« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月

2014年9月30日 (火)

映画。

友人の再三の勧めがあって、本日「チョコレートドーナッツ」という映画を観た。カルチャーの後でメンバーとおうどんを食べ、別れてすぐに入ったが、午後1時50分始まりのこの時間帯のせいかどうか、たった3人の観客だ。なのに冷房が効きすぎていて、膝掛けを借用したくらい寒かった。が、映画の内容はとてもホットで確かに良い映画だった。

かいつまんでのストーリーは、離婚して転職し、弁護士になった男性Aがひょんな事からバーで歌い踊る女装の男性Bに惹かれる。そして二人は親密な関係になるが、ほぼ同時期に薬物中毒で育児放棄をしている母親の子供と仲良くなる。その母親が逮捕され投獄されたのを知り、自分たち二人で預かり育てようとする。その自閉症の子供も二人に良くなついて、そこに新しい家族が成立したかに見えた。が、彼らの前に立ちふさがったのは、国の定めた法律であり、世間の偏見であり、人々の差別感だった。なんとしてもゲイの二人には預けたくない検察官や裁判官の、法律を口実にした詭弁にどうしても太刀打ちできない二人。どんなに施設の女性や、子供監督局の女性が、二人はこの子の親として大丈夫だと証言しても、それは裁判の結果には結びつかない。挙げ句の果ては、検察側は投獄されていたはずの母親と取引までして、彼女が子供を引き取る代わりに刑を軽くして仮釈放してやるという手を使う。そうして無理矢理引き戻された母親は、再び薬に溺れ、その子を外へ追い出してまで男性との快楽にふける有様。

その子はその日、本当の家族を求めて3日3晩歩き回り、とうとう橋の下で餓死してしまう。

ある日、この一件に関わった裁判官や検事達にそれぞれ手紙と新聞のコピーが送られてくる。手紙には、「大きな事件のニュースの片隅にこの小さな記事が出ていたのを、あなたは知らないでしょう。あのマルコム(死んだ子供)の記事です。。。」

これを読んだ人々の顔が少しゆがむのを見せて映画は終わる。、、、それでも正義はなされたのだと言わんばかりに、、、。

 

「差別」これは簡単な問題ではない。自分の中に本当にそれが無いのかと問われると、全くの白ではないように思う。ゲイの人々を生理的差別感で見ていることは,矢張りあるように思う。が、そういう自分を何とかすべきという強い思いは持っているつもりだ。わが周辺に実際カミングアウトしている人で尊敬できる素晴らしい人が何人もいる。どこが素晴らしいか。思考回路が、人生の辛酸を舐め尽くした人のそれで、暖かく優しく、尚かつ男性的な発想や理論展開を見せる事が出来る点。これは生まれつきの女性はなかなかこうはいかない点だろう。

「差別」はなにもゲイに関するものだけではない。ありとあらゆる人間の営みの中に潜在的に存在しているものだ。世の中から、全ての差別が無くなれば、それはほんとうに素晴らしい世の中になるだろう。

この世が神仏の与えた人間修行の場であるならば、ゲイで生まれてきた人もそうでない人も、みんなが試行錯誤の試練のなかで生かされているのだろう。

良い映画だった。

2014年9月29日 (月)

Cantiamo終了。

疲れた、、。

それは全く当たり前の事。夕べある原稿をどうしても読まなくてはいけない羽目になり、来客の帰った後、ピアノ合わせまでしたあげく2時までそれを読んで、朝も早くから起きた今日は、夫がとある場所に行くため、手土産にお持たせする用の料理を仕込んで、傍ら慌ただしくコンサートの準備だ。どうしてこうなるの?ってなもんだが、常に幾つもの用事を平行してやっている。

でもって、バタバタとコンサート会場に出かけて、案の定忘れ物をしてしまう。今日はお当番のため、のんびり人の歌を聴いていれば良いと言うわけにも行かない。司会もしつつ気配り目配りムードメーカーとしての役割も果たさなくてはならない。しかも今日は行きがかり上3曲も歌ってしまった。それも付け焼き刃でまともにピアノ合わせも出来てないままだったのは心残りではある。言い訳にそのことをみんなの前で言うのに、「つけまつげはやっぱりダメね」なんぞという訳わかめの発言をしてみんなに爆笑されてしまう。いやあ~、お疲れモード全開だ。

