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2013年4月12日 (金)

台風一過。

3週間帰省していた娘親子が、ようやくご帰還遊ばした。ばんざい!!のこころ。

今日の天気は、晴れているのに雨が降る、といった、まるで私たちの心境のような天候だった。

山のような荷物を宅急便に持ち込んで、母を誘ってランチ。そのまま空港へとなったが、この別れの微妙な空気を察知してか、2歳の孫べえは全く食べない。些細な事でべそをかいたりやけに乱暴になったりと情緒不安定。母親は怒り狂って、どうして食べないの!?と詰問するが、「わかんない」と答えるのみ。そりゃそうだろう。ご本人にも分かってない心境だ。物心ついて初めての別れを体験して、内心ではかなり動揺しているようだ。

昨日から別れの説明をしていたらボロボロ泣き出して、幼いからまだ大丈夫だろうと高をくくっていたが思ったよりデリケートなおぼっちゃま。その前の日も事情があって二日続けて実家に寝起きする為出かける私に向かい、どうして行くかとしつこく尋ね、行くなと言い張る場面もあった。この3週間でグッと仲良くなってしまった結果、こんなことに、、、。空港まで見送りに来てくれた友人が、「こういう別れを経験しない子もいるんだから、良い体験よ。」と言ってくれたが、まったくその通り。

 

それにしても、今回メチャクチャに忙しく、ここに打ち込むことさえ出来ないほどだったが、孫べえに思いがけない贈り物を貰った思いがしている。これほどどっぷり孫と過ごしたことは無いため、すっかり忘れていた人間の成長の過程をたっぷり見せて貰った思いだ。毎日、いや、毎時間成長し続けている子どもという存在は、バックしていくのを実感している我が身にとって実に新鮮で興味深い。そして又感情面での振幅の大きさは、娘も言うように母と子二人の生活ではなかなか求められないものだったろう。お互いに良い時間だったというわけだ。

 

今回は、娘のシャンソンを聴いて頂く会をやったため、通常よりも時間に追われたが、暖かい聴衆の方々のお陰で良いスタートが切れたように思う。我々親子を助けてくれる人も大勢居て、つくづく有り難いことだった。

娘とはたびたび議論したり話し合ったりすることがあるが、そうした中でようやく娘の目指したい方向が分かるようになってきて、残りの我が人生の一部を彼女のために使うことを考え始めた。本人はある意味欲がないとも言えるが、「私は有名になりたいとは全く思わない。ただ自分が納得できる、良い歌が歌える歌手になりたい。」という本人の希望を叶える手助けをしたいと思っているわけだ。幸いなことに、指導者には恵まれている。本人の気持ちの真剣さも本物だ。

スタートラインに立った我が子を、これからどこまで助けられるか分からないが、助けられることを喜びたい。

 

とか言ってる内に時間がどんどん経って、短歌の締め切りは過ぎるは、提出すべき原稿には追いかけられるは、大事なメールの返事も遅れ遅れで出している。スケジュールが目白押しになってきたちぇちのイベントもどんどんやっつけなくてはならない。

 

、、、なんか忘れてるような気が、、、、不安。

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