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2013年8月

2013年8月28日 (水)

花火、三度目の正直。

ホントは土曜日だったという津田町の花火大会が雨天順延で月曜日に行われ、それを知らせて下さった陶芸の師匠共々4人で津田の海岸まで歩き、かなり間近で打ち上げ花火を鑑賞した。今までにない音と迫力に3歳の孫べえも大興奮。たっくさんの人々が海岸の堤防に腰かけて三々五々楽しんでいたが、、、、それにしてもこの日は今夏3回目の花火大会。昔からこんなにあったっけ?月末には塩江でもあるらしいし、勿論西讃にも大きい花火大会があったと聞く。あれほど完全な消耗品も無いだろうし、昔得た情報では金額も相当掛かるようだが、、、。あんなに刹那的な遊びに多額のお金を投じられるご時世なのかしら?と疑いたくなる。ま、やれるから遣っているんだろうが、、。

しかし、同じデザインの花火が多々あったのは、少々興ざめ。ただ、考えてみるとそれも経済的な意味合いがあるのかも知れないなあ~。

 

本日は孫べえを自転車に乗せるというので空港の側の子供の国へと乗せていき、こちらは車内で仮眠を少々。20分ほども寝ただろうか?やおら重たい身体を持ち上げて現場へと移動するも、あまりの暑さに辟易。しかし3歳はまるで天国にでもいるかのように元気溌剌、その母親を叱咤激励して変な車に次々と乗ってははしゃいでいる。こちらは見学を決め込んでいたのに、母親が屋根付きの車だから一緒に乗ろうとしつこく誘うので、仕方なくチケットを購入。やれやれ。

汗をかいたからと近くの温泉に行きホンの30分ばかり入浴。ホントはもっとたっぷり入りたかったが、一度帰ってちぇちの練習に出かけなくてはならない。帰路に付いたらこれがどうしたわけかもの凄い渋滞。結局スーパーに立ち寄り大急ぎで夕食の準備をして練習会場へと駆けつけたが、遅刻。「ちこくって、な~に?」と聞かれたので、時間に遅れること、と答えると、「おくれたら、しかられるの?」ときた。叱られはしないけど、みんなに迷惑かけることになっちゃうでしょ!?と言うと、「めいわく、ってな~に?」と際限がない。ホントはしっかり付き合いたいのだが、その時間も無い。適当にあしらってバイバイして国分寺まで車を飛ばす。

 

しかし、こうして音楽に救われている。どんなに大変な思いをして行っても、終わった頃にはすっきりしているから不思議だ。今日は会場が少し狭かったせいもあるが、部屋中にみんなの声が満ち満ちて良い感じ。

長く事情があってちぇちから遠ざかっていたA君が復帰してくれて、、、、それだけで元気が出る。彼には多分私が最も力を貰う事になるだろうが、あの緻密な目が欲しかった!頼もしい助っ人だ。

 

さあ、暮れには季節外れの打ち上げ花火だ!

2013年8月27日 (火)

コオロギの嘆き。

いやあ~~~忙しいを通り越してる。あまりの事におよそ4日ぶりに会った母が溜息をつく。「あんた、ホントに大丈夫な?」

大丈夫かどうかは、走った最後でないと分からない。まだ、残してることがある。今週中にはメドが立つ予定。が、その件が終わったら次の事が控えている。その次はあれ、その次はこれと、、、暮れの公演まで予定がビッチリ。久しぶりにお会いしたT先生は偶然我が手帳をのぞき見て、「その手帳はアナタだけのスケジュールですか?ご主人のも一緒に書いてるんじゃないですか?」とマジな顔で聞いてくる。「いやあ~~、驚きました。毎日が余りに暇で、手帳に書くことが無くて、恥ずかしいから晴れとか曇りとか書いてる私からすると、信じられないですねえ~」となる。実ははこれでもまだ短歌の締め切りとか書いてないんだけどなあ~。

