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2013年11月

2013年11月30日 (土)

事故とぜんざい。

昨日はあまりの悲劇を聞いてしまい、その気持ちのままアルコールを飲み過ぎて11時という時間に寝てしまった。夜中4回も目がさめて、、、早く寝てもあまり 意味がない。

来店客Aさんから聞いた話では、なんでも中学生の女の子が中年の60歳ちょいの女性に自転車で激突し、その女性は亡くなってしまったという。しかもその女の子がよく出入りして仲良く親戚づきあいのような交際をしていた間柄だったというから不幸も不幸、遣った方も遣られた方も全く浮かばれないむごい事故となった。

その当事者をよく知るというAさんはひどく衝撃を受けたと青ざめて話してくれる。自転車も凶器だ。

 

 

なにがあっても公演の準備はやらなくてはいけない。今日も仕事の後あちらこちらと走り、必要なものをゲットしてきた。が、2時間走り回ったら、どうにもこうにも疲れ果てて、約束していたお刺身を買う気力も残ってない。仕方なく帰ってから大急ぎで夕餉の支度。

明日は又メチャクチャな一日になりそうだ。今のうちに鋭気を養うべく、おぜんざいを、、、なんでこんなに美味しいんだろうねえ。

2013年11月29日 (金)

今日は元気が無い。

本日は楽団の練習。段々充実した演奏になってきている。本番が楽しみなことだが、歌と楽団の合わせがなかなか思うように行かないのが残念なところ。ここから先は、出来るだけ集まって、何より自分たちのために合わせる必要がアル。

本日の収穫は譜めくりやって下さる方が見つかったこと。これは助かる。

練習後もスケジュール調整の話し合いが終わらず、解散が11時という時間になってしまう。ま、仕方がないが。

朝はバレリーナと衣装の打ち合わせの筈が、余りに体調が悪く、キャンセルして病院とマッサージだ。これはとっても珍しいことなんだけど、キャンセルしたということがプレッシャーで胸に重たいものが。こうして先送りしている場合ではないのだ。

で、罪滅ぼしというわけではないが、母のお守りを兼ねて別の衣装を購入に出かけるも、思うようなものが無く、結局はネットで購入することにした。これが届いたらまたそれの加工が待っているというわけだ。

 

ま、少しずつでも前に進んでいることを喜ぼう。

2013年11月28日 (木)

何たる一日。

朝からバタバタと昼食もとれず仕事をしていると、電話は鳴るわ、衣装の相談にメンバーがやってくるわ、レッスン生が来るわ、夕食の準備をしたら約束の5時半が過ぎて急ぎ舞台さんに会うため雨の中、高速を飛ばす。ナントかやるべき事をやっつけてちぇちの練習時間に少し余裕があることに気付く。たまたま通りかかった最近有名なおうどん屋さんの看板を見て、あと200メートルに惹かれ飛び込む。にゃんと、客はアチクシただ一人。夕方7時前って、まあそんなものかもね。だって夕飯におうどん手あまり食べないもんねえ。と思ったら、家族連れ4人が入って来て明らかに夕食だ。ま、色々あらあね。

このうどん屋に一人で入るってえのも、なんとなく勇気が要る。が、あとで気付いたら今日はずっと鏡を見る暇もなく、化粧もせず、頭はボサボサ(頭痛のせいだ)穴蔵から出て来た元女性という感じだったからねえ~。ぴったしな場所だったかも。朝食パン一切れだったため、「肉肉肉」とばかり肉ぶっかけ。消化を考えておろし大根を入れて貰う事も忘れない。この食べっぷりもおよそお上品とは言い難い。、、、でも讃岐は良いよなあ。こうしてすぐ間に合う物がある。

 

本日の練習は、流石に危機感で一杯になった。あとは数えるばかりの回数しか残されてないからだが、ちょっと厳しいことも言わせて貰った。これも全てみんなに舞台で輝いてほしいというただそれだけの想いからだ。

I先生は影でよく言われていた。「私が父で、あんたが母親でしょう?親としてのつとめを果たさなくては、、、。」「いちメンバー」という思いから抜け出せないでいた時に苦言を頂いていたということだが、父亡き今、二人分は正直しんどい。長兄がしっかりいてくれるとはいえ、、、、。ともすれば萎えそうになる心にむち打って、目の前のやるべき事を片っ端からやるしかない。

