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2014年10月

2014年10月31日 (金)

雨、パラリ。

午前中にFMの収録をして、お昼をミキサーのOさんとうどん屋へ。彼も同窓生なので、同窓会の打ち合わせだ。そしてちゃ~んとスタジオに忘れてきた傘を取りに戻り、目の前の産直市を冷やかす。美味しそうなお野菜が並んでいて、思わず娘に送ろうと思って買ってしまった。、、、母親だなあ。私。

 

午後は今度は自分の母親を病院へと連れて行く。母親であり、子供であるという現実。真ん中はチライ。

 

その病院の院長先生は非常に優しい。我が母もこの先生のことが大好きで、終始相好を崩しっぱなし。「先生、わたしはちょっと長生きし過ぎました。」と言うと、、「良いんですよ。人間みんな、死ぬまで生きるんですから。」、、これにはその場の全員が爆笑。その笑い声に尚かぶせるように、「あなたより、もっと長生きしてる人が大勢居ますよ。居るでしょう!?」と続けるので、ますます母は笑い興じることに。嬉しかったようだ。、、、こんな先生ばかりだと良いなあ~。

 

来年のちぇちの公演に、あの人もこの人も動き出した。訳詞を担当してくれている二人はモチロンのこと、明日はホールの抽選会に行ってくれる人も。上手く取れると良いが、、、、。訳詞に至っては、あまりの速さに驚くばかり。いやあ~、強力なメンバーが入ってくれたものだ。休眠中のYさんも、メールで進行上の遠隔操作を開始した。段々忙しくなるなあ~。楽団に再度入ってくれそうな方とも、次回のオペレッタのDVDを見て貰う約束をした。

 

とりあえず、健康だ。

死は読書の中にある。

有島武郎の「ある女」を読んだ’。iPadである。この慣れない読書はしかし、もしかしたら読書熱を再び自分にもたらすかも知れない。まずは字の大きさが丁度自分に合っていること。収納、持ち運び、のいずれの点でも至って簡単。ストレスがない。さて、次は何を読もうか ?

この作品の濃厚さは覚えてないから読んでないのだろう。最近読んだかどうかを忘れてしまっている。映画も、絶対見たものは覚えていたのが、今はかなり怪しい。、、、こうして人は様々なことを忘れていくんだろう。そおうして心も軽くなってあの世に行くんだろう。

この作品 の中に描かれている人間の死に際の孤独が、惻々と身に迫ってくる。
昨日は63歳の知人が亡くなったと聞いた。今日は同じ年齢の人が余命幾ばくもないと、その妻で我が友人が我が家を訪ねてきた。それぞれに思い出があり、寂しい。が、自分自身その時をどう迎えるのか、、、、。
心が寒いと身体も寒いのか。ついにヒートテックを出してきた。

いよいよ冬だなあ。

2014年10月30日 (木)

パンパカパ~ンパパパパ~ン。臨時ニュースを申し上げます。

という感じの今日の練習。サロンコンサートで流石のちぇちもお尻に火がついた感のある練習最後に、やおら、K嬢が皆さんにお話しがあります。と言う。そして、帰り支度をしていたみんながその場に止まったところで、「私、結婚します。」とさらりと言ってくれた!

「、、、、。」「えええ~~~!凄い、お目出度う!!」(何が凄いのか?)

「相手はあのKOさんです。」に再び絶叫に近い歓声が上がる。それもその筈、その彼はちぇちの楽団員として関わってくれている人だから。

そこから先は矢継ぎ早に質問だ。

 

いやあ、メデタイ。ピアニストに続いて二人目の結婚だ。どうか幸せになって欲しいものだ。、、、しかし、あの二人、性格が似てるなあ~って、思うのはアチクシだけ?フフフ。

 

 

こないだは元ちぇちのメンバーが待ちに待った出産の写真を送ってくれて、しあわせ~な気分になったところだった。良い人生を歩んでいる人達、これが続くように、頑張れ~~~。

2014年10月27日 (月)

さあ、さ、さ、さ、さ、、、、!

今朝はシェイクスピア の「ジュリアス.シーザー」をDVD で見た。例のブルータスお前もか、のセリフの前後の演出が思ったのと違っていた。自分的にはシーザーが自らを剣に投げ出す、の方が良いように思ったが、今日のは最も自然な流れだった。ま、演出とは幾通りもあるから面白いのだ。シェイクスピアの作品はどの様にも解釈できるし、又幾通りの演出にも耐えられる作品なのだ。だからこそ400年以上も読み続けられ、演じ続けられてきたのだ。

ちぇちも、いよいよ来年に向けて始動だ。今度は落語ぺら第10回、公演第55回となる。来年で27年間続けることとなる。息切れしそうで、いつも安心という時が無いが、何とかかんとか次の目標が見えてきた、というところだ。

決して一人では出来ない舞台というもの。みんなの力を思いっきり出し合って完成にこぎつけるということだ。

その前にサロンコンサートだ。

2014年10月26日 (日)

ノンストップの一日。

本業を午前中に済ませ、午後からちぇちの会議二つ。時間差で我が家にやって来た精鋭たちの、素晴らしい頭脳でてきぱきと進行。予定通りのことがすべてこなせたのはメデタイ。

