« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月

2013年6月29日 (土)

コンサート、コンサート、コンサート。

今年も我々の公演に出てくださるバレリーナのYUKIさんと打ち合わせ。台本をお渡しして説明すると、明るく「嬉しいです~、よろしくおねがいしま~す」と言われると、頑張らなくっちゃ!!と思えるもんだ。さて、舞台で彼女をどこまで美しく出来るか。今から楽しみではある。

朝抜きだったため、迷わず並びの喫茶店へ一人で入り、「日替わりランチ。麻婆茄子」ランチを注文。すると後ろの席から聞き覚えのある男性の声が。ああなんだ、Kアナだ。手を振るとこちらに気付いて駆けよってきてくれて思わず握手。「ゴメン、最近目が悪くなって!」とは彼の言葉だが、正直私だって見えた訳ではない。お顔はボンヤリだったが、声が紛れもないあのお方。「スグに分かったわ~」と言うと、「これでもかなりセーブしてるんだけど、、、」と言う。しかしまあ、職業がらではあるが良く響く良い声だ。アチクシが新婚時代、夫の会社の新入社員として我が家に訪れてくれて歓談した仲だ。あれから40年以上が経っているが、時々色んな所で出会うとこういうご挨拶。しかし、この40年は色んな事があったなあ。綾小路君麻呂ではないが、あれから40年。。。。感無量だ。

近くまで来た友人Tさんもコーヒーを飲みに立ち寄ってしばしお喋り。1時に別れて次なる目的地、コンサート会場だ。大きなホールだのに集客が良くできていて、スグに会場が埋まったが、まあ良い席が取れてお誘いしたYさんが遅れてきても大丈夫だった。終演後近くのハンバーガ屋さんに行き、冷たくて美味しいものを頂く。尽きないお喋りに花を咲かせているとさっきの演奏会の指揮者が入ってこられる。で、あり得ないほど凄いテクニックの演奏家が明日ご夫婦で演奏しますよと言われ、我々はその場でチケットを購入、今日明日と連チャンの演奏会鑑賞となる。ま、これもご縁だ。

 

、、、ということで、手帳の空白は又しても埋まってしまった。

2013年6月28日 (金)

笑う角には福が、来るか?

本日とある申請書を県庁に持参。案の定迷子になりそうだったが、自分のことが分かってきて無駄な動きはしないことにした。どうするか?一番に「受付」を探したのであ~る。これが大正解で、自分が「あっちか?」と思っていた方と真逆の場所だった。やれやれ。

 

実は今日は母ともども三婆をランチにお連れしたのだが、自分に予約客があって3時には帰りたいが、皆さんお話しが弾んで時間が無くなってきたので、中座して急ぎ書類を提出して又迎えに戻ったのだ。

この山の上のホテルレストランは何より緑が良い。話しの途中でも時々それを眺めてはボンヤリしてしまう。ま、母の姉妹の会話だから、大昔のことが多く、中には既に知っている話しもあってじっくり聞きたい話しばかりでもないからではある。

今日は三人三様の結婚を決めた決定的瞬間の話しとなり、これはこれで面白かったが、、。信じられないが、叔母は一度も相手の顔を見ずに結婚したそうだ。さりげない話題が次の日には親の見合いとなり、その次の日には婚約となり、その二日後には結婚式だったという。挙式もそこそこに満州まで渡ったと言うから凄い。傑作なのは「鏡は女の命」と言われ、鏡台を胸にしっかりと抱えて行ったそうだ。叔母よりも早く台湾に渡った我が母は、戦況が違ったのだろう。チャンと家具屋さんが荷造りをして送ってくれたそうだ。現在84,90,93歳のこの三姉妹の辿った人生の波瀾万丈ぶりは半端じゃあない。きっと小説にしたら面白いだろうなあ~。

 

