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2016年2月

2016年2月28日 (日)

Cantimo.

今日はCantimo.

予想通り声は出ず、遣りたいことの半分も出来ず、不発に終わる。打ち上げはやけ酒だ。といっても生中1杯という可愛さ。というのも、喉がまっかっかで、しみるしみる。みんなには、「消毒してるのよ」と強がっては見たが、内心は、え?大丈夫?という感じ。確かに消毒してるかのような喉ごしはあったが、、、。

一体この咳はなんだろう?と不安が過ぎる。明日は矢張り病院か?やだなああ~。

 

Cantiamo=歌いましょうというタイトル通り、なるべく消極的にならず、どんどん歌いましょう、が趣旨の会ではあるが、矢張り、ある程度は勉強してきた物を出すべきだろう。自分を含めて、余りに程度が低いものを出すのはよろしくない。と、分かって居てもなかなか練習出来ない事情もある。でも、こういう会が無いと、みんなきっとなにもしないんだろう。

自分の経験から言って、レッスンは楽しいものだ。I先生がよく言われていたのを思い出すが、「歌は徒弟制度のようなもので、見よう見まね、聞き真似で良くなる。」「歌は絶対時間が要るなあ~」「歌に最短コースなんてものは無いなあ~」etc

終わったら、次はガンバロウとおもうんだなあ~、これが。

 

しかし、疲れ切って、帰るや否や仮眠。な~んにもしてないつもりが、、、、歳か。

2016年2月27日 (土)

ガンバロウ~~。

昨夜若い夫婦が今年もよろしくの挨拶に来るというので、夕食を整えたが、どうも疲れて仕方がない。たった4人の食事にこれほど疲れるというのも、余程らしくないことだ。食べながらの歓談は楽しいもので、半分おのろけを聞きながらではあったが、若いって良いなあ~と幸せのお裾分けをして貰ったような気分ではあった。

しかし、見送ったあと、がたんと疲れてその場で仮眠してしまった。体力がほとほと無くなっていると思うなあ。

基本的に食いしん坊なので、料理は好きな方だが、まあ、好きが高じてやりすぎるっていうのもある。多分半分でも、大丈夫だったかもしれない、と反省。若い胃袋でも充分すぎる量だったかも。

しかし、この若旦那は非常にイケメン好青年だ。ことごとく、「美味しいなあ~、うまいっ!珍しいですねえ~」と感想を付け加える。まんざらお世辞でもないらしいが、しかも自分の家でもそれを遣っているらしいが、、、結構なことだ。つくった人への配慮が満点だ。これは家庭教育なのか?個人の性格なのか?

ま、要する結婚以来うまくやっているということだ。ケッコウケッコウ。コケッコ~てなもんだ。

 

で、この二人から手土産に大量の餃子を頂いたが、ものすご~く有名な品らしく、お開きの後東京のお嬢に電話で話すと、あ、それ知ってる。とすぐさま名前まで。。。ネットで予約すると2年先まで買えないとか。こっちは全く知らなかった。今日になって焼いて食べたが、確かに幾つ食べても箸が止まらない感じ。美味しい物は有名になるもんだ。

 

さて、明日はCantiamo。本日ピアノ合わせしての本番という、まるっきりの一夜漬け。それでも歌えたら大したもんだ。未だに声がおかしいし、しばらく話すと声がかすれてくる。咳も止まらない。一体全体、、、。夫曰く。「お母さんも、ここ1,2年が勝負だなあ~。これでがたんと老人になって寝たきりになるか、復活してしばらく元気になれるか、、、。」なんぞという有り難いお告げ、、、。確かに危機感はある。

 

ガンバロウ~~~。

2016年2月25日 (木)

初めて土筆を見た。

本日は行きはうららかな日和で良い良い、帰りは、、、、怖い空だった。が、まあ、昨日の竜巻のニュースに怯えていただけで、何事も無く帰宅した。

羽床のH先生宅でのお歌の練習日で、それもこの日曜日の為の練習だった。奥様手作りの美味しいケーキを頂いて、しっかり歌も練習出来たのはメデタイ。何しろ歌が三度のご飯よりお好きではないかと思われるH先生とご一緒だ。熱心にやるほか無いのだ。横道にそれようとすると、すぐに引き戻して下さる。適当にお茶のおもてなしも下さって全く素晴らしいホスト振りだ。その上、テーブルには小さな、ごくごく小さな器に、3,4本ほどのこれ又小さな土筆が活けられてある。おっ、春か。と嬉しくなった。奥様は詩人だなあ。

