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2013年9月

2013年9月24日 (火)

真面目な一日。

午後はたっぷり公演の練習。その会場に行く前はお仕事。で帰りは練習打ち上げでパスタ屋さん。

まあ少しずつでも前に進んではいるわなあ~。

やればやるだけ良くなってきているし、練習の必要性を感じる。結局やってみて初めて解決するってこともあり、やるっきゃない。

 

出かける前は、よし、今夜は練習帰りにお風呂に入って帰ろう、と決めて準備して出かけ、お目当ての温泉に行き、駐車場に車を止め、エンジンを切り、ドアを開け、鍵までかけたのに、再び車に乗り込んで家に帰ってしまった。外気に触れた途端急に時間をかけてお風呂、という気力が萎えてしまった。それというのも、帰ってから遣ることが多いことに気付いたからだが、それで正解だった。

便利にはなったが、メールでやれるぶん仕事が増えてきたような気が、、、。ま、仕方がない。やれるだけはやらなくては。

 

なんか、暑いよねえ。

2013年9月23日 (月)

敬老の日々。

昨夜の軽いスポーツのお陰か、7時間ぐっすり眠れたので身体が軽い軽い。(体重計に乗った訳ではない。)家事もすいすい、夫の嫌みもさらりと流せる。その勢いで友人の勧めで母を連れ出し作品の展示会に出かける。SSというその建物にあった車椅子は半分壊れかかっていて、それでも無いよりはましと無理矢理押してエレベーター前。ハタと気付けば会場を聞いてない。携帯できくと、「あ、ゴメン言ってなかったね。2階よ。」というので、素直に行くもどの部屋も鍵が掛かっている。はあ?と再び電話をかけると、「あんたどこにいるのよ?」と言われ、SSと返事すると、そもそも建物自体が違っていると言われ、あちゃぱ~。

いずれにせよ散歩の延長みたいなもんだからどこでも良いんだけど、、、、とぶつぶつ言いながらも炎天下(!)再び言われた場所へと移動。道中見慣れない風景を観るのも母にとっては楽しいらしい。結局目的の会館に到着して、今度はまともな車椅子を調達。しっかり見学させて貰った。

その友人が先生をしている和服のリメイクの展示を見るのが主目的だったが、ついでに生け花や絵画、様々な創作物をも見てまわり、母共々感心しきり。これほど夥しい人が趣味の事を熱心に出来ている自体、つくづく世の中平和だなあ~と感じずには居られない。

 

帰りにその友人宅へ立ち寄りおはぎをご馳走になりながら、公演の衣装の相談をすることも忘れない。又又お世話になるって事だ。長年の付きあいで、わが母とも顔なじみのため、母も臆することなく話しがが出来て楽しそうだ。、、、母もホントは通い始めたデイサービスよりも、こうして毎日連れ回すのが良いんだろうが、私はそれが出来るほどの暇人じゃない。せいぜい週3回以上を自分に課してこなしているだけだ。、、、今できることを遣るしかないなあ~。

1時間ほどもお喋りをして、別れを告げた頃は夕日が山の彼方に沈み始めた頃。車窓から余りに大きな美しい夕日を眺め二人とも感嘆の声を何度も上げる。今日は色んな作品を見たが、この自然の作品にはやっぱり叶わないねえ~と語らいながら、、、。

2013年9月21日 (土)

今日も月がきれいだなあ~。

今日は母を筆頭に3婆を車にお乗せしてこけ枝師匠の独演会に出かけた。勿論その前に我がごひいきのうどん屋さんで、「敬老会」をするのもプラス、、、とにかく喜んでくれる、それが嬉しい。

この三姉妹は最初から最後までしっかり楽しんで、最近聞かないくらいゲラゲラと笑っていた。それを聞きながら内心良かった良かったと思いながら、こちらはウトウトウト、、、。仕事をして出かけたせいもあり、何だか疲れがでてしまって、集中出来ない。

例によって開演20分後にはぱっちり目が開いたんだけど、、、!

