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2016年9月

2016年9月30日 (金)

平日の休日。雨。

多くの人が働いている平日に、婿殿は休日。孫べえも風邪っぴきを理由に幼稚園をお休み。その母親も今日は休み。という訳で、雨ではあったが新しい車の試乗会をやった。東京では必要なかった車がどうしても必要ということで、中古ではあるがマッキッキの車を購入した彼ら。まあギリギリ若者だわねえ。誰よりもこの車が気に入っているのは孫べえ。天井がガラスになるという仕掛けで開放感があるためだ。確かにこれがあることで車内が広く感じられて圧迫感が無い。

これに乗って海縁のレストランでランチをして、サンポートのビルで用事を済ませて、ぐる~っと廻っておしゃれな喫茶店に行く。どこに行っても雨の日は、こうも人が少ないのかと驚いた。カー用品のお店で買い物をして今度はスーパーだ。確かにこういう行動が、車なしでは難しいのがこの地域だ。

こうして半日まったり族となって、たまにはこういう時間も必要だと思う。孫べえも楽しそうだ。さあ、明日は幼稚園行くんだろうねえ。朝の見送りが日課になった我々老夫婦の為に。

 

いつものように数十分のウオーキングをして、シャワーのあとボンヤリテレビを見ていると、この地区の自治会が話題になっていた。最近自治会に入らない人が増えて、このままでは自治会という組織が崩壊する事態になるのではないかと危惧しているという。高松市全体でも60数%しか加入してないんだそうだ。そうだろうなあ~。このところ毎晩この界隈を歩くが、とにかく田んぼという田んぼが無くなり、全て家、マンション、アパートが埋め尽くしている。しかし、人口が増えたという感じがない。というか、人間に出会わない。人を見たらなるべく避けて通るかのような動きが日常化している。まるで都会だ。こうした人間嫌い的な生活の中で、自治会どころか、災害時に協力し合うなんてこと、本当に可能なのか?少々イヤなことでも、決まりの中で人と人との繋がりがあるのがフツウだろうと思うが。。。。

こういう時代に仕事はもちろん、如何にちぇちのような団体や、短歌の会のようなグループが必要であるかを思う。結局、最終的には人間同士で繋がることが大切だと思う。繋がれば、一人よりも煩わしいことも勿論起きる。しかし、見えない部分で得ていることも多い事に思いが至ると、こうした活動の中に身を置く必要性を感じる。おそらく空前のカルチャーブームも、その部門は違ってもそこで生まれる人間関係が必要とされているのではないか。

特に、人生が勉強の場であるとするなら、団体の中でこそ人は学習出来るのだ。他人の意見を聞く、他人の言動を見る。自分を律する機会を持つ。他人の批評を受けるなど、大勢の中でこそ成長がある。大人になれば成る程他人から批判されることが無くなる。知らずに失敗している場合もある。指摘されることは有り難い事だ。一時的には落ち込んでも、自分にとってプラスだと信じよう。

 

明日は晴れるのかなあ?

2016年9月27日 (火)

濃密な一日。

本日はハードな一日だったが、最後にちぇちの練習から帰宅して、テーブルの上に、「今夜もオサンポした方が良いですよ。」とメモ書きがあり、一老人より。とある。言わずと知れたわが亭主の仕業。昨日の夜、思い立って少し夜の散歩に出た。まるでお目付役のように頼んでもないのに付いてくる夫。やれ歩き方がどうの、姿勢がどうの、インストラクターよろしくず~っと喋っている。たださえデカイ声だから、時々、「静かに!」と声をかけなくてはならない。もう~っ!明日からは一人だ、と思っていたら、今日はちぇち練から帰ると早々とご就寝あそばしている。で、帰った勢いのまま、着替えてスマホとかハンカチとか小銭とかをウエストポーチに入れて一人散歩と相成る。きのうよりも長く、を目標に。

一汗かいてシャワーを浴びたら、どっと疲れが、、、。

先日来の悩みの一つが今日の会合で解決。疲れを感じたが、出て来たついでに、耳鼻科に寄ってみる。いわゆるセカンドオピニオンというわけだ。余りに長い不調に、この鼻声だけでも何とかしたいと思ってのことだった。