今日は14人が1、2曲ずつ歌ったが、和気藹々の雰囲気の中ケッコウ楽しい音楽会となったように想う。他人の歌をただ聴くのではなく、一応の批評眼を持って聞きながら、自分をも反省するというこの時間は大切であり、必要なことだ。客観的に聴いて貰うということでしか上達できないのが歌の世界だ。

しかしみんな上手くなってきたよねえ。まじで嬉しい。創設者のI先生もどっかで微笑んでくれているに違いない。

 

お仕事を抱えてきたのはM嬢。11月のサロンコンサートのチラシ案を作成してきている。先ほどチェックを入れて、無理な注文まで付けて返送したが、、、果たして?数日寝込んで3㎞も痩せたという病み上がりの彼女、若さだなあ。こんなお仕事しながらも声は一応出ていたもんなあ~。

 

ところが今日の最後は、「胃けいれん」というおまけまで付いてしまったアチクシ。どうやらパスタのピーナッツがダメだったようだ。殆どは出して食べなかったつもりだけど、やっぱり中に混入してたんだろうなあ。帰宅して夫が心配するほど唸っていた。大体出かける前に既に体調がよろしくなかったから、目眩止めを飲んで出かけた位だったから、それもあったか。とにかく、日々年齢を思い知らされるなあ~。

イヤハヤイヤハヤ、いつまで歌えることか。

2014年9月27日 (土)

本番迄には何かとご苦労もあったとはおもうが、、、、。

はるばる宇多津まで、女5人を乗せた我が愛車は今日も頑張った。W先生のコンサートだ。相変わらずお美しい方。舞台に咲いた旬の花だ。A氏の機関銃の様なお喋りに笑いながらも唖然とした。テレビでは余り違和感が無かったのが、生だとかなり、、、。ま、色んな意味で勉強になった。舞台芸術はヤッパリ面白い。

夜は食事のお客さまの対応におわれ、そのあとピアノ合わせに出かけたが、流石に身体が使いものにならない。

ヤッパリイチカバチカ、だ。ふう。

2014年9月26日 (金)

ナルホド、絵文字は入らないのか、、、。。

マ、パソコンには負けるけど、なかなかの優れもの。。我が輩の指にはチト面積が不足ではあるが、、、。

慣れるしかないなあ。

明日から又バタバタだ。これに関わる時間が取れるかどうか。

それにしても今回もとみっぺの素早い対応に感謝感謝。この複雑な機械をこともなげに読み解いてくれる。パソコン的頭脳って、どうなってるんだろう。アチクシは又しても美味しいとこドリ。イヤア楽しいなあ。

ふおっふぉふお

出来た

さあて!

上手くいきますかねぇ。ipadから初めての投稿。

2014年9月25日 (木)

ゲージュツの秋。

これを歌三昧と呼ぶべきか。昨日は仲間達と歌のお勉強会。やればやるほど歌は難しい。だからやりがいもあるってもんだ。今日も朝から別の仲間とこれ又同じように歌のお勉強。午後からも、、、、そして夜はいつものちぇちの水曜日練習だ。、、、それというのも日曜日のCantiamoで歌う事と、11月のサロンコンサートで歌う事の準備に一斉に動き出したということだ。やっぱり、本番が近づかないと誰も真剣になれない。自分も含めて。

しかしまあ、ここがアマチュアの良いところでもある。いわゆる美味しいとこ取り。昨日の二重唱練習の最後のH氏の台詞は、「本番は、イチかバチかですなあ~」だった。アハ。

まあ、身内だけの発表会は気楽と言えば気楽だが、これが聴衆は一般と言えどもみんな歌のお勉強をしてきている人達ばかり。かえって普通のコンサートより緊張するというものだ。だから、この緊張を得る為に実施するのがこの会の目的だ。

 

さあ、よく寝てよく食べろ、のI会長の教えのままに準備するべえ。ん?

