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2015年2月

2015年2月27日 (金)

大願成就なるか?

例のマスクを付けて寝るようになって1ヶ月目の夕べ。初めて5時間ぐっすり装着したまま眠った。ようやく慣れたのかも知れないなあ。このまま、今日も上手く行って欲しいが、、、。

フト本日我が家にご来場した人は、、、、と数えてみると9人だった。毎日誰も尋ねて来ない日が無い。二階でお歌の練習をしている間に郵便やさんとか新聞やさんとかチラシをポスティングした人もいて、一日中我が家を人が行ったり来たり。考えてみると面白い現象だ。最後に現れた人は友人で、何度か舞台の小道具を貸して貰っていたお方。経営しているお店でそれが不要になったので、もう差し上げます、と持って来てくれたのだ。丁度夕食時で、「美味しくないお好み焼きどう?」「異常に不揃いな干し大根の煮物どう?」「頂き物の珍味で水主米のご飯どう?」と殆ど無理矢理。まあ全部美味しいとお腹に納めてくれたが、、、。お好み焼きはcoopで間違えてとったもので、冷凍を注文したつもりが、原材料のみ。キャベツと卵とネギと豚肉以外はあるというしろもの。家でやったことが殆ど無いため、手順は間違えるは、天かすは入れ忘れるは、ソースもトンカツソースしかなく、むむむの豚玉のできあがり。今日は雨のせいかあんまり料理の気分でなかったせいもある。先日三越で買ったエビ餃子は簡単で美味しかったが、、、。

この友人は明日日帰りで砥部の梅祭りに数名で出かける。お土産話を聞く食事会に呼んでくれるというので、喜んで行くつもり。ま、日々これだからねえ~。

 

夕べのちぇち練では、春の音楽祭参加について歌練以外にも色々打ち合わせ。又ゾロ、あの「音楽祭の名物」というネーミングに恥じない舞台になりそうだ。ん?

ちぇちでは若いと言える面々が来ると来ないでは場の空気も随分と違う。ってことで、頑張って来てくれるのは大変有り難い。新婚のKさんも仕事帰りに大幅遅刻でも参加。みんな自分のやるべき事はやってくれているから嬉しい。もっぱら指揮を担当してくれているM君も、思いがけない才能を発揮する時があって楽しい。まだ新人と言えるT氏のように、仕事も歌の覚えも早い人もいて頼もしい限りだ。,,,団体は、こうした優れた能力の結集によって成立している。

健康にだけは気を付けて、今年の大願成就だ。

2015年2月25日 (水)

晴れたり曇ったりの日。

一晩の絶食で体力が回復したのはメデタイ。別段空腹も感じなかった所を見ると、素人療法が功を奏したのだろうか。お陰で郷は少々の朝寝以外は普通に暮らせた。

仕事もし、歌のお勉強に付き合い、家事もまあまあ出来た。短歌も速達だが出したしねえ。が、まあ本調子ではないなあ~。

ん?本調子って?夫は、もう少し動き方を変えたらどうか?とアドバイスをくれるが、そういう貴男さまも同じだよねえ。と内心の声。結局色んなことに関わっていると、どうしてもそりゃあ動かざるを得ないわな~。動いている間は、別段身体のことを考えて居るわけでもないから、つい暴走もしてしまう。車の警報機みたいな物がアルと良いのにねえ。あのロボット声で、「あ・な・た・も・う・す・こ・し・す・ぴ・い・ど・お・と・し・な・さ・い」とかなんとか、言ってくれればブレーキを踏むのにねえ。なんちゃって。

 

このところの寒々しいニュースに、毎日テレビを見るのもイヤになる。特に子供のニュースはイヤだなあ~。、、でも、今日は寒々しいというより痛々しいと言った方が良いようなニュースが、、、。性同一性障害?の人が同棲相手の男性を撲殺?したというのだ。別れ話のもつれということだったが、詳細は全く分からない。が、普通の男女間のトラブルより深刻なモノを感じてしまう。モデルを遣っていたらしいその人は声も含めてホントに美しい女性だ。途中からニュースを見た夫が見て、全く女性としか思わなかったようだ。そうなりたくて生まれてきた訳ではない一人の人間が、自分の生きる道を求め続けたであろう姿がその容姿から透けて見える。おそらくは相当彼女の人生は過酷なモノだったろうことが想像できる。抑圧された感情は、人間を時に狂気に駆り立てる。全て、原因があって結果がある。彼女を犯罪者にしたのは、きっと彼女が生きてきた社会環境だろう。だんだん世の中も変わってきてはいるが、まだまだ差別感をあらわにする人が多い。裁判でも色んなケースが争われているようだが、同じ人間として見られる日が早く来れば良いなあ~。

 

こういう毎日のニュースの中で、の~んびりしたうどん体操なるものを見るのは、まるで世界が違う感じがするな~~。どういう発想なんだろうか?あれは。わが友人が一度撮影されて、何度も登場しているらしく、ぶつくさ言ってたなあ。残念ながら一度も見られてないが。

2015年2月23日 (月)

参ったなぁ〜!

