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2012年9月 6日 (木)

不幸を越えて、、、。

オンデマンドさまさまのこの頃。今日は「花は咲く」の特集を見た。昨晩はジムだったので見逃したからだが、予想通り涙無くしては見られない番組だった。あのピアニストの辻井くんが中学まで出向いて初めての合わせの時、大勢の中学生が会った途端泣いたのを見て私も泣く。あの子達の涙はどういう涙だったんだろう。一人一人違うかも知れない。きっと違うんだろうと思う。中には、こうして日本を代表する凄いピアニストに間近で弾いて貰えるという感動の涙もあったろう。辻井君からの優しいメッセージに胸打たれた子等が多感な年齢故に押さえきれない涙を流したのかも知れない。そして、そうなる過程の最初にはあの震災があり、陸前高田市の彼らには家族や親類友人を亡くした結果そこに立っているという自覚も湧いてきたかも知れない。

番組のテーマは花の力、というようなものでまとめていたが、確かにそれもあるとは思うが、私は矢張り音楽の力の方を強く感じた。同じ歌詞を歌っていても、一人一人の思いはそれぞれ。その違う思いを同じメロディに乗せて声を合わすことで力が生まれる。自分以外の声を聴きながら歌うことで、その力は相乗効果を伴ってより大きく響いてくる。

この曲を我々も11月に全員で歌う。若者から提出されたこの楽譜は、今やちぇちの全員の心を一つにしようとしている。、、、小さな小さな支援の気持ち。この日のお客様と分かち合うことになるだろう。頑張って練習しなくては。あの中学生を見習って。

それもそうだが、泣かずに歌えるか、、、、?

 

 

兼ねてから訪問したいと思っていたある施設に夫婦で出かけた。入所している方のお見舞いを兼ねて、新しいシステムのその施設のことを知りたいと思ってのことだった。肝心のその方はデイサービスにお出かけ中で会えなかったが、オーナーの女性がまあお茶でも召し上がって下さいと誘ってくれるので図々しく上がり込んで美味しいコーヒーなど頂く。リビングの外にはゴーヤがたわわに実り、涼やかな風を運んでくる。

実はこの施設の噂はかなり前から聞いてはいた。たった7名しか収容できない、あくまで家庭的な施設。「出来るだけ普通のお家にいるように過ごさせて上げたいと思って、、、。」とはそのオーナーのオコトバ。なるほど、そこに同席されたあるお年寄りがどうぞそうぞと言ってくれるのでお部屋も見せて頂いたが、家具は全て作り付けでシンプルな中にも自然な落ち着きがあり、広い窓からは外の緑がよく見える。その方はパソコンをされるようで、小さなテーブルには書きかけの手帳や読みかけの本と共にキーボードも鎮座まします。凄い。一目で教養のあるご年配の方、という感じの方だったが、、、。一件のお家のモダンなおばあちゃんのお部屋、という感じ。殆ど老人ホーム的な雰囲気がないと言って良い。

地域の一人暮らしの方々にもお食事を提供するという画期的な構想は、ギリギリ収支がとんとんになるための方策でもあるらしい。経費は出来る限り押さえて、気持ちよく老後を過ごすことが出来る様、考えに考え抜いてのある意味理想の施設だった。

夫が、「いやあ~僕もスグにでも入りたいくらいです。」と言うと、「残念ですが、女性専用ですので、、。」と言われている。「女装してもだめですかねえ?」等とアホなことを言う夫に、「その内男性専用が出来るかも知れませんよ。」とオーナー。どうだろう?それって、、、、他の老人ホームに勤めている友人が居るが、男性はとかく面倒だと言っていた。わがままな人が多いし、乱暴だし、、、。勿論女性にも難しい人は居るだろうが、概して上手くやれそうな気がする。

又出直しますと言って、玄関で見送られて外へ出ると、木造のテラス周辺には花が咲き乱れ、癒しの空間が出来ている。お訪ねした人はご主人を亡くされたあと病気になってしまい麻痺が残ったが、こんなところで居られるなら安心だ。でも7人だからねえ。勿論今は満杯だし。簡単に入れる場所ではない。

でも、老後に一筋の光だ、、、。

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