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2016年11月

2016年11月30日 (水)

変なニュース。

昨日のニュースでおかしなのがあった。あるスケート場が観客を呼び込むためのアイデアとして、氷の下にいっぱいの魚たちを凍結したんだそうな。人々はその上を滑ることになっていた。が、ここの宣伝を見た人々がネット上でブーイングし、その輪がもの凄く拡がって、遂に業者は反省し(?)開業をストップしたらしい。

この事件、例のCGの会社のトップが大いばりでかの宮崎駿監督に首のない人間のようなものがのたうち回るの図を見せたのとオーバーラップする。怒りを抑えて、「これは人間への冒涜ですよ。」とぼそっと言ったカントクの表情を思い出す。

結局、「命」をどうとらえているのか?ということだろう。勿論人は魚を食べて生きている。しかし、だからといって、わざわざ死骸にしたモノの上を人々に走らせる?この神経が分からない。

何かがおかしい。

これは人間として後退して行ってるのではないかと危惧するほどのことだが、他にも沢山の事例がアルに違いない。

価値観。これに尽きるのだろうが、唯一の被爆国我が国の大臣が、核の廃絶に「反対」する時代だ。何が一番大切なのかを見極めろと言う方に無理があるのかも知れない。

 

ああ、やだやだ。歌を歌ってるのが一番良い。テレビを付けると碌な事が流れて来ない。やれ殺人だ、高齢者の交通事故だ、アスカの再逮捕だ、、、、ほんと、にっぽん、だいじょう~ぶか~?

って、そういえば昨日はちょっと嬉しい特番も流れた。「冤罪」専門の弁護士の話だ。今日はもう遅くて湯冷めしそうだから、今度書こう。

2016年11月27日 (日)

シンプル イズ ベスト!

本日は、オペラ「お気に召すまま」に出かけた。自分の演奏会直近とあって、かなり逡巡していたが、出演者からオススメされて、思い切って出かけた。言わずと知れたシェイクスピアの作品をオペラ化したもので、作曲から演出出演者まで、全て香川県の人がやった。そこに意義があると思える舞台だった。

あの長い戯曲をオペラ化すると大変だろうと想像しながら出かけたが、非常にシンプルに主役二人の物語のみを抽出したことで、分かり易いものになっていた。香川にはシェイクスピアの専門家H先生もいることだし、きっと良い物が出来るんだろうと想像していたが期待以上だった。舞台美術も非常にシンプルで効果的。あれで良いと思う。作品に流れるロマンスを表現するにはとても効果的。

主役お二人が、原作からすると年齢的に大変だとは思ったが、それを感じさせない若々しさだった。お二人とも演劇の力も持っている人たちで、動きに無駄が無く好感が持てた。終演後に楽屋にお邪魔したが、「もうっ、二十歳の役は大変だったわよ!」とロザリンド役のH先生が叫んでいる。公爵役のO先生はこってりメイクもそのままに駆けよってくれて思わず握手。この舞台が終わった後のざわざわが懐かしくも楽しい。。。。舞台は良いなあ。暗い舞台袖に知ったお顔がうごめいている。熱気溢れた舞台裏からドアを開けるとシンとした異世界。この非日常が良いんだよねえ。舞台は。

 

待っていた義妹を乗せて帰路に付く道々、「思ったより短くて、この時間が良いわねえ。」と話した事だが。確かに1時間半程度の舞台は疲れなくて良い。

同行のKさんの話しでは、昨日は香川出身の女優高畑Aさんの舞台が大ホールであったようだ。とても良い舞台で、あの事件が嘘のような満杯の大成功の公演だったとか。まあ、地元の人は応援しているだろうしねえ。こちらは行けなくて残念だった。「おもしろくて、やがて哀しき。」という舞台だった、とはKさんの言葉。ああ、行きたかったなあ。

2016年11月26日 (土)

暗譜出来ないアチクシ。

こないだ近くのぽか○温泉で下足札をポカしてから、どうも行くのがいやな予感。又又なんかしでかすような気がしている。と、そんなこと思っているから余計にいろんな事が起こるのかも知れない。

まずは入り口でガラポンくじを引かせて貰い、めでたく最下位の歯ブラシを頂き、苦笑いしながらロッカーへ。でまあ、今日は長湯の予定だから水でも買おうと自販機の前。小銭入れからお金を出した途端その硬貨は音もなく自販機の下へと滑り込む。覗いて見ても見つからないからどうしたもんだかとチョイと思案したが、スグ側に受付に通じる小窓があったのでノックしてみる。すると若い女性が覗き事情が分かるとすぐに出て来てくれる。「幾らですか?」と聞かれ考えて居る内に、「百円ですか?」と聞かれたので、「はい」と答え、もしかしたら違うかもと言おうとした瞬間、「ありました。50円ですね。」と。。。なんとなくばつが悪いまま礼を言う。

これがスタートだから、又しても良くないことが起きるのかと用心しつつ入浴。といっても今日は入浴が目的ではない。ここのお風呂にある、「日向湯」なる、ぬる~いお湯にゆっくり浸かり、イタリア語の歌詞を覚えようとしたのだ。まあ、我が家でもお風呂で遣ってはいるが、内のお風呂は寒いから、孫べえの忘れ物を届けに出たついでに寄ったのだ。チャンと歌詞をビニールに入れ、チラ見しながら浸かっていたが、一向に覚えられない。やっと覚えたと思っても、最初から遣るとところどころ泡の如く消えている。非常に暗記力は衰えている。これが日本語だとものの1時間もあれば覚えるが、何故か外国語は頭に入ってこない。しかも方言と来ているから、知らない言葉が殆どだ。日本語でも、たとえば東北弁とか沖縄弁だと覚えきれないかも知れないなあ~。そういえば、日本も色んな方言があるなあ。アイヌ語なんてのもあるようだが、殆ど知らない。この部屋の壁には讃岐弁の「雨にも負けず」がかかっている。。。。てなことを思って居るとあっという間に時間が経ち、1時間半も中にいた事になる。

やれやれ、まあ全然ではないが、期待通りには行かなかったなあ~とロッカーの鍵を開けようとすると、これが開かない。差したり抜いたりして、ようやく開いたが何てこと!沢山空いてるところがあったのに、よりによってこういうとこに入れるんだから。

なんか疲れたから帰りに待合にあるマッサージ室に寄ろうかと思ったら、ナント1時間以上も待ち時間があるとか。あっさり諦めて車へ。隣の車の中にお遍路さんの編み笠が乗っている。そうか、こうして車で廻ってる人も居るんだ。さぞかし疲れも取れるだろうなあ。良いアイデアだ。