まずはスケジュール。直近のサロンコンサート、そのアトの文化協会のイベント、そのあと来年の春の音楽祭、これらのプログラミングがすべて完了。ちぇちぃりぁ便りの内容にまで踏み込めたのは、ひとえにM嬢の「あ、分かりました!」のかる~いお返事のお陰。打てば響く対応に、物事の進行が非常にスムーズ。

一方の二人が2時間ほど後から始めたのは、来年のオペレッタの歌詞についてのこと。目的は二人がどの曲を分担するかを決めるというものだが、それを実行するためには、まずプロットの完成からだ。一応こちらで作成してあるモノを元に、修正やら加筆やらをして、全体の流れと曲の挿入を決めて、時にはキーボードで曲想を確かめるなどもあり、ようやく全体像が見えるところまで来た。こちらも予定をこなして時間通り終えた。しかも本日この3人は余力で衣装部屋に行き、衣装の考察までやって来た。

わ、若い。

 

間で、メンバーからソフトクリームの差し入れはあるわ、吾が友人のKからお寿司や豆菓子などの差し入れもありいの、手土産のおまんじゅうや最中、塩入温泉のヨモギ大福まで、、、、次から次へと食べてはしゃべり、喋っては歌い、又食べて、議論して、、、、、とにかく終わった。ふ~っ。

次はいよいよ台本だなあ。

 

昨夜は「一高異世代交流会」なるものに参加した。悔しいことにもう一人の同窓生と共に最古参。みんな若い人ばかり。まあ、若いと行っても白髪混じりの世代も半分くらいはいるんだが、、、。イマイチの体調だったが、参加した一番の理由は、前回この会で久しぶりに会ったIさんがその後、時を経ずして他界され、その方の追悼をするというので、奥様を紹介するというお仕事を頂いていたからだ。なんとかその任務を終え、会場は以前のように盛り上がった。、、、なんだろう。この雰囲気は。学年の同窓会でもない、色んな世代が入り交じった、それでも同じ高校だというだけで何かしら近しい感じがする。不思議な空気だ。毎回倍倍に参加者が膨れあがっているようだが、校風でもあった、「自由」な感じが受けるんだろうなあ。極めつけはI先生のドラマー振り。一言も口を利かず、ひたすらドラムを叩き続ける。かなりのテクニシャンだ。丸坊主頭も良い雰囲気を醸し出している。

偶然前回と同じく隣の席に座ったHさんというお髭を蓄えた格好いい紳士に、「なかなかお強いですねえ」とアルコールの空き瓶を見て言われてしまったが、ホント、久しぶりに飲んだ。ワインの赤は2杯か。白も。生ビールも2杯、、、やっぱりお強いかも~。かもかも~。

一斉メールをあちこちに出した後、ノンアルコールの今日は、10時を過ぎて実家の母とお風呂に入ろうと出かけてみる。すると約束していた筈の母は勝手に入っている。まあ別に一人で入れるのは良いんだけどねえ。でもって、しばらく居て帰宅したが、、、、、。

ま、寝よう。

2014年10月23日 (木)

指導。

昨夜のW先生のレッスンは、時間的な制約があったにもかかわらず、例によってビシバシと歯切れの良い指導で、受けた人達はそれぞれとても良いヒントをもらったように思う。先生にとっては休憩無しの2時間は大変な時間だったと想像するが、、、、。

指導、とは何だろう。一番に「信頼関係」だろう。そして双方の、「やる気」。前者は事前に作られた関係性の中実現するが、後者の場合は、不思議なことにレッスンの中で、指導中に湧いてくるものも多々あるように思う。昨夜で言えば、矢張りW先生のパワーに、受ける側がラインを越える、というか、潜在的な能力まで引き出されるといった感じか。指導する側の方が、受ける側よりエネルギーを発揮するというのがこの先生の特徴だ。まあ、自分自身を振り返っても、色んな先生方に情熱を持って教えて頂いた。殆どの場合が、先生の方が一生懸命だったように思うなあ。「歌」に並々ならぬ情熱を注ぎ、「歌」に生きて居る人達ばかりだったから。、、、そうした時間は、全く至福の時間だった。

問題は、そうして受けた事が、その場限りでなかなか身につかないという点だ。結局は、絶対時間が必要なんだよねえ。「歌の修行」は。

でも、最初は萎縮すらしていたように見えるメンバーたちも、段々目に輝きが出て、頬が興奮で紅潮してくるのが分かった。

良い時間だった。

 

母が明日退院と決まった。手放しでは喜べないが、ひとまずめでたしめでたし。

明日は急に寒くなるって、、、、間に合わない。

つ、つかれた、、、。

朝本業、午後病院、夜ちぇち練。一日中フル回転。冬用の衣類を出しっぱなしにして出かけたが、今からそれをなんとかする気力は残ってない。きっと間もなく一気に冬が来る。その備えもしとかないとなあ~。が、間に合うか?

