矢でも鉄砲でも、持ってこいってんだ!の気分。
つい三日前のこと。大腸に出来ていたポリープを内視鏡で取るということを経験した。悪性では無かったが、無かったとなると、そこまでの過程がとんでもなく屈辱に満ちていた事が思い出され、金輪際ゴメンという気分!「2年後にもう一度やりましょう」とこともなげに言う医師の顔も見られず、御礼を言ってすごすごと病院をアトにしたが、、、。
ああいうことを経験すると、なんでも平気という感じになる。でもって、何が驚いたかというと、これの経験者がわが周辺に大変多いという事実。「実は、、、」と告白すると、私も僕も、と次々と白状する人が出て来て、わ~お。なのだ。まあ確かにこういうのはなかなか告白はしづらいわなあ~。まあ、今のところそういう人々の中に悪性の人がいないのは幸いだ。
しかし、こういうの何とかならないのか?これだけ医学が発達しているのに、むむむ。
迎えに来てくれた友人達と病院を出てから早速ランチタイム。それというのも前日は食パンのみ。当日も水しか飲んでないから元気が出ないのだった。しかし流石に疲れて、そこから出て自宅でバタンキュ~。夕方にはちぇちの練習もありいので、ゆっくりとは眠れなかったし、運転を止められていたので夫に練習会場まで送ってもらったり。夫は練習会場に行くのは止めろ止めろとうるさかったが、今は休めない時期だ。なんとかかんとか時間を過ごして、そこからは記憶が飛んでいるから、寝たんだろう。
でもって、その翌日ははるばる東京から20年ぶりに高松入りした昔のちぇちのメンバーT氏と坂出で落ち合いまずは駅にある美味しいうどん。そこから以前住んでいたという仏生山までお連れして、彼には自由時間を。こっちは兼ねてから訪問すると約束していた身障者のピアニストをお訪ねして1時間半ほども居ただろうか?別れを惜しんでくれてつい長居をしてしまった。、,,今度は次なる目的地栗林公園で落ち合い、あらかじめお願いしてあった友人で公園のボランティアをやっているYさんの案内で園内を散策。すぐに船上観光の時間となり、かんかん照りではあったが風の涼しい湖上を一巡り。流石にかなりお疲れが出て、そのあとの観光をYさんにお願いして、一旦車で帰宅。途中で夫の夕食も購入し万事順調。
ふたたび公園まで出向き、総勢8名での会食会場へ。このメンツは色んな繋がりがあり、肝心のT氏とは初対面の人もいるんだが、「音楽」という共通のキーワードで会話に不自由することもなく、深夜まで笑いの絶えない会食となった。
初めは飲まないつもりだったが、普段飲まないKさんまで「テクノで帰る」と言い出して、結局はお付きあい。な~んてね。なまじ飲めるとちらいっ。
しかしまあ、ポリープ取った翌日にこれじゃあねえ。お嬢にあっけにとられたわい。でも、薬より何より、こうした会話が体に良いってこともある。でもって本日は大分弱ってきた母を呼び出し、吾が家でかき氷を振る舞い、お茶をがぶ飲みさせ、髪をカットし、日がかげった頃には車で買い物にも連れて行く。来たときは相当参った様子だった母が、別れ際は随分と元気になっていてやれやれ。
水戸の孫べえから届いた初めての長い手紙に返事を書いたものを投函して、つくずく幸せな気分になる。小学校3年生。夏休みには歌を教えてね、と可愛いことを書いてある。なんでもミュージカルかなんかのオーディションを受けるんだとか。父親はしきりに悪の道に曳きづりこむなと言ってたが、子供の意志は曲げられない。ちょいと楽しみなオババではある。