2014年9月23日 (火)

朝から晩までおお忙しい~~

寒かったり暑かったりと、日々どうなってるの?状態。体調を崩している人もけっこういるようだ。そのせいかどうか、本日のシェイクスピアBBCを見る会はいつもの半分という淋しさだったが、「リア王」のラストシーンには分かって居ても泣かされた。役者の力量あってのものだと思うが、矢張り戯曲の素晴らしさがあの感動を呼ぶのだろう。親子の問題をこうもリアルに描いているのは、現代にも通じるものがあり、今の映画や舞台業界もかなり影響を受けているのではないだろうか?

結局如何に普遍的であるかということが、作品の価値を決定づけている。

午後のカルチャーまで時間があったので、皆さんにお付きあいしてランチタイム。初めにに行った場所が満席でお向かいにあるバイキングに移動。自然食だとかでなかなか美味しい。しかし、2時間ほども居て、最後はぜんざいまで頂いてみんな上を向いて帰る羽目に。女の特権かも知れないなあ~、美味しい物食べてお喋りに花を咲かせる。男性はこういうの殆ど無いだろうしねえ。

カルチャーも来月の発表会に向けてようやくお尻に火がついてきた。、、、が、まずは衣装が話題になるあたり、女性だなあ~。

 

そのアトはショップで遂にipad購入。手続き中に夫から「帰ったメール」が入り、仕方なく登録をお任せして一端帰宅。夕食後再度出かけてゲット。そこからが大変だ。持ち帰ったものの、簡単には使えない。あれこれやっていたらあっという間に時間が経って深夜とあいなった。グッとガマンで、今夜は寝るとしよう。

2014年9月21日 (日)

聖戦。

本日は市民劇場の鑑賞。「女達のジハード」。タイトル通り闘う女性を描いていて大変楽しかった。若い女性達が自分の置かれた環境に飽き足りず、未来を思い描いては次々と人生の荒波に乗りだしていく、というOLの生活を面白く表現していた。闘う相手は男性だったり、男性社会だったり、不景気の波だったり、、、、、会社という組織に働く女性の悲喜こもごもの日常を、友情を基軸に展開していくストーリーは自分のOL時代を思い出して懐かしくさえあった。いやまったく、およそ半世紀前にその通りのことをやったのだから。

舞台芸術の最近の傾向そのままに、リアルな舞台美術ではなく、観客の創造力を使ったシンプルな大道具で、それがとても効果的に使われていた。色彩もスッキリと都会的で、、、、ちょっと最近に無い楽しい舞台だった。

何時も舞台を見終わったとき、心に残る言葉があるが、今日のはこれだ。

「人に褒められたくて遣っているのではない。自分の人生を自分で歩く力を、自分に付けるために頑張っている。」

ホントにそうだ。力がある女性は、自分の人生に真面目だ。これは、歌をやっている我々にも当てはまると思うなあ。

 

しかし会場が寒かった。休憩時に思わず隣の女性に、「寒いですよねえ~」と声をかけると、その方は最初から長袖を着ていらっしゃる上に、膝掛けまで持ってらして、尚かつ薄物のカーディガンを差し出し、「良かったらこれ使って下さい。」と言われる。これは助かった!聞けばこの会は今日が2回目の観賞だとか。聞かれるままに自分の長い観賞歴の事を話したが、ホントに考えてみると独身時代から見続けているから、中休みが少しあったにしても40数年舞台を観てきたことになる。いやはやいやはや、、、。

でもその方はこれから見続けようと思いますと話されていた。テレビなんかと全然違います、とも。こういう人が増えてくれると良いなあ。劇場に足を運んで観賞するという行為。芝居に限らず音楽やバレーや日本の伝統芸能など、人間が作り出すものを観賞して、何かしら人生の潤いのようなものを得るということが必要だという思想が、もっともっと浸透してくれないかと思う。

2014年9月20日 (土)

夏の終わりに、、。

本日牟礼の石灯りロードをそぞろ歩き、ホルモン焼きそばやラーメン、かっしゃ焼きまで食べて、全部義妹と半分ずつだったがケッコウ満腹。コンサートの前に食べるのはよろしくないとつくづく思ったのは後の祭り。開演前に主催のM嬢が「皆さん、寝ないでよ!」と叫んでいたが、かなり瞼が、、、頑張った。

しかも歩くには丁度良かったが、じっと座っているとかなり寒い。ショールを持って行って大正解。いつの間にこんなに秋になっていたのか!?