本日はシィクスピアノのDVDを見て数人でランチ。ところが某有名天ぷらやさんで、ランチがもの凄い量。見るからに美味しそうでヤバイなあと思いつつお喋りに花も咲き、ついつい完食。冗談のつもりの「晩御飯抜きねえ」がまさかホントになるとは!アチクシの胃袋も弱くなったもんだ。
帰る時からやたら胃がもたれているのを感じて、帰宅途中のマッサージやさんに飛び込む。そこで久しぶりに丁寧にやって貰って、どこもかしこも痛いなあとは思っていたが、家に帰り着いてから妙に具合が悪い。少し熱もある。暫く寝ようとしたが短歌の締め切りが気になって眠れず、遂に夕食時間に。慌てて夫に今夜は出来ないメールを打って、「了解しました」の返信を見てから少し眠ったような。
ナンジャこれは?軽い風邪か?
まあ、明日には治っていることを念じて、本気で寝るとしよう。

参った。

小雨降る中の充実。

今日も濃密な一日だった。朝から晩まで良く仕事をし、美味しいおうどんを食べにはるばる羽床まで出かけ、そのアトは近くのホールでの素晴らしい弦楽四重奏の演奏会。ゲスト出演のピアニストの期待を越える繊細なピアノにうっとり。若々しい弦楽に魅了された。魅了されすぎて、合間にちょこっと居眠ったりして、、、。実は器具を付けて寝る夜の寝苦しさから解放されてないのだ。

会場ロビーでは旧知のご夫妻Aさん達に会ってしばしお喋り。音楽は人と人を繋ぐなあ~。

でもって、最後の〆は夕食にこれ又美味しいレストランで祝杯(?)と言ってもノンアルコール。「どうせ、コンサートよりそっちがメインでしょう?」と冷やかされたのにも笑顔でお答えして無事目的地に。このお店はAさん夫妻のご紹介。美味しさは彼らもよく知っていての発言だった。

5人の女達は先日豪華ホテルに一泊した仲間達。「お互い今日まで無事で良かったわねえ!」の祝杯だ。「って、いつも会ってるんだけど~。」と言ってゲラゲラ笑っては乾杯だ。

次から次へと美味しいモノをとっては5人で分けるというやり方は、色んなモノを少しずつ食べられてこれはこれで楽しい。かなりの種類を堪能して、最後はドルチェの盛り合わせとコーヒー。

何がご馳走って、こうしたお料理もモチロンだが、気の置けない仲間達との会話こそが最高のご馳走だ。アルコールが入って無くても何かしらに酔ってる感じ。「又来よう」と言いつつ腰を上げたが、さて、いつまで持つか。案外次回は早いような気がするなあ。

 

しかし、料理とは不思議なモノだ。朝、夫の為に一品作って出かけようと、ストックしてあった食材をあれこれ使って煮物を作った。が、煮えたところで味見をしたら「わっ!辛いっ!」どうしよう。時間が無い。慌ててパソコンにSOSを求める。すると色々対処法が出ている。まあ大体想像したようなことではあったが、その中の一つを実行してみると案外行けてる。ホッとして出かけ、帰宅してみると丁度夫が一人ご飯を食べているところ。おそるおそる盗み見すると、おっ、食べてる。あっ、しかもお代わりしている。一度間違ったとはおくびにも出さず、黙って一つつまんでみると、おおお、奇跡が起きている。時間が経ったせいもあり、味が良く馴染んで、こんにゃくでさえすんばらしい出来。、、、ま、一つ賢くなったか。ふふっ。

 

明日はシェイクスピアだなあ。

2015年2月21日 (土)

老眼鏡 の悲劇。

物忘れが多くなったのは仕方がないとして、老眼鏡を次々と壊したり無くしたりがやたら多いのはチョイと問題かも。今日は修理に出していたものを2個、新調したのも偶然出来てきて計3個の眼鏡が手許に、、、。これ以外にも行方不明の物が2個はあるはず。
病院では、遠視の傾向がありそのせいで眼鏡に頼らないせいでしょうかねえ、と言われる。遂にはもう百円ショップでいっぱい買ってあちこちに置いとけば良いんですよとのアドバイス。言われる前からそうしているが、、、。矢張りキチンと測って作ったものには負けるもんねえ。こうしてキーボードを打っても楽チンだ。さすがプロの仕事だとは思うなあ。

今日は昼間は会議。三越に車を入れようとして後悔したが後の祭り。そういえば今日は北海道展だった。結局大幅に遅れてしまう。片原町を行き帰りにぶらっと散策ついでのお買い物。こういう行為はホント主婦みたいで楽しい。イヤ主婦なんだけど、一年に数えるほどしか街ブラをしない人。油揚や食パンを買い、結局夫の為に三越で海鮮弁当も買う。こっちは生ものは苦手な上に、明日は食事会の為ご機嫌とりもある。
しかし、並んで買う自体疲れてしまい、他のものを見る元気もない。
食後にジムのお風呂に行ってますます疲れ、、、、オウム真理教の特集番組を見ながら時々意識が遠のく。近頃、またぞろ若者が入信しているという恐ろしい事実で終わったが、なんとか阻止出来ないのだろうか?洗脳ほど恐ろしいものはない。

2015年2月20日 (金)

映画出演、後日談。

昨年撮った映画が映画祭で観られると誘ってくれる人がいて、のこのこ出かけた。まあ一つには、怖いモノ見たさ、というところだ。どこまで目を背けずに見られるか、そして自分のお仕事をチャンとやれているか、作品全体は一体全体どんなものなのか?てなことを思いながら行ってみた。

結論から言うと、思ったほど酷くはなかったか。いやこれは自分のこと。全体のストーリーはケッコウ行けてるし、出演者もローカルにしてはなかなか見せるところまで仕上がっていた。一部SEに問題があり、風呂場で喋っているような台詞の人も居たが、ま、ひいき目で見ている分には問題無い。しかし、映画を作るというのも難しいもんだ。如何にプロの作品が練りに練って制作しているのかを再認識させられた。

出口で監督に会い少々お喋り。第一作は、まこんなもんです。と控えめ。ということは第2,第3があるってことか!わあお。頑張って!!彼のやる気に拍手だ。

映画作りに、どれほど多くの人が関わっているか、今回のことでホントによく分かった。舞台の場合と又違った人間関係が必要だし。全体を把握する,監督という仕事はそうそう出来るもんじゃない。Tさん、何かやらかしそうな風貌の人ではあるが、さて、今後彼の人生はどうなっていくのか。彼自身に興味が湧くし、陰ながら応援したいところだ。

 

人生何が降って湧くか、分かったもんじゃない。

 

