お世話する人される人。
本日のカルチャーセンターの発表会は一応滞りなく終わった。出演者の中には小さなお子さん達もいて、ホントに一生懸命なその姿に心からの拍手を送ったが、全ては舞台袖からなので、客席から見たいとつくづく想ったことだ。大人も子供もみんな良く頑張った。がしかし、一番頑張ったのは裏方だろう。こういうイベントは裏がしっかりしてなくては絶対に成功しない。長い期間をかけて、綿密な計画の元、考え得る限りの事を遣っていくしかないのだが、舞台は生もの。何が起こるか分からない。そのフォローも含めて全て中心のポジションに居る人がやるしかないのだ。オーナーのTさん。ホントに良くやっている。が、我々は食事会をやって二次会にカラオケまで行き、帰りにお花を預かってくれていたのを撮りに伺ったら、残務処理中だった。いやあ、体力のいる仕事だ。ホントにお疲れさん。
始まるまえに少しだけ、インタビューに答える形でカルチャーについてお話しさせてもらった。個人的見解に過ぎないが、、、。
その昔、日本では、「あそこのおばちゃんお裁縫が上手だって、ちょっと教えてもらおう!」「あそこのお姉ちゃんお料理が上手なんだって。ちょっと教えてもらおう。」的な地域のコミュニケーションが頻繁にあったが、近頃ではまず、ご近所付き合いがない。どこの誰べえが、どんなことに長けているのかを識る術もない。そこんとこの情報を集めて、識りたがっている人、学びたがっている人を集めて紹介しているのがカルチャーだろう。テストの無い、自由な学びの場として日本中に増えているのは頷ける。カルチャーの受講生が増えることは日本を元気にするってことに繋がるのではないか?自宅で引きこもってうじうじ過ごすより、興味のあることを通して人間関係を築き、人生の彩りを広げ続けているのがカルチャーだと、私は位置づけている。
「ちょっと頑張る」をコンセプトに、私自身もシャンソン教室を長く続けているが、色んな人に歌う事の楽しさを伝えられたらと、日々試行錯誤だ。これはしかし、生徒さんのためと言うより、自分の為だ。教えることは学ぶこと。これに尽きる。
自分自身、何事に寄らず人は一生学び続けて行くべきだと思っている。カルチャーの芽が伸びていくことに期待している。
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