本日最終日もあってか結構な人出。10年になるというこのイベントは町おこしを成功に導いた要なのかも知れない。これまでの10年が大変だったろうが、これからの10年ももっと大変かも知れない。10年はいち人間にとっても大変な時間だ。元気な誰かが繋いでいかなくては、、、、他人事ではない。

 

それにしても自然界は敏感だ。こっちはまだ夏衣装だというのに、虫たちは我が世の春とばかりに一斉に鳴き始めた。このまま夏衣装をしまっても良いのかなあ~?

ある時は交通公社。ある時は便利屋?

今日は東京から二人の友人達が電話をくれて、11月の同窓会に帰ってくるという。早速ホテルの予定や滞在プランの計画の話しになり、俄然同窓会が近くなってきた。流石に前日のお泊まりはやめにしてもらって、翌日の吾等がサロンコンサートの後にして貰ったが、それにしても過密スケジュールだ。、、、身が持つか。

この二人、一人は飛行機宿泊を息子に遣ってもらうと言い、もう一人は、ひたすら「貴女って凄いわねえ~」とこちらにおんぶに抱っこを決め込んでいる。勿論嫌いじゃないから引き受けるのだが、こうして遣っている内に新しい知識が増えたりもして、ケッコウ楽しい。本日は交通公社だ。

 

別のこちらの友人から以前購入した蒸し鍋が欲しいので、再度ネットで購入して貰えないかと言ってくる。しかしあの鍋は原価が5,6万円もして、こっちが買ったときは1万円台だったからなあ~と調べてみると案の定そんなお安いのは出ていない。殆どが3万円以上。自分のものなら結論がすぐ出るが、他人様のものはこの段階でお問い合わせが必要になる。,,,我ながら何やってるんだろう?

 

今日はある人が散骨をしたという話しを聞いた。それも、高松にイルらしい「霊媒師」に故人を呼び出して相談してからとのこと。わ~お。この手の事は一切信じられないアチクシ。聞きながら笑ってしまったが、不謹慎だったか?いやあ、、、信じる人と信じない人が、いるよねえ~~この世界ばかりは。

2014年9月18日 (木)

愚者の贈り物。

たまたま夕食の買い物に母を連れ出しぶらぶらと散歩中、怪しげな「まつたけ」のコーナーにさしかかった。臭いを嗅いでみるとこれが意外にプンプン香るので、このところ身体の異変で心身穏やかならない夫の為に1パック買うこととした。夫の幼少のみぎりは、実家の持ち山から、それこそ山ほども取れたという日本松茸が、未だに忘れられずこの季節が来ると欲しがるのを思い出した次第。何でも当時は松茸の辛子漬けまでしていたらしい。なんという贅沢な時代。

小さくてころんと白く、まあ形は日本のそれと同じだが何となく積極的になれないで、今まで買わずにいたのだが、昨日今日と県外まで仕事で出かけているし、ま、試しに買ってみたら?との母のお薦めもあって購入と相成った。

ところが、遅めに帰宅した夫から、いつもの「疲れた」の後に、「お母さんをビックリさせようとこれ買ってきた!」と差し出された袋には、にゃ、にゃんとこちらは立派な正真正銘の「松茸」が入って居る。えええ~~~っ?と、当然の反応。それならそうとメール位してきてよ!となる。ビックリじゃなくて、怒らせようと買ってきたみたい、、、をグッとこらえて、「しょうがないから今日は思いっきり食べよう。」と潔く料理に掛かる。

お陰で本日は期せずして我が家は松茸三昧。松茸のお吸い物は勿論、今日ばかりは焼き松茸までして堪能。旦那様のお膳にはお刺身までお付けして、、、、今日ばかりは夫をして、「極楽極楽」と言わしめた本日の献立ではあった。ふ~っ。

かのオーヘンリーの「賢者の贈り物」ならぬ、愚者の贈り物だったという次第。

チョイとした悩み。

毎日何かしら書きたいことがあるにもかかわらず、睡魔と労働に邪魔されて書けないことが多いのは残念だ。本日も定例の練習日で疲れていて帰宅してから少し眠ったので、午前零時を過ぎてもこうしてキーを叩いているわけだ。パソコンに向かってキーボードの音を聴きながら過ごすのはある種の快感でもある、、、。