 

北海道では又地震があったそうな。香川でいると嘘のような日本の出来事。でも、こっちにだっていつ来るか分かったもんじゃないけどねえ。

2016年11月25日 (金)

癌。

羽床の練習から帰宅したら10時前。なんとも力尽きたという感じでしばしウトウト。もうちゃんと寝ようと言う段になってかかっていたNHKのニュース番組で、麻央さんがBBCの「今年の女性」に選ばれたというのが出た。

彼女が最近ブログで多くのメッセージを流しているのは知っていたが、それを世界中の人が見る時代なんだ、と改めて驚く。そして、いくつかのブログ内容が紹介されたが、ホントに力強い言葉が、飾らずに紡がれていて思わず涙した。決して同情の涙ではなく、試練の中で輝く一人の女性に感動してのことだ。

別に癌でなくとも、人はいつかはあの世へと旅立つ。その意味では、この世に生きて居る人はすべからく試練の中に居ると言える。しかし、その「死」までをどう生きるかについて、多くの人が手探りだし、どう生きて良いか分からずに忘れようとして曖昧に生きているのだ。が、彼女の場合は病気を得ることで、曖昧に生きることが出来なくなったと言えるだろう。さまざまな苦悩の末にたどり着いた、とあったが、その通りだろうと思う。しかし皆が皆彼女のようにはなれないだろう。同じような境遇にあっても全く違う心持ちの人も多くいるのではないか。実際画面に紹介されていた一人の女性看護師のかたは、乳がんを切除して落ち込んだが、麻央さんのブログを読んで力を得た、と言っていた。どこまで遣れるか分からないが、頑張りたいと仕事に復帰していた。

麻央さんは確かな力を人々に注入しているようだ。素晴らしい。

 

今日は別なニュースで、アメリカの研究室で、「不規則な睡眠をしていると、肝臓癌になる確立が非常に多くなる。」との発表が成されたと。。。ヤッパリ寝よ。麻央さんみたいにになれる自信が無いもんねえ。。。。

2016年11月24日 (木)

いよいよ寒くなった!

ニュースで雪の声を聞いた途端、急に寒さを感じる。完全な冬支度が必要になってきた。って、まだしてないのだ、あたくしは。

昼間孫べえのお守りをしていた2時間足らずの時間に、暑いと言うのでとあるアイスクリームのお店に行って時間稼ぎ。入って見るといつもの奥様がいない。注文したものを食べて、なおもまったりしていると、どうやらその奥様のお友達らしき人が来て、お店の方と声高にお話をされているのをつい聞いてしまった。なんでも急病で手術をされたらしい。まあ、でも大分良くなられているようで、なんとなくホッとする。色々あるなあ~。

一人遊びをしている孫を見ながら、まずは大人になるまで無事で居て欲しいとつくずく思う。こないだのように「時々息が出来なくなるんだよ。」なんてこと言われたら、お守りしているのも不安になる。そのための対処法は母親から色々聞かされてはいるものの、実際その場になってパニックにならないだろうか?

ホントにねえ。病気にならずに死ねたらどんなに良いかしらねえ。

ちぇちのメンバーで看護師を遣っている人がいて、訪問看護で死を間近に控えた人が多い様だが、このところ立て続けに最後の場面に立ち会ったそうな。そう話しながらも涙ぐんでいる、優しい人だ。きっと亡くなる人たちも彼女のお陰で心癒やされたことだろうと想像できる。。。。しかし、しんどいお仕事だなあ。一人一人とそうやって密にかかわることは消耗することだろう。いくらお仕事とはいえ。でもこういう人がいることは本当に必要なことだ。何とか頑張って欲しいもの。たまに歌ってることで、心が癒やされているそうだが、分かるなあ~。

 

そとは大分雨脚が強くなって来て、その音で寒さが増す。お風呂に入って休むとしよう。

2016年11月23日 (水)

音楽と涙。

やっとこさ短歌の締め切りに間に合った。が、それを中央郵便局までただで持って行くのもな~、と考えていて、フトちぇちのメンバーが絶賛していた映画を思い出した。「オケ老人」というのがそのタイトル。時間を調べるとナント夜の9時10分開演。てえことは、1時間前に出て郵便を出して、、、丁度良い時間と決心して帽子にマフラーにモヘアのカーディガンにと完全武装で出かけた。ところが外は全く寒くもなく、快適なお出かけ温度。従って予定通りスイスイと動く。

映画は、予想以上に面白かった。大体のあらすじは知ってはいたが、それにストーリーはありがちなサクセスものではあるが、それでも気持ちの良い涙が自然に流れた。要所要所に緊張をぷつんと切る笑いのネタがばらまかれ、つい吹き出して仕舞う。NHKの朝ドラでおなじみの女優、杏が、頑張れば頑張るほど笑ってしまうという面白いキャラクターで、多分他の人ではあの味は出せなかっただろうと思わせる。

笑いのネタは最後のテロップのバックに流れる音楽にも。ここで、あの曲を出してくるか!という驚き。この演出家、ただ者ではないなあ。

しかし、これほどにメッセージ性の高いストレートな作品も最近にはないものだ。「老い」に向き合う若者達の姿。結局いつかは老いる若者は、その老いを敬い、老いた人は、若者を受け入れる。そこから素晴らしい世界が開けるという、人生こそが交響曲の意味を込めた、最後の演奏曲がドボルザークの「新世界」。しかもその演奏会の最中、雷雨と共にあるハプニングが。初めは指揮を見ることすら出来なかった人たちだ。それが今や、指揮をしっかりと見て、何が起きようと心を一つに見事な演奏をするというハッピーエンド。

この映画を観たメンバーが、「まるで、ちぇちを映画にしたようでした。」と言っていたが、ある意味それはそうだろうと思った。老いた人も若い人も共にという点で。しかし長い練習期間の中ですっかり暗譜が出来ている老人達、という点で負けてはいるなあ!