考えてみると今回の「ヘンゼルとグレーテル」は家族のお話。全体に横たわる、家族の絆についての考察が描かれなくては意味を成さない。まるで、われわれちぇちぃりぁという家族のお話のようだ。

 

帰宅してパソコンのメンテナンスをリモートで遣って貰い、お風呂に入ってこの日記だ。おお、午前3時。明日はバレリーナの衣装合わせだ。夜は楽団。さてさて、どんな一日が待ってることやら!

2013年11月26日 (火)

疲れの極致。

朝はパソコンのメンテナンスに来て貰ったので、予定のマッサージや点滴は行けず。カップヌードルのみ掻き込んで高速で陶芸教室へ。創るのが目的ではなく、舞台で使う小道具をお借りしに行くのがメイン。が、矢張り途中になっているものに色つけしたり、折角だからお茶碗を一つこねる。目的のものは、全くイメージ通りに創って下さって、感謝感激。「こういう事し始めるとはまるんよねえ~」とは師匠のお言葉。いや有り難い。

で、明日NYへとお帰りになるK画伯を夫婦でお訪ねすることとなり、急遽アチクシ御用達のおかずやさんでお総菜を買い込んで五色台まで出かけることに。この時点でくったくた。10分ほどだったがマッサージ機のご厄介にならないとどうにも動けない感じ。、、、行って見れば奥方も疲れからだろう、声が全く出ない状態。それでも気心の知れた数名での談笑は3時間に及んだ。今は亡き池田満寿夫氏の話や小田島雄志先生の話も出て、思い出話に尽きることがない。

 

速攻眠る予定だったが、どうしても返信しなくてはならないメールが数件入っている。電話もかかる。眠さで涙が流れるが仕方がない。

 

吐き気がねえ~。ちらいっ!

2013年11月25日 (月)

追悼の会。

今日はI先生の大学主催の追悼会だった。大学主催自体が初めての事らしい。それほどに貢献度も高かった教授だったということだろう。折からの雨模様は、まるで集まった受講生達の心、はたまた亡くなられた当のご本人の心模様かとも思えた。遙か遠方から駆けつけた方もいらして、「先生との出会いで私の人生はどれほど救われたか計り知れません。」と言われる。何人かの方とこもごも積もる話をして、後はBBCの「リア王」のい鑑賞会。先生がシェイクスピアの作品の中で最もお好きなものだったと言うことだったので、観ながら一体どういう点が先生の感銘を受けた部分だろうと考えながらだった。全編に流れる人間の愚かさ醜さ、救いは「死」のみ、というこの作品のどこに感銘を受けたのか。改めて講義の資料や論文を紐解いてみたいと思った事だ。

全てが終わってから、これからは有志で集まって、読書会というか昼食会の名残のようなことをしようと話がまとまる。実現すると良いが、、、。

2013年11月24日 (日)

リハ終了。

第1回目のリハーサルが終わった。完全に通したのは初めての事。みんなようやく自分のポジションがハッキリしたのではないか。こちら側からは今後詰めていくべきところがハッキリしたという点で非常に充実した時間となった。反省点だらけだけど、そこがクリアになることが今後の練習にとっては最大級の収穫だった。

頭が痛くて、集中出来ず辛い時間となったが、最後まで一応踏ん張れたのはまあ良かった。その後の友人Aとのデートも予定通り。Aさんは夫の実家の法事で帰省、久しぶりの高松に大興奮。丸亀町グリーンや瓦町天満屋などを楽しんだようだ。彼女とは話が尽きない感じだったが、明日もあるこちらとしては永くお相手できない状況。なので自然と機関銃みたいなしゃべりになる。よく喋ったもんねえ。

 

いや~疲れた。もう寝る。

明日は照明リハ。

毎度のことではあるが、この日までに仕上げることが大層困難な我々。ここから1月が正念場となるが、さて、どれほどの事が出来るんだろうか。土壇場になってホームセンターで物色しているメンバーがいるし、明日使うマイクを今夜になって思い出すアチクシのようなのもいて、おまけにヘルプを依頼している人からの問い合わせもありいので、明日の朝はバタバタになる予感。

このチョーキンチョー、チョー多忙な日にもかかわらず、東京の友人が全く久しぶりに帰郷するので会いたいと言ってくる。勿論こちらも会いたいから、夜の約束はしたものの、さて、体力が余ってるかどうか。

 

色々と準備している中で、ま、どうにかなるだろう、という例によって楽天的な発送が頭をもたげる。、、、しかし、これがないとストレスできっと倒れるだろう。「成るように成る」これだ!