お二人の笑顔に見送られて少し冷え込んだお庭で3人がわが愛車に乗り込む。いつまでも手を振って見送って下さる先生ご夫妻。ホント、頭が下がる。

 

さあ、日曜日までに1曲覚えるべえ。と思ってたはずなのに、ピアニストから電話があるまで、合わせに行くのをすっかり忘れて居たというお粗末。それというのも、明日は昼間用事を済ませて夕方には新婚夫婦をお食事に招いているので、その準備で頭がいっぱいに成って居たのだ。近頃、こういう風に、幾つもの事を同時に頭に置いておけない自分が居る。、、、って、これは前から?いやはやいやはや。どうなりますことやら。

馬の鼻先に人参。。。。

これ、どういう意味だろう?

食べたいものがあると早足になるということか。だったら、ちょいと違うなあ。最近言葉が思いつかなくなってきているが、要するに、切羽詰まらないと人間動かないということを言いたかった。ちぇちの練習がまさしくそれで、今日という日は、3/12の公演を考えると、貴重な時間だといえる。2週間ほどで、その日を迎えるわけで、落ち着いて居る場合ではない。

それにしてはこれまでの練習はチンタラムードではなかったか。一度舞台に上げた物だからとて、安心出来ないことを知っているのは、アチクシと同じ経験をしているA君だけかも知れないのは気がかりだ。失敗は人を用心深くするし、慎重さを植え付ける。その意味で、失敗はするべきなんだ。が、今回は要請があっての公演なので、失敗は赦されないという覚悟が必要だろう。上っ面でなく、心の底からの恐怖心を持って欲しいもの。

今日の練習は、アクシデントに見舞われて来られないという人や、肺炎になっちゃった人が不参加ではあったが、全幕通しが一応場当たりとして出来たのは良かった。全体を通すと、今まで曖昧だった点もクリアになるし、緊張感も自ずと湧いてくる。

ようやく、スタートラインに全員が並んだ。

2016年2月23日 (火)

便利は不便。不便は便利。

何時ものことながら、練習会場にアタフタしなければならない。まるで流浪の民のように毎回練習会場が違うというのにも慣れてきたくらいだ。今日は新しいコミセンが出来たというので見学に出かけた。ここの良いところは平屋建てで、階段が無いことだ。田舎ならではの土地の使い方で、我々高齢者にとっては何より嬉しいかも。

しかし、何故、こういう新しい所にもピアノを置かないのか?音楽的なことに使うことも多いだろうに、このご時世ピアノくらいはあっても良いと思うのだが、、、。やっぱりキーボードを持ち込まなくてはならず、ピアニストさんにもご不自由をおかけする。

日曜日のCantiamoの為には、街中のコミセンを借りることとしたが、矢張りこちらは車が置けない。ピアノはあるが、、、、。

ま、一長一短か。

 

それにしても毎日毎日、イヤなニュースが続くなあ。余りに続くので、どれがどのニュースだったか忘れて、混同してしまう程だ。

せめて自分がニュースにならないように気を付けよう!この近くで先日起きた電車にぶつかり川に転落した65歳の女性のように、全国版のニュースにだけはなりたくない。

 

只今FBが全く使えない状態で、不便している。セキュリティの問題で、こうなってしまったのは、まあこちらが悪いんだが、修復が余りにややこしい。どうするのが一番良いか思案中。

 

どうも寒気が終わらない。ヒートテック2枚重ねにカシミアセーターに布のベストを重ねてもまだ寒いので、モヘヤのカーディガンを羽織ってみたら、ようやく少し肩の力が抜けた。早く冬が終わってくれないかなあ~。

2016年2月22日 (月)

いろいろな事があった。

今日までここに字を残すどころではなく、日々とにかく忙しかった。といっても体力を使うことは余り無く、まあ頭脳戦といったところだ。

そんな中で、コミセン祭りという小さな本番を迎え、これが小さいのにミスがボロボロ。まあ、内輪のことで、観客には何も分からなかったとは思うが、、、。しか~し。何事も油断大敵、ということだ。3/12の石の民俗資料館コンサートには余程気を引き締めてかからなくてはいけない。