結局この映画の中に重奏低音の様に流れているのは、「老い」であり、「寂しさ」だ。しかし、その全てを受け入れて、悠然と「愛」を語る素晴らしい映画だった。

 

実は行く前にもテレビを見てさんざん涙した後だった。

あの東日本大震災の記録だった。生死を分けた対応がその番組の趣旨ではあったが、体育館の上の階に上って助かった人々。下の階にはまるで洗濯機のように渦巻く津波の侵入があり、上からそれをみんなが固唾を飲んで見下ろして絶望的になっていた時、一人の女学生が校歌を歌い始めたという。そこがたまたま学校の体育館だったせいもあるかも知れない。壁には校歌が書かれた額がつるされていた。そして段々歌の輪が拡がり、ようやくみんなが言葉を出して励まし合うようになれた、という。

校歌というものは、殆どが未来を歌い、希望を歌っている。確かにその場に一番相応しい歌だったかも知れない。この番組は、あの記憶を生々しく思い出させる。今朝の地震を思えば、こうした番組は是非とも続けて、忘れっぽい人間への警鐘となって欲しいものだ。

 

昼間はカーブスで汗を流し、夕方から夜はこうしてたっぷり涙を流した。ちょっと、ひからびた感があるなあ~。

2016年11月22日 (火)

明日があるさ。

余りに疲れたので、練習帰りに温泉に行こうとなり、仏生山まで車を回す。10時前。車が一杯だったので、混んでるかなあ?と義妹と話しながら入ったら、丁度出る人が多い時間帯で、(そりゃそうだろう)ゆったりと入る事が出来た。

今日はきっとよく眠れる。

 

やっぱり練習時間が足りてない。ちぇちの時間のかけ方だけはプロ並みと言える。マジでサロンコンサートはやれるのか?って、もうチラシはあちこちに配られ、、、、やるはず。

 

おお、大分睡魔が忍び寄ってきた。このままベッドイン。でないと又遅くなっちゃうもんねえ。あれもこれも明日にしよう。。。。

2016年11月20日 (日)

一つ終わった。

本日Cantiamo. 疲れ切った!

疲れた身体にむち打って、近頃体調を崩されているというT先生をお訪ねしたり、,,,帰宅したら8時。

なんだか綿のように疲れている。実際どっか悪いのかも知れない。声もガラガラしてきたし。。。。

夜の薬を飲んだから、9時半の今、もう寝ようかと思うほどだ。

 

人の歌をしっかり聞くと言うのも疲れの原因の一つ。殆どの人が、3日のサロンコンサートの為のものを出して来たが、返ってこういう会の方が緊張するもんだ。

とにかく寝よう。

時間を与え給え。

やっぱり午前様だ。

明日のCantiamoを前に、今日は少なくともシンデレラタイムには寝ようと心に決めていたが、次々とハプニングに襲われ、結局只今零時半。朝から仕事やお歌の練習に遠くまで出かけたり、自分の歌のピアノ合わせに出かけたりと、息つく暇もなく移動。とどめは、お嬢からの電話。

用事があって今から出かけたいから、旦那が帰るまでチビを見ててくれない?というもの。あたしゃ明日は勉強会だし、実はまだ歌詞も掘り起こしてないし、準備が整ってないんだけど。。。。と言いつつ車を回してる。

でもって、すれ違いで帰宅した婿どのとしばし歓談。これは思いがけず良い時間だった。昨日の神戸行きから、年末年始初めてこちらで過ごすにあたり、情報交換。餡餅雑煮がまだ食べられない婿どの。水戸から長男が帰省したら洗礼を受けるかも知れない。

東京からこちらに来て、カルチャーショックの連続の彼は、色々面白いことを言う。

讃岐の人は、「お喋りが多いですねえ。東京だと街を歩いている人はみんな静かに歩いているから、声の洪水に驚きます。」だって。そういうこと、感じたこと無かったけどねえ。そうかも知れない。

休みの日は、「スーパーに6件は行きます。忙しいのなんのって!」はあ~?わたし、そういうことしたこと無いんですけど。。。。

ま、文化の交流だなあ~これは。

 

さ、明日は真面目にやらなくては。寝よ。

2016年11月19日 (土)

時、止まって欲しいなあ。

ようやくジムに行けた。今日は娘が家族旅行で神戸に行ったから、孫守りから解放されたという次第。しかし、溜まってる用事はあるし、短歌の締め切りも近づいている。

明後日のCantiamoはお当番が当たっている。プログラムはできあがり、メールで知らせてくれる。それを見て、あっ、伴奏者との合わせが、、、、と突然思い出した。慌てて依頼のメールを送るというお粗末。長いお付きあいで気心が知れていて、段々老いていくこのおばちゃんの事を良く理解してくれるS嬢。快く引き受けてはくれたが、、、イヤハヤイヤハヤ。

同時に二つのことが出来なくなってきたのか。12/3の事が頭を巡り、明日はその打ち合わせに出かける予定。自分のことが後回しになっている。

 

先ほどは、夫に美味しいインスタント味噌汁を食べさせようと、ポットの再沸騰のスイッチを押してちょっと横になった途端眠ってしまい、、、、起きたら、そのまま残っている。それを又夫も気付かずご飯とおかずで事足りたようだが、お互いにゲラゲラ笑っていると、レンジの中にお茶を温めたカップが残っていて、それは夫が忘れていたもの。お互いのドジを笑い合う。今の所は平和だ。

 

車で出かけた娘達は、観光中は雨にも降られず順調だったようだが、鳴門から西インターまでが工事中で、瀬戸大橋に回って帰る内に降られたようだ。きっとヘロヘロだろうなあ。

旅というのは、計画を立ててる内が最も楽しくて、終わってみれば疲れが残るだけ。それでも次の計画が立てられるのが若さだろうなあ。

 

 

さ、こちとら寝なきゃあ身が持ちませぬ。

2016年11月17日 (木)

価値観の合う人。

平たく言えば、類は類を持って集まるの例えか。今日訪れた昔からの顧客Mさんは以前小学校の教師をされていて、独身の頃からのお付きあい。開業の年からだから41年にもなる。取り立ててどうってことのない話題が多いが、同じ所で笑えるし同じ話題で憤慨する。長い年月の間には、彼女の結婚出産、お嬢さんの結婚お孫さん、、、と節目節目を全て把握している。中には結構深刻な話題もあったりするが、幸い今日も笑って別れることが出来たのは、お互い良い人生を送れているということだろう。

しょくぎょう夫人を脱却して、いち主婦になってから随分になるが、今でも職場の後輩達を自宅に呼んでご馳走しては現在の教育現場についての情報を得ているようだ。自分が辞めたときより職場がもっと厳しくなっていて、早くに辞めて良かったと思うとか。あまり良い話しではない。