最近外国赴任から帰国されて、悠々自適の日々を送られているT先生からすると、そりゃあ信じられないかも知れない。毎日殆ど引きこもり状態で、自家菜園が仕事の全てといった生活のこのお方。私は逆にとっても羨ましい。先日ご自宅に初めてお訪ねしたが素晴らしい生活。小高い丘の上から見晴らしの良い田園風景が拡がる。静かでゆったりとしていて、、、、あの長い廊下、そもそも平屋造りが良い。堀ごたつ風のお部屋で吹き抜ける風に当たりながら美味しいお茶をご馳走になり、慎ましやかな奥様のしかしユーモア溢れるお話しをお聞きしながらしばし過ごしたが、去りがたい想いの中次なる予定へと出発。、、、ここにも理想的な暮らしを見た想い。

 

考えてみると、多分半分くらいはしてもしなくても良い事かも知れない。私がそれをしないからと言って、誰も咎める人は居ないだろう。したからと言って、誰かにお褒めに預かることもない。まあ、喜んで頂けているようではあるが、、、しかしそんな事とは無関係に何かに突き動かされるように動いている。そういう自分を高いところか見ている自分も居る。その自分が「まだやれるんじゃない!?」と笑っている間は、多分まだ動けるんだろう。近頃同居中の3歳が、「ボク、ガンバル」というのを聞きながら、一緒に合唱することしばし。そう、頑張るんだ。

 

さて先日来、原発の汚染水の問題が色々取りざたされているが、ニュースを聞く度に腹が立ってくるのは私だけだろうか?地下水という、自然が与えたもうた神の恩寵に生かされてきた人間が、むざむざそれを汚してしまったという罪。過去形ではないこの大きな罪を、一体どう考えているのか?どう解決しようというのか?何を置いても一番に解決しなくてはならないはずのこの問題を、新聞各社の扱いがばらばらなのも気になる。それ即ち一般ピープルの考え方のばらつきだろうから。

、、、今年も遂にコオロギが鳴き始めた。

2013年8月20日 (火)

大切なこと。

出来ない事を数えるのではなく、出来たことを喜ぼうと、近頃考えるようになった。即ち、出来ない事が増えてきたためだが、これは老化に対する「居直り」でなく、「受容」だと思う事にしたのだ。

それに引き替え、子供には日々「出来ることが増え」「言葉が増え」思考回路が充実してきている。これを目の当たりにするということは単純に嬉しいが、この子達の一生を考える時、唸りたくなるのも事実。これから先どんな世界が彼らを待っているのか、どんな海原にこぎ出していくのか、その想いで眺めていると気が遠くなる。彼らの行く末を知りたいような、知りたくないような、、、。

 

昨日は陶芸教室に孫達を連れて行き、初体験をさせたが、当初のもくろみからは外れたようだ。作品を作るどころか、粘土で遊ぶことしか頭にない。にもかかわらず師匠に手厚いおもてなしを受け、申し訳なさで一杯になったが、頂いたそうめんやお寿司を子供達は何時もに似合わずたらふく食べ、幸せ感を満喫した半日だった。良い想い出になったことだろう。

 

今日はあるレッスンを見学させて貰ったが、身体が楽器だということがとてもよく分かるレッスンだった。そしてオペラの場合、感情をどう歌い込むかが一番のポイントだということも、、、。

レッスンは大切だ。

 

 

明日はどうしても短歌12首を完成させなくてはならないなあ~。

2013年8月16日 (金)

パーティ。

集うという事はやっぱり良いことだ。知らない人とも深くはないが、会釈を交わす程度の人間関係は生まれる。そしてそう言う人々と又どこかで会釈を交わすことが重なり、だんだん密度の濃い関係へと発展する。勿論、そうはならない人達もいるにはいるが、というより殆どの人がそういう関係で終わってしまうことが多いのだが、中にはこれがきっかけで、永いお付きあいになる場合もある。

数日後には再びNYへと帰って行かれるK画伯のお別れパーティに、我が家族と友人が招かれて延々と続く集いの中に混じったわけだが、今日は珍しく持ち寄り会ということで、この趣向は50人以上参加するような会の場合結構面白いことになった。バーベキュー以外に思いがけない珍しいものを頂いたり、それぞれのアイデアが生かされた料理がふんだんに出た。例えば山椒の実を混ぜ込んだおにぎりとかも美味しかったし、はるばる鳥取から来たパン屋さんの美味しいサンドイッチや本場から届いたカツオのたたき、寿司やサラダも個性的なものだった。満腹状態の時にピザなんかが届いたが、とてもじゃないけど見たくもない状態。ま、バーベキューを少し手伝って焼いたりしたからねえ。