それでも、ソリストたちは昨年の公演で学習した点を修復する出来映えだった。キャスト替えによる新メンバーもよく頑張った。ここまで出来上がると、出演者も楽しめるというものだろう。

 

今日の練習は、昨日の反省会も含まれてのものになったが、久しぶりにお二人の指揮者によるコラボな練習も殊の外楽しかった。実は昨夜、この先生方を含む、楽団メンバーとの「新年会」?からほぼ24時間、昨日のことが遠い昔のように感じるとはT先生の弁。実は私もそう。ワインの白赤、カクテル1杯、チンザノロック4杯はかなりの量を頂いたはずが、余り体に来てない。いよいよ全快か?と喜んだが、今夜の練習で声を出してみると矢張りまだまだ、、、。日曜日のCantiamoが無事つとまるかどうか、,,,。

それにしても、この宴会はよく弾んだ。それぞれが楽しむ術を知っていて、間に美味しい料理や飲み物を挟みながら絶えず笑いが巻き起こる。思いがけず、わが海外旅行体験談を紹介する羽目になったが、それというのも、ちぇちのメンバーM嬢が「私極度のおとっちゃま」というので、若い内に海外に行け行けとみんなでハッパをかけたという次第。仕事で沢山休暇が取れないというが、ホントにそれだけ?と突っ込みが入る。ま、最初は誰でも怖いという感情は起きるだろうが、乗り越えてしまえば、ほんじゃらさっさのすい~すいっ。てなもんだ。こっちから見るとまだ充分若いと思われるA夫人は、「早く行っとかないと行きたくなくなるよ。」というアドバイス。いや確かに。近頃余り行きたいと思わなくなっている自分が居る。やっぱりエネルギーがいるもんねえ。

 

朝はシェイクスピアを観る会。現在の会場が改築されるとのことで追い出されるため、参加者で別の会場を探しに行く。めでたくコミセンが空いていて、その場で決定。少人数だとスムーズに物事が進むなあ~。

今日の観劇はシェイクスピアの問題作と言われる、「尺には尺を」の最終回だった。確かにストーリー展開や、善悪の基準や、物事の解決法など、疑問符が付かずには居られない場面が多々あり、その都度ひっかかって前に進めない自分を感じてはいた。シェイクスピアは何故こういう作品を書いたのか?確かにI先生によって、深く掘り下げられた筈だのに、余り記憶に残ってない。再度あの当時の資料を紐解く元気はなく、おおよそ、似たり寄ったりの他の人達もハッキリした意見が言える人が居ない。ぼんやりと感想を述べあって、それでも充分楽しかった、この集まり。これもI先生の遺産だ。

2016年2月14日 (日)

95歳、5歳。我が母と我が孫。

只今所要でお嬢が子連れで一時帰宅しているため、夕べは5歳の一人っ子孫べえが一緒に寝ると言い張り、ちょいと不安はあったものの、まあ今まで余りにこういう事が無かったから、拒否するわけにも行かないだろうと覚悟を決めて一緒に寝床に入る。

するとどういうことが起こったか。

「みっちゃん、今日は何のお話し?」と来るので、「そうねえ。何が良い?怖いお話?楽しいお話?、、、」と聞いて見ると、予想通り怖いお話が良いと言う。

さて、海に関わる話しは泳ぎに行かないと言い出すと困るし、などと色々考えて、白狐が登場する創作童話を語り始めた。物の10分ほども喋り物語が展開し、いよいよ白狐登場という段階になって、「みっちゃん、やめて。それ以上は怖いからやめて。」と言う。「えええ?これから怖くなるのに~。」と一応反論すると、「分かってるから、もう良いから。」と訳わかめの事を言い、別なのをせがんでくる。「じゃあ、何が良いの?もしかして恐竜のお話とか?」とつい思いつきで言ってすぐ後悔。「うん、うん。それが良いよ。」と言ったかと思うと、○○ザウルス、とか○○ドンとか、五種類くらいの名前をスルスルッと口にする。こっちはそんなの急には覚えられない。これを使って創作するのは無理と諦めて、「じゃあ、眠り姫なんての、どう?」と矛先をかわす。