海外によく出かけていたのも、最近そういう話しを聞かないと思ったら、パスポートの有効期限さえ忘れたとのこと。お孫さんを毎日預かるようになってから、すっかり変化してしまった。ここもお互いだ。まさか、これほど孫に時間を浸食されるとは思って無かった。とそこは100%一致した。年齢も同じ6歳。来年は小学校の男の子だ。勿論可愛いから見てるけど、娘が逆に、可愛い孫を見させてあげてる、式の様子が垣間見えるのは腹が立つ!と二人で言いながら、ここで言っても仕方がない、と又大笑い。

この人が、家庭に入ってから見事な主婦振りを発揮。今日も自前のジャムを二種類頂いたが、添加物なしのこれがホントに美味しい。この方の凄いところは、「やっぱり、何も使わず、砂糖と果物だけを手間暇かけて作るのが一番美味しいのよね。物事全てそういう事よね。」と料理しながら哲学してるところだ。

ご主人もリタイアされて、もっぱら家庭大工に余念が無いとか。プロ級の仕事をする方で、そこもご夫婦良く似ている。今も部屋の外にヒサシを出して貰っているようだ。そこまでしなくても、、、と思う時もあるらしいが、似たもの夫婦だなあ。

 

価値観が合う人と居ると安心で、、、、今日の空のように晴れ晴れしたな~~。

つ~きが出た出た~月が~でたっ!

昨日も今日もテレビというものを朝食の時にチラッと見ただけで、ニュースさえも見ていない事に今気付く。ひとえに孫べえのお陰だ。彼が一人遊びをしているときのみ、こっちは用事が出来るし、せめてものヤフーニュースはスマホで見る。しかし、タイトルだけ見ても内容を読む気にならない記事ばかり。

特にアメリカ大統領の選挙話はもう飽きた。と言っては申し訳ないが、後からどうのこうの言うのはフェアじゃない気がする。隣国の女性大統領のお話も、なんだかお粗末。結局人間が人間を選ぶ訳で、限界があるのだろう。選ぶ人も選ばれる人も完璧ではない。妙な仕組みでスルリと選ばれた人が、落とし穴に入ってジタバタしているの図。全くもって情けない。

世界中のトップが今怪しい雰囲気だ。。。。スーパームーンがなかなか雲から出て来てくれないのも分かる気がする。

 

月といえば、長い間、まともに完全な形で見られたことがない。目が悪い証拠だが、チョイと前には眼科で白内障ではありませんと言われているし、、、、。その手術をして、元々乱視だった夫は月がこんなにも美しいものだったとは知らなかった、と夜な夜な感動している。不思議なことに手術をして、唯一の良かった事のようだ。でもって、毎晩、「見ろ見ろ」とうるさく言っては外へ連れ出そうとする。「だから~、私にはハッキリ見えないんだって!」

「手術は、出来たらしない方が良いわよ~」という先頃退院してきた友人が言う。その言葉が耳について離れない。きっと苦しいことが多々あったに違いない。勿論、それでも生還できたことは嬉しいことなんだが、出来ればそりゃあしたくないわな~。ロケットに乗って宇宙飛行をした人の勇気かも知れない。宇宙は行きたい人だけが行くんだけども。。。

ほぼ同じ年のヒラリーさんは、元気そうだなあ~~。関係ないけど。。。

2016年11月15日 (火)

手帳。

驚いたことに、今日はここ3ヶ月で3冊目の手帳を購入した。段々大きくなってきて、今日は過去に経験したことのない厚さと大きさになってしまった。

何故か。

余りにスケジュール管理が怪しくなって来て、どうもこれは手帳に原因があるに違いないと判断してのこと。

手帳を新しくした時何が面倒って、一々裏表紙の個人情報を記入することだ。でもこれこそ書いておかないと困ったことが起きる可能性が大。、、、しかし、先ほどからかなりスケジュールを書き込んで居るが、この裏表紙まで到達しない。

これに決めるまでは本当に色々悩んだ。重いのは困る。しかし、さりとて小さくて字が読めないほどにしか書けないのも、、、これの失敗もあったし。一ヶ月情報が一目で分かりたいし、一日のスケジュールが全部把握出来るものが良い。時間を丁寧に書き込めるモノを、、、と色々物色した挙げ句、毎度毎度疲れ果てて本屋の前からスゴスゴと引き揚げていたのだが、今日はたまたま行った本屋さんに全ての希望を叶えてくれる,(と言っても大きさや厚さは仕方がないと妥協してのこと。)ものを見つけた!こないだ買った物がまだ新しいにもかかわらず、思い切って買ってしまった。どうぞ、これに飽きませんように。。。。

スマホにそういう機能が付いていて、友人がそれを使っているのを見て真似をしてみたが、どうも使いにくい。やっぱりペーパーの方が落ち着く。

 

この頃高齢者の運転ミスが取りざたされていて、全く他人事ではない。早い話が、このわが手帳トラブルにしても、若い頃には起きなかった現象が起きているということだ。若い頃は、斯うした手帳のお世話にならなくても、頭の手帳がしっかりしていたから、どっかを押せば答えが出て来て間違うことは余り無かった。むしろおさらいするように頭にあるモノを書き留める程度だった。それがどうだ。この頃と来たら、書いてあるはずのスケジュールを見落とす、勘違いする、思い込む。よって、誰かに迷惑をかけることに。一度書いたら、もう頭の中には残ってない。勿論全部ではないが、かなり記憶に無いことが多くなってきた。。。。一体どうなって行くんだろうか。

結局どんな機械も70年使うとさびてくるし壊れてくるってことか。そりゃあ個人差があって、80越えてもしゃんとしてる人も多いし、90代でもあっと驚くことをやってのける人が出て来てはいる。出来ればその仲間に入らせて頂きたい物だが、どうも怪しい。

又又高村光太郎の智恵子抄を思い出す。「わたし、もうじきだめになる。」狂気と正常を行ったり来たりしながら智恵子が言う言葉だ。自分が自分で無くなる予感の中にいて、どれほどの不安が彼女を取り巻いていたかを、詩人は端的に表現している。

いつか、このセリフが自分のモノになる日が来るのだろうか。。。。

今日のハプニングはサイコー!