天候のせいだろうか?今日は良く笑った。ランチの時もだが、来店のお客様とは喋りながら涙が出るほど笑った。とどめは夕食後、なんだか疲れて横になってテレビを見ていると、どこもかしこも面白くない番組ばかり。BSにしたら見たこともない韓国ドラマが流れていて、そういえば友人Kが最近はまっているのがこれだなあ~とリモコンを持ったまま見るともなく見ていると奥から出て来た夫が言う。「又英語のドラマを観てるんですか?」とひやかしたつもり。「あのね~、これ韓国語なんですけど!?」と言うと何故か驚く夫。近々海外に行く予定の夫はこのところ暇さえあればNHKの英会話の教材を片手にその番組を見ている。にもかかわらず、韓国語か英語かの判別が出来ないって、どういうこと?と言いつつ二人してゲラゲラゲラ。そこに息子から電話。「なんかどっかの靴屋さんから、はきものらしきものが届いたけど、もしやおやじが送ったの?」という内容だったが、勿論こちらは知るはずもない。電話を代わるとなんのこっちゃ!パソコンから注文して送り先を息子の方と間違えて注文したようだと判明。おいおいおい大丈夫?てなもんだ。、、、こうなると夫が先かこっちが先か、、、、って、何を競争してるんだか!?ふ~っ。

2013年6月27日 (木)

感じの良い言葉。

昨日は今回ゲスト参加で出演して下さるOさんが練習に来て下さって初めて一緒に歌って下さった。その洗練された美しい歌声にみんなの緊張はいやが上にも高まる、の感。

しかし、これは非常によいカンフル剤だ。いつもテキトーに歌っている人もこの日ばかりは真剣に集中力を高めて歌った。ホントはいつもこうでなくちゃ~と思うんだけど、どうしてもマンネリ化するからねえ~。

腰が低く、あくまで謙虚なOさんだったが、さすが~という歌唱力。これは暮れの公演が楽しみになってきた。

 

ところで私の友人でいつも優しい言葉遣いの出来る人がいて、常々真似しなくてはと思うのだけどなかなかそうはいかないでいる。その友人とは短歌でも一緒だが、こちらの方は彼女にとってもなかなか難しいらしい。ただ、彼女の声にはその性格の柔らかさが出ていて、豊かな歌心にはいつも感心する。この歌心はいつか短歌でも花開くかも知れない。

 

言葉とは不思議なものだ。メールという無機質なやりとりでも、日本語の使い方でどのようにでも変わる。

今日、とある音楽家のお嬢さんからメールを頂いた。父上とは長いお付きあいだったがこのお嬢さんとは今回のメールが初めてのやりとり。昨年若くして亡くなられた父上には、この団体もお世話になっていたことをお知らせした事に対して、「父が昔関係させて頂いておりましたこと、私も何かのご縁を感じます。」というお返事メール。思わずうるうるしてしまった。若い人が「縁」という言葉を使うこと自体嬉しくなってしまう。「私もお会いできますことを、楽しみに、、、」と続くこのメール。思わず天国のあの方に、「素敵なお嬢さんにお育ちですね」と声をかけていた。文章の終わりには私の体調を気遣うお言葉も添えられて、、、。

しかし、時は流れたなあ~。完全なる世代交代の時代を迎えた感がある。

 

さ、明日は又また老人会だ。3婆を伴って花○海にランチだ。私もせいぜい優しい言葉を使ってくるとしよう。

遺伝。

お嬢に出来心でパンツを4枚も買って送った、が、全部サイズが合わず、、、、と悲しい電話。実は閉店セールで一枚500円なりの代物。ではあるが、そういうこともあろうかと、本人の申請を無視してMとL両方送ったにもかかわらず、これだ。

やっぱ遺伝なのかなあ~?わが母も若い頃は結構太っていたし、、、、、送ったものをつるして眺めながらダイエットせよと勧告しておいたが、ムムム。

しかしホントに遺伝なら、このアチクシはもうそろそろ横幅も高さも減ってくる筈。まあ若い頃から3㎝も減ってはいるが、、、そうか、日光浴が足りてないというのは本当なんだろう。

明日こそ早起き、、、と思っても、これから書類を一つ作成しなくてはならない。メルアドを転送したり、会計とのやりとりもある。こういう事を全部明日の朝にすれば良いのかも知れないが、なんとなく朝は、家事をする時間になってしまうからねえ~~。しかも中断させられることも多い。てなことで夜になっちゃうなあ~。

 

今日も練習後にロビー会議をやっていたのだが、若者達も日中の仕事のあとの練習が祟り、一様に眠気と闘いながらではあった。彼女たちは深夜に帰宅して、朝も早くから仕事なんだ。やっぱり若いんだねえ。

2013年6月26日 (水)

