独演会と難病と寿司。
わが団体とは切っても切れない落語家桂K師匠の独演会が本日。
しかし、自分がこれに行くと他の用事が出来ない事が判明。娘に母の車椅子を頼み、珍しく行くと言う夫にも注意を頼み、とりあえず友人Mのお見舞いに出かける。
Mとは長い長いお付きあい。同じ年齢と言うこともあり、音楽という共通の世界にしばし遊んだ中。文学志向の部分も似通ったところがあり、若い頃にはお酒を酌み交わし、色んな話しをしたもんだ。要するに気が合っていたのだ。
時の流れによって、少しずつ関係性が変わっては来たが、それでも大切な友人の一人だ。彼女が意味不明の病状に悩んでいると分かってから、どうも気が気でない。早く顔を見に行きたいと思いながら日々の用事に流されて実現出来ずにいた。今日になって、ようやく訪ねることが出来て、しばし話し合ってきたが、結局彼女の病名はハッキリとは付いて無くて、難病のようだという。治療法も分からず、全くの手探り状態。きっと不安なことだろうに、いつに変わらずニコニコと対応してくれる。何もしてあげられないもどかしさはあるが、幸いご主人も健在で、近くにお嬢さんもいて、頼れる存在があるのが救い。何とか快方に向かって欲しいもの。
折から激しく雨が降り始め、台風の影響と思われてそれを潮に腰を上げたが、何となく去りがたい思いに捕らわれる。玄関先で車内に孫べえを残したのも気になり、落ち着かない再会となった。又近く訪れて見たいものだ。
丁度公演の終わりに近づいたので、母と娘を迎えにホールへと舞い戻る。車に乗り込んできた母は殊の外喜んでいて、とても楽しかったと連発する。娘も初めての観賞で面白かったようだ。良かった。「笑い」は浄化作用があるからなあ~。
笑ったらお腹が空いたとのたまう女二人の為に回転寿司に立ち寄る。4時過ぎという変な時刻にもかかわらず、まあ混んでること!25分待ちと言われる。こっちはなるべく遅い方が良かったくらいで、待つのは何ともない。孫とじゃんけんで遊びながらで退屈もしない。で、案内されて食べ始めると、まあ、娘親子の食べること!「欠食児童?」と冷やかすと「こんなの序の口よっ!」と握り寿司をぱくっ。まあ、手軽で良いなあ。易くてビックリの値段だし。外食産業、凄いなあ。。
帰宅してから夫の夕飯の支度。で、少しお付き合いしながら公演のことを聞いて見る。「流石Kさんはプロだ。お金を取って遣れる人だな。」としきりに感心。良かった良かった。
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