 

短歌をなんとかやっつけたので駄作のオンパレードと思いながらも丁度やって来た友人Yとゆめタウンの郵便局に持って行く。で、Yのお目当てはユニクロってことで、それにお付きあい。おっどろいたのなんの!レジまでの列が半端じゃない。本日だけのバーゲン品もあったらしく、店内の端から端までの凄い列。我々は要領よく一人が並び、別の一人が買い物するというやり方で、何とかかんとか買えたが、まともにやってたら大変な時間のロスだった。いや~凄い。

世の中高級品志向に変化してるというニュースを見たところだが、一体どこのおはなし?ってかんじ。

 

や、もう午前様。と思ったら、連絡係から、本番のスケジュール表をチェックしてくれとたった今メールが入る。彼女も頑張ってるんだ。急ぎ返信だなあ~これは。

2013年11月22日 (金)

晴れのち曇り。心もよう。

当てにしていた友人が衣装に関われない事情を抱えてしまい、急遽自分たちで何とかしなくてはならなくなり、ちょいと慌てているが、ま、何とかなるだろう。こういう時楽天家の思考回路は素早く解決案を出すことが可能だ。例えば縫うところは止める。複雑な部分はデザイン性で何とかする、などなど。

で、沢山の布類を引き揚げてくる途中フト目に止まったのが、「手作り家具」という看板。見れば、今回お役に立ちそうなものが、、、早速あれこれ注文を付けてその場で切って貰うことに成功。他にも無理が言えそうなものもあったが、、、、まあ本日は初対面だからご遠慮申し上げて早々に引き揚げた。夕食の準備が気になりつつ出たついでにホームセンターにもよってめぼしいものをゲット。こういうこと、決して嫌いじゃない自分が居る。どんどんイメージが膨らんですっかり楽しくなっている自分におかしくなるくらい。が、何しろ全部引き受ける時間とエネルギーが無い。どうしても遣らなくてはいけない最小限のもののみだ。本格的なものは若いメンバーがしっかり遣ってくれている。

私の一番の大仕事は本番だと心得ている。

 

ああ、短歌が詠めない。あと6首。ガンバロウ。

2013年11月21日 (木)

全体的にダラダラの日。

外は晴れていたが、何故か気分が悪い。で、朝から点滴に行き、そのアトはマッサージだ。ところが、点滴の針がなかなか入らない。こないだも同じ人が四苦八苦して何度も場所を変えて針をさしたが、遂に婦長さんに交代して貰ったという血管の細さ。今日も同じ人が流石に1回の失敗で交代してくれたが、毎回何カ所も針をさされるのは余り気分の良いものではない。毎回こうだと行くのも億劫になるなあ~。

 

で、母と一緒にランチはおうどん。このお店は夜居酒屋さんだったが、昼間が余りに当たったので、夜もうどん屋さんになったとか聞いた。確かに美味しいもんねえ。母はしっぽく、アチクシは梅干しうどん。食事の後は二人のリハビリを兼ねて新しい電気屋さんに見るだけショッピング。まあ、平日だからこんなもんかもしれないが、ガラッガラの店内。悠々と歩いてジムに行くより良いかも~。

それに驚いたことにテレビの安いこと!こういう時代なんだねえ。でもたださえ見ない人だから買う気は起きない。あれこれ見物してまあ1時間くらい運動(?)したか。

 