先日、スマホの契約の見直しというものに行ってみたら、かなりのプライスダウンになることが判明。丁寧に丁寧に説明してくれる若者にググッと親近感を覚えた。そこでつい訊いてみた。ipadのこと。矢張りそこは若者。俄然説明に熱が入る。彼自身の持ち物であるそれも見せてくれての説明に、かなり気持ちが動いた。これさえあれば大きな画面(これが一番大事)で色んな作業も簡単にできてしまう。パソコンが無い場所でパソコンが使えるということだ。作文したり本を読んだりはやはり大きい画面でないと無理。眉を寄せてスマホを見ている現状は何とかしたいと思っていた所だ。、、、やっぱり買うことになるか。

一つには新しいもの好きの性格にもある。特に意外だったのはこの手のものに本態的にかなりの好奇心があるってこと。自分の中にこういう面があることには全く長い間気が付かなかった。どうやら息子には父親よりアチクシの血が流れていたようだ。、、、といっても、結局は細かいところはこのお坊ちゃまに訊いてしまうんだが、、、。

ま、これが手元に来たらどこででも作文出来そうだから、やっぱりゲットすべえか。こないだ買った携帯用DVDプレーヤーもイマイチ活用できてない感じだけどねえ。。。。無駄も多いけどねえ。。。。使ってみないと分かんないしねえ。。。。

2014年9月16日 (火)

なんとかかんとか、、、。

夏の名残のように暑さが時折襲ってくる。この不安定さが、身体には応えるなあ~。

そのせいかどうか、、、、今日も今日とて綾川イオンというどでかいショッピングモールに入って、いざ出ようとしたらどこから入ったのか記憶がない。いや、正確には花屋さんがあったことやキャッシュコーナーがあったことは覚えていたのだが、まさかそれが近いところに二カ所あったとは、、、!不覚であった!一度外へ出たものの、なんかおかしいと気づき、再度入館。あやふやな記憶を辿りながら、一瞬焦った。およそ5分のことだったが、パニックになりこれは遂に来たか!などと思うから余計アセアセ状態に。冷静に考えて無事車にたどり着いた時は、ど~っと疲れが、、、。

しかも今度は、待ちかねている夫の顔を思い浮かべ急ごうと、、、、逆から出たことのない道を多分ここだろうと走ってインターを目指したところ、どうやら1本早く曲がってしまっていた。それほどの遠回りではなかったが、これも一瞬「うっ!」と自信喪失。車を停めてスマホのカーナビを入れる。しかし、インターを表示する圏内に居たため、表示が妙なことに。結局イオンモールを入力して走り始めたらすぐにインターの表示が見える。ふ~っ。

ま、失敗は成功の元。これからは慎重に、、、多分。

 

毎日行事に出かけている。一昨日は大阪から帰省した友人を伴い、発足10年目にして始めて牟礼の石灯りロードを歩き、コンサートにも出かけた。もっと静かな空間をそぞろ歩くのを想像していて、縁日そのものの賑やかさにちょいと興ざめ。ま、特に土日は子供達の天国だから仕方がない。主催者にとっては思惑通りということだろう。かなりの人出だったし、昔のテキ屋がやっていた出店と違い、若者達による沢山のお店も活気づいていたのは新しいお祭りとして成功していたように思う。

コンサートをFBで知って出かけたが、かなりユニークな二人組。三味線とギターとアコーディオンで紡ぎ出す、摩訶不思議な音楽は、まるで大正時代を彷彿とさせながら、テンポは速く軽快で、ゲストのフラメンコともよくリンクしていた。お寺の境内という場所にマッチして面白かった。自作の曲が殆どで、歌詞が奈良県出身らしく仏教的なのにも惹かれた。何となく心に残るカップルだった。ホントに今は多様な音楽が溢れて居るなあ。

 

でもって昨日は短歌の歌会。朝の仕事をこなして出かけたため、非常な疲労感に集中力が散漫になるのを必死で堪えながらの参加ではあった。名前を伏せて批評しあうのだが、回数を重ねたせいか段々誰のものか分かるようになってきた感がある。勿論おっ?という意外なものもあって、それはそれで面白いのだが、、、。