この病院は、院長となが~いお付きあいだ。そのせいかどうか、メチャクチャ丁寧に診察してくれて、かみ砕いた説明をして下さる。「お薬手帳」を見てくれて、これ以上薬を上げたくはない、と言われ、現在相当沢山薬を服用していることを示唆される。かといって、きちんと治すという観点からは必要悪だとも。でもって、鼻を洗い、自宅での洗い方の説明を受け、点鼻薬のみ処方される。驚いたことに、検査によって味とか臭いとかがほぼ感じられない状態だという事が分かる。じゃあ、いままでやって来たお料理は、、、先生曰くカンでやっていたんだとか。ほ~。

 

これで今回の闘病生活とおさらば出来るのか?ふ~っ。

2016年9月24日 (土)

薬に飽きた日。

飲みたくな~い症候群に悩まされている。にもかかわらず、今日も医者通い。ものすご~く混んでいるこの病院。まずは受付のみ済ませて離れた郵便局まで往復の時間があってもまだ2時間待ち。呼ばれて、ドクターとの会話はものの5分。

そうまでして貰ってきた薬を、飲みたくない、アア飲みたくない。が、飲まなきゃますます快復に時間が罹るんだろうし、、、と仕方なく飲み続ける。薬剤師さんに聞くと、薬害もあるとのこと。だろうねえ。ナニをしてるんだか。。。

 

今日は埼玉から帰省したSさんが生後半年のベイビィを連れて帰るというので病院から帰りに会いに行く。偶然にもわが息子と同じ名前を付けちゃった、というから縁を感じる。双方のおじいちゃんの名前を合わせて作ったらしい。今時珍しいセイイチロウだ。母子共に元気で、しばし癒やされる。

3時には孫べえを迎えにマンションまで。すると、昨日買って貰ったばかりの自転車を見せると言い、強引に引っ張って行かれる。さあ、そこからが大変だ。昨日はパパの車に頑張って押し込んだから、絶対みっちゃんんオクルマにも乗るハズ、と言い、いつも行く公園に車で連れて行けと言う。ランドセルを放りだして着替えもそこそこに試行錯誤の末何とか乗せることに成功して、おっしゃるとおりお連れしたもんだ。こっちは側のドラッグストアでお坊ちゃまのお好きなオランジーナと高級あんパンなどをおやつに買い込んで、ベンチ族。いったいどこからあんなエネルギーが出るのかとあっけに取られるほど公園の周囲を10周以上走る走る。スマホでタイムを計れと言われ、こちっちもなかなか忙しい。そうこうしていると母親から電話。うっかりヘルメットを忘れたと分かると電話の向こうで怒る怒る。見渡しても誰もヘルメットなんか付けた子は居ない。余程のことが無い限り公園内では不要だと思うけどねえ。ハイハイと受け流して余計怒りを煽ってしまう。

しっかり遊んで疲れ切った孫べえはようやくナットクして帰るという。こっちも夕飯の支度がある。さすが男の子だ。帰宅してから小一時間もするとお腹が空いた!を連発。とにかく大急ぎで夕飯を食べさせて、デザートまで済んで、卓上ゲームに熱中しているところに夫が帰宅。二人の子供に挟まれてチョ~多忙。パパが9時半にお迎えに来るまで休む間もない。今日は東京からの来客の接待で、母親はお出かけ。。。。やがて、みんな居なくなって嵐が凪いだような静けさの中、ゴロンと横になってNHKのドラマ10を観る。こういうの観るの、ホント久しぶり。いわゆる胸キュン狙いの筋がお見通しの作品だ。昔のNHKとは違ってきているが、韓流と似通っている。受けそうな駒をいくつか並べて繋いだような作品だな~。と思いいつつ、観るんだろうなあ。名前もしらない流行の男性、たしかお嬢が熱烈なフアンだったような、、、。たまにはこういうのも観ないと相聞歌が遠くなるばかりだ。

2016年9月22日 (木)

曇天。そして曇天のような胸の内。

体の方は何とか少しずつ快方に向かっているのを感じるが、こういう時に限って芳しくない事件が持ち上がる。どれもこれも、最後まで自分が関われない事案ばかり。最後まで自分が決着を付けることが出来るものは、大体どんなことでも解決しやすいものだが、出来るところまでやってあとは当事者任せ、というのはやっかいだ。