母を送っていったらガマンできない程の睡魔が。2,3電話応対をした後うたたねしてしまう。夫が帰るまでおよそ小一時間。ま、こういう時があっても良いっか。

とはいえ、いつも頭の中には公演の事が駆け巡ってはいるが、、、。広告、チケット、宣伝、台本、小道具、衣装、ヘアーメイク、、、、、エンドレスだが、どうしても短歌の締め切りが迫ってくる。ふ~っ。

鳴門の渦潮が巻き始めた?どうなると?わあお。

今宵の練習はようやく本番の臭いのするものとなった。まずは指揮者以外に声楽指導者が参加してくれて、その上コンサートマスターまで弾いてくれる。その上、出演者は衣装も少し着けてみて、それで動いての演奏となった。矢張り、衣装は大事だ。本人も動きが変わるし、気合いが入ったのではないか。、、、これで、週末の照明リハがナントか行けそうだと確信が持てた。

この適度の緊張感で、みんなの歌唱もかなり良いものとなった。どうしてもマンネリは起きるからねえ~。

さあ、これでどこまで力が高められるか。ここからが勝負だ。

 

こうした中、嬉しいことが二つほど。。。。

一つは「もうチケット売り切れてますか?」という問い合わせ。その方は既に10枚ほど予約を頂いているが、尚次々とご紹介いただけているようだ。何とも嬉しい限り。まだまだ売るほどございます~、とお返事。

もう一つは、とある自治体の方から、「前回も拝見しましたが、大変面白く、今回も必ず行かせて頂く予定です。どうか頑張って下さい。」とのコメント。いやはやいやはや、有り難いことだ。

 

ちょいと残念なことも。

ある女性からのお問い合わせ。よくよく聞いていると、前日が昼間の公演だと思われていて、親子で行こうと思ってましたが、次の日は行けないんです~。。。と如何にも残念そうではあったが、結局は行けないという内容。こればっかりは仕方がない。どうやらロビーでのマルシェも期待されていたらしいのに~残念無念。

 

とまあ、色んな事がありつつも時間は容赦なく過ぎていく。

沢山のお客様に来て頂かないと、盛り上がらないのがちぇちの公演だ。何しろ舞台と客席はいつも一体化!だから。是非ちぇちの公演を観て、今年の憂さを晴らして頂きたいものだ。

2013年11月20日 (水)

舞台を観る人、演る人、創る人。

今夜は久しぶりに観劇となった。体調がイマイチで行きたくなかったが、お当番との知らせに受け付けをやるために出かけた。行って見れば顔見知りが沢山。あっちこっちから声をかけられ早速宣伝活動に入る。

さて、今宵はとっても良い芝居に出会った。どちらかというと地味な作品だが、悲しいお話しでもないのにじわっと涙が溢れ、感動している自分に気付く。2時間ノンストップと聞いたときはゲッと思ったが、あっという間に終わった感がある。帰りの車も何となくうきうきと気分が良く、その気分は家に帰って夫の顔を見ても続いていて、家事も捗ったという次第。やっぱりたまには観劇も良いなあ~。

内容は簡単。小さな町工場の社長が倒れ、急遽火の車状態の会社を仕切ることとなった中年の男。会社勤めを辞めてナントか頑張るつもりが、父親の存在が大きすぎて社員を束ねられない。大会社のように合理化をやろうとしてもやることなすこと空振りで、イライラしては妻に当たり散らし妻は実家に、息子には家出をされる。八方ふさがりの彼を救ったのは、誰でもない、自分自身だった。父親から、「お前は何の為に仕事をしてるんだ。」という問いかけに答えられないが、ふと昔を思い出し、親友と交わした「一緒に良い仕事やろうぜ」という言葉を思い出す。良い仕事とは何かと自問する内に大切にするべきものに気付く。そして彼が本来の仕事に打ち込み始めると社員もその姿に段々心を開いていくようになり、全員の心が一つになったとき、自然に会社の業績も上向いていく。そうした中家族も元の形に、、、。

ま、ありがちなストーリーではあるが、筋に重きを置いてない作品の作り方で成功したと思う。それぞれの細やかな感情をしっかり描くことで、いわゆる起承転結が気にならない。どのシーンを切り取ってもそこにドラマがある。実際、エピソード毎に暗転になり、屋根の「奥田製作所」という看板だけが浮かび上がる仕組み。本来暗転にする必要が無いものを、わざわざそうしたところが面白い。これは色んな効果を生んだと思う。

