« コンサート。思いつきのウオーキング。 | トップページ | 雨だなあ~。 »

2014年2月25日 (火)

ハムレット。

朝、とあるところへ行くために駐車場を探したらどこもかしこも満杯で、およそ30分もウロウロして、遂に諦めてかなり遠いところまで行こうとして通りかかった駐車場からたまたま出て来た車の後に滑り込んで大急ぎで駆けつけるも、結局大幅に遅れてしまった。

「シェイクスピア」のBBC版を観る会で本日は「ハムレット」。この深い内容の作品を見逃すわけにはいかない、との思いだった。お誘いしたTさまも後から、「ず~っと切れることなく集中して観ました。」と述懐されていたが、役者も素晴らしく、演出も舞台のように作られていて、字幕ではあるが充分楽しんだ。いや、楽しんでという言葉は少し違うかも知れない。何しろ含蓄に富んだ言葉の羅列。どれ一つとっても奥があり、上っ面だけでは観賞しきれないしろものだ。集中が切れると残念な結果になる。

このところ車中で在りし日のI先生の講義の声を聞きながら作品の鑑賞前のおさらいをしているが、色々忘れて居るし、今なら分かるということも多い。我が人生で、シェイクスピアに出会ったことは宝の一つ。今さらながらI先生に感謝。とてもじゃないが、自分一人でこの映画を観たとしてもそれほど深くは入れなかっただろう。研究者としてのI先生の解釈があってこその理解だ。

今日聴いた先生の講義の内容で心に残ったのは、ハムレットが母親から恋人へと女性不信に陥り、どんどん人間に絶望し孤独を深めていく中で、いつかは死に至る人間というものを受け入れる事が出来る様になり、最後は安らかに死んでいった、という部分。悩み、苦しみ、あがき、そして真実に近づいたハムレットは、決して特別な人間ではない。そう思えば、現実の日々の暮らしの中での苦悩も、苦悩することに価値があると思える。

 

母の体調が思わしくないとの弟からの電話で急ぎ帰宅して母を病院に連れて行ったが、自分の身体は自分が一番よく分かると言い、病院行きを拒否し続けるのを無理矢理だった。ところが、撮影した心臓も綺麗、心電図も異常なし。一応血液検査はしたが、結果は後日ということで、目新しい病名が付いたわけでもなく、結局は母の「それみたことか」を認めざるを得ない結果に。そんな母をちょいと外装を直した我が家に連れて帰り、東京の孫べえとテレビ電話で話をさせ、洗髪して送っていったがあの体調の悪さは一体、、、、?まあ、こうして徐々に色んな事が起こりつつ人は終着駅に向かっていくんだろう。

 

明日は沖縄に行く夫を空港まで送るお仕事から始まるなあ~。泡盛でも頼むとしようか。

« コンサート。思いつきのウオーキング。 | トップページ | 雨だなあ~。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ハムレット。:

« コンサート。思いつきのウオーキング。 | トップページ | 雨だなあ~。 »