ちょっといい話。

今夜は今回楽団に入って下さる方と打ち合わせだった。我々の運動に殆どボランティアでご協力頂ける演奏家の方だ。いつもながらこういう人達の応援で成り立っているのが「落語ぺら」なのだと思うと感謝しても仕切れない思いだ。これでほぼ楽団員の構成は決まった。

その方が、「先日のサロンコンサートに、知り合いの人が行って良かったと言ってましたよ。」と言われる。なんでも新聞を見て思い切って出かけたようだが、「行って良かった。」というのがその方の感想だったとか。なんと有り難いお言葉。そしてそう言う方が、この演奏家とも繋がっているというのは,これ又二重に有り難いことだ。あなた、よくそんな団体と出来るわね!?と言われたりしたら一巻の終わりだった。ホントにどんな演奏会も気が抜けない。

今回のサロンコンサートは冒険で初めての会場だったが、そうやって新聞で見て来てくれたり、通りがかりだったりと、いつものお客様以外にもちょうっと層が違う方も来て下さったようだ。,,,会場費がお高い以外は良い場所だったんだよねえ。

 

 

明日から出張だという会長をご自宅までお送りして帰宅したら今夜は早めで10時半。昼間チョイと働きすぎたせいで、なんだか動作がのろい。あれもこれもと思うばかりでちっとも身体が動かない。先日の検査で骨密度が低いと言われたから、朝型の生活に変えようと思うが結局はこうして丑三つ時までなんだかんだとやってしまう。

昨日台本が完成し、メンバーがその印刷に走ってくれたので、いよいよ明日の練習から本腰だ。およそ2ヶ月遅れのスタートだが、結局何時ものペースということだ。いつもとはかなり違う試みがなされるが、ま、なんとかなるだろう。

 

この超が付く忙しさの中で、ギリチョンで短歌12首も提出。これは奇跡だ。,,,落ち着いて短歌を詠む時間なんて一体いつ訪れるんだろう。入院でもしない限り無理かもねえ。

2013年6月23日 (日)

お見舞い、そしてコンサート。

昨日ピアノの演奏会に出かける前に、手術が済んで三日目のI元会長のお見舞いに行く。思ったよりお元気そうになられて、これなら案ずるより産むが易しの結果になったかと一安心。病室とは思えない程みんなでケラケラと笑いながらの一時を過ごし、そこからはるばる飯野山の麓までドライブだった。

 

このTさんというピアニストは大学などの支援で音楽講座を何回も開いていた人で、非常にユニークなピアニストと言えるだろう。

何がユニークか。おそらく来場の観客はきっと驚いたことだろうが、喋るピアニストである。普通は演奏が精一杯で、トークなどとんでもないと思っている演奏家が多い筈。ところが、このお方は通常プログラムに書いていそうな事柄を懇切丁寧にトークで説明してくれる。そうすることで演奏する作曲家や曲が作られた背景を、個人的感情と共に表現されるので、聴く人にはその思いが伝染して彼女の感動が直に伝わってくる。彼女が作曲家の運命を悲しめば、観客もそうなる。作曲された状況に彼女が同情すれば観客もそうなる。、、、そうして実際昨日は彼女が感極まって涙涙となり、ショパンの「別れの曲」を弾き始めるとあちこちですすり泣く声が、、、。

まあ、これには異論を唱える人も居るだろうが、、、、例えば、そんなこと喋らないで、技術で表現するべきだ、、とかなんとか。でも、と私は言いたい。それはその作曲家を熟知している人ならそうだろうが、一般の人は殆どそこまでの知識はない。知識無くして演奏を聴く場合、余程感性が優れた人でも、その音楽を理解するのは技術に偏るのではないかと思う。あの人は上手いとか下手という評価だ。

しかし、ああして作曲家の生き様を紹介してもらい、どんな思いで作曲された音楽であるかを知らされると、一気に鑑賞の心が変わる。音楽が何重にも心のヒダに入ってくる。

結局は人の手を通して、人の心に訴えかけるのが音楽だ。とすれば、このTさんのやり方は多くの人に歓迎されるのではないだろうか。、、、、が、これって、誰にでも出来ることではないだろう。あの膨大な量の曲を全て暗譜して、尚かつ曲の合間で全く次元の違うことをやるというのは、、、超人と言わざるを得ない。