今日の寄席でつくづく感じたのは、「声」の大切さ。こけ枝さんは最近頓に声が良くなってこられて、粘りのあるしっかりした発声で聴衆を惹きつける。叔母たちも帰りに口々にこけ枝さんが良かったと話していたのも、そういうことかも知れない。

今日の舞台でもう一つ印象的だったのは、FMで長く活躍しているTさんの舞台度胸。マイクの前でいくら慣れているとはいえ、生の人間の前となると少々勝手が違うはず。ところがまるで水を得た魚の如く、「南京玉すだれ」をやってのけた。笑いを取る間合いもなかなかのもの。いやはや驚いた。

ホントか嘘か、ユーチューブで勉強したと言われていたが、、、、?

 

「笑いのない落語もあるんですよ。」とは以前こけ枝さんから聞いていたことだが、今日の演目の一つはそれで、いわゆる人情ものだった。こういうのになると、浪曲なんかと似てくるなあ。

ま、久しぶりに楽しい時間だった。

 

最近膝が又痛み出したので、台本チェックも終わり、お嬢が居なくなっての後片付けも少々落ち着いたので、夕食後思い切ってジムへ行って見る。殆ど半年ぶりくらいか?が、今日は土曜日であった。付いたのが9時過ぎ。プールは9時半までと言われて、まああらかじめ水着を着ていって正解だった。結局余りに久しぶりで沢山運動するのはためらわれ、20分歩きの30分お風呂で10時には帰宅しているからちょうど良かったかも。

ちょいと真面目に通ってみるか。これだけでも膝が軽いもんねえ。。。。

暑いの?涼しいの?

メンバーが凄いことを遣ってくれた。練習現場で収録した音源をパソコンでブログとしてアップし、会員のみが覗けることではあるが、それをパソコン上で聴けるのだ。こうした伝達方法だと、ホントに楽ちんで正確だ。これは今後どんどん普及していくんだろうなあ。今のところそのノウハウを教えて貰う気は無いが、その内やりたくなるかも知れない。この世界は日進月歩だなあ~。

 

それに引き替えあたしゃ本日はアナログで台本に赤を入れ続けるという作業がようやく終わった。来週から本格的な演技指導に入るわけだが、原作に忠実に、という言葉によるプレッシャーがあることは否めない。ま、今回もちぇちらしい遊びはふんだんに盛り込んではあるが、,,。

なんだかんだいっても、結局は個人がどれほど面白がるかだなあ。面白がる為には、作品を知らなくてはイケナイ。多くのメンバーが真っ白な台本をどっかに放り込んでいることだろうが、これに自分が疑問に思ったことを書き込めるようになると良いんだけどなあ~。少なくとも自分の出番の前後は覚えて貰ってると有り難いんだけどなあ。

 

時間は刻々と流れている、、、。季節も確実に変わりつつある。

2013年9月20日 (金)

なるようになる。

只今又又丑三つ時。外を後ろめたげに車が通っていく。あとは水槽の音と時折聞こえる虫の音だけ。さっきまで暑かったが、この時間になると流石に涼しくなった。

 

台本の第2稿に向けて演出上の試行錯誤を行っているわけだが、ホントに限られた予算の中でより面白いものをと考えることは至難の業だ。構想は随分前から持っていても、いざそれを形にするとなると、様々な問題が、、、、。又しても方程式を解かなくてはならないのだ。

ここでものを言うのは何だろう?、、、「楽観主義」これに限る。深刻になっても何も解決しない。「なるようになる」これしかない。

2013年9月18日 (水)

ゆるぎたるぎ再び。

昨日のブログに県と市のシステムの違いなんてこと書いたが、よくよく考えるとあの施設は県の所有物であると同時に管理システムは現在一般企業だった。そりゃあ違うわなあ~。違って当然だろう。

自由だが、お金は掛かるというのが企業で、キュークツだが、お金は安く済む、というのが自治体か。営利目的と地元貢献との違いでもあるなあ。多分この形態は今後もずっと変わらず継続していくんだろうなあ~。

 

