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2014年10月 5日 (日)

降って湧いた映画出演顛末記。

映画とは見るものと識る秋の風。ってなもんで、監督のT氏から1週間前に出演依頼を受け、うかうかとOKしてしまったアチクシ。メチャクチャ多忙な筈のアチクシが、なにゆえスケジュールを空ける事が出来たのか。この1週間前というのが意外と良かった、とも言える。息子家族が帰省するというので、偶然この辺りを空けていたというのもあり、「冥土の土産に出てみるか」という思いにすっと気持ちの切り替えが出来たわけだ。

しかし、現場に行ってポジションに座ったものの、舞台とはあまりに違う状況。審査員席に腰かけた我々の前には、カメラマンが何人か目の前にいるし、なんか綿帽子みたいなマイクのデカイのを持った人や、照明係さんはこれまたあちこちから照らしている。後ろには観客席のエキストラの人々が大勢控えていて、こちらの様子を全員が見ている。ニャニャント、テストではあったが長台詞をとちりまくるというハプニング勃発。相棒の若き彼も劇団の人らしかったが同じようにとちっていたからまあ救われたが、我ながら内心冷や汗もの。そこんとこで二人、急に親近感が湧いたりして、、、。ま、本番は一応すんなり行けたが、自分を客観的に観察する余裕など無く、手遅れながら反省しきり。やだなあ~。見たくないなあ~。第一、T監督は電話では、「大丈夫、引きで撮りますから」と熱心に言うから、OKしたのもあったのに~どアップ。それにメイクさんも遣ってくれるって言ったけど、ほんの一瞬汗のてかりを抑えてくれただけ。まあ念のためにといつもより濃いめにしていって正解だったが、、、、。あれがアップになったかと思うとぞっとする。だって、映画って、半端じゃないからねえ。アップ度が。

それにしても映画を撮る人達って、もの凄い忍耐力を持っているなあ。オペラであれ、ミュージカルであれ舞台のリハは一応繋がったシーンをやるが、映画は細切れに次ぐ細切れにシーンを撮って行く。同じシーンを色んな角度から取り直したりもする。これをただのエキストラで見ている人達は、きっとかなり退屈しただろうなあ。いや好きな人にとってはそういうことは無いのかも知れないが、、、。こっちは一応役付にも関わらず他人のシーンをじっと見続けるという忍耐力に欠けていた。隣の彼と話しながらだったのがどれほど有り難かったか。この実況役の彼の劇団は、30人もいるそうで、演劇に燃えている若者、という様子だった。彼も言ってたが、舞台と映画ではそもそもの演技からして違っている、と。そうなんだよなあ~。その意味で全く自信が無い。

どうか、作品の足をひっぱってませんように、、、今となっては祈るしかない。

 

ただ、色々とお勉強はさせて頂いたし、出演したことに意義は大いにあったように思う。何より、監督初め皆さんの「やる気」には本当に圧倒された。一つのものを仕上げていく過程をつぶさに見せて頂いたことで、改めて目標に向かう姿勢を思い出させてもらった。そこにあったのは、「情熱」だ。

 

映画を見終わったとき、最後に沢山の人々の名前が出てきて、いつも驚かされるが、こうして体験してみて、本当に如何に大勢の人が関わっているかを実感できた。それは、舞台芸術の比ではないように思う。

昼食に頂いた「アヒージョ」と「にんにく焼きそば」は美味しかった!!

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