こんな中、ちぇちに新人が現れて、これ又素晴らしくさわやか系の若き女性。ピラティスのインストラクターをしていたというだけあって、全く贅肉というものが無い。そのせいもあるだろうが、腰が軽いというか、「あ、それ、私が借りてきます!」とこともなげに階下の受付まで用足しに行ってくれたり、、、。聞けば以前からこういうの勉強したかったんです!とか。ほ~、これは良い。

てなことで、本日も終わり。明日は母の退院が決まるらしく、医師とのお話しが、、、。

さあ、寝る。

2014年10月21日 (火)

FBのことなど。

今日のFBに面白くて為になる記事が出てた。ジョージ.カーリンというアメリカの喜劇俳優の言葉らしいが、最後にこう書かれてあったのが印象に残った。
人生はどれけ呼吸し続けるかで決まるのではなく、どれだけ心の震える瞬間があるかだ、、、。

この人の言葉を載せた人は短歌の仲間だ。いつも含蓄のある文章や映像を送り続けている。これはちょっと真似ができない。そもそもFB自体苦手だから、写真も過去に一度載せただけ。その反響が余りに多くてビビってしまい、二度と出来ないと思ってしまった。みんな恐れを知らずどんどん出しているなあ、、、いや、もちろんおそれる必要はないんだけども、、、、。

ちょっと風邪っぽいのが戻ってきたなあ、、、。病院は暑く、外は寒いからねえ。余程気をつけなくては、、、。
気をつけると言えば、今日の午後に、うっかり非通知の電話をとってしまった。が、それが非通知だとは後から知ったことで、急いでいたから何も考えずに出てしまったのだ。すると相手は、こちらNHKの佐々木と申します、という。放送局はいつもお世話になるから、「いつもお世話になっております」とまで言った。ところが何の目的か、アンケートをお願いします。と言う。仕方なく答えたが、消費税についてどう思うかという内容だった。イエスノーで選択するのだが、間に年齢や家族構成まで聞いてくる。後でしまったと思ったが、これを何に利用する積りか分からないが、不気味ではある。近頃0120と非通知の番号には出ないようにしているが、うっかりした。非常に後味が悪い。この界隈に泥棒が出没しているというし、、、、くわばらくわばら。

新人出現。

体力の消耗が著しく、朝起きてもグズグズ、ノロノロ。家事やらなんやらをやって、病院に行けずにいたら朝から行っていたらしい義妹から「病室変わりました。大部屋です。」との一方が入る。それを一番恐れていた母だが、どうやら誰にも口には出さなかったようだ。午後になって顔を出すと、すぐさま「嫌だ、前の部屋に戻りたい。」と溜息をつく。同情はするがこればっかりは仕方がない。病院のシステムだから。「個室に居る必要が無くなったんだから良かったじゃん!?」と一応慰めてみるが、、、、。まあ、確かにカーテンで仕切られた「個室」は落ち着かない。なるべく早く出してもらおうね、と言い置いてひとまず用事を済ませに外へ。夕方再び行ってみると輸血を終えて、ぼんやりしている。食欲が無いというので、小さなチーズケーキを出すと今までこんなに美味しいものを食べたことがないとでも言うように喜んで食べる。、、、しゃばの食べ物が懐かしいのかも知れない。まだ美味しいと思えることは有り難いとは母の弁。やっぱり時々差し入れするとしよう。既に、あずまやのローゼやら、スイカやら、ピザやらを食べてもらってはいるが、、、。口から食べることは大切だ。

 

今日は嬉しいことが一つ。長い付き合いのAさんという人からの電話。兼ねてから「お嬢さん、ちぇちに入って一緒に舞台に立たないかしら?」と誘っていたのが、ご本人が「行ってみる」と決心したと言う電話。Aさんは殆どのちぇちの公演に来てくれていて、その都度感想を聞かせてくれたり、商売をされている関係上広告で寄付をしてくれたり、、、これまでかなり貢献してくれている方だ。やっぱり、言っておくものだ。即結果に結びつかなくても、いつか実を結ぶことがある。舞台は大勢で遣る方が絶対面白い。これからも手当たり次第にお誘いしてみよう。この女性の出現で少しちぇちの平均年齢が下がるかも~。上手く馴染んで欲しいなあ。

2014年10月19日 (日)

温度差は大きいが、、、。

母の入院から今日で6日目。ようやく少し落ち着いて来て、自分の生活リズムもそれなりに整い始めた。今日は午前中病院で過ごし、昼食に付き合ってから帰宅し本業だった。ヨコになっているだけだからお腹が空かないと言う母のご命令で、残した病人食を仕方なく頂く。曰く、「もったいない」である。こうして「もったいない」がどんどんわが胃袋に入っていく訳だ。やれやれ。

一方の吾が実家では、ここぞとばかり弟夫婦が母の住まいの掃除やら片付けやらに精を出しているようだ。こうしてお互い出来ることをやる、というスタンスで、息の長い介護が必要だろう。誰もが沢山無理しないで、気持ちよく生活できるのが理想だ。

来店客のお一人は近々結婚式を控えていて、来賓用の洋服のデザインなど相談に乗る。この方は母親が洋裁の出来る人で、布地を買ってきては縫ってもらうんだから結構なもんだ。自由なデザインが可能なわけだ。それようのバッグも私物をお貸しして、本番のプランはようやく整った。、、、ここまで気を遣う結婚式とは、聞けば義理筋の方だからのようである。親戚の人間関係というのも難しいものがあるなあ。しかしこういう場合も、結婚を祝うという原点に立ち返って、気持ちよく楽しんだ方が良いだろうなあ。

日中と朝晩の気温がかなり違うが、ホントに気持ちの良い秋空だ。洗濯物が良く乾くしねえ。

 