今日も一日中バタバタと忙しく、西に東に飛び回ったが、最後は国分寺だ。そのちぇちの練習会場まで行く前に某喫茶店でM嬢と待ち合わせ。当然夕食をそこで食べたんだけど、、、、。あんなにあま~いカレーライスを食べたのは初めて。何かの間違いじゃ~~って、言いたかったが、完食。これがイケナイ。本当に美味しいと思って無いのに絶対完食。この癖をやめなきゃあ~って思うんだけど、どうも食料を捨てるというのが出来にくい。ま、痩せないわけだ。

 

で、移動中にメチャクチャ疲れを感じたので、Yタウンにマッサージに行く。するとお目当ての所は一杯で1時間待ち。そんな時間は無いので、別の場所へ移動。といっても同じ店内だ。ここには3カ所、エステも入れると4カ所もマッサージ施設が入っている。ことほど左様に皆さんお疲れなのだ。2番目のところも40分待ち。それでもやっぱり遣って貰いたいモード。待ち時間で夕餉の買い物をし、メールをしたらすぐその時間。ここで30分休んで、ようやく生き返って駐車場。次なる目的地はコンサートの司会の打ち合わせ。そのアト友人がお米を分けてくれるというので迷子になりながら新米を受け取りに行く。それからダッシュで帰宅、準備をして高速で次なる打ち合わせ場所へ。これが西に沈み行く太陽を正面に見ながらで、これはかなりきつい。慎重に前を見据えてないと目つぶし状態になる。たった一区間だけ高速に乗る癖が付いてしまった。

 

これほどエネルギーを使っても事はなかなか思うように運ばない。一つにはメールによる交渉には限界がアルという事だろうと思う。顔を見ながら、お互いの思いをすりあわしていくことこそが重要だ。文章にすると、右か左か、決定項になってしまう。今日も書いてしまうが、さぬき弁の「ゆるぎたるぎ」ってとこだ。が、そういう時間がとれないんだからしょうがない。ま、欲張りは禁物だ。出来ることを精一杯やるしかないだろう。

昼間鉄板焼き。夜みの虫。ん?

今日は県と市とのシステムの違いについてつくずく考えさせられた。どちらが良いとか悪いとかという話しではなく、まあ、平たく言えば何を一番大事に考えているか、と、何を一番心配しているか、について違いがあるということだ。そこにそれほどの開きがあるとも知らず、のこのこと出かけて初めて話しがかみ合ってないことに気付く。まあ何事も経験だが、このシステムの中で動くというのも、そこんところを理解するまで時間が掛かる。しかし、折り合いは付くし付けなくては物事が前に進まない。それぞれの立場で由とされることを探っていくしかない。

およそ、こういう中では暮らせないなあ~。アチクシの様なアバウトな人間は。さぬき弁の「ゆるぎたるぎ」がないと息が出来ない性質だ。が、こういうところで、きっちりお仕事している人も大勢居て、凄いなあ~と感心しきり。

ま、出来うれば、こういう人達ももう少し人間らしく、というか、器を大きく構えて頂けるようになると、世の中面白くなると思うんだけどなあ~。、、、あくまで個人的見解。

 

今日は病院でいつものお薬を貰う。確かに担当医と話して薬の種類を決めた。が、会計を済ませ手元にきた薬を見ると違う物が来てる。説明嬢が傑作だ。最初は「これとこれは殆ど効能が同じものです。」と説明してくれる。いつもならああそうですか、と簡単に引き下がる私が、どうしたわけか食い下がる。「どちらも以前頂いていた物で、この二つはこういう違いがあるとお聞きしていますが、、、?」するとそのお嬢さん、やおらポケットからカンニングペーパー?なるものを取りだして、こちらの目の前に広げ、効力の違いを数字で示してあると指さす。すると、残念ながら彼女の言うような同じ数字ではなく、明らかな違いが書かれてある。それに気付いて初めてご本人が納得して、「あっ、そうですね。それではこちらに変更させて頂きましょうか?」と来る。だから、最初からそう言ってるんですけど~、、、とは言わず、「ハイ、お願いします。」

ま、これで彼女は今後この手の間違いはしないだろうし、、、、と信じたい。別に命に別状があるモノではないが、適当なことを言ってはイケナイはずのお仕事だ。

 

ま、色々ある。

 

虫が鳴くなあ~。

2013年9月16日 (月)

かちかち山、今でしょ!

