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2012年10月14日 (日)

お祭り。

衛星放送を何気なく見ていたら、「ホームカミング」なる映画がかかった。別に大した映画だとは思わないままぼ~っと見ていたが、終わり方が分かっているにも関わらずほろりと泣けて仕舞った。

ストーリーは至極感嘆。最後まで見て分かったのだが、舞台は東京町田市のようだった。新興住宅地として小さな町が出来て、それが段々年月と共に家族構成も変わっていき、子どもや若者が町から姿を消し、夢と希望に輝いて暮らしていたかに見えた住民達が、いつしか他人と没交渉となり、お互いなるだけ関わらない生活をするようになっている。これってまさしくこの辺のお話しだ。イコール日本全国にも多々あることだろう。

で、そこの自治会で、お祭りをやろうというお話しが持ち上がり反対勢力を押し切って年寄り組が決行する。それを後押ししたのが一度はこの町から消えていたが婦人警官として郷里に帰って来た若い女の子。色んな事件を絡ませながら最後はヤクザ屋さんまで巻き込んでの一大イベント、「手作りの祭」が行われるというもの。

幼い頃、無条件に祭に参加、生活の中に当たり前にあったものが、いつのころからか随分遠くなってしまったお祭り。遊びが少なかった時代の遺物かとも思うが、この映画の主張するようにホントは町の人々が手に手を取ってお祭りをやるというのは必要なことなんだろう。

実は私の住むこの地区ではお祭りが復活している。にもかかわらず、私自身は一度も参加したことがない。時期が上手く合わず、参加出来無いのが一番大きな理由だが、どこかに消極的な自分もいる。何を置いても参加ということにならないのだ。幼い頃の懐かしい雰囲気を大切には思うのだが、祭の質があの頃とは違う様な気がしているのも理由の一つだろう。

一方で、香川県の舞台を使うイベントは特にこの秋の季節凄い数だ。何しろ舞台を使いたいと思ってもどこのホールも空きがない。それほどに誰かがどこかで何かをやっている。つらつら考えるに、これも一種のお祭りなのかも知れない。地域の人とではないが、誰かと協力してある種のお祭り騒ぎをやっているのだ。

でも、この映画を見て泣けてきたのは、日本人としての奥深い部分にこの「祭」というものへの郷愁が根強く残っているからだろう。

映画は、色んなことを考えさせるなあ~。

 

昨日は陶芸教室に出かけて、およそ4時間ほどもいただろうか。対面教授で虫の声しか聞こえない静寂の中、ひたすら作品を創り続けたが、いや~、「習う」というのはホントに面白いもんだ。教えるより教わる方が絶対面白い。我ながら面白い作品が出来そうで、次回を約して帰路に付いたがその日が待ち遠しいくらい。土に触れるという感触が時間を経ても残っている。人生の後半でこんな体験が出来るのはホントにラッキーだ。夫に馬鹿にされながらも、これは永く続きそうな予感がする。

 

明日は短歌の歌会。さて、こちらはどうなるか。予想が出来ない。苦手意識が無くならない限り良い作品は出来ないような気もする。ま、継続は力だ。多分。

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