別に祝杯でもないが、頂き物のワインを開ける。これが非常に美味しいモノで、夫曰く、「これはこんな野菜には合わん。ステーキでないと!」、、、ハイハイ。明日はステーキに。。。確かに、昨日今日と野菜中心の料理。それも頂き物の菜花やマンバなどなど。こっちはこれで充分満足なんだけど、、、、。いつものお肉屋さんからメルマガも来てたから、明日の母との買い物はここで決まりだなあ。

2015年2月19日 (木)

冬のかき氷と音楽な日。

夕べはあるイベントの打ち合わせで、とあるレストランに女二人。話しが弾み、それぞれのルーツなど話している内に意外な知り合いが居たりして、、、、香川は狭いという結論に。

ところが急にお腹が痛くなり、レジを慌てて済ませてからトイレに飛び込むという有様。気温の変化に付いて行けてないのか?はたまた何かに当たったか?、、、と思ったが夫は全くその気配無し。違う物を食べたのはそのお店のパンケーキアイスクリーム乗せだから、もしかしたらあれか?

寝るときにいつもより妙にマスクが気になって寝付きも悪くぼ~っと朝起きて、今朝はシャンソン教室。5月の発表会に向けて緊張している。でもって友人がちょいと気を遣うお食事会に出かけるので、メイクをして欲しいとのことで急ぎ帰宅してそれを終え、日が射してきたので母を連れ出し、思い立って仁尾町のかき氷屋さんまで高速に乗る。それは昨日のNHKのニュースで流れた場所で、この寒いのにと思ったが、基本的に好きな方だから思い切って行ってみることに。

これが素敵な場所にあり、夏はさぞかし海遊びに絶好という遠浅の海縁の小さなお店。母は「イチゴ」私は「ボーンズラズベリー」を注文。テレビで見た通りのものがやって来たので、お嬢の所へスカイプ。すると流石に3人ともビックリ。孫べえは大声で、「うおおお~~!」と叫び、「みっちゃんずる~い」と言う。婿どの曰く、そこが東京と違う。昨日テレビに出たとこだったら、今日そんな風に落ち着いて食べられる状況じゃないでしょ、、、、と。そこに驚くか。言われて見るとそうだねえ。思ったよりも空いている。お嬢は「信じられない!こっちは雪が降ってるのに~」と、店内にもかかわらずわいわい喋っていると、昨日のテレビのおじさんがやってきて、「お孫さんですか?」と声をかけてくれる。このお方は38年間東京住まいだったそうな。

 

美味しかったと大満足の母を再び車に乗せて運転を始めると急に眠気に襲われる。矢張り夕べ余り寝てないからだ。これはやばいと思って少々遠いが高速は使わず、敢えて信号待ちをしながらゆっくりと帰路に付く。高松に入り、夕飯を食べて帰ると言って出たのでトイレタイムを兼ねて有名なカレー屋さんに入って見る。、、、しかし、こういう所に入る事がないため、結果的に失敗。次にいつ来るかなあ~?無いかも知れないと思いながらであった。このお店のオーナーが音楽好きで名古屋にホールを造っているとこないだ聞いたので、ちょっと興味があったのだが、、、。きっと自分に合ったメニューもあるんだろうが。

 

で、余りに疲労感がヒドイので、母を送り届けてからマッサージ機に突入して20分位爆睡。電話の音に目がさめたらヤバイ。ちぇち練の時間だ。

まあなんとなく、音楽の中に浸ることで眠気も覚め、元気も出て来たのはメデタイ。まだ行ける?わたし。

2015年2月16日 (月)

笑い疲れ。

今日ほど笑ったのはちょっと経験が無いなあ~。綾小路○○の漫談約1時間ちょいを、殆ど休む間もなく笑い通した。家ではCDを夫が大音量でかけるのをパソコンを打ちながら聞いて、時々笑っていたが、ライブというのはそんなもんじゃあなかった。ただ単に集中して聞いたからというのでもなく、会場を埋め尽くす笑いの渦に押さえられない笑いが生まれる、というか巻き込まれる。2000人入る会場が殆ど埋まっていて、3階席にも人が居るから、彼はそれこそ下から上まで愛想を振りまいて、、、、。64歳だそうだが、きっと相当疲れただろうなあ~。仕事とは言え。

しかし、聴く方も全く疲れた。夫曰く、「笑ったせいで今までの疲れが一気に吹き出した」そうな。そういう夫はCDで聞いてるから、95%は知ってる内容だった、とまで言う。にしては、お初の私以上に笑っていたよなあ。

このチケットは、我々がお仲人をさせて頂いた若いご夫婦が、夫の好みを知ってプレゼントしてくれたもの。おそらくはそういうことでなければ経験することも無かっただろうなあ。ケッコウお高いチケットだ。

3人席の3人目はマスクを付けた女性で、おそらくは笑いたくて来たんだろうが、まあ確かに一人だとマスクを付けたくなるわなあ~。いや、風邪だったのかも知れないが。クフっ。

 

何がおかしいって、勿論だじゃれの巧みさが一番。この点はシェイクスピアなみかも。もっぱら夫婦間のことをネタにしているが、それ以外にも、人の老いについて、もっと言えば、生きることについてのあれこれをネタにしている。笑いの中にも真実があり、聞いてる人は自分のことに当たらずとも遠くないという感覚を持つ。そこがみそだ。従って隣のわが夫は、ここぞとばかりに我が家に近いことが出てくると手を打って喜ぶ。例えば、「新婚時代は優しく、あなったお茶にする?と聞いていたのが、あれから四十年。まるではいて捨てるように、ちょっと!お茶飲むの?コーヒーなの?紅茶なの?どっち?と聞くのが古女房だ。」なんぞという。これをあの独特のだみ声でやられると、その言ってる女房の姿形までもが見えてくるから不思議だ。そこで隣でゲラゲラ笑いながら大きな拍手を送っているわが夫に、くっそ~っ、と思いつつやっぱり笑っているアチクシ。

