祭り。
塩江の蛍祭りに行こうと約束していて、想定通りの渋滞に巻き込まれながらも何とか到着。夫の実家の駐車場に止めさせてもらいイベント会場へ。近頃見ない数の屋台がびっちり並び、昔ながらのたこ焼きや鯛焼きもあるが、進化したB級グルメも並んでいる。どれもこれもケッコウお高め。あっという間にお札が飛んでいく。
どうしても遣りたいという金魚すくいでは、出目金を2匹ゲット。「持って帰るまでに死んじゃうんじゃないの?」とこれ以上飼いたくないおみっちゃんが嫌みを言っておいたが、にゃんと、そのビニール袋のまんまとあるところに引っかけてそのまま移動。気付いて戻ったときには既に無い。「みっちゃんの管理がわるいからでえしょ!?」とむくれている孫を又の機会にとさんざん慰めてようよう帰路に付く。
このお祭り、今時こんな業者がこんなに沢山いるのか?と思う程ビッチリと怪しげな商売人が並ぶ、、、。地元の青年団は良いとして、この頃であれば、あちこちのイベントでやっている良心的な手軽で美味しい物を並べてくれた方が良かったと思うが。アンバランスなのが、イベント広場の舞台周辺でがなっている音楽。そこに入るやいなや耳を打つガンガンとした今時の音楽。ストリートダンスは仕方ないにしても、一体どこに焦点をあてた催しなのかがイマイチ分からない。舞台の吉本は椅子席の人以外に聞こえるようなマイクではなく、後ろの方で少し立って聴いても面白さがまったく伝わらない。
ひたすら疲れて、川縁を暗くなった道から見つめながら歩いたが、ポツポツと蛍らしきものが点滅し始めている。「ああ、そうだった。今日は蛍祭りだった。」とそこで合点。しかし、都会育ちの孫べえは、決して土手の手すりに近寄らない。どうやら蜘蛛の巣が怖いらしい。自分が怖いことに腹が立つようで、こちらに八つ当たり。大した感動もせず、さっさと車に乗り込んで、綿飴をかじっている。興奮しているのはその母親。しきりにスマホで写真を撮っているが、かなり難しいらしい。夫の実家の前が蛍のスポットらしく二人ほど本格的なカメラを構えている人たちが居たものの、蛍そっちのけでまるで「蛾」の集団のように広場にたむろしている人が殆ど。
時代は変わったなあ~。
♪ほ~ほ~ほ~たるこい♪ こっちのみ~ずが しずかだよ~♪
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