すると、敵もさる者、「ん、良いよ。そのかわり僕をお姫さんのお婿さんにしてね。」と来る。「はいはい。じゃあ、あんたは王子さまね。」と言うと、「それでいいよ。そのかわりお姫様は、僕が大好きな○○ちゃんにしてね。」。。。いやはやいやはや。今時の五歳って、こうなの?と呆れつつ、うろ覚えのストーリーを脚色して語り始める。時々顔色を見ながらもう寝るかな?と見ていたが遂に最後まで眠らない。「あらあ?まだ眠くないの?」と聞くと、「いうの忘れたけどね。ぼくちゃんはね、お話聞きながらは眠れない系の人なの。」だとお!!くっそおお。早く言え!「じゃあ、いつもどうやって寝てるの?」「何もしないで、このまんま寝るんだよ。」と言ったが早いかものの1分ほどで出て寝てしまう。はあ~っ?私の努力は、あ、あ、あ、、、、。

しかも、側で寝られると気になって気になって、熟睡は出来ない。何度か布団をかけ直したのを覚えているし、寝たのかどうか分からないほどにぼ~っとして今日は一日眠い眠い。

いやあ、参った。兄妹が居ないから、お風呂で遊ぶこともしないんだろう。長い時間お風呂用玩具で一緒に遊ぶのを今日で二日付き合ったが、こちらは全く幼い感じ。いつまでもやりたがる。このアンバランス。

子供とは面白いもんだ。

昼間は、母も一緒に台湾料理を食べに行き、もの凄いボリュームだったにも関わらず、デザートをお向かいのケーキ屋さんで。ソフトクリームが殊の外美味しかった。

本日の天気は、こうして95歳の母と5歳の孫にとても暖かな日差しをプレゼントしてくれたことだ。

2016年2月12日 (金)

異常が続けばフツウになる。かも。

今日のぽかぽか陽気のお陰で、母を温泉に連れて行けた。露天風呂は流石に寒すぎるかと思いきや、丁度良い加減。二人とも風呂場から出てもさっぱり汗が引かず、この温泉効果に何度も感心する。

考えてみると、高松とは良いところだ。こうして気が向けば、すぐに近場でも温泉に行ける。リッチな食事も、リーズナブルな食事も何でもある。我が住まいの近辺は異常なほどスーパーがあるし、買い物には全く困らない。災害が少ないことはもとより、晴れた日がとても多い様な気がする。ニュースで雨だ雪だと言われても殆ど当たらない幸運に恵まれている。求めれば文化的行事にも参加出来るし、アートの地域としても名高い。多くの音楽家を輩出し続けているし、演劇やミュージカルの団体も色々ある。少し足を伸ばせば緑や海を求めることも可能だ。

偶然にしても、良いところに住んでいると、つくずく思う。

で、明日はナントビックリするほどの気温になるそうだ。日曜は20度を超えるかもとは驚く。しかも、来週はどんと気温が下がるとか。、、、上下の変動が異常だとニュースは叫ぶが、これが続くとフツウになるのかも。、、、全く先が読めない。ていうか、体がついていかない感じ。ふ~っ。

晴天続き。

昨日の朝は快適な目覚めだった。多分晴れ上がった天気のせい。お陰で体もよく動き、ちぇちの練習まで問題無く一日が終わった。が、本日も晴天なのに何故か目覚めが悪い。それでもアレルギーのお嬢が一時帰宅するというのでお休み遊ばす部屋の掃除をバカ丁寧にやる。、、、なんだかそれだけっていうのももったいない連日の晴天。思い切って我が部屋も大掃除をすることに。ほんとはついでに色々捨てるところまで遣りたかったが、次々と来客があり、結局2割ほど残して本日はジ・エンド。

昔昔、自分の店をオープンした頃に従業員として勤務してくれていたYさんが突然やって来た。本来の目的は夫に相談があってのことだったが、全く久しぶりだったので、しばらく話し込むことになる。彼女は一人息子を女手一つで立派に育て現役で仕事をしているが、随分と逞しくなったものだと感心する。「時々、先生の所で働いていた頃を夢に見ます。」と、可愛いことを言ってくれる。ここを巣立って行った人が成長して立派な社会人になってくれていることがとても嬉しかった。

 

歌の練習に来た人に合わせて声を出すが、声帯がくっつかないという感じで、声が出にくい。疲れているのをつくずく感じるなあ。治るのか?不安が過ぎる。

 

思い物を移動して流石に節々が痛くなってきた。本日はもう寝て、明日は母と温泉でも行こうかなあ~。。。。

2016年2月 9日 (火)

あっ、見落とした。

今NHKでやっているドラマを主役の女性達に惹かれて観たいと思っていたが、短歌一首を推敲していてすっかり忘れた。残念。BSでやるのかなあ~?