今宵のちぇち練はW先生のレッスン日。にもかかわらずお休みが多くて、、、、困った。

で、思いついたのが個人レッスン。12/3を前に、この好機を逃す手はない。本来は先生のご自宅まで伺って細かく受けるべきものだが、この際切羽詰まっているのもあり、思い切ってお願いしてみたら、期待通りすんなりとOK。こういうことを予想はしてなかったが、先日のオーディションの時に使用した楽譜はほぼ手元に持ち合わせていたので、すぐ間に合う。

こうして思いがけず、公開レッスンと相成った。

他人の声が修正されていくのを見るのもとても勉強になる。自分に言われていても、実際はどういう事かが分かってない場合があり、他人がやっている中で発見があるものだ。

そしてあっという間に時間が経ち、充実した練習日となったことを歓びながら解散。外は雨だったが、気にならないほど気分が高揚している。何より嬉しかったのは、先生が褒めて下さったことだ。今まで合唱は聴いてもらっても、全員のソロを聴いて貰うことは無かった。少しは進歩していることを分かって貰えたかも知れない。

これで、サロンコンサートへの弾みがついた。頑張らねば。

 

朝はシャンソン教室。最近メンバーになった人で、詩吟をやっている人がいて、「発声上の注意点は、ほぼ詩吟と同じです。」とおっしゃる。そういえば、生前I先生がそうしたことをよく口にされていた。「お能の動きは歌う姿勢にとてもマッチしている。重心を下げて、身体の芯を安定させ、あの朗朗と響く声が作られている。」と。なるほど、この方の声もシャンソンを歌っても素晴らしく響くし、、、きっと上手くなられるだろうなあ。楽しみ。

そぼ降る雨の中を、娘夫婦が母をランチに誘い、一宮で合流。長く行ってなかったHという和食のお店に行ってみる。まるで路地のような路に面した日本家屋。以前と変わらず繁盛している。婿どのはこんな田舎にこんなお店が!と驚いている。お料理は手の込んだ何れも美味しい優しいお味のモノばかり。4人とも満足して解散。、、、まだまだ面白いお店があるから何れ連れて行こうと思いつつ、その店の名前が遂に思い出せないままではあった。

 

さ、もう寝~ましょ。

2016年11月14日 (月)

アニメ。

夕べたっぷり寝過ぎたのか、目覚めは良かったにもかかわらず、全体にしゃんとしない。家事をしながらも段取りが悪く、今日こそは歌を覚えるぞと心に決めていたのも何処へやら、目に付いたところを片付けてみたり、台所が気になって、捨てるモノを選り出したり、要するに気が多くて、あっち飛びこっち飛びの動き方で遣っているようで進んでない。今もある忘年会のお知らせを、いつもならパソコンでやるのを数枚だからと絵はがきを出してきて全部手書きでやっつけたところ。こういうことをしているから、結果あっという間に一日が終わる。

一日は短い。一週間も短い。一ヶ月はいつの間にか過ぎ、一年はもっと速い。、、、そしていつの間にかお婆ちゃん。こんな筈では無かったと、何となく落ち着かない気持ちで居るところに、ボンヤリとテレビ。宮崎駿監督の引退後を特集していた。あのお方は75歳らしいが、番組の中でぐさっと来る一言が、、、。「時間が無い!」おおそうだ、時間が無いのだった。時間が無い。だのに、私はナント無為な日々を過ごしているのだろう!

そう思ったら何となく涙が出て来た。

宮崎監督はそこで決心する。最後の映画を撮ろう。完成前に死ぬかも知れないが、死にたくないと思う日があるかも知れないが、5年をかけられなくても、長編映画を制作しようと決心する。まだ妻には言ってないけどね、、、という言葉に、夫婦の会話が透けて見えた。もしかしたら老後をのんびりと、奥様は考えていたのかも知れない。しかし、あの偉大な人は最後まで突っ走る決意を固めたのだ。。。。。その直後、片腕のスタッフが亡くなるという悲運が。頭を抱える監督が痛々しい。それでも一度やると決めたらやると言う。

基本的にアニメは余り好きではない。それでもこの監督の作品にはこれまで何本か触れ、なるほど、一ジャンルを確立しているとは思った。「千と千尋」は特に印象深かった。でも制作の過程までは知らなかったので、今日のたった一つのカットにももの凄いエネルギーを使って居るのを見て、そして、CGを駆使する今の映画業界に明らかな嫌悪感を表すのを見て、今さらながらこの人の偉大さを知った。面白かったのは、CGの制作に携わっている人たちが、明らかに面白がってくれると思って監督に見せた一つの画面。「不気味さ、気味悪さ」の表現ですと、作成者は言うが、あまりのグロテスクさに怖気が立った。黒人の男性の裸体に見えるモノが画面の中を苦しげに悶え、のたうち回るというもの。黙って反応を見せずにいた監督は、むしろ哀しそうな表情で、「これ、面白いの?」とぼそっと言う。会場がその一言でシ~ンと静まりかえる。空気を読んだ制作者が、「これは実験ですから。。。。こんなことも出来るという一例ですから、、、」としきりに弁解するが、監督は無反応。やおら監督はふたたび口を切る。「僕はね、毎日のように障害を持ってる人と会うんだよね。これを見てると、その人と重なって、観ていられないんだよね。」と静かに、しかし決然と言う。

この事件に直接関係があるかどうか分からないが、「今の時代に僕が作らなくてはならないものがあるような気がしてきた。」と語るこの人の重大な決意に、心から声援を送りたくなった。「カントク、がんばって~~!」

 

夫がミニ同窓会から帰宅して、来年最後の同窓会を遣ることになった、と。そうか。そうなんだと我が身に置き換えると、やっぱりあと1,2回出来るかどうかというところに来ているんだと。。。

人生は短いなあ~。

2016年11月12日 (土)

けたたましい一日。

今日は久々に孫べえから解放されて、優雅に自分の為にだけ時間を使おうと、、、、確かに起きたときはそう決めていた筈。が、フト明日は温泉に行くよ、と孫べえが言ってたことを思い出す。それならジム帰りに一緒に行っても良いかとつい仏心が湧いたのが間違いの元。

ジムに行く前にと洗濯などをやっつけ、、、バタバタ動いていてふっと気になったのが市民劇場の座席シール。そうだ、これを配布しなくてはとバッグから専用の書類入れを取り出す。、、、、が、シールの数が足りない。そんな筈はないとばかり探し始めるも、どうみても足りてない。これは事務局が間違えて渡してくれたに違いない、と電話して確認しようとして今日が土曜日で休みだと気付く。仕方がないから既に渡してある人に席番号を聞いておこうとメールやら電話で確認する。すると、めったにスマホを見ないはずのKさんから、「ゴメン今探してるんだけどちょっとみつからないの」とラインが入ってくる。おっ?私同様の人が、、、、。と思いながらそのままジムに行く。出て来たら7件も彼女からラインが入っている。いずれも、出てこない見つからない、というもの。7件の内には、昼のを夜にしたいとかやっぱり昼が良かったとか、、、「専用」?何のこと?と思ったら変換間違いで、「水曜」のことだったり。。。いやはや笑える。車に乗り込んでから電話にして、お互いのドジを笑い飛ばすことしきり。「娘がこちらに帰ってから私のドジを指摘されることが多くなってへこんでばかりいるから、余計こうなるのよね~」と言えば、「みっちゃんがそんなこと言わないで頑張ってよ。頼りにしてるんだから。」な~んぞと言われ、それもこれも笑い声で内容がかき消される程。類は類を持って集まる、とはよく言ったものだ。