自分のは

「なつかしいと繰り返し言ふ四歳は言葉の意味の始めに立てり」

がまあまあか。素直な感想を歌に詠むのが良いということか評価してくれる人が、、、。これは殆ど推敲せずに提出したが、希にこういうこともある。苦心惨憺、絞り出すように作詠するのもあるが、それが必ずしも成功しないのは、短歌の摩訶不思議さだ。一つには作品を客観視出来るかどうか、だろう。

なんでも時間が掛かる。

 

今日はH邸で重唱練習。難曲の大曲は何度も歌うエネルギーが不足していて、ここでも年齢を感じる。が、一時期心配されたH先生の体調が元に戻って一安心。元気になるとまず声が違う。、、、アチクシもいましばらく歌わせて頂くとしよう。

9/28はCantiamo。10/12はカルチャーの発表会。11/9はサロンコンサート。そのあいだあいだに、コンサートや同窓会の司会がある。、、それらが全部終わったら、いよいよ来年のオペラだ。

2014年9月12日 (金)

感謝。

最近パソコンの嫌なニュースがよく流れる。大して知識もないままひたすら使っているだけの人間としては、ちょいと危ない感をぬぐえない。ウイルス対策だけはしておこうと思っているが、、、。

これって、大した知識もないまま車の運転をしているのと同じ事かも。まあ、プロにメンテナンスを依頼しているからこそ一応安心して乗ってはいるが、、、。

考えてみると、その道のプロに依存してなんとかかんとか生きて居るのがアチクシだ。パソコンや車だけではない。身の回りの殆どの物が既製品ということに気付く。でもって、この素敵なお仕事をしてくれている人々のお陰で、現代という時代を快適に過ごすことが出来ている。ファッションしかり、家具や文具にいたるまで、、、誰か知らないけど有り難うって気分になる。

夫の要請でぽかぽか温泉に行き1時間後、ぼんやりと半分雲に溶けた月を眺めつつ、たっぷり暖まった身体に秋の風を受けながら帰宅。今も感謝しつつ美味しいビールを飲んでいるところ。

 

いやあ~、感謝しかない。

ん?酔ってる?

生還。

夫が1週間の経過観察から退院してきた。海外で少し症状が現れ、心配した家族がやいのやいのと病院へ送り出したら、そのまま帰宅が赦されず、、、、といっても、病院では切った貼ったは勿論、点滴する訳でもなく、主治医曰く、「病室でゴロゴロしていて下さい」という、私にすれば全く羨ましい指示を頂いての入院生活。が、日々動き回っている夫にとっては最も苦手な指令が出たわけで、娘と「絶対じっとしていられなくて病院中をウロウロ探索するわよねえ」と予想していた通り病院に内緒で近くの百均まで出かけて買い物をしたりしている。しかも帰ったと思ったら、「何時も通りの生活をして下さいと言われた」と、一日中スケジュールを入れている。朝10時から夜10時まで、、、付ける薬がない。呆れるばかり。こちらは何となく心配だから、ジムに行くのも止めて待っていたが、「疲れた」を連発するものの元気そのもの。こんな遅い時間にチャンと夕飯も食べ、只今ご就寝。ふ~っ。恐るべし、わが夫。

「椎骨動脈乖離」というのが病名で運良く?今のところこれ以上の病気の進行は無い模様。でも何かが起きるかも知れないということで、爆弾を持ち続けて暮らすことになりそうだ。まあ、大なり小なりみんな何かしら持って暮らしているんだろうから、神経質になる必要は無いのかも知れないが、瘤があるのが分かっちゃったから不気味と言えば不気味。

今後どうなるかは神のみぞ知る、ってところだ。

2014年9月 5日 (金)

フレーフレーわたし。

気候のせいか身体がだるく、ナニをする気力も湧かない。どうしても、ということのみなんとか遣っているが、ま、疲れだろうなあ。「後から来るよ」とあのお方から予言された事が起こっているんだろうなあ。

とか思いつつ、明日は久々に遠くまでピアノ合わせに出かける。こうやって、予定を入れてないと、自分の力だけでは前に進めないのが現実だ。自らをむち打って、奮い立たせていくしかない。

 

