同窓会、あれこれ。
昨日は中学時代のミニ同窓会。そして今日は高校時代の友人が10名ほど集まっての会議。11月に開催予定の卒業50年の記念同窓会のためだ。二日間とも勿論同じ年齢の者が集まった訳だが、歴然と違う点があって、これは土地柄なのかなんなのか、不思議なような面白いような、、、。
昨日は男女が完全に別れて、最初から最後まで話し合う事がなかったが、今日は男女が渾然一体となって喧々諤々とまでは行かないが議論を交わし、笑い合い、お互いに揶揄する場面もあったりして、、、みんなが愉快な時間を過ごした。
昨日は男性は男性で大いに盛り上がっていたようだが、その中に女性は入らず、女性は女性で近況報告やうわさ話で盛り上がるという状態。アチクシなんざあ、一度も顔も合わさず、挨拶も交わさなかった男性がいたくらいだ。およそ3時間くらいは同席していたというのに。、、、これは一体、、、?心理学者が見たら面白いサンプルだったろうなあ。
まあ、独断と偏見でいうと、中学は田舎の学校だったため、その時代から殆どみんながシャイだった。たった4クラスしかなく、全員の名前を覚えていても良さそうなくらいの人数だったが、いつもつるんでいた友人以外は殆ど記憶にない。ず~っとその土地に住み続けている人達は、流石にちゃん付けで呼び合う仲になっているが、その後転地したアチクシのような人間は何となくそこにどっぷりと浸かる事が出来ない。その思いを払拭すべく、呼ばれたら有り難く出来るだけ参加させてもらうようにしているし、彼らはいつも暖かく迎えてくれるが、、、、。
一方、高校時代は各中学からの寄せ集めになっていて11クラスもあり、そもそも多くの友人の名前を覚えることは不可能だ。それが当たり前と思っているところがあるから、そんな人知らない、と平気で言える。その上で何度か続けてきた同窓会の運営委員同士に、ある種の友情に似た空気が生まれてきている。こうした集まりもいつまで出来るか分からない、などという冗談とも本音ともつかない話題がその場を笑いで包む。今日なんか、案内ハガキの文面に、「これが最後になるだろうから、是非参加するように」という脅迫的文言を入れた方が良いのではないかなんぞという不届き者がいて、これ又爆笑を買うことに。
同窓とは不思議なものだ。偶然の重なりによって、一生を左右する人間関係が出来てしまう。
ま、全ての人間関係はそうしたものだろうが、、、、。
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