週末は高校の異世代交流会だが、、、、。どうすべきか。。。。悩む。

2014年10月18日 (土)

夜のコンサート。丘の上。

午前中母の病室にいて、午後から準備して、目的地の石の民俗資料館へと急ぐ。夕方からの演奏会だが何時もの如く大勢の人が入場されて、ベテラン出演者の楽しいお喋りと素晴らしい歌声に会場は盛り上がった。日本の歌百選というタイトルが、4回目の今日達成されたのだ。準備他大変なご苦労があったことだろうと推察する。

それにしても、日本にはこんなにも沢山の良い歌があるんだと、改めて感じ入った。そして、所謂歌唱力によって、知ってるつもりの歌が新たな魅力を持って新たな感動を呼ぶ。

聴衆とは、自分がどんな表情をして聴いているかを知りようがないが、司会者の特権でそれを観ることが出来る。曲によって笑顔になったりにやっとしたり時には顔が曇ったり、、、、これはかなり面白い。それは即ち歌手が導いている表情だ。が、中には全く日本人的な無表情な人も居る。,,,ホント自分を含めて日本人は表情に乏しい。

 

会場にベイビィを連れたKご夫妻が来られていて、再会を喜び合った。これが又温和しい女の子。将来は母君と同じ歌手の道を目指すようになるのか?その頃この世に居ないだろうなと、フト思ったりして、、、。ベイビィといえば、今日の歌い手の中には矢張り乳呑み児を連れた女性がいた。歌ってる間はご主人が抱っこしていたが素晴らしい事だ。このまま長く続けて欲しいもの。

 

こうして、又一つ終わった。

2014年10月17日 (金)

病院に随分と縁が ある近頃 、そこに働く人々に急に注目することが多くなった。そして、到底自分には出来ない仕事だとの思いを新たにしている。
特に 、今の母 の病院は大変親切な人ばかりで、殆ど尊敬していると言っても良いくらいだ。まずは笑顔が素晴らしい。病人にとってみればどれほど救われることか。いやあ、ありがたい。
そして驚くほど男性が多い。色んな分野に男性が進出しているようだ。
たまたまイケメンばかりで、みんなが眩しい笑顔で接してくれる。母もまんざらでもなさそうだ。
しかしなあ、、、、だんだん母の記憶力が低下しつつあるなあ。なるべく早くご帰還してもらわなければ、、、、。

2014年10月16日 (木)

空は快晴、心は曇天。

ちぇちりぁのサロンコンサートを控え、本来ならば何もかもがどんどん進行しているべきが、自分の中では全く停止してしまった。突然やってきたこの事態に、近未来的な母の介護の問題が優先され、病院通いと最低の仕事と家事で、心の余裕が無くなってしまった。これでは困ったちゃんだが、、、、少なくとも明後日のコンサートの司会が終わるまでは致し方ない。

救いは、ちぇちのメンバーが私の身体を気遣ってくれて、あれこれとやるべき事を代行して頑張ってくれていることだ。最悪私がいなくても何とかやって貰えるだろう。

 

それにしても今年は一体どういう年なんだ。

娘の発病に始まり、夫の入院、母のこれだ。その間には自分自身も怪しくなって、病院をはしごしていたんだから、、、。厄年かな?ここらへんで止まって欲しいものだ。

 

そういえば、「鬼は~外。。。」をやってなかった様な気が、、、。なんてね。

2014年10月15日 (水)

2円、たかが2円、されど2円。

先日出した短歌の投稿封筒が、「2円不足のため、再度出すように」との付箋がはってあって返却された。うっかりキレイだと思って以前購入していた記念切手80円のを貼って出したらこの結果だ。珍しく早い投稿だったので、晴れ晴れとした気分だったのにガックリ。しかし、締め切りに相当間があるから良いが、これが直前だったらさっぱりだったと思うと、早め早めが良いと言われる師匠のお言葉が一気に真に迫る。いやあ、たかが2円だけどねえ。

こうして日々疲れることが多い中、生活のリズムが根っこから崩れるという事件勃発。昨夜突然肺炎と診断された母親の入院で、病室にお泊まり。が、お向かいさんの恐ろしく響き渡る叫び声で全く眠れない。とろっとしたかと思うと、点滴の交換。トイレの介添え、まんじりともせずに朝を迎えたが、起きるや否や担当医の他にも次から次へと担当者が挨拶他、説明に来てくれる。手術するわけでもないが、もの凄く丁寧な対応。母とも話したが、皆さん若い人ばかり。身体を拭いてくれる人も若い男性。そのてきぱきさが好ましく、熱の下がった母も嬉しそうに御礼を言っている。

本日のちぇち練はそういう訳でお休み。帰宅は夜の10時半。遅い晩ご飯を今食べたが、神経が太くなったと我ながら感心している。最後の点滴をしてくれた看護師さんが、固まっていた血液に何かした弾みで、突然血管から血液がどばっと飛び散り、側に腰かけていたアチクシの胸から下に避ける間もなく飛びつき、いきなり血まみれ状態。いやあ~、参った。これが夫だったらその場で気絶だろう。なかなか無い経験をした。その看護師さんは気の毒なほど何度も何度も謝ってくれたが、、、、、。命にかかわる事ではない。とりあえず服は只今全部洗濯を!