疲れ方が尋常じゃない。6時間の練習に付き合って、色々内職をしようと持って行ったものにはさっぱり手が着かず、結局音楽練習を聴くのみとなった。勿論ただ聴いてるわけではないので、疲れて当たり前だけど、終わってのロビー会議が又長い。みんな疲れていて(若くても疲れるらしい)進行も遅れがちで、同じ所を堂々巡りしたりとか、、、、、「帰ろう」の声が複数上がり初めてようやく立ち上がったが、ホントに疲れてる。重いキーボードをみんなで我が車まで移動して、最後のとどめだ。助手席の会長と「年だわねえ」と言いつつその声に生気がない。あちらは私よりもうんとお若いはずだが、、、。

てなことで、やりそこねたお仕事がそのまま我が家にと戻ってきた。その上追加のお仕事も増えて、、、本番まで持つのか。

 

救いは、楽団の皆さんの素敵な音楽だ。まだ完成ではないにしろ、もともと弾ける人ばかりなので、繋がるところは今でも充分伝わる。ヘングレ、難しい音楽だが、確かに美しいし、場面の表現としては最大限の表現となっている。これをものに出来た暁には、全員ホントのバンザイ!だ。

ガンバロウ。

 

今日は振り付けの人も来てくれて、かなりイメージを高めてくれたようだが、実際の振り付けが楽しみだ。

 

いよいよ本気でお尻に火がついた。

2013年9月15日 (日)

落語はブームなのか?

近頃色んな所で落語会の開催広告を目にする。わが友人知人で鑑賞会のみならず、舞台に立つことまで遣っている人がいる。この現象は一過性のものなのか?それとも日本古来の芸術に何度目かのブームが訪れているのか?

確かに何年か前の朝の連ドラに落語家の人生を描いたものがあり、女性の落語家が現れて時代を感じたことがあったが、あれ以来かな~?このブームは。

個人的には以前から落語の話芸には興味があり、一人芝居に通じる面白さを感じていたが、自分がやってみようとは思った事が無く、実は今日とある団体の寄席に出かけて、「是非ご一緒に舞台に如何ですか?」と言われ、しどろもどろのお返事をしたところ。不思議と全くこれは思った事がなかったので、面食らったわけだ。が、皆さん凄い。指導者が良いのだろうが、「暗記」はモチロンの事、まずは舞台に堂々と座る所から出来ていた。だいたい上手かそうでないかは、この最初の一礼とはじめの挨拶言葉で分かる。小さな教室ではあったが一杯の観客を前に、すこしもびびることなく、やるべき事をやってのけたのには正直驚いた。このメンバーの方は各地で朗読奉仕活動をしていて、人前で何かをすることには慣れているのは間違いない。おそらくはこの活動が落語と上手く結びついたのだろうなあ~。この人達と暮れの公演を一緒にやる事に大いに安堵した。これが出来るんなら何でも出来る!

とはいえ、まだ今日が初めての発表会、というだけあって、全く間違わないというわけにはいかない。そして、間違ったときに、「スイマセン」と謝ったりして、これって、われらがCantiamoと変わらない。が、来場のお客様はみんな暖かい人達で、そういうところでは逆に拍手で応援してくれたりする。これはホントに良い光景だった。

「これでいいのだ」の声が、又しても聞こえてくる、、、、。

 

そういえばあの森田学先生から、「オペラ事典」の分厚いのが送られて来た。お二人での共著とのことだったが、会議中にメンバーが何気なくパッと開いたところに、「落語ペラ」のことばがあって、これにはみんな大いに湧いた。そ、か。辞典に載る様になった訳だ。

 

