春だから。
又又プリンターの調子が悪く、この機種のホームページを見たところ、4年前に売り出されたこの製品の消耗品が既に発売停止となっている。勿論市場にはまだ出回ってはいるが、大元では販売中止だそうだ。凄いねえ~、この消費時代。IT関連は全てこの調子で作っては廃棄されているようだ。
消耗と言えば、消耗大国で知られるアメリカは、アクション映画を観てもそれがよく分かるが、先日のハワイでの救急病院ではその実態の一端を見た。ドクターといわず看護士といわず、みんなが使い捨ての手袋を神経質なまでに着用。絶対素手では患者に触らないシステムらしい。冷房が効きすぎて寒いというと、ブランケットを貸してはくれるがそれは布製のもの。毛布より清潔ということか。テレビドラマのERだったか、まさにあの雰囲気で、緊張の中に冗談を言い合っては笑い合う独特の空気がある。いきなりあのテレビドラマの世界に挿入されたような感覚だった。しかし、奇妙な感じがしたのは各部屋のカーテン。ハワイ独特なんだろうが、珍しい模様のカーテンが各部屋毎に違う物がかけられていて、そこだけ見たらとても病院とは思わないくらいのもの。いや~、所違えば色々違うもんだなあ。
今日はかなり気分が良かったので、母をお花見に連れて行く。お気に入りのおかずやさんで、美味しいお弁当を買って、友人のすすめで郷東川の河川敷に行くと、既に何組もの人々が木の下を陣取ってくつろいでいる。しかし、こっちは少々風が冷たいのを気にして、目の前に拡がる桜を眺めながら車の中でお弁当。8分から9分咲きで花が木にしっかりついている。あと3日もすれば風に舞うかもねえ、と話しながらフト見ると、吾等のスグ側を、デイサービスか老人ホームかの車が止まり、お年寄り達がゾロゾロとお花見に連れてこられている。何に驚いたって、その時間の短さだ。およそ20メートルも歩いただろうか?勿論車椅子の人も居るが、行ったと思ったらもう帰っている。あれでも「お花見」なんだろうなあ。
我々はたっぷりそこで花とお弁当を楽しんでそれでも3,40分くらいなものだが、実は自分の体調からそれ以上が無理だったため帰路についたが、本来ならもっと長く居るのが普通。色んな事情でああいうことになるんだろうが、それでも外に出ることに意味があるんだろうなあ。
帰る道々桜を愛でながら、途中でマッサージにも同行させて、二人で施術を受ける。母はおよそ3ヶ月ぶりだったため、にぎやかに歓迎されている。、、、ようやく「平常」が戻りつつある。
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