明日は朝から病院にご出勤だ。今のところ小康状態を喜ぼう。

2014年10月14日 (火)

同窓会の同窓会?

今日は昼間、同窓会の会場側と最後の詰めの打ち合わせ。何に驚いたか。午後1時という時間に、みんな集まれるようになったんだ~ってこと。仕事で遅れて言った自分自身を初め、中には現役で仕事をしている人もいて、ちょいと顔出しして中座した人も居るには居たが、何時ものメンバー殆ど全員の顔ぶれが揃った。聞けば、この同窓会の同窓会は今日で7回目だそうな!ぎょへ~っ。丁寧なのか、慎重なのか、仲が良いのか?とみんなで大笑いしたが全部だろうなあ~。少なくとも男性陣はみんな人が良く、優しい人ばかり。声の大きい人の意見を素直に頷いて聞いているって感じ。危機感を持ってやいのやいのと言うのは大体女性陣。家庭の役割と一緒かあ!

 

「芸術の秋」たけなわ。コンサートの多い事。先ほど夕食中テレビを観ていたら、アルファ穴吹大ホールで歌謡ショーの生放送を遣っていたしなあ。私の手元には芝居の案内やら、絵画の展示会の案内もある。全てに行きたいのはやまやまだが、流石にそれは無理っぽい。今日は打ち合わせが終わってから一人で絵の展覧会に行く。

油絵だけでなく、写真や水墨画、書などもあり楽しめた。一番気になったのは、作品のタイトルだ。具象画の場合、それだけでは飽き足りない作者の思い入れによって、非常に抽象的な題名が付けられているが、失礼ながら、なかなかそれが成功してないように思えた。むしろ平凡な題名にしてくれた方が、作品の中に入っていけるように思えた。これ、アチクシの独断と偏見だが。

その点、お目当ての人の作品は全く平凡なタイトル。「宵祭り」と「花咲くアーモンドの枝」だったが、そのシンプルさ故に、作品の多面的な観賞が自由に出来たように思う。タイトルと絵がお互いに響き合うような効果が成功しているのもあるが、そうでないものも多いように思えた。ま、美味しいコーヒーを頂きながら再度見て回った時も考えが変わらなかったので、多分そういうことじゃないかなあ~?

そのお目当ての人は以前合唱でちぇちにも参加していた人で、美しいお声と、素晴らしく器用な指を持つ方だ。ちぇちの衣装や道具に随分と貢献して下さった。私よりかなり先輩だが、絵を描く才能と技術の他、優れた感性と情熱を持っておられる。尊敬する方だ。何時までも描き続けて下さいとメモを残したが、まったく。、、、こういう方の存在は我々を元気にする。

 

元気、元気、、、そう、只今吾が周辺には元気でない人が多すぎる。なんだろう?この風邪は?自分自身も熱があったり無かったりとイマイチ調子が戻らない。が、一度寝込んだら、当分起きられない予感があるので、出来るだけ無理しない程度に平常の暮らしを心がけている。それが出来るのも、外からの強制があるからで、例えば今日も仕事をしたし、お歌の練習にも付き合ったし、同窓会の打ち合わせ、美術鑑賞エトセトラ。ジムはちょっと止めた方が良さそうと思っては居るが、こんな調子だ。

週末は石民コンサートの司会が待っている。、、、なあ。

2014年10月13日 (月)

「復活」を台風の日に観る。

風雨が段々強まる中、昼食後に今日は映画鑑賞と決めてレンタルで借りていたトルストイの復活をイタリア映画で観た。そりゃあ外国の作家のものを違った国で作るというのは珍しい事ではないから、この映画が存在することは別におかしな事ではないが、日本語字幕の間から漏れ聞こえる言語がイタリア語で、風景その他がすっかりロシアというのもいささか妙な感じがしたのは事実だ。考えてみると、そのリスクを冒してでも原作に忠実に作ろうと取り組んだイタリア人監督の、「復活」にかける情熱はもの凄いものがあったんだろうと想像できる。おそらくはこの大作を自分たちの手で、映画化して世に送り出し、自分の得た感動を人々に訴えたかったのではないかと勝手に想像した。

もしそうなら、彼らの思惑は少なくともこの私目には的中したといえる。久しぶりに映画を観て泣いた。人間の心の一枚岩ではない、自分でも複雑で捕らえがたいあり様に、思いっきりメスを入れてくれる。一方で、人間はここまで自分に厳しく魂の尊厳を問い続けて生きることも出来るんだという、ある意味の理想像を示してくれる。大昔に原作を読んだのがおぼろげながら思い出される。

「罪のない人間は居ない。」という事実はキリスト教信者でなくとも理解出来るが、その罪に気付いたとき、宗教的思考で無く、真の意味で自分に問いただし贖罪が出来るだろうか。これはかなり難しいだろう。だからこそ宗教が存在するんだろうし、、、。

 

昔の若者は今の若者よりは本を、こういう世界の大作と言われる本を読んでいたのではないだろうか?その必要性を説く先生に恵まれていたとも言えるが、世の中の風潮も今とは違っていたように想うのは私だけ?一つの家庭に「世界文学全集」や「日本文学全集」が並んでいたのは珍しくなかったが、、、。こうした本を読むことで、どれほど沢山のことを知る事が出来るか、、、、とても今の浮かんでは消える小説や漫画の類とは比較に出来ないものだと想う。(偏見か?)