そしてこれらが未解決のママ、夕飯の準備、ってえのも、元気が出ないわい。ま、今日はコープが来たから、食材はあるが、、、。多分こういう時、一人だったら、何にも食べずに終わるんだろうなあ。その点妻帯者ならぬ夫帯者は、かえって良いのかも知れない。薬みたいなものか。

今日は娘が知人に誘われてボサノバの演奏会に出かけたようだ。聞けば、随分前に吾が番組に登場して貰ったたことがある若い女性だった。天性の、とても美しい良い声の持ち主で、印象に残っている。今日の演奏も娘が言うにはとても自然体で綺麗な癒やされる歌だったとか。そうなんだ。あれから随分経つがずっと音楽しているんだと、懐かしいやら嬉しいやら。演奏後には少しお喋りして、こちらのことも覚えていてくれたようなのも嬉しい。娘がなおも感動して言うには、これで2,000円なんて、東京では考えられない金額!凄い得した気分。だとか。

 

芸術の秋。暮れまで多いなあ~。

そういえば、今日はちぇちの専属ピアニストがM氏のリサイタルで弾いてるハズだ。満席のようだったが、きっと成功したことだろう。早く元気になって演奏会三昧したいモノだ。。。。ウイーンで毎日演奏会三昧のA氏の真似は出来ないが。

2016年9月20日 (火)

観劇の日。

案の定駐車場が無く、20分以上ウロウロした挙げ句スーパーの駐車場に止めて、そこからタクシーで駆けつけた観劇。そうまでして行った甲斐のある面白い内容だった。きっとお誘いした人々も大いに満足だったに違いない。

ロビー交流会もあり、いつになく大勢の人が残って役者さんたちとしばし歓談。モチロン質問させてもらった。「上演回数も多いようで、とてもこなれた作品になっていたと思うが、アドリブは無かったのでしょうか?」という、聞きようによっては大変失礼な質問をしてしまったが、これには即答で、「無いです!」と返って来た。これがどれほど素晴らしいことか舞台経験のある人は身にしみてよく分かることだ。「台本に忠実に。」その上で、役者の領分をこなすのが、本来の舞台人の有り様だ。

ともすれば、台本とは違うことを喋ったり遣ったりしてしまうものだが、きっちりと台本をと読み込み、しっかりと練習し演技を磨き、自分もナットクした上で舞台に立つことが、どれほど重要なことか。今日の会場全体のまるで舞台と客席が一つになったかのような笑いや感動は、そこから生まれているのだ。

今日の作品自体が、子育ても一段落した、丁度観客層に近い年齢の女性が主役のため、役者達の一挙首一投足に共感の笑いが渦巻く。いやいや、そうとばかりも言えない。わが席の隣近所は何故か男性が多く、彼らもケッコウ大声で笑っていたなあ。自分チのかみさんの言動を思い出して思いあたるところがあったのかも知れない。「八百屋のお告げ」という題名で、良く当たるという八百屋の「あんたは明日の夜12時に死ぬよ。」というお告げにショックを受けている女性の所に二人の親友が訪れ慰めたりバカにしたりの最中、セールスの男性や、宅配便の運転手、昔の憧れの男性の息子が現れ、6人の男女がそれぞれの思いや悩みなども打ち明けて行く内にその予告の時刻が訪れる。。。「死」が現実の物になったとき、人はどうなるのか。笑ってはいても、もし自分ならどうだろうと、,,,人生哲学とコメディが交互に繰り広げられて、唯のお笑いではない奥の深い作品となっている。

おとなのコメディはこうでなくっちゃ!