〆は、「おい」と呼ばれて「ハイ」と答える夫婦仲。「おい、はい、おい、はい、おい、はい、、、、お位牌」と笑わせておいて、続いて「生まれてからおしめをさせられ、ハイハイ、ヨチヨチ、つかまり立ちで大きくなって大人になり、今度は結局は段々つかまり立ちから、よちよち歩きになって、おしめをさせられて、、、、だからこれでおしめ~だあ!」となる。ここで爆笑の中を緞帳が下りるという次第。,,,面白かった。

 

で、二人ともぐったりで帰宅。が、夫は夕飯前に歩いてくると、いつもの散歩に。お元気ねえ~と背中に声をかけて、まあ1時間は帰らないとふんで、ごろんと横になりテレビをつける。丁度NHKは現代川柳ブームの特集が。ここで紹介されていた川柳で、又又笑ってしまう。「いやあ~、今日は良く笑った。」体調が戻ったお嬢とスカイプして、笑いの伝達だ。薬の効果もあるかも。

 

笑う門には福が,,,来るか?

市民オペラちぇちぃりぁ頑張りました!

本日のちぇちのイベント参加は大成功だったように思う。2,3お愛嬌の想定外があったが、ま、これが我々の良いところでもある。今日も天候に恵まれ、地域の方達は出やすかったのだろう。大勢の人が観客だったのは嬉しかった。今までになく真剣な拍手を頂けたように思う。いつもの練習会場での演奏だったのも、みんなの気持ちが楽だっただろう。こうしてチョコチョコ人前で遣っておかなくてはいけない。

さて、次回は3月だ。早速水曜日に再スタートだ。

 

昨日はとある方からとても新鮮なお野菜を沢山頂いた。この方の何が嬉しいって、ご自分が作った野菜たちにとてつもないほどの愛情を持っていて、「どうだ!」という感じで手渡してくれること。その迫力に思わずこちらも、「はは~っ!」とお野菜を押し戴く感じになる。まんば、レタス、イタリアンブロッコリー、白菜、干し大根など。早速いろいろに調理させて貰って入るが、ホントに有り難いこと。昔高校の校長先生をされていたらしく、それぞれのうんちくも凄い物がある。お言葉通り、美味しいんだなあ、これが。いや~、色んなことに情熱を持ち続けるのは良い事だ。

 

少し体調が良くなったお嬢から電話。どうやら昨日はパパの腕の中で泣き叫んでいたのが、今日は妖怪ウオッチの映画に連れてって貰い、グッズもゲットしてご機嫌で電話に出たらしい。電話を切るときにあっさりと、「じゃね。」と言われたとお嬢の複雑な声。フフフ。ま、これからだなあ~子育ても。

 

さ、明日はシャンソン教室のあと、綾小路○○のライブだ。どうだかねえ。

2015年2月14日 (土)

母と子。

今日の昼間はまるで春。どんなもぐらも地表に出たくなるような、そんな陽気だった。こんな日は外での食事が一番と、ごひいきのお弁当屋さんでお弁当と如何にも美味しそうなおはぎを買う。「海にする?山にする?」と母に聞いても「どっちでも」と予想通りの答え。で、過去に何度も通った公淵公園に決める。多分思いは同じという人の車が思いの外沢山停まっている。

お目当ての場所は池があり、田園風景が見渡せる場所。そこに敢えて太陽を受ける形で車を停める。すると車内は暑いほど。上着を脱いだりして、美味しいお弁当に舌鼓を打ちながらお喋りもたっぷり。〆はおはぎ。これが又非常に美味しい。こんなにも美味しいのは久しぶり。これはあながちこの景観で食べたせいだけでもないだろう。絶対リピートありだなあ。

近頃食事のあとはあまり歩きたがらない母を車に置いて、市場で野菜とお花を買って、薬局でトイレットペーパーとダイエットティーを買い、そのまま母を送って、「ありがとう」という母の後ろ姿をしばらく見届けてからお花を水に漬けるため帰宅。明けていた窓を全部閉めたら、「おっ、まだマッサージする時間がある。」てなことで、再び車を出す。

 

マッサージ店では「お疲れですねえ。」と言われる。

 

疲れもするわい。お嬢が又又体調不良。どうやら牡蠣にあたったみたいで、上げ下げの高熱ときた。離れて居ての心配は、実際に面倒をみるのとは別の意味で疲れる。チビは婿どのが自分の実家まで連れて行くという。流石にこっちは呼ばれてもそうそうは行けない。ま、あちらのおじいちゃんおばあちゃんとも密になるチャンスかも知れないが、、、。お嬢もそういうことに慣れる必要もある。何しろ一人っ子の母親は、べったり型になる恐れアリだ。

さあ、初めての母親から離れてのお泊まりはどんなことになるやら。

2015年2月13日 (金)

ああ手帳。

眠るということは人間にとって大切なことだろうと思うが、先日来の鼻マスクがどうも睡眠をさまたげているような気がして仕方がない。大体慣れるのに1ヶ月くらいかかるらしいが我慢が要るなあ。今日なんか昼間メチャクチャ眠くて症状が緩和されたとは考えにくい状況。思い切って本日は一年に一度の早寝。11時に就寝の予定。さあ、眠れるのか?