そしてもう一つ。我々はよく演奏会に出かけるが、演奏家がどういう事を考え、何を想って演奏しているか、というところまで知る事が出来ないのが通常だ。ところが昨日で言えば、これは全く手に取るように演奏家の心が分かったという点。その曲の何に惚れて、どこに共感し、どう表現したいと想っているかが分かっての鑑賞となった点は非常に素晴らしく感動的だった。

まあご本人も仰るように、ああいうサロン形式の演奏会ならではの試みであったかも知れないが、こういうことを少しでもホールの演奏会に取り入れて欲しいと思ったのは私だけか?同行した義妹もよく分かって楽しめた、と言ってたのをみると他にも同じように感じた人が居るのではないか。

 

はるばる遠くの会場まで出かけたが、こういう時間もいいもんだ。

2013年6月20日 (木)

雨、そして台風。

恵みの雨が降り続いている、その上に台風まで、、、が、こう続くと早速不安を感じる人も出てくる。渇水と洪水の不安にさらされている讃岐平野。これほど科学が進歩してもこういう点は余り変わってないとつくづく思うなあ~。

 

今日はちぇちの創設者I元会長の手術の日だった。無事終えられたとの一報が入り一安心。その会長の教え子でイタリア在住のGさんのディナーショーがあるとご案内電話が入る。前回は10年前で、その間に沢山の人が亡くなられたり入院されたりしていて、随分お客様が変わります、とは母上のお言葉。成る程ねえ。そうだろうなあ~。一昔とはいえ、矢張り10年は長い。向こう10年を考えてみると、どれほどの人とお別れしなくてはならないのだろうか、、、勿論自分の死だって大いに考えられる。

昨年亡くなられた身近な音楽家のお嬢さんが今回ちぇちの楽団に入って下さるとのこと。時代は確実に移り変わっている。

 

M君の奮闘の結果、ようやく台本が完成したのはめでたい。来週は全員に配布されるが、いよいよ本格始動だ。本番まで体力精神力が持つか。、、、、持たさなくては、、、。

低空飛行の昨日今日。

三隣亡にちがいないと思える昨日、FM収録を無事終え、その後台本の打ち合わせ。まずはランチを食べた中華やさんが評判どころかヒドいカスカスの「ピリ辛麻婆豆腐」そのあと入った喫茶店がランチもやっていたと、着いてから分かった。こっちの店の方が雰囲気も良いし、きっと美味しかったのではないか。と思った。

ここでかなり念入りににディスカッションして一段落し、帰宅してあれこれ家事をやっていたが、母との約束を思い出し急ぎ迎えに行く。母の用事を片付けて送り届けて買い物に行こうと車を回し、バイパスを走っていると、信号で止まったお隣の車の人がジェスチャーで「車がパンクしてる」と教えてくれる。あっと思ったが、拝むポーズで御礼をしてそのまま走るしかない。スーパーの駐車場までドキドキで走ったが、多分このタイヤはもうダメだろうなあ~やだなあ~、と思いながらであった。

ところが来て貰ったJAFさんは、そのタイヤとは別のタイヤに大きな木ねじがささっているのも発見してくれた!!何てこと!信じられない。一体どこで?と考えたが、このところ我が家の近辺では至る所が工事中で、新築の住宅も随分建っている。こういうものがあちこちにありそうな気もする。定かではないが、、、。いやはや、こうなったものは仕方がない。丁度車検の時期でもあったので、修理工場に出すことにした。ついこないだ車の修理をしたところだったのに~。

 

がっかりして帰宅し、修理の段取りを付けたところにとある方から一本の電話が。ある人物についての性格について知りたいというものだった。どうやら社会のトラブルメーカーとして相変わらず君臨し続けているらしいその人物は、実は大昔にこの団体にもいたことがある。その為訊いてこられたのだが、、、、余りに長い間会ってない人のこと。言えることにも限界がある。結局もごもごもご。

その人を含め、周辺には大なり小なり精神を病んでいる人のなんと多いことか!?世の中ストレス社会というが、これだけ心療内科に通う人が多いところを見ると矢張りそうなのか?

卵か鶏かの話になるが、孤独と関係があるように思う。孤独が精神をむしばむのか?それとも精神がやられて、孤独になって行くのか?

そのためにちぇちのような団体が存在する意味がある、と思うのは私だけ?