強くオススメして一緒に観た友人Kはいたく感動して、いままで観た中で一番面白かった。と大絶賛。勿論ロビー交流会でも発言していたが、ホントは、もっと一杯喋りたかったんだと思う。役者さんと膝つき合わせて喋ると、ホントはうんと面白い。なかなかそういう機会が無いが、食事なんか一緒に出来ると良いんだけどなあ。たまにそういう機会も作ってくれても良いかも知れない。今度提案してみようかなあ~。

 

ホント。芝居は面白い。まだ、ちょいと咳が出てるが、お陰で99%は治った感じ。

2016年9月17日 (土)

病み上がり。まだ。

長い長いトンネルからようやく抜け出せるかと、今宵は久しぶりに予定を入れていたが、朝からだるくて横になったまま起きられない。咳は殆ど無いが、体力が異常に無くなっているのを感じる。無理してまたぞろぶり返しては、との想いから、本日のイベント参加はキャンセル。残念無念。

西の方でもW先生のコーラス隊が演奏会をやっていたようだが、、、、。

トンネルの出口で事故にあった汽車ぽっぽのように、目の前の明かりを見ながら横たわっているのだ。情けない。体が要求しているのか、とにかくとめどなく眠れるから不思議だ。

夕方になって、届け物をメンバーの家に持って行く途中事故現場に出くわす。まだ警察も来てなかったが、けが人はいない感じ。それにしても先日来事故が多いなあ~。今日は軽自動車二台の衝突。つい先日は一台がお腹を横に派手にひっくり返っていたからねえ。それはスピードが出過ぎてたのが原因だと思うが、、、、。ま、これだけ車社会になって事故がないのはあり得ないだろうが、なんだかねえ。

 

じわり、起きだそうか。。。。明日あたり。

2016年9月14日 (水)

やっちまったぜい!

最悪~。。。チョット調子が良いからと、孫べえが来る明日のおでんの材料を煮込み始めた。ところが多分肺炎のせいで味覚障害が起きていて、色々調味料を入れてもいつもの様な味にならない。最後にお気に入りの醤油のビン入りを取り出して、キャップを開けた途端「あっ!」という間もなく床に落としてしまう。モチロンビンは木っ端みじんに割れて醤油は一面に飛び散る。しばらく茫然となり、どっかで、「早くしないと!」という声が聞こえているにもかかわらず黒い液体が食器棚の下に入り込もうとするのに気付くまで突っ立っていた。慌ててそこに布を当ててから小一時間必死に拭き掃除。終わりかけた頃に、「ああ~良いにおい~」と言いながら帰って来た夫もこの有様に絶句。流石に可哀想と思ったのか、掃除機をかけたり遠くまで飛び散ってないか見てくれたりと協力的。,,,何とか全て終わった頃には汗びっしょりでシャワーしないと次なる行動に移れないほど。

ま、今宵の食事ではないから良かったが、こういうことがあるとガックリ来てしまう。あまり味が分からないのもありいので、夕食はホントに自分にとってもお義理。とにかく済ませてやっぱり仮眠。ホント、体力がない。

 

パソコンに向かって短歌を捻っていると、友人から電話。来週辺り大阪から一時帰省するという。 しばし四方山話をして、再会を約束。お互い忙しくてこうして帰省してきてもゆっくり話す時間がとれないことが多いが今回はどうかなあ?

 

で、先ほどちらっとテレビにMという作家でお笑い芸人がでて対談していて、その二人の男性はともに独身。口を揃えて、「奥さんが作る料理を毎日食べられるか?」という話しをしている。「これだけ食に関してこだわりがある男が、そりゃあ無理でしょう?」とも。いやあ、そうだよねえ。これは常々思っていることで、こっちは主婦として「ねばならぬ」精神で食事を作り続けているが、食べる方からすると、毎日これ又、「ねばならぬ」と思って奥さんの手料理を食べているんじゃないのか?それにもかかわらず、わが夫は、とにかく外食を嫌い、余程のことが無い限り家ご飯だ。逆の立場なら、時には自分の好きな物を食べに行きたいと思うけどねえ。

大昔、新婚時代に東京から来たあるご夫婦が、「我々は、奥さんが作りたいときだけ家ご飯です。あとはそれぞれ仕事があるから、それぞれの希望する店で外食です。」と話していて、そんな素敵なことがあるんだな~と感心したものだが、、、あのご夫婦は今もそうしているんだろうか?あれから40年。。。。

2016年9月12日 (月)

外出禁止。

別に出たくはないが、これほど引きこもるのも珍しいかも。今回ばかりは少々参った。

夕食中にテレビを見てるとヒラリーさんが私同様肺炎らしい。よろける映像を見て、年齢も68歳と近いことを知り、ムムム。まあ、こちらはあの人ほど大変ではないから、彼女には同情する。まだ行ける、みたいな自信があって、ついつい動いちゃうんだよなあ~。むかしの事を考えたら、70歳前後はかなりのお婆ちゃん。心して日常を送るべし、ってところか。