そうこうしているうちに問い合わせていた義妹からメールが入り、「何故か3枚もあるけど?」と!わっちゃあ!危うく事務局に電話するところだったわい、と土曜日休みを感謝。これで全て辻褄が合った。Kさんのは別として。

そういうことがあったのよと、笑いながら自分のドジばなを娘に話しつつ○○食堂でランチ。さあ、これから温泉に行こうか、と話した途端スマホが鳴る。その液晶の名前を見て思い出した。今日はTさんと歌のお勉強を入れていた。「スイマセン、2,3分で帰りますからちょっと待ってて!」と頼んで、親子を側の公園に落とす。折しも素晴らしい秋晴れで、公園も混み合って居る。良かったじゃん!?孫べえも公園を喜んで居るし、、、、こうして私のドジは最後は辻褄が合うように成っているんだ。

1時間の練習を終えて公園に行ってみると何処にも居ない。電話すると怒りを含んだ声で娘が、「自宅に歩いて帰りました。」とぼそっと言う。なので又又そちらに方向転換。眠いとかで不機嫌な娘と温泉に行けると大はしゃぎの孫べえを乗せて予定通りキ○ラへ。土曜日だけど意外に空いていて、ゆっくりたっぷりお湯に浸かりリラックス。湯の力で、どうやらご機嫌が治った娘が、帰りに○○タウンに連れて行けというので立ち寄り娘の用事を済ませ、夫のお刺身を買い、めでたく帰路に付く。やれやれ。

一日ゆっくりするはずだった私の一日が。。。。食後の片付けを後回しにしてチョイと仮眠して今だ。睡魔に襲われる前にチラッと見たテレビ。トランプ氏が娘や息子を自分の周りにはべらせ、重要な職務に就けるようだというのを見ながら何ということ、、、、と思いながら寝てしまった。全く、悪夢の様なテレビ画面だった。

寒くならないな~。

気のせいか、どうも胃の辺りが不調だ。単に食べ過ぎ?勿論加齢のせいで臓器という臓器が古くなってきているのだろうが、、、、。市役所から検査を受けよという案内がかなり前に来ているが、なかなか行けそうで行けない。何一つ受けて居ないが、頑張って受けようと思う今日この頃。

あっちでもこっちでも病気の話しばかり。故に神経症かも知れないが。。。

 

今日も忙しい一日ではあった。晴天でもあり、家事も捗るし、予定通り孫べえも来るし、(これが大きい)、発表会を控えていてお歌の練習も詰め込んでいる。結局4時~10時まで歌の為の外出となる。、、、このスケジュール。老いの身にはきつかろうて。。。。。

 

今日はこれからぐっすり寝て、明日は運動をし、ちょっとゆっくり過ごそうか。と夢想しているが、、、どうなることやら。ふ。

2016年11月10日 (木)

空が美しい季節だ。

ヘンリー八世を描くシェイクスピア作品を、今日は最後まで観ることが出来た。エリザベス一世が誕生するまでを描いたものだが、史実にもかかわらず非常にドラマティックで、引き込まれていく。何の咎もない一人の王妃キャサリンが奸計に会い没落し衰弱しこの世を去るが、代わりにアン・ブリックという美しい女官が王妃の座に座る。王様に見初められたと告げられるが、その時は王妃を思い、激しく拒否。全く地位やお金に興味が無いと声高に主張するが、話しが進みいよいよ戴冠儀式の段になると、その美しい顔に押さえきれない笑みが浮かぶ。。。。という演出は如何にもシェイクスピア。側に口の達者な乳母を置いて、人間の本音を語らせるなんぞ、憎い描き方だ。

今日は珍しくたった4人でのランチ。当然話題はアメリカ大統領選挙だ。Kさん曰く、「ヒラリーさんはシェイクスピアを読んでないんだわ。読んでたら、あの『シーザー』の名演説を参考に出来たはず。」確かに。群衆を右から左へと真逆に持って行く、あの話術こそ使われるべきモノだった。相手を褒めちぎり、真実のみを並べていくという高度な技ではあるが、、、。

個人的には今も残念で仕方がない選挙だ。ハワイの空港で、ようこそアメリカへ、というビデオがオバマ大統領の顔と声で流れたが、これからはあのトランプ氏に変わるかと思うと、複雑。

 

この会の忘年会について打ち合わせをしている内に時間が経ち、大慌てで孫べえを迎えに車を飛ばす。何とか間に合ったが、道中冷や汗もの。3時に衣装を返しに来るという産休中のSさんを待たせたくないのに、孫べえはipadに食いついて離れない。あれやこれやと餌をぶら下げて何とか動かせて帰宅。やって来たSさんは成る程臨月というお腹。とっても順調なようで一安心。

なんだか疲れてマッサージ機でウトウトしているとお嬢から電話。思わず言ったもんだ。「私にあれやこれや色々やらせないで!」ぷは~っ!日頃反抗しないのが強く出たからか、敵もすいっと引き下がる。、、、やおら起き上がり夕飯の準備。明日は夫が早く起きる日と聞いている。ババッと食事を整えたは良いが、ご飯を久々に土鍋で炊いたら水加減を間違えたようで、「消化によいわよ~」というご飯が出来てしまう。おまけに少々焦げたら、「このご飯おいしくない!」といっちょまえに叫ぶ孫。へいへい、みんな勝手にしてっ!