短歌もねえ。何だかねえ。行きつ戻りつって感じ。多分、美味しい物を食べたら気力が湧くんだろうが、、、、今日はステーキの筈が、昼食は母を伴い冷やし中華になってしまった。美味しかったけどねえ。夜ご飯の材料を買う気も起こらず、結局その辺の物で間に合わせる。

老人性鬱にだけは、鳴らないようにしなくては!みっちゃん、頑張る。

ちぇちのサロンコンサート11/9(日)

いよいよサロンコンサートに向けて動き始めた。チト遅いが、、。いつもながらパソコンのスキルを持ち合わせているM嬢がかり出されることに。彼女は我が家にやって来て、たまたま買ってきたふわふわの米粉パンを「これ美味しいね」とかじりながら、スイスイと物事を片付けたもんだ。出来る女と言えるだろう。

それにしても今日のアチクシの食事はと言うと、あまりにヒドイ。朝はコーヒーに食パンにヨーグルト。昼はカップラーメン。おやつにアイスクリーム。夕食は、その米粉パンとカレーパンとコーヒーとジュース。ノンアルコールのビールは飲んだが、あれはまあジュースと変わらない。これって、メチャクチャ栄養が偏ってないか?ちと事情があって、食事を落ち着いて取る気分でない、上に、作る気が起きない。さりとてここんとこ旅行してたし、ず~っと外食でそれにも飽きた。こないだの豪華な食事からは天と地ほどの差があるなあ。ま、いっか。こういう時もあらあな。

 

デング熱が流行っていて、東京は大変な騒ぎらしい。愛媛でも出たと言うから全国に拡がるかもねえ。ったく、碌な話題がないなあ。

やっぱり明日はステーキでも食べるか!、、、、って、なんの関係が?

2014年9月 4日 (木)

あ~めが~ふ~るふ~る、、、、♪

事情があって本日の練習はお休み。

夜の雨は不安をそそるなあ。

こんな日に楽しげなチラシが送られて来た。「音楽自由人」秦眞理子の音楽寺子屋。というもの。確かに自由人と呼ぶに相応しい女性だ。一度コンサートを拝聴したが、その才能とキャラクターに脱帽だった。「音楽で遊ぶ」のコンセプト。音楽遣ってる人は学ぶことが多いのではないか?

今、迷ってる人、人生に、音楽に、遣ってることに、何かに迷っている人は絶対行くべきだ。

10月5日(日)午後2時開演。サンポート第2小ホール。2,500円はこの手の人にしてはかなりリーズナブル。是非一杯になって欲しいものだ。

2014年9月 2日 (火)

なんとなく秋。

暑いし、クーラーも入れてるけど、どことなく空気が違う。雰囲気が違う。こうしてパソコンを打つ音も、金魚の浄化水を流す音も、外を時折走り過ぎる車の音も、夜のしじまに遠慮がちに聞こえてくる。、、、やっぱり秋なんだ。

 

今日は夫が帰ってきた。大した面積を占める訳でもないのに、なんだか急に家の中がキュークツになった。まあ、声がデカイ分、声で席捲している感はあるわなあ~。ラオスではかなり危険な目にもあったらしいが、ということは、吾が家族は親子4人とも同じ頃にスリル満点な時間を過ごしていたわけだ。少々質は違うけどねえ。ま、全員無事で良かった。

 

広島あたりを高速で走るとき、ニュースで見たとおりの土砂崩れが起きている山肌を見た。大きな岩がむき出しであちこちに散らばっているが、あれは大丈夫なんだろうか?ネットかけた方が良いのでは?とお嬢と話しながら急いで通り過ぎたが、それどころではないのかも知れないなあ。しかし、どこを見ても山の斜面に家が沢山建っている。対策は万全なんだろうか?

墓所で聞いた話だが、広島という土地は余り台風の影響もなく、それほど自然災害に見舞われたことがなかったという。住みやすい街だよねえ、が合い言葉だったようだ。てえことは。ここ、讃岐も同じだなあ~。結局どこに居ても安心安全は無いって事だ。

スーパーウーマンって?

