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2014年11月16日 (日)

テニスから分かること。

テニスを観戦というのは、全く久しぶりの事。夫が「私はもう寝ます。お母さんは見るんでしょ!?」と言うのを背中に聴きながら、「ううん、多分。でも、負けそうな気がするけどねえ。。。。」と生返事をしつつパソコンを打ち続けていたが、それとなく気にはしていた。で、丁度切りが良いところで、赤ワインをグラスになみなみと注いで、電気毛布のスイッチも入れ、ストーブもつけ、しっかりと観戦の体勢作りから。でもって、気合いを入れて観ていたが、最初からどうも勝てる気がしない。テニスという競技を、庭球ではあるが少しやった者として、あの何万人という観衆に取り囲まれ、巨額の賞金がかけられた世界一の競技という状況はかなり厳しいと思えたし、二人とも自分のテニスが出来てないような気がした。技術は互角、あるいはもしかしたら錦織選手の方が上かも知れないと思ったが、このステージで何かしらに呑まれた感のある二人の選手。こうなると経験の豊富な選手にチャンスは巡る。ホントにメンタルが左右する競技だ。

案の定あちらさんの勝ちとなったが、彼らの顔には「終わった」という安堵の表情があった。どちらにも苦い試合だったということだろう。

コンサートが終わったところだからか、このメンタルの点が非常に気になった。「歌」も全く同じだと思いながら見ていたのだ。まあ、コンクールではないから勝ち負けはないが、それでも自分との闘いであることは間違いない。

結果を他人や状況のせいにしてはいけないのだ。思ったように歌えなかったということは、自分との闘いに敗れたということだから。が、まあ、人間は弱い。出来るなら自分の負けを認めたくないだろう。本来ならもっと上手く歌えたのに~と思いたいのが人情だ。

でも、今日の試合を観ていてさらに思ったのは、それでもあそこまで戦えたということは、日頃の練習が物を言ったということだろうということ。即ち、どんな状況下でも、ある程度歌えるというのはそこに向かって行く気力と練習だろうということ。

故I会長がよく言われていたのを思い出す。「歌の修行に最短コースを、と思って指導して来たが、そんなものはヤッパリ無いんだねえ。何事にも絶対時間というものが必要なんだよ。残念ながら。」

資質と時間、これがすべてを決めるのかも知れないなあ。

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