 

ここ数日、偶然にも娘の職場のシフトがお休みになっていて、その間孫べえのお守りは免除。しっかり治す時間となりそうだ。が、まあ、ずっと寝てる訳にもいかず、そりゃあ入院でもしたら別だけど、目に付くことはやってしまう。モチロンスロースローではあるが、、、。

 

ようやく本格的な秋の気配が感じられるというのに、行楽どころではない。色々残念なことになっているが、この際目をつぶるしかない。何も考えずにひたすら体調を整えることに専念する。

 

と思ったら、メンバーの一人からラインで風邪引きで休むと連絡あり。はあ、なかなか健康管理は難しい。

2016年9月11日 (日)

チリも積もれば山となり。。。

どうも調子が出ない。貰った薬もあと一日分を残すだけになっていて、それ以上はキツイ薬を使いたくないらしいドクターの口ぶり。もしこのまま治りきらなければどうすれば良いのか?なんとなく不安。気分転換に書類関連を整理して不要なのを捨てる作業をやってみた。が、2時間で変な汗がびっしょり。どうも根を詰めるのは良くないみたい。

しかし昨日の病院には参った。予約日であったにもかかわらず3時間待ち。待合室で病気が悪化しそうだった。

名医と呼び声高いK先生。人気なんだろう。お人柄も良いし、頭脳明晰で判断力、決断力が素晴らしい。ところがどうやらしばらくご自身が療養されていたらしい。道理で診察を受けられない日が何度かあったはず。あれだけの繁盛振りでは流石の名医も「医者の不養生」になるんだろう。

 

しかし、書類というのは溜まるもんだ。どんどん捨てれば良いが、その場で考えがまとまらない場合、取っておこうとなり、それがいつの間にか信じられない程の量になってしまう。おかしな事だが、こうした書類の山の整理は嫌いじゃない。だから溜めてしまうのかも知れないが、、、。

 

明日は練習日、と連絡が廻ってくる。行けるような気がしない。、、、こういう時メールは便利。あらかじめ団長、会長との話し合いはこのメールでやっつけることが出来る。昨日の会議も不参加で、事後報告を貰ったり、、、。全く停滞してるわけでもない。ま、今のうちに静養することにしようか。

2016年9月 8日 (木)

県内が相当荒れたらしいが、、、。

秋の気配が濃厚になって来た。本来、歓迎すべきこの爽やかな空気のハズが堪能出来ないばかりか、そんなことを感じている余裕も無い。二度目の肺炎という有り難くない診断に、とにかく薬漬け。「キッチリ飲んで下さい。」と言われ、苦手な薬を飲むという行為を渋々ながらパーフェクトにこなしている。、、、大分疲れてきた。

病院をはしごした結果になったが、今これが正解だったのではないかと思えている。一つの症状でも、ドクターによってまるっきり違う見立てがあり、結果でしかその正否は計れないが、今現在手応えを感じているのは、これで良かったのではないだろうか?ま、再度診断を仰ぐ事に成っているので、まだ時間は罹りそうだが。。。

 

友人が、肺炎を繰り返して脳炎になった人が居るから気を付けろ、と有り難いご忠告。そもそも肺炎が繰り返し起きるものだという認識すらなくて、慌ててネットで調べてみたら、これがけっこうあるようだ。やばいやばい、気を付けよう。

 

要するに体力が衰えていて、免疫力がもの凄く低下しているんだろう。良い季節になって、少し落ち着いた日々を送り始められると快復するかな?と思っている。とにかく、今夏は異常な暑さだったし、娘家族の引っ越しであり得ない環境の激変。活動を減らして行ってる筈が、それを上回るものが襲ってきているのだ。、、、ま、その内その内、、、、。

 

それにしても、孫が無防備に我が身に全身を預けに来ると、全ての疲れが吹っ飛ぶな~。この感触。永く忘れていたものだ。

2016年9月 6日 (火)

