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2014年6月28日 (土)

曇天の今日。

なんだかねえ~。毎日のニュースがホントに良いことがない。我が家は夕食時に大体テレビのニュースを見ているのだが、見ている内に腹が立ってきて食べ過ぎることが多い。最近の出っ腹をそのせいにするつもりはないが、食事時に見たい内容の物が少なすぎる。(それにしても夫婦共々お互いを見ては罵り合う日々、、、夫は料理が多すぎるといい、こっちは毎朝夫が作るジュースが多すぎると反論しているのだが、、、どっちも多すぎたりして!)

昨日ここに書いた例のヤジ事件について、FBに面白い記事がシェアされていた。なんとかいう元漫才か漫談家のおばちゃんが何事もばっさり切って捨てる発言が受けて、今や人生相談やら何やらやっているというあの人が、「暴言を受けたその時に毅然とした態度で犯人捜しをその場でやりゃあ良かったんだ。そうしたら関係ない人達に迷惑かけることもなかったんだ」的な発言をしているそうな。暗に、甘えるな!とその女性議員をバッサリのようだった。

一見正論のようではある。しかしそうだろうか?新人議員でもあり、たださえ男社会の舞台に頑張って登場し、百戦錬磨の議員達を前に、きちんと自分の意見をいうことで精一杯ではなかったかと思うのだが。おみっちゃんは甘いのか?

あのお方のご意見は、それじゃあ女性が痴漢の被害にあっても、遣った方より遣られた方が悪いってことになるのかな?

リンダ、わかんな~い!

いつだったか若い人と選挙に行く意味について話していて、女性に参政権が与えられたのが戦後だったということを知らなかったのに驚いたが、ましてやそこまでの運動に長い歴史があることなど知るよしもなかったようだ。いや、勿論学校でお勉強はしただろうが、自分が生まれる前のことだ。それは現実とはほど遠いものなんだろう。今は当たり前のように女性も政治に関わっているが、こうなるまでにはたくさんの女性達の闘いがあったのだ。かくいうアチクシにしても、それほどその時代の事を知っているわけではないが、それでも今の女性の地位が先人の努力によって培われたものだということは知っている。、、、これを知っているから、一票を仇やおそろそかに出来ないのだ。そして、国会やその他の議会で女性が頑張っていることにエールを送らずにはいられない。その世界に女性が多くなれば、きっと世の中は戦争などしなくなるに違いないのだ。命を育むものとしてある女性が、命を奪う行為に加担する筈がないと思うのだ。

だから、イデオロギーはともかく塩村議員のような女性議員はみんなで育てて行かなくてはいけないと思うのだ。

 

明日はバリトンリサイタル。口直しにじっくり良い音楽でも身体に入れてこようか。

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