 

今日は朝から車を代車に交換し、シャンソン教室だ。年内の発表会に向けてボチボチ準備。ここでも、人間関係のトラブルのお話し。人の足を引っ張る人の事が話題に出たが、、、、悲しいねえ。どうしてかなあ~?みんなで人生を楽しめば良いのにねえ?他人が楽しそうだと自分も楽しくなる、、、という構図は想像できないのかなあ~?

 

さて本日、午前様にて帰宅。練習後の会議のせいであった。案件が多いのあったが、深い内容でもあり、疲れからペースが段々ゆっくりになって行ったのも遅くなった理由だ。

土砂降りの雨の中帰る途中、ラジオから流れて来たお話しの中に、加齢による「声帯萎縮」についての話しが出ていたのは、思わず音量を上げて聴いたもんだ。知らなかった。声帯にも皺が出来るんだそうだ。で、その解決法として「歌う事」が一番良いとその方は話していた。特に喉の奥で!!萎縮すると誤飲が起こり、肺炎に繋がったりすると言うから、しっかり歌わなくては!!

 

それにしても、雨の中の深夜ドライブも悪くない。少々むち打ちが出ている感はあるものの、一気に気温も下がりホッとする。ま、その内又異常な暑さになるんだろうが、、、。おっと丑三つ時だ。寝るとしよう。

2013年6月17日 (月)

コンサートの顛末。

昨日はサロンコンサートで、エネルギーを使い果たし、打ち上げでしたたか飲んで帰宅してパソコンメール一つ打ってちょっとと思って横になったのが間違い。夫が帰宅しても立ち上がれない。そのまま寝ていたらいつの間にかタオルケットが掛けられていたりして、、、。結局深夜にのろのろと起きだし、お風呂にどうやって入ったかもオボロ。

で、本日は朝からシャンソン教室だ。しばし記憶が飛びそうになる中、踏ん張って大分時間をオーバーしたが一応終わる。

近くの高齢の一人暮らしの方をお迎えに行き、施術後お送りして花に水をやり金魚にえさを遣った頃には再びエネルギー切れ。いや~、年を感じるなあ~。

 

昨日は色々と初めての試みで、まあ、勉強になった。平均年齢はちぇちよりは高いと思われる朗読グループの方々とのコラボは、あの方達の凄いパワーのお陰で成功したように思う。年齢が近いというのは、団結しやすいということもあるだろうが、ホントにがっちりとしたチームワークだ。打ち上げではその真価を発揮して大いに場を盛り上げて頂いた。ちぇちの若者達もすっかり引き込まれて賑やかな打ち上げとなった。で、まあ、アチクシもついつい飲み過ぎたかも~。やけ半分だが、、、。

この方々と暮れのオペラが出来るのは今から頼もしい限り。さて、どんな役割を担って貰おうか、、、。

今日になって、「あんな楽しい演奏会が無料とは驚きました。もっとレベルの低い会でも高いお金取るところがあるのに、、」なんぞといってくれた方がいて、お礼を言いつつ内心忸怩たるものが、、、。まだまだ反省ばかりだ。

今回もはるばる岡山からご参加頂いたYさんの歌唱力は又磨きが掛かり、麗しいものとなっていて、楽屋に訪れて賛辞を述べてくれた人がいたのもさもありなん。Yさんのご主人もスマートな司会振りで奥様の演奏をサポートされてて流石~って、ところ。ご夫婦でこうして真剣に歌に取り組んでいる点で何時もながら頭が下がる。ちょっとそんじょそこらに居ないカップルだろう。

 

しかし、今回のこのホールについては色々と問題点が多く、立地条件以外は必ずしも我々にとって良かったとは言い難い場所だった。前回の場所の3倍近くの会場費にも関わらず、完全な箱貸しで、椅子を並べるのからステージを創るのまで、何もかもがセルフだった。従って、集合時間は9時というビルも開いてない時間。入るや否や各ドアの鍵開けから椅子運び、演奏会らしい体裁を整えるのに時間が掛かる。この場所が演奏会場として余り使われてないのが不思議だったが、これじゃあねえ。演奏者としては準備と片付けにエネルギーを使うのは最小限にしたいところだ。まあ、若者が沢山いたから良かったが、、、、。

、、、てなことを、楽屋に来たMさんというちぇちの昔からの応援者に愚痴っていると、まあ、そうなの!?じゃあ、少しカンパするわよ!と気前よくお札を置いてってくれる。側に居た若いメンバー達も思わず平身低頭お礼を言う。これで赤字解消だ。、、、なんて余裕の無さ。、、、ま、これがこの団体の特徴でもある。演る人も観る人も出来るだけお金を使わず、、、、難しいが、これまでやって来たんだから、この先もこの線で行こう。