このお芝居に一貫して流れていたのは、「パッション」だ。役者が本当に真剣で、懸命だった。そこに倒れた社長役の鈴木瑞穂が演劇会の重鎮らしくど~んと現れる。この人が出て来ただけで、芝居全体が引き締まるから不思議だ。

 

やっぱり舞台芸術は良いなあ~。

 

ところが、始まる前にチョイとしたハプニングが。

前から4列目というフラットな座席での観劇だったが、この席はあまりよろしくない。どうしても前の人の頭が気になってしまう。自分もそうだろうと思って、帽子を脱いでの観賞となったが、すぐ前の方は座高が高く、我が身の不運を少し嘆いたもんだ。が、その前の方に素晴らしく広いつばの優雅なお帽子の女性が一人鎮座ましましている。高そうな眼鏡フレームもイヤリングもきちっとしたお洋服も、もしや出演者が何かの意味があって客席に紛れ込んでいるのか?と疑う程に決めていた。が、当然その後ろに居る人々にとっては大迷惑。開演前に数人があれこれ相談しつつ聞こえるようにその帽子を話題にしているが、当のご本人は一向に反応せず。業を煮やした真後ろの人が思い切って(そう見えた)前の女性の肩をつつく。どうやら帽子を脱いで下さいと直接交渉に出た様だ。ところが、その女性は全身で「ノー」の姿勢。しかも私だって前の人が邪魔だわよ、てなことを言ってるようだった。結局後ろの人は諦めて、、、、だが、面白いことに私自身は芝居が始まる前にあれ程気になっていたものが全く気にならなかった。結局自宅でテレビを見るようなわけにはいかないってことで、それも慣れてしまうってことだ。

 

昼間はメンバーと衣装の調達と舞台で使うインテリアの購入に出かけた。この頃そういうことに慣れてきて、お目当てものがぱっぱっと決まり、お陰で余った時間で少しばかりお昼寝をし、夕飯は炊き込みご飯など整えて出かけることが出来たのはメデタイ。時間を上手く使えたときは気分が良いもんだわい。

 

明日もあれとこれとあれと、あっちとそっちとこっちだ。ふ~っ。ガンバロウ。今日のお芝居でエネルギーを貰ったもんねえ。

2013年11月19日 (火)

不順。

天候もそうだが、我が身のことだ。

一日中吐き気があり、首肩背中と不快感が増すばかり。多分安静にしておくべきなんだろうが、そうもいかない現実がある。なので、病院で点滴し、マッサージでほぐして貰うこととなる。睡眠薬で夕べ8時間も眠ったにも関わらず、点滴中も意識が無く、マッサージ中も眠ったかも。帰宅して夕方からの打ち合わせの前、テレビ前のソファで暖かくして横になったらテレビは全く見てなかった。、、、まあ、そのお陰で打ち合わせはナントか馬力が出せた感がある。台本の全てを他人様に説明するのは、実際に上演するほどのエネルギーが要る。不可能を可能にしたいが為に、微に入り細にわたり説明することとなるからだが、それでもこちらの思い通りに行くかどうかは蓋を開けてみないと分からないってことだ。、、、何時も通り上手くやって頂けることと思うが。

 

それにしてもやな雨だなあ~。さっき雷がなって、丁度パソコンののメンテナンスをリモートコントロールしてもらっていて、ドキッとした。以前雷でパソコンがダメになった事があったからねえ。

まあなんでも奥が深いというか、このパソコンという代物の凄いこと。リモートやってもらいつつ、その動きを目で追っていたが、途中で諦めた。奥へ奥へと入っていき、それが全て横文字となり、意味不明の単語の羅列が続く。専門というのは凄いものだ。端末を少しいじるのも相当疲れるのに、根っこの設定となると殆ど神業に見える。いやあ~、これから先、どんな時代が来るんだろう。ま、この分野はこういうプロにお任せして、私はその先っぽの美味しいところだけを楽しませて貰うとしよう。車の運転みたいなもんだ。構造もろくすっぽ知らないで、前へ前へと走ってるだけのアチクシ。近代文明の恩恵を堪能させて貰ってからあの世へ行きたいものだ。