この読書という行為で救われる事も多々ある。迷える若者達に、是非読書を勧めたいなあ。

 

マララさんのノーベル平和賞で、「教育」こそが世界を救うと訴え居ているのが評価されたことに諸手を挙げて賛成だ。「識らない」がために、自分を弾丸にして、死に急ぐ若者が後を絶たないのもその一例ではないか。

「教育」の中には陶然読書も含まれる筈だ。

2014年10月12日 (日)

お世話する人される人。

本日のカルチャーセンターの発表会は一応滞りなく終わった。出演者の中には小さなお子さん達もいて、ホントに一生懸命なその姿に心からの拍手を送ったが、全ては舞台袖からなので、客席から見たいとつくづく想ったことだ。大人も子供もみんな良く頑張った。がしかし、一番頑張ったのは裏方だろう。こういうイベントは裏がしっかりしてなくては絶対に成功しない。長い期間をかけて、綿密な計画の元、考え得る限りの事を遣っていくしかないのだが、舞台は生もの。何が起こるか分からない。そのフォローも含めて全て中心のポジションに居る人がやるしかないのだ。オーナーのTさん。ホントに良くやっている。が、我々は食事会をやって二次会にカラオケまで行き、帰りにお花を預かってくれていたのを撮りに伺ったら、残務処理中だった。いやあ、体力のいる仕事だ。ホントにお疲れさん。

始まるまえに少しだけ、インタビューに答える形でカルチャーについてお話しさせてもらった。個人的見解に過ぎないが、、、。

その昔、日本では、「あそこのおばちゃんお裁縫が上手だって、ちょっと教えてもらおう!」「あそこのお姉ちゃんお料理が上手なんだって。ちょっと教えてもらおう。」的な地域のコミュニケーションが頻繁にあったが、近頃ではまず、ご近所付き合いがない。どこの誰べえが、どんなことに長けているのかを識る術もない。そこんとこの情報を集めて、識りたがっている人、学びたがっている人を集めて紹介しているのがカルチャーだろう。テストの無い、自由な学びの場として日本中に増えているのは頷ける。カルチャーの受講生が増えることは日本を元気にするってことに繋がるのではないか?自宅で引きこもってうじうじ過ごすより、興味のあることを通して人間関係を築き、人生の彩りを広げ続けているのがカルチャーだと、私は位置づけている。

「ちょっと頑張る」をコンセプトに、私自身もシャンソン教室を長く続けているが、色んな人に歌う事の楽しさを伝えられたらと、日々試行錯誤だ。これはしかし、生徒さんのためと言うより、自分の為だ。教えることは学ぶこと。これに尽きる。

自分自身、何事に寄らず人は一生学び続けて行くべきだと思っている。カルチャーの芽が伸びていくことに期待している。

2014年10月11日 (土)

台風接近中。

夕べは同窓会の打ち合わせ。この集まり自体一体何回目になるのか?とにかく我々世代は真面目な人が多い。来て頂く先生にも失礼が無いように、集まってくれる同窓会員のみんなにも大いに楽しんで貰えるように、こうして何度も集まってはああでもないこうでもないとそれこそ真面目に討論しているのだ。この運営メンバーも増えてきて今や15人ほどになった。いよいよ迫ってきた感がある中、参加者が100名を越えたという嬉しいニュース。はるばる北海道から帰る人や関東からも何人か泊まりがけで帰省するという。,,,卒業以来50年は半端な数字ではない。みんな思うところがあるんだろう。

昨日来たメンバーの中にはご主人を亡くされた方も奥さんを亡くされた方もいて、日常のあれこれを吐露する場面も。又、お子さんが音楽の専門家になられ、当日はCDの発売もすることに。BGMにもこの方の演奏を流すという段取りも。勿論、ちぇちのチラシもしっかり渡して、当日皆さんに配布の了解も頂く。ふ~っ。

そんな中、司会の相棒が人数が多くなったため、お仕事が増え、当日はあんたメインで遣ってね、と来る。えええ~~?そんなの聞いてないよ~~。掛け合い漫才遣るんじゃなかったの~?とわめいてもどうどうどう、、、となだめられるばかり。こりゃあ、エライことになってきたぞ。たださえ翌日がコンサートで飲めないことにショックを受けてるというのに、、、グジグジグジ。

 

しかし只今、風邪っぽいのも抜けず、葛根湯のせいか胃がシクシクするし、あ~あ、早く明日が終わらないと次のステップに踏み出せないなあ。カルチャーのオーナーから、「カルチャーの意義についてインタビューに答えて欲しい」とのご命令もありいので、、、。頭の中がグチャグチャ状態。とにかく一つずつだ。

2014年10月 9日 (木)

風邪かな?