 

実はこのコンサートの前日は、とあるカップルの両家の顔合わせに立ち会うお食事会だった。折からの大雨の中、傘をさしながら総勢8名で出向いた先はとあるおそばやさん。大きなお屋敷のお庭の木々もこの雨にいつもより嬉しげに迎えてくれる。このような日のことを、「お日がらもよろしくて」と言うんじゃないかと思う程の素晴らしい土砂降りの雨。これこそ恵みの雨だ。

カチンコチンに緊張した若いカップルに微笑ましく談笑しながら美味しい和食のフルコース。デザートのスイカを食べる頃には雨も小降りに。、、、ちと疲れた。

 

実はその前の日は、ず~っと以前に抽選で当たった「エコ・ファームの見学バスツアー」というものに義妹と二人参加していた。場所は兵庫県の山間にあり、生ゴミをリサイクルして肥料を創りそれで野菜を作っているという。予告通り玉葱とネギの収穫タイムもあり、炎天下の作業はかなり疲れた。バスで爆睡のつもりが何故かこの日は眠れない。勿論少しは寝たが、殆どは義妹と話し込んでたように思う。。。。そのせいだとは言わないが、かなり疲れていて、又ゾロ傑作なドジをやらかした。

へとへとで家に帰り着き、収穫した玉葱やネギと、車を停めてあったCOOPで買ったものを全て台所まで運び込んだ。ふとその荷物を見ると、覚えのないビニール袋が入っている。同じCOOPの袋で中身はインスタントコーヒー。最初夫のものかと疑ったが、夫はインスタントは飲まないから多分違う。義妹に電話しても自分のじゃないと言う。とすると、自分がレジのあと、袋詰めをしてそのまま近くにあったものを間違えて持ちかえったに違いない!わあ、恥ずかしい!!知らずに泥棒してしまった!と大急ぎでCOOPに電話。事の次第を話し、明日にでも持参するので、誰か申し出があったら対応して下さいと言うと、「ご丁寧なお電話有り難うございます。」と言われてしまう。

やがて夕食の支度をしていると夫が帰宅。まさかと思ったが一応訊いてみるとニャニャント!それは夫が職場にプレゼントするため購入して忘れないよう玄関先に置いていたものだと言うではないか。あっちゃ~それを自分の荷物共々運んだってこと!?と良かったような、、、、恥ずかしい~ような。ええい、しゃあない。と再び電話。「お騒がせしてスイマセン」というと、又しても、「ご丁寧なお電話有り難うございます。」と言われてしまう。ボケ老人の電話に非常に丁寧な対応の生協さんだった!!もしや慣れているのか?

てなここ数日のどたばたの中、迎えたコンサートではあった。ふ。

2013年6月10日 (月)

ふ~っ。

昨日朝、例によって迷子になりながら志度のとある場所まで。何故かここに行くときには迷子になる。この日はちぇちのメンバーSさんと一緒でお喋りしながらの運転。つい集中力に欠けて早く曲がりすぎた。

行ってみると案の定待ちかねてくれていた。きっと迷子になられたんだと思ってました!と言われてしまう。いやはや、既に性格が見抜かれてる。な~んちゃって。

で、予定通り、朗読などあれこれ注文を付けさせて頂き、実地練習もしたりしてご丁寧なお見送りまでして頂いて大急ぎで次なる予定「歌会」に。帰りは何故か迷子になることはない。

が、既にこの時点でかなり疲れていたが、歌会の最中居眠りもせずなんとか切り抜けられたのは有り難かった。もっとも、言うことは支離滅裂。自分で自分がコントロールできない。わけわかめの事を言って師匠に失笑されるひと場面も。

が、そのあと、一緒に行くはずだったお芝居に夫が仕事の都合がつかず行けなくなったと連絡してきたので、急遽母を誘っての観劇。これはやっぱり最初うとうとあとボンヤリ。

何をやるのも体力だ~。

終わってから近くの居酒屋で母と晩ご飯。帰宅したら11時過ぎていたな~。お陰で昨夜は7時間ぐっすりだった。

 

疲れている。

が、今晩も会議。ふ~っ。

2013年6月 7日 (金)