夕方から手帳を探しているが、さっぱり見つからない。一体どこへお隠れ遊ばしたのか?う~む。

てなドジを遣りながら本日も終わる。

 

今朝は我が家には初めてというお付きあいの長い女性が来られた。夫と3人で2時間の間、まあ、様々な事を語り合い笑いあい、、、昔の事から現在はもとより未来のことまで、溜まりに溜まった話題があったということだが。。。

この方は県下では有名な女性事業家だが、非常に気さくで明るく、義理の妹に当たる我が友人に言わせると、「あの方がお嫁に来てくれてのうちの実家があるのよ。」ということらしい。一方で非常な苦労人でもあるから、その場で夫が一代記を書いたらどうかとしきりに勧めていたくらいだ。誰にでも小説の主人公になれるとは思うが、かくも波瀾万丈の人生を歩む人もそうは居ないだろう。

色んな人から学ばせて貰うなあ~。

 

お見送りした後、当然のようにどっと疲れる。が、本日は二人ほどお歌の練習に来る予定。寝てるわけにも行かず、連続で濃密な時間を過ごす。いよいよCantiamoの会が近づいて来た。他人のことばっかりやっているが、自分は声が出るのだろうか?まだまだ本調子ではないのを感じている。

ま、やってみようか。

K画伯の帰国。そして練習。

本日はいよいよNYから帰国されるK画伯ご夫妻をお出迎えするために夕方空港まで花束を持って行く。かねてよりお付きあいのある方々が大勢駆けつけてこられ、ロビーはいつになく賑々しい。ご夫妻は長旅の疲れも見せず、にこやかな笑顔でご登場。これからは高松市の住民となる方達だ。どちらからともなく、「末永くよろしくお願い致します。」のご挨拶。そして拍手。

画伯は昔からとてもナイーブな方。故郷の歓迎を受けて既にうるうる。「又、パーティをしますから。」を繰り返しては手を振り車に乗り込まれる。お二人の登場で、なんだか高松というところが一層魅力的な街に感じられる。、、、どんな事を展開されていくのだろうか。楽しみなことだ。

 

空港から急ぎ近道を検索して、一路鬼無の練習会場へ。そこから約一時間の練習は、矢張りやって良かったと思うのだが、もしやそう思ってるのはアチクシだけ?とにかく時間が無い。と、焦っているのはアチクシだけ?もしや、こんなアチクシは宙に浮いてる?と、帰る道々不安がこみ上げる。、、、でも、やらなくちゃイケナイ。

 

どんなにこちらが焦っても、本番までのことだ。その瞬間がくれば、完全に舞台は出演者のもの。何もかも手から離れる。その時出来ることはたった一つ。祈ることだけ。

 

ああ、、。

2016年2月 8日 (月)

自己嫌悪の穴。

本日は久しぶりに短歌の歌会に参加した。そもそも時間を勘違いして30分遅れで悠々と入ったところから、今日の暗示があったとも言える。会は既に始まっていて、皆さん真剣に歌評をしている真っ最中。空き席に招かれて座ったところが同窓生のIさんの隣。彼女がわざわざ電話くれて、「歌会においでよ。」というので重い腰が上がったというのもある。確か彼女の方が不参加が多かった筈なのに、ここんとこ熱心に参加しているらしくどうやら心境の変化があったらしい。ま、なんにしろ、誘ってくれる友人がいるというのは有り難い。日頃から彼女の才能には脱帽している。

まだ集中に自信が無く、迷っていたところに助け船だったわけだが、行けば行ったでそれなりに頑張れるものだ。何とか気分が悪くなると言うこともなく時間を過ごした。帰宅してからしばし横になったのは仕方がないが。

