孤独。
誰の体調が悪くとも気になるのは当たり前だが、近い人のそれは頭から離れず、、、、忙しく身体を動かすことで紛らわそうとしても思いはこびりついて離れてくれない。
この暑さ。余りに厳しく母に電話して様子を聞くが、電話に出た時は元気が無いものの、しばらく話していると段々声に張りが出て来て最後には、「頑張るから」と言うのを聞いて一応安堵して受話器を置くが、どうもねえ。。。
それにしても先日会ってきた高知の友人のこともどうも気になる。会わないときはそうでもなかったのに、会って帰ってから妙に気になる。というか、なんだか日々淋しさが付きまとう。
ホントに、人は孤独に生きるほか無いのだと思う。
NHKの番組で外国人のお遍路が増えているというのを見た。その中でインタビューを受けていた女性が最後に話した内容が印象的だった。「自分は一人で生きられると思っていたが、実はそうではなかった。色んな人に支えられて生きているんだと思った。」と。まあ、ありふれた感想のようではあったが、実体験の上出て来たその言葉には重みがあった。言葉が通じないのを、必死でお互いにコミュニケーションをとろうと努力するところに、奇しくも弘法大師の教えが実現されているように思えた。
孤独ではあるが、人と関わりながら生きていくのが人間だ。そこを逃げては幸せにはなれないだろう。
明日は石民コンサートだ。格好良くて風の又三郎みたいな、風太さんの演奏が楽しみだ。
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