切ないお話し。

昨夜はちぇちの練習日プラス会議で深夜まで。うっかり友人にメールしてあまりの遅さに驚かれたが、、、こういう生活が再び始まった感があるなあ~。

それにしても若くない。こうなると頭の回転が異様に鈍ってくる。

が、そんなことにお構いなしに次々と色んなものが降ってくる。で、今日こそはジムに行こうと思っていたが身体が思うように動かない。金魚の水槽の掃除も出来ず、洗濯その他諸々の家事でぐったりしてしまう。短歌の締め切りも忘れ、相も変わらず「お詫びメール」だ。

であるのに、又ゾロ新しい企画にイエスと言ってしまった。結局は深層心理的にやりたいことの範疇に入るからだが、人間はこうしたもんかも知れないなあ~。

出来るとか出来ないとかより、やりたいことを優先してしまうのかも、、、。あのお方のように。

 

ジタバタと暮らしているこんな時に、お嬢が神秘的な声で電話をしてきた。子どもと他愛もない話しをしていたと言う。

「お母さんは誰のお腹から出て来たの?」「みっちゃんのお腹からよ。」

「ふ~ん、じゃあ、みっちゃんは誰のお腹から?」「ばあばのお腹からよ~」

「ふ~ん、じゃあ、ばあばは誰のお腹から出て来たの?」「ばあばのお母さんからよ。」

、、、、「ぼく、あったことないよね?」「そうねえ、みっちゃんもちっちゃいとき1回だけ抱っこして貰ったけど、お顔は知らないんだって」

「どうしてしらないの?」「う~んと前に死んじゃったのよ。」「どうして?」「お病気だったの。」「お病気で死んじゃったの?」「そうよ。」「そうか、お病気で死んじゃったのか~。」、、、。

「ばあばのお母さんは死ぬとき、どんな色のお洋服着てたの?」「うっ!」

てな会話だったらしい。お嬢曰く、急に現実的になってしまって、なんだか妙に切ない気分になって、涙してしまったと言う。確かに子どもの発想って、時々ドキッとさせられる。

ばあばは、夏にこの孫べえ達と海に行くのだけが楽しみなんだそうだ。ホントに待ち遠しいが、、、、又、大変だ~~。

2013年6月 4日 (火)

なんでこうなるの?

今日はシャンソン教室のあとメンバーと3人でランチに行こうとなり、1週間前に行った「花○会」に出かけた。あの感動をもう一度というわけだ。

12時過ぎという時間帯は普通に昼食の時間で、案の定満席。30分待ちとのこと。そんなことでこのだらだら坂を空きっ腹を抱えて降りる気は無い。「待ちます!」ときっぱり言ってロビーに移動。すると一瞬吾が目を疑ったがちぇちのメンバーが目の前を歩いている。「ちょっと!」と声をかけると照れくさそうに笑いながら近寄ってくる二人。昨日イベントでパフォーマンスのあと、天満屋でお茶した時に、ここが凄く美味しくてリーズナブルよという情報を上げたところ早速やってきたというわけだ。このオバタリアンの情報は馬鹿に出来ない。このアチクシの得た情報が既に4人に拡がった。おそらく、これが何倍にもなることだろう。

そして、おばたりあんは待つことが平気。こういう場合はだが、、、、。

結局5人席が空くのを待つのは50分後だったが、ちゃんと温和しく談笑して呼ばれるのを待った。

そして偶然一週間前と同じ席に案内されて、ガラス窓の向こうの森を見ながら凄いフルコースだ。アチクシの苦手な魚メイン料理ではあったが、最後の抹茶水ようかんで締めて、結構なおもてなしでございました!のこころ。ダイダイ満足で解散。