ここ一連のアチクシの動きを見て、結構なネーミングをしてくれた友人がいる。実態はそんなもんじゃない。ただ、性格が昔からこうなんだからしょうがない。随分と若い頃、チェチのメンバー達と一泊で泳ぎに行った。みんながまだ寝静まっている頃、なんとなく早朝に泳ぐのも良いなあ~と思いつき浜辺へ。波打ち際のそれほど遠くないところにテトラポットがある。あれくらいなら行けるだろうと、自分の水泳技量も忘れて海に飛び込んだ。浜辺には、遠くに地元の漁師さん達が数名網をいじっている。それを横目で見ながら、いざとなったらアノヒトタチが助けてくれるに違いない、、と勝手な想像だけを頼りに泳ぎ始めた。が、目指す場所は意外に遠い。その内、潮の流れが変わり、沖へ沖へと流されていくのが分かる。ありゃりゃ?これは困った。どうしよう?、、、あとはもう無我夢中。必死で手足をばたつかせて、ナニ泳ぎか分からない泳ぎ方でとにかく進む。ナントかカントカたどり着いたときの感激。テトラポットの上によじ登り、上から海中を覗くとナント、ブルーフィッシュがうようよ。これって熱帯魚じゃなかったの?あ、あっちにはオレンジのもいるなあ~、、、などとしばし水族館気分。

しかし、落ち着いて考えると帰りがアル。、、、あんた、どうするの?という声が聞こえる。浜辺にはまだ誰も出てこないし、漁師さんは何故かこちらをチラチラ見てくれているようだが、まさかこの段階で助けを呼ぶのも申し訳ない。

結論は、「自力で帰る」であった。

どうやって帰ったのか分からないが、とにかく必死で泳ぐというかうごめくというか、砂浜にたどり着いたときは全ての力を出し切っていて、打ち上げられたトドの如くしばし突っ伏したままそこにいたと思う。

 

全てはこの「無鉄砲さ」「無謀さ」「無計画さ」から来ている訳で、今回の思いつき旅行もそれとなんら変わらないのだ。行けるかどうかではなく、「行く」しかない。「出来るかどうか」を考える前に、やってしまう。、、、死ななきゃ治らない~~。てなもんだ。

 

広島で止まったホテルは、偶然スマホに入って来たメルマガの情報で、80%OFFの素泊まりタイプ。写真を見ると何だかとっても良さそうだったので、すぐに申し込む。翌日の事なので念のため電話でも確認するが、禁煙ルームが取れるというので即決。

着いてみるとビックリする高層ビル。白と淡いブルーを基調のシンプルな外観は高級感を醸しだし、海と見事にマッチしていた。案内されて部屋に入って二度ビックリ。片側の壁は全て一枚ガラスでそれが一面の為、海と島がパノラマ状態に拡がっている。そして、その海を見ながら入れるバスが窓際にセットされている。ナニもかもがシンプルで現代アートの絵の中に入ったみたい。お嬢は入るや否やキャーキャーと叫びっぱなし。チェックアウトの11時までたっぷり楽しんだことだ。4歳の孫べえも部屋中を走り回って興奮気味。こっちはこっそりお嬢が海を見ながらお風呂に入るの図を盗み撮り。のつもりがシャッター音でばれて、それならと、足を上げてポーズする写真も撮ってしまう!

実は広島入りの一番の目的は故I会長のお墓参り。2番目は新しくなったという平和資料館。どちらも偶然ホテルから近くで、I会長のお導きかしら?などと言いながら、「それにしてはなかなか来ないなあ~」って言われてるわよ、と冗談を言い合いながら、、、。この1番目の目的は晴れた翌日で正解。広島の街が見渡せる高台にそれはあり、その町を山々が囲んでいる様子が見える位置に先生のお名前が刻まれていた。そのお墓の前で拙い歌を1曲歌わせてもらったが、太陽光のスポットを浴びて、爽やかな風が吹く中、先生からのだめ出しがあるような気さえして、、、、お嬢が言うように「まだ、先生が居ないのが信じられない、、」ここまで来たのに、まだ完全な実感が湧いてこないという意味らしいが、まったく、、、。

参詣の人や事務所の人達の話題はもっぱらあの災害のこと。お宅は大丈夫でしたか?と声を掛け合っていらっしゃる。受け入れが出来なくて、県外からのボランティアを受け入れられないらしいとか、,,神戸淡路の時もそうだったよなあ。勿論東北も。なんとかならないものかなあ~。行きたいという人の中には真の意味のスーパーウーマンが居るんだろうに。

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »