« ひさびさの我が家。 | トップページ | クシャミ3回。 »

2012年10月 6日 (土)

脳ましい脳のお話し。

帰って来てからの多忙によって、危うくやるべき事を忘れそう、、、、ということが頻発している。先日、Dr.MATUIの「記憶」のお話しを聞きに行ったのが、さっぱり役に立ってない感じ。、、、とはいえ、昨日の岡山でのシャンソン教室の話題は、しっかりこの講座の受け売り。勿論聞いたことをかみ砕いて、自分に引き寄せて喋った訳だが、予想以上に反応が良かった。何を言ったか。

ボケを心配したり、元気な老後を考えたり、色んな思いの中で人々は暮らしているが、大切な点は、「自分が人様のお役に立っているかどうか」という言わば「自分の存在意義」を生活の中に見いだすこと。Dr.は言われた。「毎日ニコニコして暮らしているだけで、社会の為になって居るんです!」オオ、ワンダフル!そういうことなんですよ!

教室に来ている人の中に、シャンソン歌手になりたいと思っている人は居ないでしょう!?では何故こんな事をやっているのか?それは人生を潤いのある、充実したものとし、出来るだけ生き生きと元気に生きるための一つの手段だということ。Dr.は勿論そこんとこを学術的に説明してくれたけど、流石にそれを教室でご披露するのはためらわれた。で、こうしてかいつまんで(かいつまみ過ぎかも)話す時間を取ったわけだ。

我が家から外に出て、人と関わり、新しい事に興味や関心を持ち、学んだことに感動し、他人から認められたりすることが、幸せな人生への重要なキーワードだということだ。それによって前頭葉や大脳皮質が活性化し、記憶の力も快復していく、、、らしい。

これはちぇちの活動にもそっくり当てはまる。、、てえことは、ちぇちでもちょびっと報告してみるか。(忘れていなければ、というか、あの日配布されたハンドアウトがなくなってしまい、学術用語までは伝え切れないと思うなあ。)

 

Dr.MATUIという偉い先生は、この日我々一般ピープルを相手に軽妙洒脱な語り口で満場の人々を笑わせつつの2時間だったが、さすが押さえるところは押さえていて、何故研究者の道を選んだか、という自己紹介から始まった。「医者が生涯診られる人数はたかが知れているが、研究者なら、地球規模の人々を救う事も不可能ではない。」と思われたそうな。そして現在様々な病気の治療法に成果をあげられ、世界の特許もあるようで聞けば聞くほど凄いお方だった。う、う、う、、、こんな方とあんなに軽々しく冗談を言っていたのかと改めて反省猿。猿だけにまたすぐ忘れ、きっと変わらず冗談を言ってしまうだろうが、、。きっとニコニコとお許し下さるに違いない。てへ。

 

 

しかし、この多忙と記憶というのは関係があるんだろうか?毎日毎日なにやかやとあり、筆無精のくせに今日は手紙類を7通も郵便局へ。上京する前に届いてポンと放り込んだままの書類の中に、所属している団体への会費の請求書も出て来て、慌てて会計さんに振り替えを依頼したり。昨日から始まったラジオ講座イタリア語を聞くために移動が簡単なラジカセを購入しセッティング。何故か場所によってはNHKが聞こえづらい所があるためだ。

そうこうしているとお嬢が熱を出したと言ってくる。チビは大丈夫らしいが、こういう時離れているから落ち着かない。会話は、「子どもに夕食食べさせてよ。」「うん、良いわよ。」だが、勿論冗談。二人とも大きな溜息とともに電話を切ることになる。

やれやれ。

 

 

 

 

« ひさびさの我が家。 | トップページ | クシャミ3回。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 脳ましい脳のお話し。:

« ひさびさの我が家。 | トップページ | クシャミ3回。 »