で、我が家に車を置いていた友人ともども帰宅、案の定疲れが出て来て、ちょっと休もうかと思っていたが、ここ何日か母のお守りをしていないのを思い出し電話をしてみる。何してるかと訊くと久しぶりにテレビを見てると仰る。久しぶりの筈はないが、あ、そ、と答えて買い物に誘うとスグに乗ってくる。で、 商品券のあるお店に行ったものの、母のお目当てのものはなく、もう一件の閉業間際のスーパーへと移動。倉庫市だとかセールとかを見ていると思わぬ時間が経っていて、ぼちぼち母を送って帰ろうかとした時携帯が鳴る。友人Yからで、「今どこ?」と言う。こちらはのんびりと現在地を言うと、急に慌てた調子になって、「あんた、私は今アンタの家の前に来てるんだけど!」と叫ぶ。それでもまだピンと来ないアチクシに彼女は相当頭に来て、「まさか忘れてるの?」と始まってから次々と本日の女子会の予定を説明し始めた。半分ほど聞いてから思いだしたが、あっちゃ~、すっかり忘れてた。そうだった。今日はご馳走をタベに行こうと言う約束の日だった。げげっ。昼に続いて又夜も~?と思ったが、約束は約束だ。たまたま夫に買っていた「ウナギの蒲焼き二割引」が頭を過ぎり、ま、なんとかなるかと母を促して大急ぎで車へ。

母を送ってから帰宅すると運転手のTさんともども待ちかねている。平謝りに謝って、冷蔵庫にウナギを入れて速攻出て車に乗り込むと、流石に「大丈夫?」と主婦らしい気遣い。たまたま夕べのメチャ美味しくできた煮物があるし、好物のウナギだから大丈夫と返事しながら、昼間あれほど食べたからなあ~ムムムと心配は自分の胃袋。

既に来ていた4人の女性に迎えられ、着くや否や生ビール。これが又美味しいんだよねえ~。ま、昼間は飲んでないからねえ~と自分に言い訳しながら、、、結局生中多分4杯くらいは行ったような、、、、こっちが頼まないでもいつの間にか新しくなっていたため、どれほど飲んだか判然としない。隣の強いお方よりは少なかったとは思うが、、、、。不思議と悪酔いはしなかったなあ~。全く、無礼講の女子会に勝るものは無いなあ~。再会を約して別れて帰宅したら、夫はまだ帰ってない。ちょちょいと夕餉の膳を整えて、今夜の女子会の楽しかった事を少しだけご報告。あの空気感は説明しても分かって貰えないだろうなあ~。いやはや、おもろかった。ヒック。

2013年6月 1日 (土)

おお、6月だ。

又しても今日はカレンダーを一枚破った。早いなあ~、早すぎる。このまま行ったらあっという間に暮れの公演だ。ふ~っ。何も進んでないというのに。

 

明日は高松市アーツフェスタのオープニングイベントに参加する。セレモニーがメインだろうが、少しでも出演する人はそれなりに心の準備も要るし、様々な調整が必要だ。が、調整しきれずに体調不良で参加出来無い若者も出た。これは今年の暮れという時期の本公演が不安になる材料だ。ダブルキャストの人はまだ良いが、そうでない人は余程心してもらわないと悲惨な結果になる。若いから大丈夫ってことはないからねえ~。

ま、それはともかく明日だ。外でやるのは栗林公園以来のことだし、その時居なかったメンバーの方が多いのではないか?矢張り勝手が違うなあ。はてさてどんな事になりますやら、、、。みんなが楽しめると良いんだけどねえ。

 

ところで今日は昨日のFMゲストの方が出演されるというので、急遽サンポートホールへと駆けつけた。クラシックの中でも比較的ポピュラーな音楽と聞いていたが、そうでないものも結構あって、バラエティに富んだ楽しい演奏会だった。楽器も歌もあって、お目当ての方はプログラム最後の出番。ピアノとヴァイオリンとチェロのトリオだが、曲も大変厚みのあるエネルギッシュな演奏だったし、若者ばかりの溌剌とした演奏は大いに楽しめた。三人三様で、ヴァイオリンは細いお身体に似合わないダイナミックな演奏だし、チェロの男性は熱く甘く荘厳で私好み。ピアニストは情熱的で格好良く、偶然吾が席の後ろに座っておられたお父様に演奏直後に「風格がありますねえ」と思わず言ったほどだ。

偶然と言えば出演者をよく知りもせずに出かけたが、あの人もこの人も知っている。特につい最近FMに出て貰ったサックスフォンのNさんの演奏が聴けたのはラッキーだった。胸にじ~んとくる落ち着いた演奏。彼はもてるだろうなあ~。舞台姿が絵になっている。、、、やっぱりビジュアルも大事な要素だなあ~。いや、美人とかイケメンとかでなく、立ち居振る舞いや表情、舞台に佇む立ち姿のことだ。仏頂面で出て来て、演奏したくなさそうな態度はそれだけで興ざめだ。

いやはや、本日もためになりました!

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »