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2014年12月 3日 (水)

訃報を聞いて。

今日のお通夜のお坊様は、ごく当たり前のことなのに忘れていることを教えてくれて、これはこれで有り難かった。「お通夜」とは、明日焼かれてしまうご遺体と、夜を通してお別れをする、という意味だそうな。そうだったなあ~。意味を考えずに参列していたが、身内の時は確かにその意味を噛みしめながら夜を過ごした筈だった。

棺の上に豪華な錦織の布がかけてあるのは、お坊様の出で立ちと同じにしてあって、御仏に仕える人の意味だそうな。人間から、仏様へと転身するということらしい。

 

友人の父上が、1年あまりの寝たきり意識不明の状態から亡くなられたとのこと。ご本人とも面識があり、夫婦揃って出かけた。83歳とか。息子として、父親を精一杯送りたいとの演出が色々あって、随分と個性的な通夜だった。まずは会場に演歌が流れている。写真はお元気な頃のものが沢山並べられ、お好きだったCDが、演歌以外にもジャズのものなど色々飾られてある。極めつけは、読経の前に、亡くなられたご本人の声でカラオケが2曲流れたことだ。これは何度かこのような席に立ち会ったが、初めての事だった。思わず生前のご様子が想われて涙が、、、。隣で夫が、「お母さんも今のうちに準備しといたほうが、、」何ぞという。帰宅して母に電話でそういって、「どう?」と言うと、それだけは止めてと言われる。が、本心かどうか?又今度確かめなくては。

 

S氏との付き合いは長いが、彼が会葬御礼の挨拶であんなに気弱な面を見せたのも始めて見た。まだお元気な頃を写真に撮って、FBによく掲載していた。殆ど後ろ姿で、息子として父親を気遣って歩いているのが想像できて微笑ましかったが、、。

親との別れ。他人事ではない。

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