わが子達も、すぐ近くの嫁りんの実家に子供を全員預けての参加での~びのび。久しぶりに思いっきり飲んでいたようだが、すぐに現実が待ってる。3時間ほどでお別れをして退散し迎えに行った先では3歳児が飛びついてくる。何事も無くスムーズなお預かり保育だったようだ。嫁りんはこの手の資格を持っているので安心はしていたが、流石!

アチクシはノンアルコールで通したが、いつも飲んでいるため今日は色んな人にかなり驚かれたもんだ。

 

う、明日は朝8時に予約が入ってるなあ~。

まだ明るいときから始め、瀬戸内海の美しい色の移り変わりを眺めながらの優雅な一時だった。

2013年8月14日 (水)

花火。

昨夜は高松の花火大会。出かける気力もなく、裏の二階から眺めたが、見えるのはまあ小指の先ほどの大きさか。我が家の前でほんの10本ほど花火をやってからだったが、どうやら3歳児にとってはこの小さな子供用花火の方が魅力的だったようだ。

ところが、本日は違った。弥勒公演に上がる花火を、同窓生のお家の庭から眺めたのだが、これは素晴らしかった。色と形と迫力に大興奮の孫べえ。いやいや、大人達も興奮度では負けてない。やんやの拍手と歓声の中で、約30分のドラマは終わった。

花火を見る前はバーベキューをしっかり頂き、今年からカラオケも持ち込んだ人が居て、これがプロはだしの音響さん。大いに楽しんで、孫べえまで「歌いたい」と言い出す始末。結局「ウルトラマン」をマイクでアカペラで歌ったが、拍手と口笛の嵐にまんざらでもないというポーズ。こりゃあ、癖になるかも知れないなあと爆笑につぐ爆笑。やっぱり子供って、さらっていくなあ~。

 

今日はそこへ行く前に三越での「機関車トーマス」特別展なるものに付き合わされたが、並んだ椅子の隅であたしゃ10分ほども仮眠した感じ。、、とにかく、こちらが我が母に子供達の面倒みて貰ったときと一回り年齢が遅いんだからねえ。こちとら、疲れて当たり前。ま、可愛いから遣っていけるんだけどねえ。

 

 

しかし、なんでこう花火って、いつまで経ってもすたれないんだろう?

2013年8月13日 (火)

♫ まいにちまいにち おいらは鉄板の~上で焼かれて、、、

連日の猛暑に、日々取り入れるのは水とタンパク質と孫べえのエネルギー、、、てなもんで、なんとかかんとか体力を保持しているが、ちょっと気を抜いたら救急車のお世話になりそうで怖い。日々のスケジュールをこなすことでかろうじて生きていることを実感している。

さっきも夕飯の食材を買いに出かけたら車の中の温度計は41度。走っても走っても39度から下がらない。平熱の低い私の病気のときの瀕死状態の数字だ。一体いつまで続くのか?

 

先日、亡くなられたI先生の最初のお弟子さんGさんのディナーショーがあった。会場にはご本人始めたくさんのI先生を知る人達が来場されていた。思わず駆けよって、「先生、いなくなっちゃったわねえ。寂しいわあ、、、」と目に涙で握手を求めて来られる方も。我々の指導者のお一人T先生も「彼が居なくなって寂しいですなあ~、ま、次は私でしょうが、、、、」と言われたり。「又ゆっくり話しましょう。」と仰る方も、一様にI先生の生前のことに思いを馳せておられるようだった。

一緒に歌ったテノールはイタリアからの人で、曲は殆どI先生の愛唱歌。聴きながらじーんとしてしまったが、同じ思いを口にされる人もいて、、、、。

人は、亡くなって初めてその偉大さが分かると言われるが、このI先生がまさしくその例だろう。ホントに色んな人の心に残る人だったに違いない。私たちにしても、何かにつけて先生の言葉が思い出され、こんな時先生ならこう仰ったに違いない、と思いながら前に進んでいるのだから。