問題は、自分が提出してあった短歌二首だ。オペラアリアが最後まで歌えないのと同じで、途中で息が切れる感じでまとまらないまま出してしまった。今日読んでみると明らかに推敲が足りてない。にもかかわらず、くどくどと言い訳すること自体がなんともかんとも情けない。頭のどっかでそれが分かって居るのに、口を突いて出るのは、どういう心境でそれを詠んだかとか、何を歌いたかったかとか、くだらない事ばかり。

声に出す歌は歌った後にそういう言い訳が出来ることは余り無く、それはそれで密かな自己嫌悪の穴に一人はいってはもがくわけだ。

しかし歌会に於いては、その穴に片足突っ込んでいるままで、ぐちゃぐちゃ自己弁護したりするから、ますます穴が深くなる。何故か?所詮他人は自分のことを理解し得ないのではないかという思いがあって、それでも何とか伝えたいと思うのだ。

相手の歌を理解するために、参加したメンバーは文法力や語彙力、学識や、判断力などなど、およそ持てる限りの武器を使ってああでもないこうでもないと言い合うことになる。その結果時には思いがけず自分をさらけだすこともあるし、気付かなかった自分に気付かされることも起きる。、、、この作業。真剣に和やかに繰り広げられるこの時間を共有する人々は、どこか救われているのかも知れない。こういう機会は個人では持つのが困難だ。

 

自己嫌悪の穴から這い出すためには、矢張り努力しかないのだろうなあ。自分の理解では、努力と言っても「生活をエンジョイすること。」というのがその中身だ。人生を楽しんでないと、良い歌が歌えないし、詠めない。

 

以上おわり。

2016年2月 6日 (土)

若きデカプリオに会う。

今日は本業を4時間ほどやってみた。案の定疲れ切った感があり、お客を送り出し横になろうと思ったらそのお方のお忘れ物に気付く。慌てて電話してすぐに引っ返すという返事を貰い待ち受けているところに郵便物。先日注文していたスマホの保護ガラス。あっ、これは自分では難しいかも、、、、と思ったが、ナント再来のその女性はもと携帯電話会社におつとめだった人だといいうのを思い出した。これ幸いとお願いすると案の定パパッと手際よくやってくれる。あ~~~良かった。これって、ショップで遣ってくれないし、ネットで買ったものの自分で遣るのは心配だなあ~と思っていた所だった。

持つべきは器用な知人だ。一つ目のラッキー。

 

で、ゴロンしてテレビを見ていると、整理術の番組。見るともなく観ていたが、なかなか良いアイデア。早速冷蔵庫の中を整理し始める。、、、なるほどねえ。やってみると非常に良い。すっきり~。たまにはテレビも良い事教えてくれるねえ。二つ目のラッキー。

 

夕食後、もう寝ようかと思っていながらテレビのリモコンをいじっていると、おっと、デカプリオの若い頃、しかもあの「ロミオとジュリエット」ではないか。これは見ずばなるまいと、腰を入れて見てしまう。、、、が、現代版にすっかり変えてしまっているこの作品。あまり好みではない。良いところもあるが、やたら派手なヤンキー風のモンタギュー家の人間どもや、チンピラ風のキャピレット家の人間はどうも頂けない。主役二人の演技はそんな中でとても良かったと思えるが、両家の当主夫妻のあり得ない服装や容姿の描き方は、モチロン風刺が込められているにせよ、チョイと頂けない。

これほど、観て居る間に他の妄想に耽ることは無いんじゃないかというくらいに、ドラマを見ながら自分の空想の中に入ってしまった。「ロミオとジュリエット、その後」というストーリーまで考えたりして。。。なんてこった。

今日の最後はアンラッキーで終わるってことか。

寝よ。

フレー、フレー!

