ドジバナ、久しぶり?
チビの運動会が昨日。吾が子の時は仕事で殆ど行けてなかった気がするこの手の行事。いまごろになってそのツケが廻ってきた感がある。朝も早よから幼稚園。「おじいちゃん、おばあちゃんいらっしゃい」なんぞというプログラムもあり、孫べえと一緒にダンスをしたり、カメラマンよろしくスマホ写真を撮り続けお陰でメモリ不足でメールが一切送受信できなくなったほど。一日中付き合ってへろへろになり、帰宅してから何も手に付かず爆睡。近頃スマホのデスクトップにスケジュールが出るようにしてあり、チラッとそれを見ると明日は朝シャンソン、とある。それに合わせて目覚ましをセット。あ~疲れた。
目覚ましに起こされることもなく目覚め、熟睡したのが良かったのか意外にも体がスイスイ動く。夫を送り出した後、10時といういつもの時間になっても一緒に行くことに成って居る友人Yが現れない。メールで、「来てる?」と打つと、「来てません」と返る。「え?じゃあ今日はシャンソンお休み?」と打つと、「シャンソンは明日です~」との返事。「あっちゃ~、すっかり行く気だった!」と打つと、「大丈夫?まだお友達でおれますか?」と来た。ハハハ。私より6歳年上のお姉様にこんなこと言われちゃあ~ねえ、立つ瀬がない。
でもって、このやりとりの前には、義妹に母を迎えに行く時間等を連絡、従姉妹にも朝は教室昼は母のお守り、夜はちぇち練で、ヘアーの用事は今日は無理と返事をしたり、、、、とにかく完全に明日の予定を遂行していたのだ。それぞれが、こちらからのメールを見て、「変だなあ~?」と思ったそうな。
何故こうなったかをよくよく考えてみると、スマホのスケジュールだった!表記が、予定のない今日は当然のことながら何も書いて無く、明日の予定がしっかり書かれてあるから、日付を見なければこれが今日の予定だと思ってしまう。自分で入れたスケジュールが自分をおとしめたというお粗末。
こういうドジがあると、余計疲れる。
しかし、近頃の運動会というのは進化しているなあ。先生方はこないだ生まれたような子供達を良く調教していると感心するばかり。特に鼓笛隊のマーチングやハダカになっての組み立て体操なんかには舌を巻いた。東京の幼稚園は何もしないのがウリだったため、ピアニカに触ったこともなかった我が孫べえは、先生のご指導よろしく練習から3回目には嬉々として自宅に帰り、「本番は,地球が燃え尽きるまで頑張る!」と言ってたという。この先生がくしくもちぇちの前ピアニストS嬢だった。道理で近頃車に乗せてもすぐ歌いたがるし、へえ~~?と目を見張る程音楽に興味を持ってきた。もともとチビ達にもてるS嬢とは聞いていたが、まさしく。子供が音楽嫌いにならないことをいつも優先させていると聞いてナットク。この偶然の出会いは有り難かった。この運動会の日も、ちゃんと鼓笛隊の時には会場に来て、子供達に声をかけている。「センセ、きてたん?」と言う子供達に、「くるわよ~。良くできてたよ~」と声をかける優しさ。そりゃあ持てないわけがない。
そして衣装にも驚いた。小さな子供達がモールの付いた制服で可愛らしいグリーン帽、女の子はチアガールの衣装の子たちも居る。普段の制服もベルサーチだったと思うが、いちいち、へえ!ほう!は~!と感心するばかりのオババではある。
プログラムの中に、卒園生も参加出来る徒競走や、マーチングの最後は子供たちのすぐ側で撮影が赦されるというのがあって、園が、この小さな幼稚園の枠の中だけでない、それを取り巻く環境にも配慮した全体としての教育に力を入れているのがよく分かった。偶然ではあったが、そしてたった1年のことだったが、良い所に入れたものだと改めて思った。
コメント