今日の夜空は殊の外美しかった。

群衆心理というものが如何に予想外の流れ方をするか、ということが端的に分かるのが政治の世界だろう。イギリスのEU離脱に続く、あっと驚くアメリカ大統領選の結果。

しかも、ここが選挙というモノの嫌いなところだが、当選したトランプ氏という人物。当選した途端人が変わったかのような好人物的というか、まるで高潔な人物であるかのような演説を蕩々と繰り広げている。マスコミの扱いも手の平を返したような報道だ。「勝てば官軍」これで多くの人を従えて「大統領」を演じて行くんだろうなあ~。

他国の事とはいえ、昔とは違い、狭くなった地球の出来事に無関心ではいられない。今日は一日中動勢が気になった。

そのせいとは言わないが、ジムで汗を掻いて、その足で温泉。汗を流して気分良く帰ろうと思ったら下駄箱の鍵がない。フロントに言うと、「もう一度捜して見て下さい。」と言われ、、、、バッグをひっくり返しても無く、自分が歩いただろう所を歩いたり、ロッカーを隈無く探しても出てこない。諦めて保証金なる物を支払い、出て来たら返金して貰う事に。そんなこんなでランチでもと思っていたら時間を取られてしまったため、マックでオススメのチーズカツバーガーなる物を購入して、マンションの駐車場で幼稚園バスを待ちながら食べる。すると程なく温泉から電話。ありましたと言う。それも、あれほど見渡したロッカーの上に置かれていたと言う。おかしい。絶対そこには無かったんだから。ヤッパリ。探しながら、どうもなんか、嫌がらせを受けて居るような感じはボンヤリとしていたが、、、。ムムム。ま、出てきた事を喜ぼう。

 

夕食は、久しぶりに娘家族と一緒に近くのお店で外食。じいじと孫べえが刺身好きで和食の店だ。娘が運転するからというので、飲みたい気もしたが、今日はどうやら喘息の数値が40と 跳ね上がっていたし、薬も大量に貰ったから、アルコールは辞めておこうとノンアルコールで我慢。どうも今年は免疫力の低下が激しい。喘息では先輩の娘が、発作が起きた時を心配してくれてあれやこれやとうるさく(!)注意してくれる。老人は、親がついている子供と違って、自分でコントロール出来ず急な発作であの世行き、が多いんだそうだ。わ~お。なんだかねえ。

で、男二人はどんどん召し上がって、良い顔になっていく。それを見ても別に飲みたいとも思わないのが、病気の証拠かもね。

運動した日はメチャクチャ眠くて仮眠してしまったが、最早丑三つ時。さあ、もう寝よう。

2016年11月 8日 (火)

眠いよねえ。この天気。

病院に行くと言う娘に頼まれて、孫べえを伴い久しぶりに瓦町フラッグに出かけた。主目的は、ちぇちの会場関連の申し込みだ。纏わり付いて離れない孫をどうやって引き離そうかと思いながらエレベーターを降りると、そのフロアに子供と等身大のロボットが あった。これが良くできていて、背の高さを測ったり、色々お喋りをするので、孫べえはすっかりご機嫌。写真まで撮ってくれて、ただそこに保存されるだけだが、色んなポーズをとったりして相当楽しんでいた。これは全く助かった。お陰で、順調にあれこれ聞いたり見せて貰ったりと仕事が捗った。

アトは、当然ながら玩具屋さんだ。以前新しくおもちゃの倉庫なるものが出来たと報じられていたが、既に娘はよく知っていて、そこで易い玩具を買ってくれと託されたもんだ。しかし、こっちは全く玩具の使い方もそれが一体どんなモノなのかも知らず、どっかその辺でまとうとしたが、うっかり手を放したらゲット出来ないとでも思ったのか、敵はしっかりと吾が腕を両手で挟んで放さない。仕方なく、見ても分からない玩具のパッケージを読んでみたり、「多分、これはこうなんじゃない?」と当てずっぽうに言ってみたり。。。まあ、上手いこと探し当ててくれて、意外に早く立ち去ることが出来たのはメデタイ。。。疲れた。

オーディション。

この名前が付いているだけで緊張を強いられる。当たり前。緊張は少しは無いと良い歌が歌えないのは分かって居るが、度を超すとさっぱり本領が発揮出来ない。不思議なモノだ。全く別人になるからなあ~。これは声楽の独特のモノだろうと思う。ある意味アスリートの感覚に似ているかも知れない。フィギャーなんかもそうだが、精神統一しか優劣が付かないのではないかと思うくらいだ。野球でも、ピッチャーやバッターの緊張はいかばかりかと思う。ほとんどこうしたスポーツと同じだと思うがどうだろう。

要は,自分との闘いに他ならない。人前で歌う。それも全員がいくらかの修練を積んできている人ばかりの前で歌うのは、どうしたって緊張するのが当たり前。しかし、この壁を越えなくては進歩が生まれないのも事実。だからこそ、修練というのだろう。しかし、アスリートと呼ばれる人たちがそうであるように、こうした訓練によって顔つきが変わってくるのは面白い。何もしないでぼ~っと時を重ねているときより、みんな数段良い顔になっていると思うが。。。。

 

それはともかく、12/3(土)瓦町フラッグ8階、午後2時開演の演奏会がもうそこまで来ている。先日はゲストだったから、ある意味気が楽だったが、今回は、一から十まで全部自分たちで遣らなくてはならない。早速今日はM嬢の原稿がH先生の印刷やら校正の手間を経て形となって出て来た。それぞれチケット共々手にして解散したが、集客するには自分たちが自信を持ってお誘い出来るところまで訓練しなくてはならない。幾らワンコインと言えども時間とお金を出して聴きに来て下さるんだから。

チラシやチケットが出来て来ると俄然始まる感が強くなる。いやあ、他人事ではない。ガンバロウ。いつ、突然歌えなくなるかも知れないんだから、そう思うとうかうかしていられない。

 

早速会場になって居る瓦町フラッグから打ち合わせに来て欲しいとの連絡が入る。のんびりしているからホントにやるのかどうかと心配になったらしい。確かに。全くあせってないもんねえ。いやはやいやはや。今回で57回目の貫禄か。ナンチャッテ!

