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2012年5月21日 (月)

昨日今日。明日。

昨夜、自分のことを「お姉ちゃん」と呼んでくれていたS子が突然亡くなったとの知らせを受ける。あまりのショックに折しも降り始めた雨に濡れながらしばし茫然。最後の電話の声が脳裏を駆け巡る。、、、夫に看取られての最後だったようだが、何か自分に出来ることはなかったのか、との想いで胸が苦しくなる。美人で、頭脳明晰、性格も優しくて、純粋な女性だったが、人生は波瀾万丈。海外で暮らした経験があり、夫婦二人三脚で子供を持たない代わりに事業に精を出していた。が、その事業はバブルがはじけて以降思わしくなく、遂に破綻。再出発の意欲に燃えていた矢先の癌発病だった。、、、人生は虚しい。まるで夢のような彼女との時間だった。

 

昨日は悲しい最後となったが、始まりは短歌の吟行で屋島寺の散策から津田で陶芸教室もしている会友Nさん宅へと移動して、まったりのんびりと半日を過ごした。久々に粘土に触れ、「ああ、この感触だ!」と懐かしんだものだ。

Nさんはご自分で作った茶碗で全員にお茶を入れてくれるなど、いつにかわらぬ細やかなお心遣い。一人でお好きな陶芸や畑などをしながら優雅に暮らしていらっしゃる。私の理想の暮らしだ。「出来るだけ一人で自立したまま永くこの生活を続けたい」と言われる彼女の言葉に深く同感。

 

そして急ぎ帰宅して迎えの車にびっちり5人が同乗して、五色台のK画伯のアトリエへと出かける。既にガーデンパーティの準備が整い、まだ暮れきっていない瀬戸内海を目の前に、数十人が集い、のみ、食べ、しゃべり、挨拶する。夕刻と共にどんどん寒くなり、我々は準備して行った真冬のポンチョやストールが大活躍。しかし、殆どの人はバーベキューやアルコールで上手く寒さをしのいでいる。画伯ご夫妻のお人柄で、パーティは大いに盛り上がり、時間があっと言う間に経ってしまう。早々に別れを告げ、みんなより一足早く帰りつつ見上げると、真っ暗な山の中腹に会場辺りだけ暖かい灯りが点っている。、、いつまで続いたのか。

 

で、帰る早々訃報に接した訳だ。きっと眠れないだろうと入眠剤のお世話になって布団に入ったが、一晩中夢を見て、それも次々と周辺の人が亡くなっていくという妙にリアル感のある夢で、うなされ続けた。6時に目がさめ、一瞬金環日食のことを想ったが、「ええい、ままよ」とばかり又ベッドへ。次に目がさめたときはすっかり日が昇っていた。パンをかじりつつ見ていると案の定テレビはじゃんじゃん日食のことをやっている。が、アチクシは特殊眼鏡も買ってない為、例え起きても見られてなかっただろう。

 

ヒザの調子が昨日の吟行で悪くなってたらどうしようとビクビクもので起床したが、予想外にだいじょうぶ。でも時間があるときに行っておこうと決めて、出かける前に作詠に取りかかる。12首。半端な数じゃないが、書とめたメモなど引っ張り出して、何とか仕上げ郵便局へ。速達でなく出せたのはメデタイ。

整骨院での施術が身体に合ってるような気がして、先日に続き今日も出かけてみると矢張り話題はアレだ。「お客さんは金環日食見られましたか?」と言われ見てないというと、この若くてちょっと投げやりなものの言い方をする施術師は、自分も全く興味が無く見てないという。しかし朝来たお客は5分だけだったが、奇跡のように雲が晴れ見られた、と告げたようだった。そうか、世の中、そうなんだろうなあ~。飛行機までそれが目的で飛んでるしねえ~。、、、今夜のちぇち練では、あんまし話題にならなかった所を見ると、私のような同類が集まってるのか。「一緒にしないで!」という声が聞こえるような気がするが、、、。

 

そんなこんなで毎日毎日過ぎていく。週末には京都行きが控えている。、、、こうして私もS子に近づいていくわけだ。

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