日曜日のイベントが終われば次のイベントが待っている。見る見るうちに手帳が真っ黒になってきた。その予定の中の1割くらいは楽しい予定だ。それがあるから救われている。

明日あたり母を連れ出さなくては。お天気だと良いなぁ。

許し合う友たち。

昨日思い立って岡山まで女3人でコンサートに出かけた。早くに案内を貰っていたが、なにせ、約束していてもイケナイことが起き始めた。こちらの都合で誘った場合当の本人がイケナイでは申し訳ないと、ギリギリで誘っても大丈夫な人に声をかける。

これが色んな意味で大正解の小旅行。

決心した理由の一つが天気がよさそう、、というものだったが、実はマリンライナーに乗ってからは怪しげな雲行きとなり、開演まで1時間ほど時間があるからと、最近のローカルニュースで話題のショッピングモールを覗いてみることに。行ってみるとなかなかに大きなスペースで、楽しそうなお店も沢山。あっと言う間に有名なH&Mを見つけ、3月にハワイへ出かけるという友人は夏物をどんどん見つけるし、時間が無いにしてはみんなで即決のお買い物。こういう時サイズが難しいアチクシはストールを一枚買っただけに終わったが、ま、次回はゆっくり来ようと思う。

わわわっと買い物をやっつけて、タクシーで会場に向かったがいきなり土砂降りの雨。コートを傘代わりにして雨の中を走る走る。さんざんな目にあったが、会場は既に満杯状態。後部座席に陣取ってようやく落ち着く。

しかもこのコンサートの間中、日がさしてメチャクチャ良いお天気に。まるで見ていたかのように我々が帰る頃に再び降り始め、又してもタクシーを拾うまで濡れてしまう。一体全体今日のお天気はどうなってるの?と文句を言いつつもこのハプニングにゲラゲラゲラ。そしてお互い主婦のみんなは電車に乗る前に夕飯のお総菜の買い出しも忘れない。口を開けて待って居るであろう夫の為に。。。。会場で出会った懐かしいMさんと坂出まで同行し、4人になってますます賑やかな電車の旅となった。この方と今日同行の友人Kさんはニューヨークにご一緒した間柄。あの時は面白かったわねえ~~と思い出すことしきり。

それ以外にも日常的なおかしな話しを喋ってはゲラゲラ。あの車両だけ揺れが酷かったような、、、。要するに難しい事や人を誹謗中傷するような事を言う人は一人も居なくて、せいぜい自分のドジバナに花を咲かせるくらい。一緒にいて、少々のミスは気にしない。それぞれがそれぞれを思いやって気持ちの良い時間を過ごす。これに徹しているから楽しいのだ。

そして「音楽」という共通の話題を持っている関係は、尚ステキだ。勿論今日の演奏会についてもあれこれお喋りしたが、年配の男性が歌ったのが珍しいと話題になった。「初恋」「落葉松」を男性の声で聞いたのは初めてのような気が、、、。

総じて外国のものを歌うのよりスケールが小さいと感じたのは共通していたかも。今日のプログラムは全て日本の歌。全部知っている曲ということで、頷きながら聞いている年配の方々も大勢居たので、それはそれで意義のアル演奏会だったのだろうと思う。いつかちぇちもこういう会が出来ると良いかも、と話したことだ。が、本当に日本の歌は難しい。

 

これは必ずしもミスではないが、出発の15分ほど前にホームに着いたため、前から2番めに並ぶことに。一番前は青年二人で、その後ろに4人が2列に付いたわけだ。ところが、後から後から並ぶ人がやってきて、ふと気付くと、自分たちの列だけホームに大して垂直に並んでいる。どの列もみんな線路に平行に並んでいるのは、そういう意味の白線が引かれてあるからなんだが、我々のみそれを全く無視。、、、途中で気付いたアチクシは、敢えて黙って成り行きを見ていたが、恐らくは仕方なく、他の人達が後ろへ後ろへと列を作る。いや~、これは面白かった。乗り込んでからみんなに言おうと思ったが、並んでいた人達の手前結局黙っていた。今度会った時のネタだなあ~これは。フフフ。

2015年2月12日 (木)

良い事もそうでないことも、、、。

余りにイベントが多く、明日の岡山行きもギリギリまで結論を出すのを控えていたが、友人を誘って急遽行く事とした。大学のキャンパス内に新設成ったガラス張りのホールがあり、そこでのデビューを果たす友人の歌を聴きに行こうということだ。出来ればこれまた新しいショッピングモールにもちょこっと寄ってみようかと、、、。ま、どうなることやら。

 

今日は少し空気がゆるみ、肩の力が抜けた感じがする。矢張り暖かいのは嬉しいなあ。,,,母を我が家に連れてきておうちご飯を3人で食べたあと車に乗せて買い物に出かけていると水戸から電話が入る。どうやら茨城辺りはかなり冷え込んでいるようだが。。。ま、こちらはその点有り難い。今日は洗濯物も良く乾いたし。

 

朝の来店客のお一人が深刻なお話しをして帰られたのが、いつまでも胸に残っている。ご主人の介護に毎日毎日大変なところに、お子さんの癌の手術があったという。この方の人生のかなりの部分を知っているが、これでもかというほど家族の事件に見舞われている人だ。こちらは慰める言葉も無いほどだ。ご本人は自分の何かが悪いからこうして家族に色んな不幸が起こるんだろうと思っている、なんぞとおっしゃる。そんな筈はないと否定してみたところでその方を本当の意味では慰めていることにはなってないだろう。ただ聞くしかない。

 

夕べは2時間で鼻マスクの装着をギブアップ。なんだかねえ、、、逆に睡眠障害が起きそうだ。さ、今日はもう寝ておこう。零時を廻ったもんねえ。

2015年2月11日 (水)

清潔すぎるニッポン?