会議の前、台風が来ているとのことで、大雨の中を出かけたら案の定又迷子に、、、。ちょっと違う道を通って早く行こうとしたところ、逆に遅くなってしまったというお粗末。

そして再び雨の中を急ぎ帰宅して、夕方からの我が家での会議に備える。かなりの雨風だったが、みんなやることとしてやってくる。流石に若い。というか、切羽詰まってきているとも言える。フフフ。

順調に諸々が決まって、パソコンなどを駆使した会議は8時過ぎに終わり、「明日もあるからか~えろ~、、」となる。そうなんだ。明日は長丁場だ。3時から9時までの練習。6時間労働だ。、、てえことは、明日の夕食は作って出かけるってことか。ふ~っ。

2013年9月14日 (土)

台風が来るらしい。

季節の移ろいに翻弄されて、身体がだるく、今夜の行きたいと思っていたイベントにも遂に行けずじまい。夫と娘と両方に行くなと止められてそれでも行くとは言えなかったのがそもそも気力の衰えだ。

で、今夜は飲む日と決めて、ど~んと眠る算段だったが、逆作用で全く眠くない。結局オンデマンドで見逃し番組を覗いたり、げんこうを 仕上げたり、、、。なんかだらだらして過ごしてる。夏の疲れかなあ~?

 

夕べは今回のチラシに載せるべきイラストに取り組んで、まあナントか仕上げたが、如何に自分がアバウトな人間かを再認識。イラストほどキッチリした繊細な手先が必要なものも無いわけで、大胆なタッチの絵は描けても、細部までキッチリというのがどうも苦手。明日の会議でこれが通過するかどうか不明だけど、まあダメなら他にも絵が描ける人がいるから依頼するしかないわなあ~。絵を描くなんてこと、真面目にやったのは何年ぶりかだし~~。お金がたっぷりある団体なら本職のイラストレーターに頼むんだけど、経費という経費をなるだけカットするとなると、こういう時間とエネルギーが必要になる。

絵を描くのは嫌いではないが、好きと出来るには大きな開きがある。好きこそものの上手なれ、なんて言葉があるが、あれは上手な人はみんな好きという意味ではないのか?まあ、好きが始めに無いとなんでも上手くはならないだろうが、、、。

あの、アニメ映画を観ても余程の繊細さがないと描けないだろうと想像する。アニメは苦手だが、かなり高度な技術が必要らしいことは知っている。昨日のFMで最近の宮崎駿の「風立ちぬ」が話題になった。が、これはオフレコだ。世の中にはあの作品群をこよなく愛する人が一杯居る訳で、うかつなことは言えないのだ。あれを見たゲストの芸術家が期待はずれでつまらなかった、という意見。これほど世の中の賛辞を受けている作品をばっさり切り捨てることが出来るのも凄いと思ったが、確かに彼女の言い分も理解出来る。アチクシもアニメの限界を感じている一人だから、「何も伝わってこなかった」という感想を持つ人がいるのもあるかとは思う。しかし、この作品はその時代を描いていて、矢張り反戦の意味合いが濃い作品だなと思ったし、もの凄い数の若者がこれを見て、少しでも戦争というものを考えるきっかけになったなら、これは大きな意味を持つことだと思う。

 

東京に帰った孫べえがどうやら早速風邪を引いたらしい。鼻声で電話に出て「みっちゃん、ユメタウンいこう?」となる。母親が説明すると、「ひこーきのればいいんだよぉ」。ディズニーよりユメタウンが好きだという3歳だ。

2013年9月13日 (金)

新人。

今日は先日のシャンソンコンサートに来て頂いた方々にメールやハガキや電話という作業。現場でお話しも出来なかった人達だが、目と目でご挨拶を交わしたというだけ。それでも歌っている間にエールを送ってくれているのを感じた。有り難いこと。

歌は結局誰かに聞いて貰って初めて完成する。一人で孤独に歌っていても、それは独りよがりの自己満足になってしまう。一人でカラオケ店に行ってしっかり歌って帰るという友人もいるが、まあストレス発散には良いかもしれない。ただ、舞台で観客を前に歌うという行為は、少なからず聴いて下さっている人々とのコミュニケーションという意味がある。特にシャンソンは内容を吟味して貰い、会話をしているという要素が強いように思う。

