悩める若者たち。
偶然のことながら、先日来若い人達の悩みの聞き役となることが続いた。こちらはただの聞き役の域を出ないが、喋ることで本人の中で整理が出来ていく場合がある。心を開き打ち明けることで、自分の思考回路も拡がっていくようだ。
我々が若い頃は、友人とよく話し合ったものだ。時には議論に発展して、その中で発見や解決法が見つかることも多々あった。その頃の友とは今も変わらず友として付き合っている。
誰でも良い。自分一人で解決しようと思わないで、自分の中の心の叫びを表現した方が良い。その行為が必ずしも結果を生まなくても、その過程で必ず発見がある。
自分を客観視出来ないということは、年齢を重ねてもあることだ。恥じる必要は無い。分かっているようで一番自分の事が分かってないのが人間で、人生とは自分探しの旅なんだから。
時には他人に聞いて貰うことによって、客観的に自分を評価して貰うことは大切だ。
間違うことは一向に構わない。生きていると失敗することはままあることだが、間違いを恐れていては萎縮したつまらない人生を歩むことになる。特に若いときは大いに間違った方が良い。
同窓会などに行くと、昔悪ガキだった人が魅力的な大人になっているなんて事はよくあることだ。若い頃躓いて、痛い目にあった人は、すんなり行った人より明らかに素敵な人間になっている。
誤解を恐れずに言うなら、「若者よ、君は生きてるだけで素晴らしい。」
今日のFMのゲストは若い頃まさしく挫折し、ご本人曰く「負け組」としてしっぽを巻いて郷里に帰って180度人生を転換した人だった。が、なんと魅力的な人だったことか!30日のオンエアは若者に是非聴いて貰いたい内容だ。
、、、そういうことなんだ。
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