今日は一日中引きこもりの日。主婦業以外は何もやる気が起きず、早目に夕食を作り夫が帰るや否や夕食を食べていると、友人達が突然現れる。近頃やたらと人を家に入れてお茶したがる夫の勧めに従って紅茶など、、、。
ワイワイ話していると矢張り元気が出てくる。友達とは良いものだ。聞けばそのうちの一人は最近ベトナムに行ってきたらしい。その土地のものは結局何一つ口に入れることなくフランス料理のみ美味しいと感じたという。いわゆる「不潔」だと言われ手が出なかったそうだ。まあ確かにそういうことはある地域だ。けれど、それって旅する意味があるのかなあ?
それに引き換え、昨日の陶芸の先生はチベットやインド、ブータンが多いらしく、多少不味いとは思っても一応出されたものは食べてきたようだ。写真でナンとカレーなんか見せてくれたが余り美味しくなかったという。基本貧しい地域だから、覚悟の上で行ったということだ。
人それぞれだなあ。。。
今日はテレビで白菜の美味しい食べ方っていうのをやっていたので早速実験的料理。これが甚だ美味しい。チョー簡単で白菜独特の歯触りも良く、これは今後もレパートリーだなあ。っていう様に、料理に拘るのが日本人的か。ま、飽食の真っ只中の日本だ。世界一かもしれないが、これは一体幸せなのか?。。考えさせられたわい。

2015年2月10日 (火)

ゆ~きのふる道を~~~。

15日に迫ったコミセン祭りの参加に向けた最後の練習が今日終わった。やればやるほど上手くなる重唱組やソリスト達にひと安心。この勢いで、3月の春音などイベントに備えれば大丈夫だろう。合唱団も一人一人の表情が良くなってきたし、やっぱり人参だねえ。

 

昼間は長い間サボっていた陶芸教室に行って来た。天気が良いのに雪が降る妙な天候だったが、思い切って出かけて正解。土をいじる快感が甦る。以前絵付けをしていたモノが出来上がっているし、昨年の夏に帰省していたお嬢と孫の作品も色づけまでに仕上がっていた。早速スカイプで色の相談。孫べえは、「みっちゃんね、たいちゃんね、またそこにいくからね。」とどうやら陶芸がお気に入り。師匠がそばから、「おいでよ~」と声をかけてくれる。ホントに有り難いことだ。

師匠はインドからお帰り遊ばしたばかりで、色々お土産話に花が咲く。やっぱり行かないとホントのことは分からない。、、、にしても勇気のある方だ。全くの一人旅で、このややこしい地域にお出かけするんだからねえ。おやりになっているボランティアも半端無い規模だ。このワイルドな人生観はどこから来ているのか、、、。

 

しかしまあ、短歌と一緒で、我ながら駄作のオンパレード。これが他の人の作品ならイチャモンの一つも言いたくなる代物だが、まあ自分の作品だからしょうがない。そんな中で一つ気に入った花瓶があったのは嬉しい。ま、そういうことだ。なんでも一つ気に入るモノが出来ればやる気が継続するってもんだ。

 

さ、もう深夜の3時だ。湯冷めしない内に寝るとしよう。

2015年2月 8日 (日)

霙の降った日。

昨夜と今夜 ふた晩来客の為の夕飯を準備したが、もしこれが明日もやるんだったら無理だったかもしれない。ということはレストランなんかは出来ないんだろうなあ。とか考えながらのご接待となった。今日の昼間はH先生宅でBDパーティを兼ねた新春の歌の勉強会であった。帰りは友人が乗せてくれたので多少のアルコールも入り、美味しいケーキやなんかでお腹も満腹。自分が食べたくないのに作るってえのも残酷物語だった。
で、その結果、ぜんざいを作ろうとして隠し味のつもりが、メチャクチャ塩っぱいぜんざいとなり、多分そのせいで豆がいつまでも硬く、せっかくお好きだと思って作って差し上げたものが残念な結果になってしまった。ま、一応美味しいとお世辞を言ってもらえる範囲ではあったが、、、、。ふう。

昨日は親戚の若い夫婦を招いての食事会だったが、結構な長い時間いろんな話しに花が咲いた。この二人には子供がいないため、毎年のように海外に出かけ色んな体験をしている。殆どがアメリカ圏内らしいが、夫は東南アジアを勧め、こっちはヨーロッパを勧める。て彼らも迷ったことだろう。が最終的にはどこでも良いから海外に行こうということになった。、、、さて、自分のことを考えて、まだ行けるんだろうか?夫も暫くドクターストップだし、ボチボチややこしい年齢にきているのを感じないわけにはいかない。


みんな、色んなことを考えながら生きているなあ。

2015年2月 6日 (金)

揺れる。

今日の地震にはちょいと驚いた。たまたまトイレに居たら、手元のスマホが大音量で警報を知らせる。慌てて外に飛び出しテレビ。国会中継が中断されて速報が流れている。徳島と分かって、少し安心。すぐにお嬢から電話が入り、即刻持ち出しの荷物を作れと言われる。実はずっと以前、そうだ、あの311の時に作っておいたモノだが、考えてみると夏バージョンのまま。備えあれば憂い無しとばかり、言われるままに冬バージョンの荷造りを。そこに歯医者さんから夫が帰り、口を開けていたところに揺れたと言う。収まるまで中断したようだが、私たち夫婦の「その時」、何となく笑える。

で、夕方になって明日の夕食に迎えるお客人の為に買い出しに出かけたが、旧空港線の道路には5件ものスーパーが出来ていて、その内3カ所の視察をしたような結果になった。にわか調査員の見るところ、単に客を分け合っているとしか思えない。似たり寄ったりの品揃え。なんだかねえ~。

 

移動中ラジオを聞いていると、沖縄がなんだかイヤなことになってきている。NHKが特番を流していたが、基地問題がこじれてきているようだ。ホントに沖縄の人は気の毒だ。心が穏やかな時がないのだろう。同じ日本人なのにな~。みんなの問題だと思うけどねえ。

狭いニッポン、色んなところが色んなことで揺れている。

2015年2月 5日 (木)

晴れたり曇ったり雪っぽい空。

左の首が充分廻らなくなって久しいが、外は寒くマッサージ店に行く元気も出ない。今日は一歩も外へ出ず、ダラダラボンヤリの一日だった。何やら寒さを一層煽るような音が空から降ってきたのもあって、自らに外出禁止令を出したという次第。イヤハヤイヤハヤ、老いのせいか?

