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2012年7月29日 (日)

オリンピック。

遂にロンドンオリンピックが開幕。早速興味のある種目の結果が次々と出ている。同じ闘うでも、戦争と違いスポーツのそれは安心して応援できるから嬉しい。今日は柔道の3位決定戦があり、久々にじっくり試合を見たが、日本の柔道とはなんだか違ってきたなあ~というのが素人のアチクシの感じたこと。「道」というのは、矢張りモラルを大切にどこか自分を律して感情的にならず、卑怯なことをしない、というものだと思っていた。が、今日見たものはちまたのケンカに近いのもあってがっかり。そんな中日本の男性はすがすがしい闘い振りを見せてくれて一安心。矢張りこうでなくちゃあ!彼が決勝戦であのいやらしい相手を倒してくれると良いんだけど、、、。必ずしもそうは行かないのが勝負の世界だ。どうなるかなあ~。

開幕のセレモニーは華やかで平和的なものだった。世界中の人々が一堂に会して楽しく競い合うという演出には思わず涙した。人間同志の絆がしっかりと結ばれたかに見えた。

ところでこの「絆」という言葉。只今日本中を席巻しているが、先日読んだ五木寛之の「幸福論」によると、この言葉の語源は動物を縛るというところから来ているらしい。作者は日本で流行しているこの言葉について、いくらかの不自由さがあるものと表現していたが、確かにそうなんだろうと思う。

家族の絆にしても、吾等がちぇちぃりぁの団体にしても、いくらかの不自由さを持ちつつ繋がっているのだ。自分を出し過ぎては到底このような絆は生まれないだろう。

 

ロンドンの友人からメールが来て、遠くから日本のことを心配してくれているようだったが、これに英語で答えるのが大変。なんとかかんとか出しては見たが、言いたいことが理解されたかどうかはなはだ怪しい。外国語を書くという行為はキッチリしてないといけないからアチクシのようなテキトーな人間には不向き。お喋りなら何とかごまかせるんだけどなあ~なんか失礼があったらと思うと次のメールが来るまで心配。ホントに地球上になんでこんなに沢山の言葉があるんだろう。これも、いくらかの不自由があっても絆を結べという神の教えか。ふ~っ。

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