褒め言葉。

今日は色んな褒め言葉が飛び交う一日だった。

最後はちぇちの練習で、コミセンの関係者の方々が、我々の歌を聴いてくれて絶賛してくれた。そしてその練習の前、いつものヴォイストレーナーT先生からビックリするほどの褒め言葉だ。「上達が早い!」これは嬉しいこと。

昼間、シャンソン教室の帰り偶然入ったお店がなかなか良い。非常にリーズナブルな点も、それにしては親切丁寧な対応。味にうるさいT女史も気に入ったといつになくしっかり食べる。女三人で、喋る間もなく店を絶賛しつつのランチは珍しい。

そのシャンソン教室では、新人の方はそれなりに勉強してきているし、久しぶりの人は、矢張りキャリアを感じさせる声だった。シャンソンの醍醐味が少し身についてきたように思う。とこれはこちらからの褒め言葉。

帰宅して、夫がなにゆえか、「お母さんは凄い。どんなに疲れていてもやるべき事をやっている。。。。」褒め殺しか?

昨日の短歌の歌会は行けなかったが、どうやらそこでも楽しい会話が繰り広げられたようで、、、、、。

 

褒めることで、人は確かに伸びる。余程の変骨でもない限り、褒められてイヤな人は居ないだろう。モチロンそこに真実みがないといけないにしても、もしかしたら、おべんちゃらでも気分が良いものかもしれない。底が透けて見えると返って逆効果の場合もあるにはあるが。。。

 

ま、本日は、そういうわけで一日気分が良かった。明日もそういう日になるかな?ならないかな?孫との一日が始まるからなあ~。

2016年9月 4日 (日)

独演会と難病と寿司。

わが団体とは切っても切れない落語家桂K師匠の独演会が本日。

しかし、自分がこれに行くと他の用事が出来ない事が判明。娘に母の車椅子を頼み、珍しく行くと言う夫にも注意を頼み、とりあえず友人Mのお見舞いに出かける。

Mとは長い長いお付きあい。同じ年齢と言うこともあり、音楽という共通の世界にしばし遊んだ中。文学志向の部分も似通ったところがあり、若い頃にはお酒を酌み交わし、色んな話しをしたもんだ。要するに気が合っていたのだ。

時の流れによって、少しずつ関係性が変わっては来たが、それでも大切な友人の一人だ。彼女が意味不明の病状に悩んでいると分かってから、どうも気が気でない。早く顔を見に行きたいと思いながら日々の用事に流されて実現出来ずにいた。今日になって、ようやく訪ねることが出来て、しばし話し合ってきたが、結局彼女の病名はハッキリとは付いて無くて、難病のようだという。治療法も分からず、全くの手探り状態。きっと不安なことだろうに、いつに変わらずニコニコと対応してくれる。何もしてあげられないもどかしさはあるが、幸いご主人も健在で、近くにお嬢さんもいて、頼れる存在があるのが救い。何とか快方に向かって欲しいもの。

折から激しく雨が降り始め、台風の影響と思われてそれを潮に腰を上げたが、何となく去りがたい思いに捕らわれる。玄関先で車内に孫べえを残したのも気になり、落ち着かない再会となった。又近く訪れて見たいものだ。

 

丁度公演の終わりに近づいたので、母と娘を迎えにホールへと舞い戻る。車に乗り込んできた母は殊の外喜んでいて、とても楽しかったと連発する。娘も初めての観賞で面白かったようだ。良かった。「笑い」は浄化作用があるからなあ~。

笑ったらお腹が空いたとのたまう女二人の為に回転寿司に立ち寄る。4時過ぎという変な時刻にもかかわらず、まあ混んでること!25分待ちと言われる。こっちはなるべく遅い方が良かったくらいで、待つのは何ともない。孫とじゃんけんで遊びながらで退屈もしない。で、案内されて食べ始めると、まあ、娘親子の食べること!「欠食児童?」と冷やかすと「こんなの序の口よっ!」と握り寿司をぱくっ。まあ、手軽で良いなあ。易くてビックリの値段だし。外食産業、凄いなあ。。

 

帰宅してから夫の夕飯の支度。で、少しお付き合いしながら公演のことを聞いて見る。「流石Kさんはプロだ。お金を取って遣れる人だな。」としきりに感心。良かった良かった。

2016年9月 3日 (土)

