Party。
本日は県主催のパーティ。徐々にこのお役目を若者にバトンタッチしようとメンバーの若手二人を同伴する。これが大正解。それぞれにお役目を果たしてくれて、我々にとっては重要な部分の実務的なことも一つ解決。そして彼女たちがお名前すらも知らなかった様々な分野の県人の方々と交流が出来たのは期待以上の成果だった。我々の団体が各方面の人々の応援で歴史が作られてきたことを、少しは体感して貰えたのではないか。
音楽家以外には、県の方、著名な画家、劇団の主宰者や制作者、舞踏家、邦楽家、政治家、業界人、、、、そうそう、今日は宮本亜門氏がゲストで、短い時間だったがお話しも出来た。朗らかな前向きなお人柄だった。「そうですか、オペラをやってらっしゃるんですか!?」とネームに目を止めて下さる。それは素晴らしい,是非続けて頑張って下さい、と言われるので、参考になるので、上京してお芝居も見せて頂いてますと告げて、今日のニュースになっていた「ISAMU]のプレ公演にも行きますとお答えしてチラシも頂く。善通寺におじいさんがいるとかで沖縄のお家もその場に居た建築家G氏が建ててくれたと言われ、親香川県人をアピールされていた。NYであちらの方に「日本の香川県を知ってるか?」と問われたこともあるそうな。確かに、イサムノグチを始め、NYに縁の深い芸術家は多い。が、まあ、上手だなあ~。同行の二人はしきりにイケメンだとかハンサムだとか格好いいだとか言い続けている。
他にも面白いことがあった。
昨年のサロンコンサートの公演日の前に1本の電話があり、某大学の学生だが、あなた方のコンサートの企画から実施までをレポートさせて頂き、研究発表とさせて頂きたいが、良いでしょうか?というものだった。勿論どうぞどうぞとお招きして、当日インタビューにもお答えしたものだ。終演後は「とても良かったです、楽しめました。」「まあ、そうですか!?こちらこそ有り難うございました。」と笑顔でお別れしたがしかし、今日の今日までその一件はすっかり頭から消えていた。
本日、最後の最後に出口で顔見知りのとある大学の教授にご挨拶したところ、その教授が手を打って大笑いしながら話してくれたのが既にその学生から「しっかり宣伝」されております、という思いがけないお話し。昨日か今日、彼がしっかりレポートを研究発表として披露してくれていたというのだ。「彼は僕のゼミ生でしてねえ、ハッハッハ。」いやはやいやはや、あの1本の電話がここに繋がったとは!?人生は面白い。いや、人と人の繋がりとはかくも不可思議だ。
といいつつ、彼のお顔が思い出せないアチクシ、、、、年のせいにし~とこ!
日本人はこの手のパーティが苦手、とはよく言われること。自分から名刺を持って歩くという行為は、確かにエネルギーが必要で、お膳立てして貰わないと自分からはなかなか行けないのが普通だろう。ホントはもっともっと色んな方と接触すべきなんだが、初めての方にご挨拶はかなり勇気が要る。亜門氏は流石だった。完全に全ての人に挨拶をして廻っていたように見えた。殆どが初対面だろうに、、、凄い。慣れと資質だろうなあ~。
若い二人のメンバーも疲れただろうが、良い体験になったことだろう。お疲れ~~~。
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