2013年11月17日 (日)

舞台に向けて。

昨日に続き今日も練習。今日は1時からの練習の後ぶっ続けの会議となった。たださえむち打ちがひどく思考力がままならないのに、夜ともなると途切れそうになるのも仕方がない。そこをグッとガマンして最後までやったアチクシは、ちょっと偉いんじゃない?な~んてね。おとなりで海外からお帰りの指揮者が居眠っているのを羨ましいと想いながらではあったが、、、。コホン。

ま、なんでもやればやっただけ安心だ。遣らないと不安が身体を取り巻き、心までむしばんで行く。

思えば、ミュージカルを遣ってた頃は毎日深夜までの練習が続き、それはそれで心底疲れて、もう~やだ、という事も多々あったが、そうしないと舞台というものはなかなか完成していかない要素がある。それと比べると、オペラを遣る人達はのんびりしているなあ、と思わないでもない。そしてそこにもう少し危機感を持つべきではないかと、思ったり、、、。特にソリスト達には頑張って貰わないと今回の作品は困ったちゃんになる見込み。舞台に少人数しか出て無くて、それでそのシーンを観客に魅せるためには、余程の訓練で、歌もお芝居もセリフもやっとかないと、、、。おお、あと1ヶ月。これぞ追い込みの時期だ。

 

練習後にお弁当を食べたところに東京の友人Kから電話が入る。どうやら申し訳ないことにお嬢の芝居を見に行ってくれたようだ。「最初まるでアナタが出て来たのかと思ったくらい似てたわよ!」と言われて驚いた。へええ~、そうなんだ。それって、体型のこと?と言って爆笑。まあ、彼女は、「とっても存在感があって、作品も面白かったわよ。」と言ってくれて、見られなかった母親にとっては嬉しい感想。このKさんはお嬢のデビューからずっと欠かさずに見てくれていて、いつも応援してくれている有り難い人だ。ま、これで一安心だ。子守してむち打ちになった甲斐があったというものだ。

 

 

今日は朝は晴れていたのに天候が変化して、室内で一生懸命やっているとそれを知らずいて、やたら頭が痛く、首に熱を感じるしむかむかが続くなあと思っていたら、後から入って来た人から雨だと聞かされてナットク。やれやれ。これから又しても天気予報士になるんだなあ。

夕べ練習帰りにドンキホーテに立ち寄り、小道具に使えるものが無いかと物色したが、気に入ったものが無くてウエルチを買って帰った。レジでチョイと驚いたことがある。「ジャスト、、、なんとか」っていう表示があるケースの中に1円玉がわんさか入っている。持ち合わせに1円玉が足りない場合4円までならそこからとって使って良いと言うものだ。へえ~、これはどういう目的なんだろう?端数をおまけしてくれる、でも良いと思うけどねえ。それよりこちらの方が都合が良いと言う事かしらねえ。、、、たまにはあちこち出かけてみるもんだ。

2013年11月15日 (金)

バランス感覚。

近頃色々違和感を覚えるニュースが多く、ますます何も言えない個人の無力感に捕らわれるが、こうした中で、かのY参院議員が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したことが「政治利用ではないか」と国会議員やマスコミなどに批判されている。中には「あれはテロだ」と発言する向きもあるようで、いよいよもって違和感を禁じ得ない。、、、と思っているとまさに同じ意見の人がデジタル新聞紙上で発表されているのを読んでようやく溜飲が下りたことだ。

「私のような一般国民の立場からすると、手法に問題があったとしてもそうした批判は違和感を禁じ得ない。

天皇が手紙について何か反応され波紋が起きて政治問題になっているのであれば、政治利用と言えるであろう。だが、内容そのものに関しては何も起きていない。

そもそも、日本国民は天皇や皇室に手紙を書いてはならないのだろうか。以前、英国のエリザベス女王の一日を追ったテレビ番組が放映された。印象的だったのは、女王は内外から寄せられた膨大な量の手紙への返事の対応に忙殺されているということだ。英女王にとっては手紙のやりとりは普通のことのようである。