ボケボケな一日。

放置してあった冷蔵庫を遂に運送会社に持って行き引き取って貰おうと決心して、昨夜の内に夫に手伝って貰い車に乗せていた。で、近くにイオンがあるからと娘親子を乗せて彼らの用事も一気に済ませる予定。

ナビはホントに便利ねえ~などと呑気に車を走らせて、はるばる香西まで持って行く。すると明るいお兄さんが対応してくれて、ああこれでようやく終わる、とホッとした瞬間思い出した。「ぎぇっ!あれが無い!」「あれって?」という娘の詰問に答えながら空しくバッグを探るも、払い込み証明書が無い。あの書類と交換だとあんなにしっかり覚えていたのに、なんとしたこと!どうやら来る前にちょいとバッグの中から何かと一緒にそれを出してそのまま置いてきたらしい。何とか荷物だけ、先にここに置かせて貰えないかと言っても、明るいお兄さんは明るい声で「だめですねえ~」とおっしゃる。仕方なくしおしおと引き揚げて、再度夕方持参を決める。

余りにしょげた母親を見て可哀想になったのか、娘がイオンに着いたら「お母さん、車椅子に乗れば?」と言う。ちょっとためらったが、ま、ええか、と乗ってみると疲れているのがよく分かる。ちゃっかり孫べえが膝に乗ってきて、押す方は重くて大変だ。

兼ねてから娘がオススメの靴を買いたいと思っていたら、ちょうどそれがある店に行く。おまけに娘からのプレゼントだと言われ妙にくすぐったい。間もなく来る本人の誕生日を思うと、エビでタイ?とも思うが、ま、有り難く買って頂く。ランチを済ませてどうしても玩具を買うという孫の要求も入れて出発したら帰宅が予定より10分遅れる。今日はお歌の練習日。楽しく2時間ほど過ごしてふたたび冷蔵庫だ!

娘は家の片付けをしたいと言って付き合う気は無い。一人で飛ばして何とか間に合う。

ようやく軽くなった車を走らせていると、「いちごスカイ、、、、。」という看板が目に入る。行くときに娘が気付いて「あれ、なんだろう?」と言ってたのを思い出し、早速ナビを入れて見る。すると写真まで出て来てどうやらイチゴかき氷専門店みたい。ちょいと寄る気になって車を回すと思いがけないところに小さなお店がある。

モチロン食べる。道路脇のオープンスペースだ。

ソフトクリームをトッピングしたかき氷は、イチゴが淡泊ではあったが、生の優しいフルーツの味で満足。真夏は相当混んだのではないかしら?、、、これで少し元気になって家路に急ぐ。

急いだのも早く帰って一休みしてから夕飯の支度をと思ったから。たった一区間でも高速を飛ばしてのご帰還。
が、疲れ過ぎて眠れない。6時を過ぎたから、冷蔵庫にある食材を出して来てぼ~っと支度をする。出来てみれば、まあまあヘルシーな食事がバランス良く出来上がった。茄子のソーメン煮。サワラの味噌漬け焼き。茄子と椎茸のチーズ焼き。和風グリーンサラダ。それに昨日の肉じゃがも加えて、ご飯も入れたら6品目。上出来ジャン。ジムで自力整体をしてきたと7時半になって帰宅した夫は遅くなったのをカモフラージュのべた褒め。「やっぱりお母さんのは美味しい。バイパス沿いのHとは断然違う!」とかなんとか。あそこと比較されてもねえ~、、、ま良いけど。

、、、こうして夫婦の日々も終わっていく。

今日も終わった。

朝夕は非常に過ごしやすくなってきたが、日中の暑さは真夏と変わらないから困る。そのせいかどうか、咳も治まらないし、もしやもしやと疑ってしまう。何が困るって歌が歌えない病気にだけはなりたくない。

しかし、アスリートとして活躍中の人の中には、アレルギーやアトピーなどで悩んでスポーツに入った人がケッコウな数居るそうだ。病気に負けないで、頑張るしかない。今話題の歌舞伎役者の妻で癌に冒されているMさんという人の言葉がテレビに流れたが、とても良いドクターに恵まれているようで、「癌の陰に隠れないように!」と言われて、闘う気になったとか。確かに分かるような気がする。

 