少しずつ日常を取り戻しつつあり、今日は陶芸に母を伴い出かける。長い間行けなかったが、その間口癖のように、ボチボチ行くんじゃないのか?と問われ続けていたため、声をかけるとすぐさま乗ってきた母。その場ではかつて一度も粘土に触ることもなく、何もせずにひたすら師匠と四方山話をしながら時折こちらの作業にチャチャを入れるだけのこと。それがそんなにも待ち遠しいというのは、とにかく師匠のお人柄に負うところが大きい。根気よく、同じ事に何度も答えてくれるし、何より絶えず笑顔で優しく接してくれる。母にとっては至福の一時なんだ。しかも今日ははじめて、昨年の作品の素焼きに絵付けをするのをやってみた。自信なさげにくどくどと言い訳するのもお構いなくどんどん絵筆を持たせ、色を選択し、何でも良いからと促し続けるとようやく一枚のお皿に絵が完成した。、、、しかし、次回にはそれが自分の作品だとは覚えてないのだろう。

ま、しゃあない。それでも、こうした時間は宝物だ。燦々と降り注ぐ太陽を浴びながら、ストーブで焼いた焼き芋を頬張ったり、美味しいコーヒーを頂いたり、、、デイサービスよりは、遙かに幸せそうな母ではあった。

しかし、こちらは久しぶりに粘土で形を作ろうとあがいたが、息が切れる。続けられない。驚くほど体力が無い。ほんの小さな花瓶をこね回し、ナントかカントカ仕上げたが、「病んでるなあ~」という形にしかならない。諦めて母と同じに絵筆に切り替える。

何をするにも健康だ。

 

日のある内においとまして、次はセリフの練習に行きたいというメンバーのお相手に時間を取る。熱心さに於いてはトップクラスのYさん。自宅ではちゃんとできるを繰り返すが、それは幾ら出来ても意味がない。人前で何処まで出来るかが問題だ。、、、しかし、この長台詞を他の人で誰か出来るだろうか?たった一言でも思い出せないで流れを止める人が多い中、チャレンジ精神は素晴らしい。是非最後まで頑張って欲しいものだ。高い目標は人を高める。自分で自分の力をここまでと思ったら、ハイそれま~で~よ~。ってことだ。

 

 

私も、みんなも、フレーフレー!

2016年2月 4日 (木)

晴れれば動く。

動けば疲れる。まるで春のような陽気に促され、溜まっていた洗濯を思いっきりやっつける。がしかし、一気にやると必ずツケが廻ってくる。午後からのH邸でのお歌の練習に出かけるのが苦痛になって来たが、約束は約束だ。義妹をピックアップして高速を飛ばす。

うららかな日差しの中、変わらない緑が一杯の風景の中、奥様のM先生が出迎えて下さる。「今年はじめてでしたよねえ?」と言われ、慌てて新年のご挨拶となる。そしてノンアルコールのシャンパン入りフルーツポンチをたっぷり頂き、お手製の素晴らしく美味しいケーキもご馳走になる。たまたまH先生のお誕生会も兼ねてとのことで、思いがけずちょこっとお誕生会も。ハッピーバースディのイタリア語版を歌って、さあ練習。、、、しかし疲れた。ほぼ2時間半が倍に感じられる。

 

帰宅してコープの荷物を片付けているとメチャクチャ咳をしながら夫がご帰還。あっちゃ~、あたしゃ近づかないを決めて、大急ぎで夕食を整え、今日ばかりはとっととパソコンの前。お陰で歌会のお歌二種も何とか完成。とんだ効用だった。

これ以上風邪なんか貰えない、クワバラクワバラ。

 

そういう訳で夫が大音量のテレビニュースをかけているのがここまで聞こえる。あの中学1年生の殺害の裁判が報道されている。どちらの両親の気持ちも痛いほどに分かり、何とも言えない思いがこみ上げる。

イヤな事件が多いなあ。今日もお茶しながらの話題は、高齢者の運転ミス。70歳からはべたべた貼るべきと、同年のOさんはしきりに勧めるが、あのステッカーは貼る気がしないなあ。でも、多分貼るんだろうなあ。あ~あ。

そんなことよりは、アクセルとブレーキの踏み違えに気をつけなくっちゃ。やれやれ。

活気。

本日も朝シャンソン教室。午後は母を伴い池の畔でお弁当を食べた後我が家で少々ケアー。用心して早めに母を送り、帰宅して出かける前に仮眠。夕べから仕込んでおいたおでんで夕食をとりちぇち練。

朝から声が大分出るようになって、もしやこの天気の良さから来るものかな~と疑心暗鬼。このまま調子が戻ってくれれば良いのだが、、。

 

勢いに乗ってちぇち練に行くと、本日は不参加二名という珍しい練習日となる。懸案事項の二重唱もお陰でさらえたし、流れもある程度把握出来たか。「恵方巻き」の差し入れもありいので、なかなか楽しい時間だった。

