆どのアメリカ映画につきものだが、これは我々日本人も見習った方が良いだろう。が、それは簡単ではない。民族としての成り立ちが違うのかも知れない。特に日本は島国だし、鎖国さえしていたんだから。
とはいえ、このところのトランプ氏の言動は呆れてモノが言えない位のモノだ。人間が、慎重に、自国の利益をも考えながら営々と築き上げてきた「国としての品位」というものが彼には全く感じられない。一番大切なのが、「利益」では余りに寂しいのではないか。 これから先アメリカという国がどうなっていくのか?オバマ大統領のような人を輩出するところまで尊敬を勝ち取った国が、一気に価値を下げてしまうことになるやもしれぬ。恐ろしい事が起きなければよいが。。。
こういう事態を、ユーモアで表現する術を持たない。
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