もちろん、日本と英国では皇室の制度や立場は違い、一概には論じられないだろう。だが、我々国民が手紙を出してはいけないという壁を設けるべきではない。私には改憲して象徴天皇を元首に就けようとする政治勢力のほうが、政治利用を目指しているように思えるのだが。」

という某大学教授の意見だ。

アチクシがこれに同調したくなるというのには少々えこひいき的感覚があるかも知れない。もう随分昔の話だが、NHKFMのラジオドラマでこのY議員の若かりし頃、まだ彼が俳優業だった頃ご一緒したことがあり、彼の真っ直ぐなピュアなところが大変印象的で忘れられず、このニュースを知ったときも、「ああ、彼ならね、さもありなん」と思ったくらいだ。だから今回のことは彼の一途さを象徴する事件(?)だったように思うのだ。

 

物事を見るときに必要不可欠なのはバランス感覚、だと思うがどうだろう?I先生がシェイクスピアの講座で常に話されていた。この詩人の最も優れているところはバランス感覚だと。どのような立場の人の心にも寄り添うことが出来る希有な人物だったと。ま、シェイクスピアまで行かなくとも、そこを目指したいと思うおみっちゃんではある。

悪夢のような出来事。

10日以上高松を離れていると、なんだか自分の存在感が乏しくなってきて、生活感がないというか、ふわふわと時間だけ送っているような、、、、そんな中であの事故は起きた。

孫べえに「ちゃんと座って食べなさい!」と言いながら後ろを振り返ろうとした途端、我が身がそれこそふわっと宙に浮いた!と思ったら、後ろのモルタルの壁に後頭部が激突。一瞬「あ、もうダメかも!」と思う程の衝撃。二つ折れになった首をゆっくり元に戻して恐る恐る後ろを見ると、な、なんと、壁に大きな穴が空いてるではないか!!それを見た途端しばらく動けなくなって、側で「みっちゃん大丈夫?ごめんなさい!」としきりに謝る3歳児に返事が出来ない。永いようでも2,3分だったかも知れないが、ともかく声が出るようになって、「大丈夫よ」と絞り出した声にますます怯える孫べえ。のろのろと椅子を起こして座り直し、テーブルに向かったら、いち早く自分の席について、パクパクと食べ始めるいたずら坊主には参った。

腰かけていた椅子が、下にグルグル動くものが付いたやつで、3歳児の力で引っ張っても軽く倒せるものだった訳だ。壁が丁度柱の部分でなくて不幸中の幸いだったかも。これがもし息子の家のようなコンクリートだったりしたら間違いなくあの世へ直行していただろう。まあ、これがチビ助の方が怪我したのでなかっただけまだましだった。二人っきりのマンションの一室での出来事ではあった。

 

人生3度目となるむち打ち。年のせいか今回が一番酷いような気がしている。一日中むかむかが取れない。内科の先生に勧められて脳外科なるところへ始めて行き、MRIを撮って貰ったが、「今のところは大丈夫ですが、1ヶ月したら少しずつ出た血液が溜まって重大な事になるかも知れません。」と脅されて、症状を見て又どうぞ、と言われてしまう。やれやれ。帰ったらあれもこれもと考えていたことが、まあやってはいるが、何だかピシパシと行かない。

全く、どこで怪我するか分かったもんじゃない。

翌日はその孫べえの初めての「ストライダーカップ」で朝早起きしてお台場まで。風邪でイマイチ不調の孫べえはそれでも頑張って、3回走った内の1回は一着。みんなよれよれになって帰宅し、一休みしてから仕事で上京していた息子と夕食を一緒に。まあ久しぶりだし、和気藹々と楽しく食卓を囲んだせいか、私にとってはこの日3回目の「もつ鍋や」が最高に美味しかった。初めてという息子も大いに気に入ったようだった。しかしねえ、なんで3人が3人みんな下手物食いなんだろう?馬刺しやユッケのような得体の知れないものを美味しそうに平らげる。こっちはひたすら鍋にかじりついていたもんだ。付いて行けないなあ~。ホント。

 

やるべき事は日々容赦なく襲ってくるが、ま、こなせていることを喜ぼう。

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