舞台芸術、今日も。
今日も日中は初夏の風薫る気持ちの良い天候だった。ただ近頃はなんとなく車の窓を全開で走る気にならず、ちょびっと開けて尚かつクーラーも入れるという運転だ。
運転して昨日に引き続き本日も音楽の世界に浸りに出かけたわけだ。が、ちと読みが浅くのんびりと入場したら1,2階は全くお席がありませんと言われる。しぶしぶ3階席に行くと都合良く前の方の通路側が一つ空いていたのでお隣さんに声をかけると、「そこはあれがあって、舞台が見えにくいんですよ。」と気の毒がられる。確かに、手すりがかなり邪魔。それでも他に良さそうなところが無く仕方なくそこに座る。が、休憩時にガマンの限界を感じ、試しに下に下りてみた。1席くらいはあるんじゃないか!?と疑った為だが、あまりウロウロするのもこっぱずかしくて、ざ~っと見たが矢張り無い。2階席に行っても、結局天上の下というあまり芳しくない場所しかない。それでも3階席よりはましそうだったのでそこに陣取り、ナントか観賞できた。表情を見たり、しっかりと声を聴くには矢張り1階席で見たかったというのが正直な感想だが、全体を眺めるにはまあ悪くない。、、、しかし、いつもこれくらい人が入ってくれたらねえ~。
舞台はシンプルで私好み。色彩も現代調で良い感じ。演出はステキだったなあ。経済的なことが考えられた押さえた中にもスケールの大きさとテーマが上手く表現されていた。合唱の配置もセンスが良く、音楽も予想ほど暗く持って行かないで甘さのある綺麗な音楽になっていた。全てが新作で、関係者の力が入っていたのが感じられた。和物のオペラは難しいといわれるが簡潔な台本で分かり易く、字幕も手伝って良い作品に成っていたと思う。
早速ちぇちの出演者がFBにお酒が美味しいと書き込んでいたがさもありなん。やっぱりオペラは人数が多いほど面白いなあ。
こうして次から次へと舞台があって、この季節、ホントに通うだけでも忙しい。これって、他県もそうなのかなあ~?なんか香川県が特別のような気が、,,、。