2016年11月 7日 (月)

明日は寒くなるらしい。

季節は移ろい、一枚ずつ着る物が増えてきてはいるが、逆に一枚ずつ脱ぐように行事は終わっていく。

昨日はとある演奏会にちぇちがゲスト出演。たかが40分ほどの出演でも、何故か非常に疲れた。夫の顔を見るや否や、「今日はメチャクチャ疲れたから、外で食べよう!」と言うと、予想通り、「どっかで美味しいおかずを買ってこよう。運転はするから。」と言う。それさえしたくないほどに疲れているってことが、どうやら分からないらしい。

観念して夫のセリフを背中で聞きながら冷蔵庫を覗いてみると、そういえばコープをとったばかり。食材は沢山あるんだった。となると、主婦が顔を出し、やっぱりやってしまおうとなる。

あちこちから野菜も沢山届いているし、、、で、まあ、チャチャットやっつけて食べ終わるや否やそばの長いすでゴロンと横になり、あっという間に眠った。およそ1時間は寝たかも。起きても全部が起きてない感じ。,,,何だろうこの疲労感。つくずく年だ。

フェイスブックに沢山のコメントが出ている。若い人は素晴らしい。これが出来るんだ。

 

今回の演奏は指定された曲があり、それをこなすのに大分エネルギーを費やした。一方で、12月のサロンコンサートがあって、それに向けての曲と平行して遣るからギリギリまでどっちつかずの練習になってしまった感がある。従って、一番本気出したのが本番というわけだ。お陰でリハはボロボロ。主宰者がきっと内心心配になったことだろう。本番の直前、修正に次ぐ修正で、なんとかやって、観客からの反応もよかったので一応ホッとする。客席を見ると中学の同窓生の顔が数名見える。ありゃりゃ。てなもんだ。

自分の役はおばあさん。朝、白髪のカツラを付けたりあれやこれや遣っていると、夫がそんなことしなくても、充分おばあさんじゃないの?と、そのまま出よとお節介。フン、分かっちゃ無いねえ、、、、と言い捨てて出かけたものの、いざ、舞台に出る段になって、確かにそうだなあ~と思い始める。自分では日頃加齢に逆らって生きているつもりでも、世間では充分年寄りだ。そう思うとばからしくなって、杖をついて出るのみにした。どうだったのか?多分帰りにお見送りしたとき誰にも何も言われなかったから違和感が無かったんだろう。、、、そんなもんだ。

 

でもって、本日は歌会。

朝起きられなくて、どうなるのかと心配したが、用事をやっつけて遅れて参加すると、不思議と身体が起きた感がある。頭を使ったのが良かったのかも知れない。初めて参加の男性が高校の同窓生だったが、覚えがない人だ。同じく同窓生だが、長く歌会に出てこなかったMさんも参加していて、眺めると4人同窓生だ。この会では先生を除くと最年長だなあ。最近何処へ言っても最年長だ。

 

どうも変な風が流行っているようだ。熱は無く、咳がひどいというような、、、。娘も孫も、義妹もかかっている。どうぞ、こちらに来ませんように。。。

明日のちぇちはオーディションの予定だ。完成して無くとも、ある種の緊張感が必要ということだ。。。又疲れるなあ~。

2016年11月 3日 (木)

苦しみ。

夫にしては遅い、私にとっては早い時間の午後10時。もう寝ろと言う夫に、「今短歌の作文中で、チョット頭を冷やしに来ただけよ。」と返事すると、そんなに苦しいのなら辞めたら良いのに、と簡単に言うので、「これはお勉強ですから。お勉強に苦しみはつきものですから。」と格好良く決めぜりふ。,,,本当のところは、もっと早くから遣っておけば、どおってこと無いことだのに、締め切り前に焦っているから苦しいだけ。しかし、そこまでは告白せず、テレビのチャンネルを次々と変えて、興味がある番組を見るときに蜜柑を食べる。夫は何も言わず寝室へ移動。

 

実際今日はよくお勉強をしているのだ。昼間は羽床まで出かけて約3時間。確かに美味しいケーキは頂いたが、殆どが歌のお勉強だ。重唱は矢張り難しい。勝手に歌うというわけにはいかないから。兎にも角にも頑張った。

 

帰宅すると夫が実家から栗や秋の味覚を貰ってきていた。早速それを茹でたり調理したりとやりながら、昨日の夕食が娘と孫べえも一緒の「○○食堂」だったなあと思い出す。手軽な家庭料理のこのお店は、最近仕事を持って料理が億劫になっている娘がしょっちゅう行くお店になっていて、孫が「またあ?」と嫌がる。東京では考えられない暮らしぶりだが、ま、その内色々慣れるだろう。しかし、考え方によっては、こういうお店で食事を済ますのはある意味経済的だ。労力的にもそうだし、たまには良いかと主婦歴46年のアチクシでさえ考える。沢山炊くせいかお米が美味しいし、魚料理も素朴で美味しい。凝った料理はないが、。

 

さあ、まだまだ遣ることが一杯残っている。今日中は無理っぽいが、、、。

2016年11月 2日 (水)

睡魔、とはやっぱり「魔」なんだ。

猛烈な眠気と闘いながら、いくつかやるべき事をやっているが、全く自分らしくなくて、絶えず何かを飲む,食べる、をやってないとパソコンの前でコックリコックリ!いやあ~、あんなに深夜族だったのに、一体どうしちまったのか!?参った。

毎朝、我が家の前を通る幼稚園バスに夫婦で手を振るはずが、ここ数日はジイジのみ,という日が続く。アクビをしながら下りてくる私に向かって、孫べえが、何だ、ジイジだけか?というような顔をしたと皮肉っぽく声をかける。年寄りのひがみだと、やり返すのも飽きた。孫となかなか向き合えないご自分のせいなんだからしょうがない。

とにかく、良いのか悪いのか、やたら寝る,最近のアチクシ。どうなることやら。。。。

 

もしやボケの始まり?と思うような事件も起きる。新しい手帳を買ったは良いが、さんざん考えた挙げ句の買い物だったにもかかわらず、字が小さくしか書けず、見落としてしまう。勘違いも起きるし、最悪。そもそも今日の予定なんか入れすぎなんだが、、、。演奏会が近づいているので、どうしても歌の練習に時間が取られる。その上、体調管理のためにジム通いをしている。これが予想以上にきつく、予想以上に面白いと来た。、、、今日は初めての計測の日。腹筋を計るというので、「無理。一回も出来ないと思うわよ。」と担当者に宣言したが、30秒で、3,5回は出来たなあ。不思議。これの回数が増えると歌にも良いはずだから,ガンバロウか。となる。

 

土曜日の演奏会は、婆さん役が当たっている。本当の自分も相当なおばあさんのハズだから別にやり憎いはずはないんだが、これがケッコウ難しい。そういえば随分前に、NHKのラジオドラマに出演したとき、田舎のおばちゃんを遣ってくれと言われて、どうも声が最後まで年取ることが出来なかった。こういう事には矢張り訓練が要るなあ。日頃、如何に若い声を使うかを心がけている訳だから、難しくて当たり前か。

 

明日はシャンソン教室だが、どうやら新しい人が見学に来るらしい。歌う事が好きになってくれると良いが、、、。

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