 

コミセン祭りで歌う事になった「ナブッコ」は久しぶりのイタリア語の合唱で、何となく歌った感がある。しかし、調子に乗って一緒に声を出すと矢張り高音に問題が、、、。完全回復までにはちょいとかかりそうな予感。やっぱり健康でないと何も出来ないなあ。じれったいが、ここがガマンのしどころだ。

明日はH先生宅でのお歌の練習日。長らくご無沙汰しているから、四方山話も沢山ありそうだ。

 

ああ、歌えることは幸せだ。

2016年2月 2日 (火)

おひさしぶ~り~ね~~。

お久しぶりの第一号はFM収録。急遽お願いしてゲストになって頂いた方は、まんのう町からちょくちょくお越し頂くTさんという人で無類の音楽通。ご自身も合唱部でならした経験を持ち、奥様も現役の合唱団員だ。Tさんは日本が誇る畑中良輔という方の指導を受けたというから昔の大学合唱部は良かった。ばんからな大学生だったようだが、60歳過ぎて未だにその頃、音楽に触れたことが人生を彩っているのはステキだ。指導者と環境が良かったに違いない。

1年を通して何度かご出演下さる為、収録は非常に手慣れている。我々の話題は尽きることがない。時々収録を忘れて喋っている。

そしてこれ又お久しぶりのミキサー役はM君。流石若い。久しぶりに機会をいじっているはずが、何の問題もなくスムーズに機会をさばき、とんとんと二本分の収録が終わった。

 

帰りに、お久しぶり第二弾の「整体」に行く。「えらいことでしたねえ」とどこから情報を得たのか先生が労ってくれて、今日は丁寧な施術。

 

帰宅して遅めのお昼を食べてお歌の練習に来る人が二人。後から来た人は我が中学の同窓生でもある母親を連れてくる。いつもいつも心配してくれて、今日はどうも見舞いを兼ねてくれての事だったようだ。初めて我が娘の歌の練習振りを見て、感心していたようだ。母と娘。幾つになっても良い関係だなあ。

二人を見送ってから急ぎ病院へ。今日はもう無罪放免かと思ったが、喉の炎症がまだあることや体調がイマイチなのをふまえて漢方に切り替えてくれた。

 

道中夫から、「お刺身買うように。」との指示を受けていたので、スーパーに行ってから帰宅。夫はお刺身こっちはお肉、と思ったが、夫はしっかりダブルで食べて居るので、呆れているとたまたまお肉を食べろと言うテレビ番組がかかっていて、ほらほらほら、と得意げ。ハイハイ、何でも食べてどうぞ長生きして下さい。だ。

 

そういえば、先日嫁りんからお守りを送ってもらった。チャンとケンカしないように二色の綺麗なお守り。なんでもパワースポットで有名な「御岩神社」という所があり、天狗が住んでいたという500年の杉の木もあるそうな。「おとうさん、おかあさんの体調が整いますように。」と手紙が添えられてある。あの嫁りんは若いけど、そういうとこほ~んと可愛い。有り難くどこに付けようかと思案中。

 

これで元気になろう!

2月に入った。

なんか疲れ過ぎると眠れない症候群だ。今日はフル回転した一日だった。実験的な意味合いもあったが、ちと早いかも知れない。朝のシャンソンからソリストの衣装を調達にあちこち動いた。不発に終わったが、これはちと急ぐ必要がある。それを着用しなくてはならない人達が何も言ってこないのは、おまかせ~なのか、何とかなる、なのか、それどころではないのか、、、、自分が着る物だから最も気になっても良いと思うのだが、、、。ムムム。

 

夜のちぇちは相変わらず歯抜け。通し稽古は出来ず。それでも参加している人達が何も得るところが無いでは困るから頑張ったが、はるばる自転車で来てくれている指揮者の先生に申し訳ない。通し稽古が出来ないでは、指揮者は困るだろうなあ。、、、どうなりますことやら。

にもかかわらず、とある方が今既に宣伝してくれていて、一人でも多くの人を呼んで下さろうとしている。こういう人達が居てくれることにお返しが出来るのには、ただひたすら練習を重ねて良いものを創造していくことだ。。

 

2月は逃げるとも言う。あっという間に時は経つ。

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