これは暮れのオペラ公演にも当てはまるだろう。客席と舞台は一緒にその場の空気を創っていくのだ。

今日は嬉しい電話があった。団員として入会を考えているので見学してみたいというもの。我が友人のお嬢さんだが、一度も会ったことはなく、あちらは落語ペラを何度か見てくれているようだ。で、先日のシャンソンを聴いた母親からその模様を聞いて、俄然自分も何かに挑戦したくなったらしい。

久しぶりの入会希望者に余りに嬉しくて、あたしゃ大きく出たもんだ。「アナタの人生で、これに出会って良かったと思って貰えるように、私も頑張るから、、、!」これを聞いてからからと朗らかに笑うのを聞くと、この人は歌に向いてるなあ~と思う。

それにしても母親の声とそっくりだ。よく間違われますと言ってたなあ~。

 

そうだ、お嬢も言ってた。「お母さんを見てると、年取るのが怖くないわ!」若者にそう思って貰えるように、やっぱり頑張るしかないなあ~。

2013年9月12日 (木)

ああ秋だ。

今夜の練習帰り、風に当たりたくて車窓を全開した途端、一斉に虫の声が耳に飛び込んできた。暑くも寒くもない、ちょうど良い風に吹かれながらしばし聴き入ったことだ。、、、ようやく良い季節がやって来た。

 

昨日、ようやっと居候二人を空港まで見送って、一気に楽になるかと思いきや、放置していた諸々がそれこそ一気に押し寄せてきた。まあしかし、概して静かな生活が戻ったといえようか。こうしてパソコンを落ち着いて打つ事が出来ているし、物事を邪魔されずに熟考する時間も出来た。孫べえとの別れは心配したほど劇的ではなく、ガラス越しの電話で、「みっちゃん、だいしゅきだよ!」と言われた時は流石にじ~んときたが、今日になって昼間電話で声を聴いても大丈夫だったから、まあ、いけるだろう。「ばあば、からだげんきできよつけてね!」に涙ぐんでた母も今日はデイサービスに行ってる筈。、、、みんな日常が戻ってきた。なが~い夏が終わった。

 

となると、次なる大仕事は暮れの公演だ。

とにかく、毎回オペラとなると何かが起きる。それほどに大変なことに関わっているということだろうが、年々ストレスに弱くなっていて、さてこのまま最後まで持つだろうか?と少々心配ではある。しかし、先の事を案じているばかりでは物事が進まない。足下を見ながら確実に前進するべきだ。そしていつの間にか本番が、、、というのが望ましい。

 

オペラに限らず、人間が関わる事には人間関係が最初から最後まで付きまとうものだ。これは人として生まれてきた宿命だろう。そうした中で生きている限り悩み苦しむ。何かに拘泥しつつ、しかし我を通すこともままならず、我慢と忍耐の連続を我が身に強いて生きていくのが、まあ、大人としての生き方だろう。

しかし今、「老子」の言葉が流行っているらしい。しかもその中には、あの天才バカボンの父の言葉として語られるのもあるらしい。「それで良いのだ!」なんて響きの良い言葉だろうか!?と私も以前から思っていた。、、、これは使えるなあ~。

 

今朝は朝からFM日本録り。その後レッスンをして、洗濯物を片付けているとちぇちのメンバーからメール。しばらく出していない「ちぇち便り」の構成についての相談だ。じゃあ練習に行く前に夕飯どっかで、、となって、大急ぎで家事を片付ける。

このところ練習会場に高速で行くのが癖になって、今日も約束の場所まですっ飛ばす。1区間200円なり。サンポートの駐車料金よりかなり安いと思えば、ギリギリまで仕事をしてからでも間に合うように出かけられるから有り難い。お嬢がいたころは孫べえとお風呂に入る為往復高速だったが、今夜は風を受けたいこともあって下道を帰った。大音量でCDをかけながら深夜の道をゆっくり走るのもなかなかに良い気分。頭の中はあれやこれやが渦巻いてはいるが、、、、、。

 