この肩こりはきっと、例の鼻マスクのせいだろうと思う。いくら効果が出てると言われても、なんだか積極的に付けたくはない。仕方なくやってはいるが、、、。しかも夕べは寝入りばなにお嬢の電話で起こされた。丁度その時は妙な夢を見ている最中で、この夢から醒めたいと思いながら寝ていた節があり、深夜の電話も拒否せずに対応したが、、、、。「お母さん、今電話大丈夫?」から始まって延々と続く電話の途中に夢の中身を話すもので、「そんな変な夢なんかど~でも良い」と言ってたが遂に諦めたお嬢が、「もう寝て!」と切ってくれて寝直し。流石にその変な夢の続きを見ることもなく助かったが、ここに書くのもはばかられる全く変な夢だった。

夢とは不思議なモノ。起きたら醒めるという意味合いのモノを、未来に実現したいことにも使うのは、その手のモノは消える可能性が高いということから来ているんだろうか。

 

それにつけても近頃国内で殺人が多く、大した理由もなく簡単に人を殺めることができる人が増えているようなのは、なんと考えれば良いのだろうか。それこそ夢があっただろう幼い子供の命が奪われたと今日も報じられていた。何かがおかしい。

おそらくは沢山の原因がそこにはあるんあろうが、その中の一つにペットのことが考えられないだろうか?今日のFBに殺処分を受ける犬のことが書かれてあったが、人間の身勝手な欲求で飼われたペットが、飼い主に寄り添いながら生きていたにもかかわらず、これまた身勝手な人間の手によって生きながら殺されてしまう、という残酷さ。飽きたら目の前から抹殺し、次のペットを平然と飼うことが出来る人間たち。命が、かけがえのないモノで、その命の代わりは無いんだということを、しっかりと子供達に教える必要がアル。バーチャルな世界で、死んでもすぐに生き返るという扱われ方の「命」。それが真実ではないということを、どうやって教えるのか。一応平和な現代に於いて、生と死についてキチンと教えて行かなくては、この国に未来は無い。と思うが、どうだろう?

音楽は救い。

朝のシャンソン教室から夜のちぇち練まで、とにかく色んなことがありすぎて、いつまでも心理的動悸が収まらない。相談事や、決定事項を考えることも加わり、これぞ若い人達がよく使う、「いっぱいいっぱい」の一日だった。

救いは、病院にSDカードを持ち込んで、睡眠時のデーターを検査して貰った結果、かなり効果が出て来ていることが判明した点。このまましばらく続けて下さいと言われるが、、、、まあしゃあないか。頑張ってみるべえ。一晩の装着時間をもう少し永くして下さい、と言われてしまう。平均4時間くらいしか付けてない計算だ。だって、やっぱりストレスになるもんねえ。グス。

 

今日のちぇち練は、15日のコミセン祭りの出し物の練習。なんせ、地元の人がメンバーに居る訳で、その人達の為にもみんなで頑張らねば、とつい欲が出る。、、、、こういう場合頼りになるのはピアニストだ。無茶振りにもかかわらず笑顔で遣ってくれる。本当にちぇちはピアニストに恵まれる。有り難いことだ。

 

世の中、イヤなニュースが飛び交っているが、歌っている間だけは、何もかも忘れられる。歌を忘れたカナリヤ豚にならないよう、アチクシもガンバロウ!

2015年2月 4日 (水)

ああ、人生。

朝の好天気に俄然やる気が出て、本業も家事もたっぷり。夫に頼んでいた突っ張り棒も、高い踏み台を持ち出して自分で付けてみた。ああ、スッキリ。それでも家事というのは際限が無く、やり残したことが山ほどある。ま、それでも又天気の良い日はアルだろうと、適当なところで手を打つ。これが多分O型。

 

今日の来店客に間もなく結婚するという41歳の息子さんを持った方と、いつまでも結婚する気配がない36歳の息子さんを持った方の二人の母親が来られて、話題はもっぱらそっち。めでたくご成婚となった人は所謂結婚相談所での成立。もう一方はそんなところへ登録したくないという息子さんに従っているらしい。さあ、20年後はどうだろう?

人生なんて分からない。どちらが良いとも言えないのだ。

 

今日の働きにご褒美としてケーブルテレビの映画を1本、夕方まで見る。それが黒人の人種差別を扱かったモノで、この手のモノは久しぶりだったせいもあり、ケッコウ感動した。押しつけがましく無い筋立てに加えて、役者達がとても良かった。半分は黒人で、全く無名の人が多かったと思うが、彼らも現在はともかく、先祖や過去に思い当たることも多かったに違いない。迫真の演技だった。

それにしても、アメリカ南部の差別は最近まで相当だったようで、同じ家に居てもトイレは白人が使うものとは別に作られていたようだ。余り上品とは言い難いが、こんなエピソードがあった。

いわれのない差別から解雇された黒人女性が、今までの御礼にとケーキを焼いて届ける。白人の女主人は目の前で早速それをさも美味しそうに食べる。家政婦としての腕は信頼していたのだろう。ところが、少し認知が入った彼女の母親にもそれを勧めようとしたところ、その黒人女性が激しく遮る。不審な顔の女主人に、「実は言わないでおこうと思ったけど、そのケーキには、私のくそったれが入ってるのよっ!」と叫ぶ。ターゲットは一人、老いた主人に恨みは無いということだ。顔をゆがめ、茫然とする女性を尻目にとっとと逃げ出す姿がおかしかったり哀しかったり、、、。

 

子育てを家政婦に任せ、自分たちは遊びほうけている白人社会への批判の目もしっかり描かれていた。幼い子供達が一様に黒人家政婦たちとの別れを悲痛なまでに哀しむ姿。それでも、黒人達は知っている。この子達も大きくなったら変わってしまうことを。

 

誰も自分で選んでそこに生まれてきたわけではない。

大いなるものの前に、全ての人は平等であるべきだろうに。

2015年2月 2日 (月)