風邪っぽい。これはやばいと、ソッコウで病院へ。主治医の先生は日曜日までに何とか直しましょう、と心強いことを、、、。しかし、昨日練習に行くまではナントもなかったのが、急にやってきた。ひたすら寝て食べる、だなあ。

頂いた葛根湯。「これって、賞味期限ってあるんでしょうか?」と薬剤師さんに聞いてみたら、ワンシーズンくらいだとか。しかしねえ、「賞味期限」は無かったなあ~。薬は味わうもんじゃないもんねえ。せめて「消費期限」にしとくべきだった。ま、通じたから良いけど。。。

「本日は粗食」宣言をしてコンビニで買ってきたおでんと、野菜の切ったの、coopのしめさば、友人の差し入れの巻き寿司、以上が、本日の献立。いやあ~、カンタン。なんなら毎日これでも、、、、。

 

さ、寝るに限る。村上春樹もダメだったしねえ~。世界は広いってことか。

サロンコンサートのチラシ完成。

今日は風邪ひきでお休みが多い練習日だった。参加した人の中にも途中で帰った人もいたくらいで、どうやらだいぶ流行っているようだ。既に引いた後で治ってきたという人もいたりして、、、、。
が、それでも粛々と練習は進められた。矢張り予定を立てているとその通り進行しなくてはという意識が働いて上手く事が運ぶもんだ。もちろん歌の練習は生ものだから、予定通り行かないことも多々あるが、それでも時間の括りというのはあったほうが良いようだ。
兎にも角にもあっという間に時間が経って、最早サロンコンサートまで 一月となってしまった。
ということは、その前日の同窓会までも同じ時間しか残ってないということだ。これはエライことだ。うかうかしているうちに自分に課せられた任務をスッカリ忘れるところだった。
この日曜日が終わったら速攻準備だなあ。ふー。
それにしてもちぇちの主力選手は頼もしい。珍しく揃ったら俄然音楽が良くなった。安心して集客に励むべし、ってとこだ。チラシもMさんの尽力で目出度く配布できたし、、、。あれ程、皆んなでチェックしたにもかかわらず、大きなミスが、、。ま、いっか。ワッハッハ、でチョン。これがちぇちだ。

2014年10月 7日 (火)

走ったあとから考える人種って?

どこの国の人のことだっけ?とにかく走る前に考える人でないことだけは確かな自分のことを、今さらながら反省している。そもそも1週間前に渡された台本を3回読んで、自分の台詞を兎にも角にも覚えて、現場入りするのに、その台本を忘れて行ったと言うお粗末。とりあえず相棒にそのことを話したら、「いやあ、実は僕も一寸前にそれをやっちゃたんです~」と慰めてくれる。色んな人に台本を見せてもらってました、とまで言ってくれるんだが、ホントだろうか?実に優しい若者だったから、そんな風にこちらを慰めてくれたのではないかと思っているが、、、。

我ながら信じられないこの言動。台本を忘れるなんて、それも初日に!

で、どうしたかというに、手帳を切り取って慌てて自分の台詞のみ思い出して書き出し、アンチョコ作り。こんなんで、上手くやれるはず無いよなあ。ま、気の良い彼のお陰で、顔を合わせるや否や台詞の読み合わせに精をだしてはいたが、付け焼き刃には相違ない。いやあ、参った。

終わったんだけど、自分の中で本当に終わるのは映画をこの目で観たときだろうなあ。,,,台本以外何も資料をもらってなかったため、終わってから監督の作品に寄せる想いや、ビジョンなどを知る事となったが、実は東北支援の一環らしい。簡単にいうと、他人様の作品を東北の人々に元気になってもらおうとばかり持ち込もうとしても、諸作権他、色々と大変な壁があって思うように上映できない。ならば、いっそ自分で作っちゃおう、というのが最初のきっかけだったらしい。だからあくまで、そこに目的があるってことで、決して浮ついたものではないのだ。、、、そこんとこ、もう少し説明してもらってたら、対応が少しは変わったかも知れない、なんぞと思う今日この頃。。。ぶつぶつぶつ、、、。あ~あ、後悔先に立たずってね。

 

しかし、この物作りの現場って、好きだなあ。本当に一つの目標に向かって、全員が一つになっている。早い話が、「本番行きます。テイクワン。」というかけ声一つで、その場にいる100人近い人々が、全員息を止め、コホとも音を立てず、遠くの音まで気にかけるという時間。この緊張感をみんなで共有している感覚は、独特のものだ。

そして怖くない監督。これも良い。怖くないにもかかわらず、キチンと前に進めていける能力に敬服した。そして監督をサポートしている熟練スタッフの面々。彼らの無駄のない動きと的確な発言が、場の空気を張ったりゆるめたりしている。

 

さて、この日曜日は又ゾロ、別の舞台が待っている。今日になってようやく構想がまとまった。あとは遣るだけだ。

そんなこんなで、近頃全く本が読めない。本に飢えている自分を感じるが、お嬢の送ってきた5㎝の暑さの「万葉集」にさえ手が付けられずにいる。この本は美しい装丁で英訳も付いて、写真や絵が挿入されている珍しいものだ。ま、少しずつでも読んでいこうと思うが、、、。

余りに本から遠ざかっているのを恥じて、せめてipadででもよんでみようと太宰治や漱石をダウンロードしてみたが、紙で読むのといささか勝手が違い、あのわくわくしてページをめくる感がないのが物足りない。保存の形としては最も有り難いのだが、、、。

この不出来なアチクシに引き替え10歳も年上の恩師は連日連夜読書三昧らしいことが、ツイッターから分かる。もともと教養のある人に限ってその上に又教養を身につけて行く事が出来るのは、例えは悪いが、美しい人に限ってお顔の手入れに余念が無いのと似ているか?アハ。

2014年10月 5日 (日)