さあ、今夜はたっぷりねるとしようか。、、、って、既に丑三つ時だ。

2013年9月 6日 (金)

目線。

昨日は遂に買い物中に足が異常につり歩けなくなってしまった。何が原因なのか分からないがあれは初めての経験。これはひょっとして救急車か?と内心ビクッとしたが、やって来た娘に車椅子に乗せて貰ってしばらく店内を移動したらナントか元の状態に。

しかし車椅子って楽ちんだ~。どうして父も母もあれほど乗るのを嫌がったのか?今もって不思議。最近はその母もイヤがらなくなってきたというのは、そもそも本当に弱ってきた証拠かも知れない。

乗ってみるととっても新鮮な風景。孫べえと並んで同じ目線で見たわけだが、食料品のコーナーではかなり臭いが強烈だったのには驚いた。並んだ品物も何時もとは全然違って見える。

何事も目線を変えるとそれだけで変化が起きる。

人を見る目、という事を考えても同じだろう。人間は立体だ。一面からしか見てないと判断を誤る。「あの人はきつい人だ」と思っていても、ある時驚くほど繊細で、情に厚い人だと分かる。「あの人は打たれ強い人だ」と思っていても、実は内心非常に傷つきやすい人だったりする。

みんな、毎日ホントの自分をさらけ出して生きてる訳ではない。勿論それは人間関係を円滑にやっていくための処世術でもあり、自己防衛の手段でもあるだろう。

 

今朝、体調を整えるために久しぶりに行きつけのマッサージやさんに出かける。この足のつるのをなんとかしたいからだったが予想通り原因は分からないという。しかしはっきりしているのは全身がカチコチに固まっているということだけ。しばしもみほぐして貰って、外に出てからはさっき温泉から帰るまで走りっぱなし。娘が少し寝ろというが、そういう訳にもいかない。欠伸をしながら本日の15時間労働は終わろうとしている。

明後日はシャンソンの本番だ。

2013年9月 1日 (日)

長月。

とうとう9月。

余りに言い過ぎて「時間の経つのが早い」とは言いたくない心境。でもやっぱり言いたい。あと4ヶ月で今年が終わるなんて、こないだお雑煮食べたばっかりだのに。って、やっぱり食べ物繋がりだ~。

さて、昨日のピアノ合わせといい、ここ数日の慌ただしさは半端じゃない。お陰で今朝は起きられず、まあむち打ちのせいかもしれないが頭が重く、身体がだるく、声は鼻声と3拍子揃った感じ。で、10時という時間に友人からの電話でようやく起きたという次第。仕事の予約もあり、ノロノロと起きだして金魚にえさをやり、自らにもえさを与え、薬を飲み一日のスタートだ。

ところが、今日は仕事以外に3つも予定があったのだ。しかし、思い切って義理をカット。コンサート一つに絞って午後に出かけた。それさえも半分だけのつもり。ところが演奏時間が延びていて、結局思ったより沢山聴けたのはまあラッキーだ。音楽はヤッパリ良い。座って静かに耳を傾けていると胸の中をキレイな水が流れていくようだった。楽器が弦だったというのもアルかも知れないが。

あまりに時間が無く、友人からお芝居のチケットを受け取る暇もないので預けてくれているというのを美術館の開館ギリギリに飛び込んで受け取りやれやれ。まあ、これはお嬢に行って貰おう。加藤健一事務所は凄い劇団なんだけど、まあ、子供がいて見たくても見られないお嬢のために譲ることにしよう。これで今回3度目の孫べえお預かりだ。1回目はかなり「おかあさ~ん」と泣かれたが、2回目は、「たいちゃん、どうしてなみだがでないの?」とこっちに聞いてくるほどに大丈夫だった。二人でユメタウンでご飯を食べ、あとはオモチャのバスやなんかに乗るというパターン。さて、明日は家まで連れ帰ってみようと思うが、、、。

あと10日ほどで東京へと帰っていくこの二人。孫はいて良し帰って良し。ほ~んと。ふ~っ。そういえば台風も来てるとか言ってたなあ~。

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