こんなオババをそこのけて、奔放に日々を送る孫べえ。一日のうちで、何度か、とても愛らしい仕草をする時があってコンチクショウーと思っていてもついそれにほだされてしまう。、、、しかし、考えてみるとこの付き合いもそう長くはないだろう。来年から小学校ともなれば、色々変化が起きるだろう。ま、楽しむ事としましょうか。

 

夕食時に職場から立ち寄る娘をまじえた食卓は、普段とは全く違う潤いがあって、旦那もまんざらでもなさそうだ。ほぼ父親と娘の会話の中にこっちは埋没している。矢張り仕事を持つと話題も増える。子育ての問題点も様々な角度から議論となるし、こっちがあれこれ準備や賄いに追われている間に、話しが絶えることがない。一方では大きなテレビ音、一方ではお坊ちゃまのipad音。時々会話にチャチャを入れる孫べえのデカイ声。「うるさ~い」と叫びたいのをこらえ、笑顔笑顔。

親子を家まで送って行って洗い物に没頭。。。。一日の終わりは、かくも疲れている。

2016年9月 1日 (木)

お気に召すまま。

シェイクスピアのこの作品は、最初読んだときは取っつきが悪く、女性がただ男性の服を着たというだけで実の父親始め周辺が全く気付かないという点がどうにも腑に落ちず、余り面白いとも思わなかった。それが今は市民劇場のサークル名にもしているほどのお気に入り。それはひとえに故I教授の解説に寄るところが大きい。

確かにこの作品の中には、演劇会のみならず、何かと世間を今も飛び交う「人生は舞台。人は皆役者。現れては消える一幕の物語。」という名台詞がある。しかし、さらっと物語の中でジェイキイズが喋るこの場面はその時はそれほど残っていかない。I教授の解釈で、初めてこのセリフがどれほど重要なモノかが理解出来たということだ。そして男装の麗人ロザリンドのかしこくも愚かな言動を中心に、幾つもの恋物語が展開し、最後は目でたく全てのカップルが結ばれ、ロザリンドの父親公爵が弟の奸計に会い、森に逃亡していたのも弟の改心によってこれ又めでたく宮殿に戻ることになり大円団の内にこのお話は終わる。

全体にハッピーハッピーな空気が流れ、追放された公爵でさえ、美しい理想郷のような森での隠遁生活を楽しむ様子が描かれて、全ては春の気配の漂う夢物語。

ただ一人、我と我が身を世捨て人として、その身を愛するジェイキイズのみがニヒルで全体を締めている。物語の最後にお祝いのダンスに興じる人から離れていき、自分はあくまでこの森の隠遁生活を続けると公爵に告げ、あたかも公爵が森を捨て、元の宮暮らしに戻ることを皮肉るかのような言動をする。今日のビデオでは、一瞬公爵の顔が苦痛に歪む部面もあり、これは面白かった。

この皮肉やは実はシェイクスピアそのものかも知れない。このお話の中の登場人物をどのように観賞しどの様に感じようとも、それは観衆の皆様のお気に召すまま。人生は舞台なのです。楽しんで、さようなら。。。。

 

やっぱりシェイクスピアは何回観ても面白い。まるで無駄な配置の様に見えて、実は重要なセリフを随所に吐かせている。

 

この会が終わるや否や急ぎ孫べえを迎えに行く。今日が長い夏休み明けの初の登園日。はしゃぎすぎたのか当人はどうやら目がしょぼしょぼ。母親を送るついでにみんなでうどん屋に立ち寄ると、会のメンバーがまだ食べ終わってお喋り中。歓迎してくれて楽しくおうどん。眠気のせいか孫べえの食欲はイマイチで、結局先に仕事に出た母親の代わりに残り物を少々手伝う。、、、これが良くないんだなあ。

こうして行く先々で誰か見たことのある顔に会えるのが、高松の良い所。都会ではあり得ないことだ。我が家に帰ると友人Kがコープを取りに来たついでに孫を連れてくる。これでしばし我が家は幼稚園。夕食を食べて送っていくまで目一杯はしゃいだお坊ちゃま。きっと爆睡だろうなあ。、、、田舎暮らしを目一杯楽しんでる。人生の舞台に登場したばかり。にしては、周辺の登場人物が多いなあ~。フフフ。

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