音楽三昧。

昨日も二つ 、その前日も同じく二つのイベントに参加して、それを主催している人々のエネルギーにそれぞれ感心させられたが、特に一昨日の午後琴平まで出かけて行ったコンサートはその集客に於いて圧巻だった。近頃余り体験しない立ち見や補助椅子に、思わずその理由を考えたことだ。この団体も長い歴史があり、かなりのファンを持っているのが一番の理由だろう。そして出演者たちの取り組みの真面目さ。ちゃんとした指導の元、しっかりと練習 してきたのが伺える。そしてそして、舞台も客席も同じく情熱を持っているのが素晴らしい。町の文化をみんなで育てているといった感じ。これは良い。

急ぎ高速を飛ばして帰宅し、ワラワラと夫の食事を準備、再度車を出したが、こういうのは全く良くない。チケットの確認もせず思い込みで出発。運転中に先に行っているTさんからメールが入って大2とあったのも勘違いを助長した。後でそれは第2の間違いだった事が分かったが、その時は信じきっている。兎に角大ではないのだから小ホールだろうと、、、ロビーに着くとピアノの音が聞こえて来る。それが尚更確信の種となった。余りにバタバタしてたので、先にトイレを済ませやおらホールの入り口に到着。げっ、おかしい。いくら遅れてるとはいえ、扉を閉めて人が居ないのは余りに変。そこで全てが判し、大慌てで再び来た道を取って返し駐車場へ。ここで使った100円はトイレの使用料と相成った。
かくして目的地に着いたのは休憩前の最後の演奏。
しかし、これが良かった。ピアソラのタンゴを見事な連弾で聴かせてくれた。高松出身のピアノデュオとして有名になった二人だが、一人は我が娘と同級生。目出度くTさんとも会えて、最後まで楽しませてもらった。
この日、4人の優れた若く美しきピアニスト達の演奏を聴いたが、改めて地方のレベルが上がってきているのを感じた。夜の部は幼い子どもたちの演奏も聴いたが、将来が楽しみなこと。

音楽王国、高松。復活なるか。

2015年2月 1日 (日)

二種類の涙。

今日は朝から晩まで、一日中、心がとてつもなく動いた日だった。

起きるや否や、先に起きていた夫が、「後藤さんが、、」と声をかけてくる。全て聞かずに察知してしまい思わずテレビにかじりつく。ショック状態から抜け出せない中、後藤さんの友人やご家族の声が入ってくる。どれもこれも涙を誘うモノだったが、実は私が本当に泣いたのは、その後しばらくしてとある人の誘いで生々しい彼の胴体に首が乗った写真を見たときだった。勿論その写真は残酷この上ないものであったが、一番が~んと衝撃を感じたのが彼の「目」だった。それは大きく見開かれており、死して尚、何ものかを見続けようとしているかに見える。思わず涙が溢れて画像が滲んできたのを汐に画面から離れたが、その表情はいつまでも胸に張り付いて離れない。

あるテレビ局の女性アナも、目を赤くして、それでも使命感に涙をこらえて報道し続けているのが印象的だった。

 

今思えば、お笑いのB問題のOさんが、「みんな黙れ!」と1週間ほど前だったかに叫んでいたのを思い出す。この「交渉」というデリケートな局面に於いて、「憶測」や「推量」で、相手のことをあれこれいうことが、良い結果を生まない、というのが彼の主張だった。特にマスコミが良くないと。この番組のスタジオは、その彼の発言直後は一瞬し~んとなったが、決められた筋立てを変えるわけには行かなかったのだろう。結局はああでもない、こうでもないと、井戸端会議のような発言で終始した。、、、これがこの頃から今朝までの日本全体だったように思う。

どの様な大義名分があるにせよ、他国に爆弾を落とし干渉し続ける大国。このことから生まれる憎しみの連鎖が日本をも巻き込み、「世界を騒がせたい」という彼らの目的を達成させてしまった。インターネット上に流れた恐ろしい言葉、「これが始まりだ。」に慄然としたのは私だけではないだろう。

 

 

そして午後はとあるコンサートだった。そこで私は二度目の涙を流すことになった。

永く香川の音楽業界に存在し続けて、多くの人材を音楽の世界に送り出し続けて来られた、オン年85歳のT先生の熱唱に、思わず涙したのだ。全く持ってこれは同情ではない。けっして若い人に引けを取らないばかりか、この日一番の出来のお一人として、輝くばかりの美声をご披露されたのだ。わが団体も永く教えを受け、いつも何らかの感銘を受けるその教えは、今もって鮮やかに思い出される。「私はね、先日○○さんの歌を聴いてね。自分の発声法がすっかり間違っとったのに気が付いたんですわ。」とカラカラと笑われ、「こっちよりも斯うした方が、、、、。」とお話しはどんどん熱がこもる。いつもこれで終わりということがない。常に前進、常に高見を目指して来られたのを知っている。正真正銘「歌」に一直線の方ならではの今日の歌唱だった。客席は水を打ったように静まりかえり、ホール一杯に拡がるバリトンの声が最後の決めのポーズを取るや否や、一斉に割れんばかりの拍手喝采。素晴らしい時間だった。

わが隣席には同窓生のOさんが居て、「私たちもあと15年頑張れるわよね!?」と苦笑いしつつ?声を掛け合ったことだ。

 

人間て、凄い!朝の涙に人間讃歌の豊穣の味が加わり、ようやく立ち直れた私だった。お陰で夜の新年文化交流会にも行く元気が出て、新しい出会いも何とかクリア出来た。

ただ、そこでは昨日の全国ニュースになったあの町の若者の事故で、同じ自治会のため今日5人のお葬式に行ったという方のお話しも聞くこととなり、、、、。

 

ひととき全てを洗い流したくて、帰りには会場近くの温泉に。。。。平和な、これ以上ない位に平和な風景の中に溶け込んだ。

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