降って湧いた映画出演顛末記。

映画とは見るものと識る秋の風。ってなもんで、監督のT氏から1週間前に出演依頼を受け、うかうかとOKしてしまったアチクシ。メチャクチャ多忙な筈のアチクシが、なにゆえスケジュールを空ける事が出来たのか。この1週間前というのが意外と良かった、とも言える。息子家族が帰省するというので、偶然この辺りを空けていたというのもあり、「冥土の土産に出てみるか」という思いにすっと気持ちの切り替えが出来たわけだ。

しかし、現場に行ってポジションに座ったものの、舞台とはあまりに違う状況。審査員席に腰かけた我々の前には、カメラマンが何人か目の前にいるし、なんか綿帽子みたいなマイクのデカイのを持った人や、照明係さんはこれまたあちこちから照らしている。後ろには観客席のエキストラの人々が大勢控えていて、こちらの様子を全員が見ている。ニャニャント、テストではあったが長台詞をとちりまくるというハプニング勃発。相棒の若き彼も劇団の人らしかったが同じようにとちっていたからまあ救われたが、我ながら内心冷や汗もの。そこんとこで二人、急に親近感が湧いたりして、、、。ま、本番は一応すんなり行けたが、自分を客観的に観察する余裕など無く、手遅れながら反省しきり。やだなあ~。見たくないなあ~。第一、T監督は電話では、「大丈夫、引きで撮りますから」と熱心に言うから、OKしたのもあったのに~どアップ。それにメイクさんも遣ってくれるって言ったけど、ほんの一瞬汗のてかりを抑えてくれただけ。まあ念のためにといつもより濃いめにしていって正解だったが、、、、。あれがアップになったかと思うとぞっとする。だって、映画って、半端じゃないからねえ。アップ度が。

それにしても映画を撮る人達って、もの凄い忍耐力を持っているなあ。オペラであれ、ミュージカルであれ舞台のリハは一応繋がったシーンをやるが、映画は細切れに次ぐ細切れにシーンを撮って行く。同じシーンを色んな角度から取り直したりもする。これをただのエキストラで見ている人達は、きっとかなり退屈しただろうなあ。いや好きな人にとってはそういうことは無いのかも知れないが、、、。こっちは一応役付にも関わらず他人のシーンをじっと見続けるという忍耐力に欠けていた。隣の彼と話しながらだったのがどれほど有り難かったか。この実況役の彼の劇団は、30人もいるそうで、演劇に燃えている若者、という様子だった。彼も言ってたが、舞台と映画ではそもそもの演技からして違っている、と。そうなんだよなあ~。その意味で全く自信が無い。

どうか、作品の足をひっぱってませんように、、、今となっては祈るしかない。

 

ただ、色々とお勉強はさせて頂いたし、出演したことに意義は大いにあったように思う。何より、監督初め皆さんの「やる気」には本当に圧倒された。一つのものを仕上げていく過程をつぶさに見せて頂いたことで、改めて目標に向かう姿勢を思い出させてもらった。そこにあったのは、「情熱」だ。

 

映画を見終わったとき、最後に沢山の人々の名前が出てきて、いつも驚かされるが、こうして体験してみて、本当に如何に大勢の人が関わっているかを実感できた。それは、舞台芸術の比ではないように思う。

昼食に頂いた「アヒージョ」と「にんにく焼きそば」は美味しかった!!

2014年10月 2日 (木)

わあお!!

何もしてないはずが、突然キーボードが繋がった!びっくり❗️おめでとう〜〜❗️ってことは、いつ又接続が切れるか分かんないなあ。

てなことで、又しても格闘の日々が続く 。。。

ipad,つかの間の歓び、、、。

せっかく上手く接続出来たとほくそ笑んでいた筈が、、、、ipadしたたかなり~。ていうか、基本が分かってない人の悪あがき。次々と表示されるものを見て、その通りやっていけば誰でも出来ると思っていたが、大きな間違いだった。きーボードが繋がらなくなっちゃった。なじょして???

サポートセンターなるものを検索し、問い合わせてみたが、結局その説明もイマイチ分からず、こりゃあ、明日帰省するお坊ちゃまの力を借りるしかなさそうだ。やれやれ。便利は不便、まさしく。

 

今朝はFMの収録日。大分慣れてきたM君にミキサーを頼み、ピンチヒッター用にOさんにも来て貰い、見学してもらったが、さて。今後うまく行きますかどうか?是非頑張って頂きたいものだ。、、、、やっぱりメカに強い人は現代では重宝されるなあ~。

ゲストはフルート奏者のFさんとMさん。お二人とも大変魅力的な人生を歩まれている。番組ではご幼少の頃からをお尋ねすることも多いが、今日初めてのご出演となったMさんにもお訊ねした。Mさんは幼児期に大きな手術をされ、そのリハビリのために水泳とフルートを始めたと言う。高校から芸大に入ったのはご自分の意志だったとか。そして海外に留学、それも全てご自分の夢に向かってぴったりフィットするものを求め続けてのことだったようで、ある意味人生にどん欲な人だ。こういう方が、どんな演奏をされるのか、非常に興味が湧き、来週の演奏会に出かけることとした。平日の夜、ということで、行きやすいなあ~。

矢張り、演奏家は演奏家である以前に人間として魅力的かどうか、だろうなあ。

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