 

短歌の一年に一度の夏の歌会もあった。参加することに意義あり状態で、何時もに似合わず昼会席に付いてくるビールも飲まず、真面目に座っていたがどうしても集中力に欠ける。しかし、こうした中でも懐かしい方が色々声をかけて下さり、何をやっても「人間」だなあ、と思い知らされる。短歌を遣っていなければ、絶対に知り得なかった人達とのこうした交流は、捨てがたい関係となってきている。歌はさっぱりでも、個人的にはこうした意味での収穫があるのが現状だ。何を遣っても、どこに行っても、人間関係だなあ~。

そういえば、お嬢も早産で入院中に同室だった人達と、帰省する度に集合してはランチしている。環境も生い立ちも年齢も何もかもが違う人達が、だからこそ愉快な仲間として付き合っているらしい。

 

ちぇちの公演も着々と進んでいる、、はず。まあ、楽団は既に2度ほど合わせたし、音源制作者達も土曜日に我が家にやってきて、たっぷり時間をかけて製作していた。

楽団は、素晴らしい音色に、おお、流石に難曲だけど美しいなあ~と嬉しくなったもんだ。オペラは総合芸術。全く。これに出演者達のさまざまな要素がからんで、よりすてきな空間が生まれる、はず。

 

明日は中学の同窓会兼花火大会鑑賞。ついでに娘親子も参加させて貰うことに。これはわれながらグッドアイデア。一石二鳥だ。

金曜はとあるパーティに家族で参加。土曜日は仕事以外に伴奏合わせなどあり、夕方から母を伴い孫全員と海の予定。帰宅を待っているのは間もなく挙式のYさん達。次の日はあの小濱妙美さんのソプラノリサイタルだ。この日は午前中に朗読グループの方々と合同練習してそのまま高速で移動の予定。その次の日も次の日も、、、ず~っと手帳は真っ黒。

私、ホントに大丈夫?

2013年8月 1日 (木)

ミックスジュース。

信じられない勢いで時が過ぎている。

何かしら大きな忘れ物があるような、触れられない空間を抱えているような、考えなくてはならないことがあるような、そんな思いの中で、時間だけがスルリスルリと過ぎていく。

目の前に処理すべきことは厳然として規則通り並んでいるし、どれもこれも何一つ残さず処理している。出来ている不思議、、、、。

例えば、「風立ちぬ」のアニメを観た。とある丘の上のインテリアショールームでのヴァイオリンと歌とピアノの演奏会にも出かけた。FMの収録では久しぶりに大物歌手との対談も済ませ、彼女をマスコミ各社にお連れしたりもした。シャンソン教室も何時ものように賑やかに進行し、発表会の段取りも決めた。終わってドアを開け、照りつける太陽の真ん中に出た途端一瞬クラッとしたが、行き交う車の間を縫って道路を横断することも出来た。公演まで4ヶ月になったちぇちの方も、いよいよお尻に火がついた。楽団との連絡や日程調整、予算関係の書類の作成も佳境に入った。

おお、そして孫べえだ。

日を追う毎に自分の身体の一部になって行くかのような親密度に、いまから離れるときの心配が時々頭をもたげる。おそらく今だけなんだろうが、やたらなつかれて、、、、この子が成人するまで生きてみたいと思ったりして、、、。

今日は後部座席で何時ものように親子がじゃれ合っていたが、お嬢がわざと子どもに嫌がることをやって頂戴と無理強いした。その時のこの3歳児の答え。「だめっ!たいちゃんはね、いましずかにおそとをみていたいの。だからむり。」なぬ~~??その答えはなんだあ?とあっけにとられてミラーを覗くと詩人よろしく車窓の外を眺めているではないの!あっちゃあ。今時の子供って、そうなの?と言いつつ後は爆笑に次ぐ爆笑。

、、てなことで、私の毎日はミックスベジタブル又はミックスジュース。頭の中も、、、!?

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