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2016年3月18日 (金)

「Be My Baby」面白かった。

先日、市民劇場の観劇を、これだけは絶対観ると周囲にも宣伝してから出かけたもんだ。加藤健一事務所。だ~い好きな劇団。よくシェイクスピアを取り上げるが、和物も非常に面白い。東京の本多劇場という小さなホールで観た「お葬式」は最高だった。お腹のそこから笑ったし、考えさせられた。

今回もとても一口では言い表せないほど面白い作品だったが、何が良いって、やっぱり「笑い」だなあ。非常に速いテンポでストーリーが展開するし、一人の人物がどんどん変化していく様子が巧みで面白い。そ、人間は変わる。

義妹と行く前に大きなホットドッグを食べて居たので、今日は間違いなく寝るわねえ、と言いながら座ったが、全く寝る暇はなかった。隣の友人はテレビを観ているようにゲラゲラゲラ。いや、それで良いのだが。フフフ。

芝居の後、役者を囲んでの懇談会があり、モチロン参加した。一人が8役やった若い女性と9役やった若者がみんなの喝采を浴びて喜色満面。参加者が色々質問やら感想が述べられる中、勇気を出して、私も手を挙げた。「あちこちでお芝居を拝見して、必ずそこに笑いがありますが、演劇と笑いをどう位置づけていらっしゃいますか?」というようなことだった。それまでゆるんだ表情で気軽に答えておられたカトケンだったが、急に真顔になって、「笑いがまずあると、人は心を開きます。開かれた心には、色んなメッセージが入りやすくなってるんです。」と明確に答えられた。おおおお、素晴らしい。これはちぇちの「落語ぺら」と共通するものがある。まさしく同感だ。海外の作品をよく演じる人だから、海外の笑いのエッセンスを充分に理解して取り入れているのだろう。ユーモア、ウイット、まだまだ日本では軽んじられているが、人間には絶対必要なものだ。

逆に言えば、それだけ伝えたいものが彼にはあるということだ。ただただ面白いではない、何かが常に。。。。いやあ、日本を代表する役者の一人だ。

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